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【要確認】漫画買取で売ることができない漫画の種類や状態について

 

自宅にいながら手続き&発送ができ、他のサービスよりも高価買い取りが期待できる「漫画買取」。

しかし、漫画買取にはどんな漫画でも出せるわけではなく、中には「売れない漫画もある」ということを知っておきましょう。

端的に申しまして、その漫画本が売れるか売れないかの基準は、ほとんどの場合「漫画本の種類と状態」で決定されます。

漫画買取で売ることが出来ない漫画本を査定に出すと、せっかくの機会を無駄にしてしまうため、こちらできちんと確認してください。

 

目次

その漫画、売れる?漫画買取に出す前に確認しよう

漫画買取は大変便利なサービスですが、すべての漫画本を買い取っているわけではありません。

買取ができない漫画本ばかりを、あまりにもたくさん査定に出してしまうと、査定担当者の心証も悪くなります。

そして、査定全体に響いてしまう危険性もあるのです。

知識があれば、そうした事態は避けられますので、 事前に確認するようにしてください。

なお、以下にご紹介する例は、どの漫画買取業者でも、およそ同様の基準となっています。

買取できない状態の漫画

紙が水に濡れてフヤケている

漫画のみならず、本にとっては最も気をつけるべきと言えるのが「水」。

本は紙でできていますので、水を吸いやすく、また同時に水気に弱いといえます。

キッチンやお風呂場など、水場に落として濡らしてしまうと、本はふやけてしまいます。

そして、元に戻す手段はありません。

本がふやけると、ゴワゴワと厚みが出て、ページが互いにくっついてしまうことでめくりにくくなるようなケースもあります。

また、直接水に濡らさなくても、あまりにも湿度の高い場所に置いておくと、本が少しずつ湿気を吸い、上に挙げた例と似たような状態になることもありますので、ご注意ください。

本自体が反ってしまっている

マンガ本を本棚にしまう際、無理に押し込んだりしていないでしょうか。

このように、力ずくで漫画本を扱うと、本がたわんだり、形状が反ってしまうことがあります。

軽い反りであればご自分で直すことも出来ますが、反り跡が残ってしまうケースも少なくありません。

もちろん、極端な反り跡などがついてしまった漫画本は、買い取りの対象外となるのでご注意ください。

漫画をたくさん本棚にしまっている場合、少しずつ斜めに収納されているなど、本人負担のかかるしまい方となっている場合があります。

本棚に入れて漫画本をしっかりと保管することは良いことですが、無理のない収納を心がけてください。

なお、どんなに丁寧に扱い、きちんと保管していたとしても、経年劣化によるダメージなどで漫画本が自然に反ってしまうようなこともあります。

この場合もやはり買い取りは不可とお考えください。

ページが破れてしまっている

漫画本を手荒に扱うと、形状が反るだけでなく、破れてしまうことがあります。

もちろん、紙は破れてしまうと元に戻すことができません。

また、ページ内部はもちろんのこと、外カバーや帯などは、比較的破れやすい箇所といえるでしょう。

もちろん、漫画本の外カバーや帯も買取査定の対象となりますので、破かないように注意深く扱う必要があります。

漫画に付いていたカバーが無くなっている

漫画本のカバーや帯も買い取り対象となることをお話ししましたが、なかには買ってすぐにカバーを捨ててしまう方もいらっしゃるようです。

実は、カバーのない漫画本は、ほぼ全てのケースで買取対象外となります。

漫画買取において「本体とカバー」はセットで、これが買い取りの必須条件です。

イヤなニオイが付いている

買取査定に出す際に、特に気づきにくいと思われるのがニオイ。

特に、タバコのニオイが染み付いた漫画本は、多くの場合買い取りをしてもらえません。

このほか、強烈な食べ物のニオイや、衛生状態の悪いお部屋で保管されていた漫画本など、ニオイが気になるほど染みついている場合には、買い取りをしてもらえません。

軽いニオイの染み付きであれば、全く対処できないわけではありませんが、普段から漫画本にニオイが染み付かないように気を付け、ニオイが付きやすい環境で漫画本を読まないようにしましょう。

買取できない種類の漫画

コンビニコミック

最近ですと、昔に流行した漫画などがコンビニで売られているケースがあります。

しかし単行本とは違い、カバーのついていない状態で売られていることでしょう。

これは「コンビニコミック」と呼ばれます。

もちろん、中身は単行本と同じで、場合によっては単行本で数冊分のエピソードが収録されていることもあるため、問題なく売れるように思えます。

しかし、多くの漫画買取ではコンビニコミックを「買い取り不可」としているようです。

漫画買取は基本的に「単行本を対象にしている」という点を覚えておかれると良いかと思います。

雑誌・週刊誌

単行本で発売されている漫画の中には、もともと雑誌に連載されているというケースがかなり多いと考えられます。

しかし、週刊誌などで発売されている漫画雑誌も、買取してもらえません。

これは、単行本では高額査定されている連載漫画などが掲載されている場合でも、同様です。

すでにご紹介したように、漫画買取が、買取の対象としているのは「単行本のみ」と言うことです。

市販されていないもの

漫画好きの方、あるいはコミケなどに足を運ばれる方であれば、「漫画本の全てが市販されているものとは限らない」ということがお分かりかと思います。

例えば、人気漫画をリメイクしたような、二次創作、三次創作の作品も存在するほか、同人サークルなどから発売されている漫画本もあります。

仮に、これらの漫画本が、単行本のような体裁をとっていたとしても、「漫画買取では買い取り不可」となります。

まず、 キャラクター使用における著作権の問題などがあり、続いて正式なバーコード(ISBN)がないことも問題です。

漫画買取では、出版社から正式に発売された漫画本でなければ買い取りはできません。

また、似たようなケースで「海外の出版社から発売された漫画本」(洋書)があります。

中身が外国語などで書かれている場合、国内の一般的な漫画ユーザーへの需要は見込めませんので、やはり買い取りが難しいケースが多いようです。

売れる漫画なのかを確認して漫画買取を利用しよう

ネット利用した漫画買取は、申し込みから配送までを自宅で行うことができます。

ネットで申し込んで、箱詰めをして、配達業者の集荷を待てばOKです。

しかし、手続きがどんなにラクだといっても、買い取りできない漫画本をわざわざ査定に出す意味はありません。

せっかく漫画本を査定に出すのですから、売れる漫画の状態や種類をしっかりと見極めてから、利用するようにしましょう。

まとめ

今回は、漫画買取では得ることができない漫画の種類や状態を確認しました。

特に、初めて漫画買い取りを利用するという方の場合には、注意が必要です。

しかし、既に何度か漫画買い取りを利用された方でも、この点をよく理解できないまま査定に出しているケースがあります。

きちんと売ることができる漫画を厳選して査定に出せば、値段のつく件数が多くなり、買い取り価格もアップします。

さらに「きちんと売ることができる漫画本をたくさん送ってくれた」ということで、少し査定額が高くなるケースもあるようです。

売る側にとっても、買い取る側にとってもメリットがありますので、漫画買取をご利用の際は、ぜひとも事前のチェックを忘れないようにしてください。