看護師転職の面接で不採用になる理由は?万全対策で成功させよう!

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希望する医療機関での面接ですのでできれば一回で受かりたいですよね。

しかし、中途面接で不採用になるケースは正直多い現状にあります。面接で落ちる方は何度も落ち、受かる人は一回で受かる。この差は一体何でしょう。

後程、説明しますがそれは面接のポイントを理解しているか否かにかかっています。面接慣れすることも大事ですが面接は数をこなせばいいといった問題でもありません。

ここでは皆さんが希望とする医療機関での面接で挫く事がないように医療者側の視点からこと細かくポイントも踏まえ説明していきたいと思います。

万全の状態で面接へ挑み希望とする医療機関への転職を行いましょう。

看護師の中途採用に共通する不採用理由は?

転職を繰り返している

転職ばかりを繰り返し定職についていない看護師は身近にもいるのではないでしょうか。

転職の理由にもよりますが転職回数が多いのは正直、採用者側からすると好感はもてません。では、なぜ転職回数が多い点は面接の際に不利になるのでしょうか。

採用しても続かないのではないかと捉えられる

採用者はやる気がありできるだけ長く働いてくれる人材を求めています。その為、転職回数が多いと採用してもすぐに辞めてしまうのではないかと捉えられてしまい不採用に至るケースが多いです。自分のモチベーションを高め貴院で頑張りたいという強い志を面接者に伝える事が大きなポイントとなります。

転職回数が多いと人間性に難があるのではないかと疑われる

転職回数が多いと面接官はなぜ、この人は転職が多いのか、仕事が続かない原因は何なのかといったマイナスのイメージで面接者を見ます。それだけで面接側からみれば不利な状況になりますし大学病院や大手企業の就職にあたっては転職回数においてよりシビアにみられます。

転職が多い方は転職が多い理由や自己要因をきちんと把握し面接の際に不利な状況にならないよう理由や転職の経緯、意図を明確化しておく必要があります。

給料ばかり気にしている

確かに給料面は転職するにあたり一番重要なポイントだといっても過言ではないですが

面接の際に給料面の事ばかりを質問するのは禁忌です。給料でその医療機関を選んだと

面接者に捉えられるからです。だからといって給料面について一切触れてはいけないわけ

でもありません。悪まで給料ばかりに囚われる事がよくないのです。

私は転職サイトにおけるコラムの中で面接の際に交渉次第では給料や賞与額の値段交渉が

できると多岐に渡りお伝えしていますが実際、面接の際に条件交渉をして基本給や賞与額

を提示金額よりもあげてもらっている方は多数います。私も面接の際には交渉しますし中

小企業であればかなりの確率であげてもらう事ができます。

しかし、医療機関の情報収集も怠り、希望とする医療機関で働く意志のない方に給料をあげてまで採用したいとはなりませんよね。

給料額をあげてでもほしい人材、活躍してくれそうだと面接者に期待を抱かせる事が重要です。

給料交渉のタイミングも大切ですのでわからない方は各転職サイトのアドバイザーへ相談するかアドバイザー自身に交渉依頼をするのもいいでしょう。(注意:交渉依頼制度を設けていない転職サイトもありますので全ての転職サイトに精通しません)

すぐに退職しそう

前述しましたが客観的にみた際、すぐに退職しそうだと面接官に印象を与えてしまう方は転職回数が多いといった要因以外にも仕事に対する意志や医療機関への志望度が低いと捉えられている傾向にあります。

転職においてネガティブな発想や夢、目標がないといった点も上記に当てはまります。

なぜ、この医療機関を希望したのか、希望した医療機関でどのような看護や取り組みをおこなっていきたいかなど明確にしておきましょう。

即戦力にならない

即戦力にならない。これは医療機関からしたら重要かもしれません。しかし、入職後すぐに

職場や業務に適応しバリバリ働ける看護師なんて極僅かです。

正直、日々の決められた業務というのは月日が経てば体が自然に覚えるものです。ここはあまりプレッシャーに感じる必要性はないと個人的には考えますがここで重要になるのが仕事に対する姿勢です。

たとえ仕事ができなくても遅くても人一倍努力しましょう。努力をする人間や仕事を早く覚えたいといった姿勢のある人には上司も誠心誠意教えてくれますしそれだけで医療機関からは採用してよかったと高く評価してもらうことができます。

私は現在、派遣(応援ナース)の仕事をしており契約期間も半年という短いスパンですので転職する機会が比較的多いです。個々の医療機関によっても特色や業務方法は違いますし正直慣れるまでに時間がかかります。

しかし、派遣で採用してもらっている立場で契約期間も決まっているわけですからとにかく早く仕事を覚える為に人一倍、いえ、人より二倍、三倍努力すると日々心がけています。努力はきっと実ります。その努力を見てくれている人もいますし評価してくれる人も必ずいます。

 

派遣の仕事でも給料が高いからといって就職し、決められた業務内容だけを割り切ってする方もいらっしゃいますがやる気や責任感の薄い人は仕事上、仲間内からの評判はよくありません。自分のモチベーション次第で仕事や職場環境も変わるということです。

 

私情の余談となりましたがこれはどこの医療機関においても精通して言えることですので転職を考えている人、現在の職場で悩んでいる人は明日から実践できる内容ですので頭の片隅においておくだけでも視点が変わるのではないかと思います。

入職してすぐに仕事ができないのは当たり前です。しかし努力や学ぶ姿勢をみせるというのは誰にでもできること。人間の差はそこで生まれます。

採用の万全な対策で転職を成功させよう!

なぜ不採用になったか考える

不採用になったから次の面接!!では次の面接でも不採用になるでしょう。面接は数うてば当たるという問題ではありません。

今回の面接で何が自分の至る点であったのか、どこに問題があったのかを自己分析しましょう。転職サイトによってはアドバイザーの同行もおこなっているサイトも多数ある為、問題点や改善点を担当アドバイザーに尋ねる事も重要です。

私は面接で不採用になった際は自分のどこに問題があったのか、改善点等を必ず自己分析し至らなかった点をピックアップします。

又、不採用になった医療機関へ訪ね、面接の際に至らなかった点やネガティブに感じさせた言動などアドバイスを頂く事で今後の指標、自己考察をおこなっています。

自己分析で転職理由を明確にする

なぜ転職に至ったのか、今後、自分が何を目標としその目標に対し転職は有用であるのかなど様々な視点から自分をみつめなおす事が重要です。今までの職務経緯や自分の行った看護について回想することも時には有用です。

転職をターニングポイントとし今までの自分を見つめなおしましょう。そこから生まれる答えや学びが今後の転職活動や入職の際にきっと役立つでしょう。

転職に至ったポジティブなストーリーを整理する

転職するにあたり金銭面や人間関係など転職理由は人それぞれでしょう。

日々の業務や人間関係が嫌になり転職を余技なくする方も多いですが、離職直後というのは心身共に疲れている状態になりますのであまりポジティブな表現が浮かばないものです。

これはポジティブなストーリーを考える以前の問題となりますがまずは休むこと、気持ちをリラックスしクリアな状態でストーリーや自己展望を再度構築することをおすすめします。

では、本題ですがポジティブな表現に置き換えるとはどのような事を意味するのでしょうか。ネガティブな表現の裏にもポジティブな要因になる語源が隠されています。

それを理解したうえで転職先の医療機関と自分の将来を見据えたプランニングをマッチングさせることが大きなポイントとなります。

退職理由になりがちなネガティブな理由のうち代表的なものを下記にあげたいと思います。

(代表的な退職理由:ネガティブな表現の裏に隠されているポジティブな表現法)

  • 日々の業務が多忙:患者と関わる時間を密に持ちたい。スキルアップの為、学べる環境で働きたい。
  • 人間関係が気に入らない・上司、同僚とうまくいかない:周囲と協調しながら大きな目標に取り組みたい。チーム医療を学べる環境・多職種を交えたチーム医療を行いたい。
  • 給料が安い:自分の能力をフルに発揮し、正当な評価を得たい。
  • 仕事にやりがいを感じない:自分が活躍できる場や看護の視野を広げたい。興味分野でのスキルアップに繋げたい。

一部紹介しましたが言葉は表現次第でプラスに転じる事ができます。

自分が意図する転職理由がみつかったら次のステップです。前述しましたがポジティブな転職理由を希望とする医療機関に結び付けてストーリーを構築することが非常に重要なポイントです。下記に例をいくつかあげてみます。

例1)

私は以前働いていた急性期病院で看護の土台となる疾患・症状を学びました。多忙な業務内容で挫折しそうになったこともありましたがその中で業務における優先順位や時間配分を習得できました。又、急性期における疾患や看護、急変時の対応を一から学ぶ事ができた事は自分の強みとなり看護における自信に繋がりました。貴院は急性期看護も取り扱っており急性期医療にも力をいれていますので自己のこれまでの経験も活かし更なるスキルアップに繋げたいと考えています。

例2)

以前の医療機関ではチーム医療といった視点では不備を感じる点がありましたがそれを今後の課題として捉える事で多方面から患者をとらえチームによる全人的ケアを提供していく事を目標としています。

例3)

私は以前、療養型の病院に在籍していました。そこでは認知症患者に携わる時間が多く日々の看護、ケアから認知症という疾患・看護についてより深く学びたいと感じました。貴院は認知症患者の看護といった面において特化しており、認定看護師も在籍していると伺いましたので認知症看護についてより専門性を持ち学べるといった点に魅力を感じます。貴院へ転職した際は、広い視野から患者を捉え、認知症看護の基礎から学んできたいと考えています。貴院で認知症看護の土台を構築し今後は認知症認定看護師という展望に向かい精進していきたいです。

上記のように以前働いていた医療機関での学びを転職先の特性に結び付けプレゼンすることでより信憑性が深まります。希望機関へ転職をしたいといった意志や意図も伝わりますので面接官からは好感を持ってもらえます。まずは自分の意図する転職理由を明確化し希望機関の特色を交えたうえで自己展望や目標に沿ってプレゼンすることを意識しましょう。

行きたい医療機関の研究を怠らない

希望とする医療機関の研究や情報収集は基本中の基本です。

上記でも説明しましたが転職理由を考える際や自己PRを行う際、逆質問を行う際など必ず医療機関の情報が必要となります。仮に医療機関の情報収集をせずに面接をおこなっても信憑性に欠ける内容となりますし何より医療機関の情報を怠っていると面接官に見抜かれてしまいます。

ではどういったポイントに着目し情報収集をおこなっていけば良いのか下記に紹介したいと思います。

(情報収集の方法)

実際に病院見学を行い自分の目で確認し質問事項を考えることが一番効率的です。その他にもネットや医療機関のパンフレット、OBに話を聞くことも指標になるでしょう。

転職サイトによってはアドバイザーが直接、希望とする医療機関へ足を運び情報収集をしてくれる制度を設けているところもありますので求人サイトに依頼するのもいいでしょう。

ここで注意点ですが情報収集を行う際、ネットにおける口コミや誰が書いたかわからないコラムでの情報収集は避けましょう。内容が間違っている場合も多々ありますし、その人が記載している後に看護方針や病院概念が変わっている場合もあります。

(情報収集の内容)

  • 病院理念・治療方針
  • 診療科・診療数・専門分野
  • 看護部理念・看護方針
  • 患者の特徴
  • 業務内容・ケアの特徴
  • 勤務形態・配属部署
  • 看護配置・看護職員数
  • 教育プログラム・研修制度
  • 資格取得支援の有無

上記の項目は最低でも把握しておきましょう。

質問されそうな内容を事前に調べて端的に答えられる練習をしておく

志望動機

この内容は看護師に限らずどの職種においても必ず質問される内容となりますので自分の将来像や目標と照らし合わせ希望とする医療機関での志望動機を考えておきましょう。

看護師としての経験年数

どういった病院で何を学んできたのか。又、その学びから得た成果や結果も踏まえた上で話せるように心がけておきましょう。

転職理由

この内容も面接の際に聞かれる事が多い傾向にあります。上記で説明した内容やポイントを整理し答えられるようにしておきましょう。

当院で何をしたいか・目標としている点

これは志望動機に通じる内容になります。志望動機とセットにして考察するとより信憑性の高い内容になると思います。

看護観

自分の看護観を話すのもいいですが希望とする医療機関の特色にあわせた看護観を導き出す事がベストでしょう。

自分の看護観がない場合は将来の夢や自己展望を話してもいいですが自分の看護観や理想とする看護といった部分はもっているにこしたことはないでしょう。

面接ではなんといっても第一印象が大事

面接は第一印象が9割と言われるほど人の第一印象は重要です。

面接ではその人の持っている人柄や人間性といった点を重要視していますので常日ごろから話し方や身なりには気をつけておきましょう。

面接で好感がもてるポイントを下記に紹介します

  • ジェスチャーを交える
  • 聞き取りやすい声で抑揚をつける
  • 相手の目をみて話す
  • 笑顔で話す
  • 結論から話す
  • 話の内容をころころ変えない
  • 面接の際の姿勢・自分の癖に注意

上記のポイントが面接官から好感を得られるポイントとなりますので念頭に置いておきましょう。

身だしなみといった点については関連コラム“面接対策”に詳しく掲載していますのでご参照下さい。

面接では転職への熱意や積極性を伝える

やはりここが面接の際、一番のポイントとなります。希望とする医療機関で働きたいという強い志や気持ちがあれば面接官にも必ず伝わります。医療機関は意欲や向上心がある人を採用したいと思っていますので自分の意志や目標をまず明確にし、医療機関の特色に関連させ内容を膨らませましょう。

病院の情報収集を熟知したうえでの逆質問は非常に有効です。

自分1人で抱え込まずに誰かに頼ろう

看護師の同期や先輩である必要はありません。まずは身近な家族や信頼できる友人、先輩に相談し自分の思いを聞いてもらうことも必要です。

他者に話す事でリラックス効果やストレス解消にもつながると医学的にも立証されていますし自分の気持ちを表出することで看護観がみえてくる場合もあります。転職や面接の際のストレスを吐き出しリセットすることが大事です。

看護師エージェントに転職活動のサポートをしてもらおう

今のご時世、転職サイトも数多く存在しますし転職サイトによっては面接対策や転職支援が充実しているサイトも多数ありますのでそういったサイトを活用することも有効だと考えます。

友人に相談するのもいいですがやはりアドバイスをもらうのであれば各求人サイトのエージェントやアドバイザーにかぎります。エージェントやアドバイザーは転職のプロですし転職支援に数多く携わっています。そのような方に的確なアドバイスを頂くのが一番的確だと考えます。

まとめ

今回は看護師転職で不採用になる理由といった点に的を絞り説明しましたが失敗から得られる事は沢山あります。

転職で失敗した方は自己分析を交え不採用になった理由を理解した上で次の面接に活かしましょう。失敗を失敗で終わらせるのではなくその失敗を成功の要因へと繋げましょう。

要点を理解し転職活動を行えば転職で落ちるといったリスクは最小限に抑えられます。

この他にも面接対策のコラムも掲載していますのでその内容とあわせ参照頂くとより有用かと思います。

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