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これで看護師転職の面接対策は完璧!志望動機や自己PRの例文も紹介

 

希望とする医療機関がみつかっても面接で落ちてしまえば意味がないですよね。

看護師転職の事前準備や面接マナーですが意外と知らない方が多い傾向にあります。

看護師転職の面接は看護師不足の影響もあって比較的合格率は高い傾向にありますが皆さんが面接にあたり万全の状態で挑めるよう、面接における準備から面接マナーまで詳しくご説明します。

 

目次

面接当日の流れ

面接の事前にやるべき準備

面接会場・時間・ルートを確認

面接会場への移動距離・交通手段・到達時間をチェックしておきましょう。

車で面接に行かれる際は駐車場の有無や近隣にパーキングがあるかも事前に確認しておきましょう。

電車やバス等の交通手段を使う場合、予定時刻の便よりも1本早い便に乗るなど時間に余裕をもって行動しましょう。面接前に一度、実際の交通手段を使い面接場所(医療機関)の下見を行っておくと間違いないでしょう。

面接当日の遅刻は厳禁です。やむを得ず遅刻する場合は必ず医療機関へ連絡し遅刻理由、予定時間等を説明しましょう。

医療機関の病院理念や患者の特色等の情報収集を行う

医療機関の情報を知らず面接にいくのは大変失礼な話です。自分が希望とする医療機関ですので病院の大まかな概要や病院の方針、看護理念等の最低限の情報はおさえておきましょう。

逆質問等の内容も考えておくと面接の際スムーズにいきます。逆質問をおこなう場合は後程紹介しますがありきたりな質問ではなくその医療機関の特色にあわせた質問事項を考えておくよう心がけましょう。

上記のポイントを押さえておくだけでも面接官より好感をもってもらう事ができます。

面接直前にやるべき準備

  • 携帯の電源はマナーモードもしくは電源は切っておきましょう。バイブも禁忌です
  • 履歴書や職務経歴書の確認、筆記用具、持参物の確認をおこないましょう
  • 医療機関に対しての概要や質問事項等、再度目を通しておきましょう。面接機関のパンフレット等があれば持参しましょう。

一番大事なことは適度な緊張は必要ですがリラックスして面接に臨む事です。周りの空気にのみ込まれないように気をつけましょう。

面接時に必要な書類

履歴書・職歴所

履歴書はどの医療機関においても必須です。職歴書においては医療機関によって異なりますが大手企業や大学病院等の医療機関では提出を求められるケースが多いようですので各自確認しておきましょう。

成績証明書

国公立病院や大手病院、企業等で求められる事があります。卒業した看護学校に連絡すると書類の発行をしてもらうことができますがタイミングや諸学校の都合により時間がかかることもありますので必要の際は早めに看護学校へ連絡しておきましょう。

他にも看護師免許証のコピーや源泉徴収票などありますがたいていの医療機関は採用後の提出となりますのでここでは必要ありません。各医療機関によって面接の際の必要書類も異なりますので各自確認しておきましょう。

面接は第一印象で決まる!まずは服装やマナーからポイントup!

身だしなみの三要素は清潔感・健康的・機能的と言われています。この三つの項目を意識し万全の状態で面接に臨みましょう!

面接当日の服装やメイク等の身だしなみをチェック

面接時における身だしなみやチェックポイント、注意点を男女別で下記に掲載します。

ヘアスタイル

男性
  • 茶髪、長髪、寝癖はNG。清潔感のある髪型を心がけましょう
  • ワックスやジェルの使用はいいですが髪をツンツンたてないように。又、ジェルの塗りすぎにも注意が必要です
  • もみあげが耳にかかるのはNGです。襟足の長さも注意しましょう
女性
  • 髪の毛の色は地毛に近い色。染めておいてもいいですが明るいトーンの色は避けましょう
  • 長い髪はお辞儀をしたときなどに顔にかからないように束ねておくと良いでしょう
  • パーマをかけている場合はボサボサな印象を与えないように気を付けましょう

男性
  • ヒゲはきちんと剃っておき当日の朝に再度剃りましょう。剃り残しもNGです
女性
  • 厚化粧でもノーメイクでもなくナチュラルで健康的なメイクを心がけましょう
  • カラーコンタクトは避けましょう

時計・アクセサリー

時計は派手すぎずシンプルなものを着用しましょう。色はスーツにあう色がいいでしょう。

時計は機能性を重視し分単位で時間がわかるものがいいでしょう。

ネックレスは基本的に着用しないほうがいいですが着ける際はスーツに合わせたシンプルなものがいいでしょう。

指輪・ブレスレットのアクセサリーも外しておきましょう。

スーツ

体型にあったスーツを選ぶ事が大前提です。肩幅や裾・袖の長さに注意しましょう。色は黒や紺、グレーなどの落ち着いた色が一般的です。

看護師は仕事柄、スーツを着用するケースが少ないことから稀に友人や知人のスーツを借りて面接にいかれる方もいるようですがそれは禁忌です。普段、着用していないスーツにおいてもサイズ合わせやクリーニングを事前におこなっておきましょう。

男性
  • ズボンの折り目がしっかりついているか
  • 上着、Yシャツともにシワや汚れがなく清潔である事。特にYシャツは体に直接触れる
  • 袖・襟の汚れに注意が必要です
  • 襟元からTシャツが見えないようにしましょう。中に着用する下着は白が望ましいです
女性
  • パンツスーツの折り目がしっかりついていること
  • シワ、スカートの裾やスリットのほつれに注意しましょう
  • スカート丈は椅子に座った時に、膝にかかる程度の長さがベストです

コート

派手な印象にならないように注意しましょう。基本的にはロングコートよりもハーフコートが良いとされています。

自分の体型にあったものが大前提。スーツや靴、カバンの色にあわせコートの色もあわせるといいでしょう。

色は男女とも黒や紺、グレー、ベージュなどが合わせやすいでしょう。

靴・靴下・ストッキング

靴は事前に磨いておきましょう。かかとやヒールのすり減りにも注意が必要です。

男性
  • 靴下はスーツに合うダークカラーを選択(黒やグレーなど)
  • 基本的に白はNGです
  • 靴のタイプはプレーントゥがベストと言われています(飾りがなくつま先がとがっていないもの)
女性
  • 素足はNGです。ストッキングの伝線や汚れに注意し予備をもっておくと良いでしょう
  • ストッキングの色は、自分の肌の色に近いナチュラルカラーを選択しましょう
  • パンプスのヒールは3~5㎝のものが良いとされています(足さばきがよく見え疲れにくい)

ネクタイ

男性

Yシャツやスーツの色と合わせましょう。派手な色合いや柄ものはNGです。

曲がり、歪み、シワ、汚れに注意しましょう。又、ネクタイを装着した際の長さも不均衡にならないように気をつけましょう。

かばん

カバンはA4サイズの書類を折らずに入れられるものが便利です。又、面接や医療機関の見学の際はカバンを床に置く機会が多いですので置いたときに立つものがいいでしょう。

一般的に一目でそれとわかるようなブランドもののバッグは避けたほうがよいとされています。

機能的でスーツに合う事が大前提。高価なものである必要はありません。

面接のマナーに気を付けて面接官に好印象を与えよう

病院に着いたら

医療機関到着後、すれ違う方には笑顔で挨拶をしましょう。医療関係者だけでなく患者やその家族にも同様です。

コート着用者は病院到着後、コートを脱いでおきましょう。医療機関へ入る前にもう一度自分の服装や身なりの確認をしておきましょう。

待っている間は

待合室では基本的に私語は厳禁です。携帯電話を触ることもマイナスのイメージに繋がります。待合室では医療機関のパンフレットの拝見や質問事項の見直し等、静かに待機しておきましょう。

面接室では

1) ノックは3回

入室の際にはまずノックを三回し『どうぞ』という応答の後にドアを開けます。

ノックは2回といったイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいますが面接マナーでは3回が適正です

2) ドアは後ろ手で閉めない

入室を促されたら『失礼します』と一言発し入室します。

ドアを閉める際はドアの方を一度振り返り両手でドアを閉めるのが正しいマナーです。

その後、指定された座席に向かい面接官へ一例した後に挨拶をします(名前・本日はよろしくお願いします程度で可)

3) 促されて着席

面接官に着席を促されたら『失礼します』と一言添え着席しましょう。

荷物は足元に置き、自立しないカバンは椅子の横にたてかけておきましょう。

4)面接終了後

終了後、椅子より立ち上がり挨拶(ありがとうございましたと一言)お辞儀の角度は45度が望ましいと言われています。ドアからでる際に軽く会釈をし『ありがとうございました』と一言添え退室します。

面接での上手なプレゼン方法

面接でのプレゼン・自己スピーチの際は自分が伝えたいポイントや構成(以下の3つ)を意識することが大きな鍵です。

  • 主張:自分がその話で一番伝えたい事を明確化する
  • 根拠:なぜその考えに至ったのか。具体例やエピソードを交え主張の裏付けをおこなう
  • 結論:上記を踏まえ今後、自分がどうしたいのか。上記要因による結論を明確かつ簡潔

にまとめる

声の大きさ、話すスピードを意識する

ただ声がおおきいというだけでは聞きやすいプレゼンとは言えません。聞き取りやすい声のトーンに加え抑揚やスピードといった面もスピーチをするうえで大切な要因となります。

自己PRはいいが、自慢っぽく聞こえると印象は悪い

自分が得意とする部分や以前の職場での功績を話すことは非常に大事ですが話し方が非常に重要です。自分の長所を淡々と話したところで受け取り手にとってはいい印象を与える事ができません。受け取り手から“うちの医療機関にきてほしい”と思わせる事が重要だということです。例文につきましては後程紹介していきます。

話が長いのは嫌われる!相手とコミュニケーションを取りながら受け答えしよう

自分の話を淡々とするだけではコミュニケーションになりません。面接時間や一人当たりに配分されている時間というのは決まっていますので簡潔明瞭に受け答えをするといった点を意識しましょう。面接される立場ですのでペースは面接者に合わせましょう。

集団面接の際などに自己PR等で時間を長々使う人がいますが協調性といった面でかなりのマイナスとなりますので時間配分やその場の空気をよんで面接を行う事も必要です。

病院研究も重要!志望度を見られている!

例えば希望する病院のいいところやなぜこの病院を選んだのかという質問に対し答えられないというのは論外です。自分が転職や就職するかもしれない病院の事ですからある程度の情報収集は必要です。病院の概念や看護部理念、各医療機関によって強みや売りとするポイントは必ずありますので医療機関に応じた志望動機や情報収集というのは大事なポイントとなります。

転職面接時の自己PRの例文

  1. 今まで自分が何をやってきたのか
  2. 何ができるのか・どの分野を得意としているのか
  3. 今後、医療機関に対しどう貢献していきたいのか、就業が叶った際の目標

上記の三つをプレゼンの中に盛り込む事が必要です。

 

例1)私は認知症といった疾患に興味があり認知症に対する資格を4つ取得しています。

貴院は認知症患者のケアといった面において特化しており、認定看護師も在籍していると伺いましたので認知症看護について深く学べるといった点に魅力を感じました。

貴院へ合格した際は広い視野から患者を捉え、認知症看護の基礎から学んできたいと考えています。貴院で認知症看護の土台を構築し今後は認知症認定看護師という展望に向かい精進していきたいです。

自分の強みや成果を述べたうえで今後の自己展望を話す事が有用です。医療機関のアピールポイントや強みとしている専門分野も話の中に交える事で面接官からの好感度もアップしますし意図のある転職・就職といったところを強調することができます。漠然とした目標やありきたりな志望動機ではなく自分の目標と医療機関の特色を照らし合わせる事が自己PRのコツとなります。

経験年数をアピールする自己PR例文

経験年数の浅い(1年~4年程度)場合の自己PR例文

 

例1)日々の看護をおこなっていくうえでより高度な医療を学びたいと強く感じ貴院に魅力を感じました。

例2)経験年数は浅いですが以前の病院で自分の看護に対する自己展望がみえたので転職を決意しました。

例3)幅広い看護を学びたく思い貴院の~といったところに惹かれた為、転職を希望しました。