転職サイトのリクルートエージェントの求人情報や評判はどのようになっているのでしょうか。おすすめポイントや特徴から具体的なメリットや口コミを紹介します。
リクルートエージェントの持つ公開求人数約30,000件、非公開求人142,000件という数字は転職エージェントや転職サイトと比較してもかなり多いです。掲載職種がITやWeb業界に若干偏っているため、他の職種は割合としては低くなっていますが、母数が大きいためこちらも数は多いと言えます。
転職エージェントによってはターゲットとしている年齢以外への案件紹介を全くしてもらえないことがありますが、リクルートエージェントでは26歳~35歳を中心として、25歳以下や36歳~40歳など広い世代の転職実績があります。
長年培ってきた経験と転職実績から得られるデータを活かしたアドバイスをするキャリアアドバイザーが多数在籍しており、実際の応募企業対策から転職をするべきかどうかの相談まで幅広く対応しています。キャリアアドバイザーの変更も可能なので、自分に合わないと感じるキャリアアドバイザーに担当してもらい続ける必要もありません。
また、リクルートエージェントの転職活動管理ツールは「Personal Desktop」に集約されているので確認がしやすくなっています。
リクルートエージェントの拠点は転職エージェントの中でも多い全国16箇所。北は北海道、南は九州までカバーしていますので、全国の転職活動をしている人がどこからでも面談に行けるのではないでしょうか。また、拠点がある場所を中心に案件を保有しているので、地方の求人も数多く紹介してもらえます。
案件が多いため、ブラック企業の案件が入り混じっています。キャリアアドバイザーから紹介された案件を鵜呑みにせず、自分で条件や待遇をしっかり確認して応募するかどうかを決めるように注意しましょう。
在籍しているすべてのキャリアアドバイザーがベテランというわけではありませんので、知識や経験に差があります。そのため、担当のキャリアアドバイザーが全く的外れなアドバイスや案件の紹介をしていることも。キャリアアドバイザーの変更は可能ですが、最初の印象が悪いとしたくなくなります。
キャリアアドバイザー本人の成績や企業側の要望からか、強引な勧誘をされることがあります。案件紹介をしてもらい、少しでも興味がある素振りを見せると応募を迫られるケースもあるため、注意が必要。自分で決めて、気が進まない場合ははっきりと断るようにしましょう。
リクルートエージェントの登録方法は2つのステップ。
最初に転職に期待することを入力します。
通常登録の際はプロフィール情報入力から始まりますが、リクルートエージェントはこうした情報から入力していきますので、転職を前向きに考えることができます。
記載内容は
になります。ほぼ選択式で、その他も数字とメールアドレスの入力だけなのですぐに終わります。
次にプロフィール情報の入力に移ります。
ここでは、
以上を入力して登録完了となります。
登録作業はここまでですが、この後あなたの希望条件や職務経歴を参考にした案件がいくつか出てくるので、「興味がある、普通、全くない」の3つで回答しながら自身の志向を伝える作業があります。
これは任意ですので行わなくても大丈夫ですが、しておくとよりマッチした案件の紹介に繋がります。
全国各地の拠点で行ないます。遠方で出向けない場合は電話での面談も行なっています。
平日夜間や土日など、希望に応じて対応してもらえます。(要相談)
リクルートエージェントの拠点内のオフィスにて行います。拠点は北海道札幌市、東北は仙台市、関東は栃木・埼玉・千葉・東京(千代田区、立川市の2箇所)・神奈川、中部東海エリアは静岡・名古屋、関西エリアは京都・大阪・神戸、中国四国エリアは岡山と広島、九州は福岡と全国16箇所にあります。
キャリアアドバイザーとの面談時に服装の指定はありませんので私服でも大丈夫です。ただし、企業との面接を想定した模擬面接を行なう際は、当日着用予定のスーツで向かいましょう。サイズ感や着こなしが適したものかアドバイスを受けることができます。
リクルートエージェントの拠点まで出向けない場合は電話での対応になります。
転職実績 | 約3万人(2015年度実績) |
公開求人数 | 30,320件(2017年6月13日時点) |
非公開求人数 | 143,515件(2017年6月13日時点) |
対象地域 | 北海道から九州まで全国展開 |
会員数 | 約41万人 |
利用料 | 無料 |
運営会社 | (株)リクルートキャリア |
リクルートエージェントの退会はホームページの「退会ページ」から行うことができます。
また、個人情報の消去希望の場合は退会ページではなく、「お問い合せフォーム」から行う必要があります。
リクルートエージェントは口コミにもあるように、転職活動をする上で登録必須とも言える転職エージェントです。業界最大級の案件数で様々な地域や業種、世代をカバーしていますので、登録しておけば、案件を紹介してもらえないことはほぼないと言えます。
その反面ブラック企業や自分に合わない案件を紹介される可能性もあるため、リクルートエージェントだけを利用して転職活動を行なうのではなく、自分の希望する専門的な分野に特化した転職サイトや転職エージェントと併用するのがおすすめ。専門知識が必要なクリエイターやハイクラスのキャリア案件は見劣りする部分がありますが、営業やエンジニアといった分野には強いのでそちらを目指す方にはリクルートエージェントが最適です。
今すぐ転職する予定がなくても悩んでいたり、これからのキャリアプランを考えたい人の相談も可能ですので、一度登録してみてはいかがでしょうか。