転職サイトのマイナビエージェントの求人情報や評判はどのようになっているのでしょうか。おすすめポイントや特徴から具体的なメリットや口コミを紹介します。
転職エージェント「マイナビエージェント」のおすすめポイント
- 比較的若い層に向けた第二新卒の求人が充実
- 新しい分野に挑戦できる未経験者に向けた求人も数多く掲載
- ネットだけでなくリアルイベントの転職セミナーに無料で参加可能、転職に関する基礎知識や最新の情報を仕入れる機会がある
- 焦らずしっかり失敗しない転職ができるようにエージェントがしっかりサポート
- 内定をもらった企業との交渉もエージェントを通じて行なってもらえる。
転職エージェント「マイナビエージェント」の特徴
職業の得意分野・専門性
扱う業種や職種が幅広く、中でもIT・通信系が最も多く掲載されており、次いでメーカー系、サービス・マスコミ系となっています。職種はIT・インターネット・通信関連が全体の2割程を占め、機械・電気、電子・素材などの産業分野や医薬・医療機器・バイオなど医療分野も1割程です。
転職エージェントの交渉や営業のレベル
転職エージェントが内定後の交渉も求職者に代わって行なってくれます。企業との交渉はどうしても一個人では積極的にできず、うまくコミュニケーションがとれないことがあります。
些細なことであれば、自分で問い合わせることも可能ですが、退職時のトラブルなどで入社予定日を変更して欲しい場合など入社に関わる重要なことはどのように説明すればよいか困ります。そういった場面で転職エージェントが力になってもらえるのはありがたいです。
サービス・サポート体制
① イベント・セミナー
マイナビエージェントの利用者はセミナーや転職フェアなどに無料で参加申し込みできます。こうしたセミナーでは転職に関する情報だけでなく、テーマ別転職相談会なども開催されており、職業に特化した転職に使える知識を入手できます。
② 面接対策サポート
応募企業の情報とあなたの職務経歴のデータを元に、求めている人材やアピールポイントをアドバイス。企業に合わせた面接対策を行うことで内定を獲得できる可能性を高めることができます。
③ 提出書類の作成サポート
履歴書や職務経歴書は応募企業によって随時手を加えるものです。特に自己アピール欄は最も重要視されるポイントですので、面接と同じく企業に合わせて対策を行います。添削サービスもあり、これを利用して書類を仕上げることができれば、面接へ進める可能性が高まります。
④ 転職活動支援ツール(職務経歴書など)
登録時に基本的な履歴書や職務経歴書情報を入力しておくことで、応募時の手間が省けます。同時に希望する職業や職種も登録できるため、毎回説明しなくても希望に沿った職業紹介をしてもらえます。
マイナビエージェントの求人情報
マイナビエージェントの求人情報はIT、メーカー系業種を中心に、多彩な業界・職種の求人情報が掲載されています。
また、全求人のうち、8割が非公開求人です。
求人数
公開求人数は5,000を超え、非公開求人約17,000件となっています。全国の案件が掲載されていますが、主に首都圏と関西圏を中心に掲載。
業種別求人率(看護師・薬剤師を除く)
職種別求人率(看護師・薬剤師を除く)
第二新卒の求人情報は豊富か?
マイナビエージェントは、第二新卒の転職に関してもかなりの実績を誇っています。
マイナビエージェントでしか取り扱っていない第二新卒の最大手人気企業も多数存在します。
海外の求人情報も取り扱っていの?
マイナビエージェントは海外の求人情報も取り扱っています。
英語圏だけでなくアジアでの求人も多数扱っているので、海外就職を考えている人にもおすすめです。
登録しないと見れない非公開案件もたくさんあります。
高卒にもおすすめの求人情報ってあるの?
高卒で経験が少なくても希望にあった求人をキャリアアドバイザーが探してくれます。あまり慣れていない面接や採用されるポイントなども細かくアドバイスをくれますよ。
マイナビエージェントの強みと弱み
強み
① エージェントが自分にあった案件を探してくれるので探す時間が短縮できる
マイナビエージェントには多くの求人案件が掲載されているため、自分で検索すると時間がかかってしまいますのでエージェントと直接相談して案件を紹介してもらいましょう。
エージェントへ自分が転職を希望する企業の条件を細かく伝えれば、その条件と登録の際記載した履歴書などを参考にあなたの興味がありそうで、採用の見込みがある案件を紹介してもらえます。
こうすることで目的の案件へスムーズに応募できる上、エージェントがある程度内定が取れそうな企業を選んで紹介してくれていますので、転職成功までの時間が短くできます。
② 面接に繋がる企業担当者に効果的な、履歴書や職務経歴書の作り方をアドバイスしてもらえる
履歴書においてもっとも大切な自己PR欄。ここで自分が応募先企業の必要としている人材であることをできるアピールチャンスですので、応募先の企業に合わせて作成しなければいけません。
応募先の企業がどんな人を求めているかは、募集要項を見れば予想はできますが、それがクリティカルかどうかはわかりません。しかし、エージェントからの助言をもらうことで、的確に企業に刺さる自己PRを書くことができます。
③ 面接対策の相談を行うことで、アピールポイントを事前に知ることができる
エージェントは案件紹介をするだけでなく、企業から必要としている人材の詳細や、企業へのヒアリングを行っていることもあります。履歴書の自己PRと同じく面接でのアピールも事前の情報として仕入れておけば、質問の想定も可能。面接では焦らずにしっかりと相手の質問に答えることも重要なので、エージェントからアドバイスを貰うことで下調べもできます。
弱み
① 待遇などがよくないブラック企業も紛れ込んでいることがある
首都圏などの案件数は多いのですが、エージェントのスクリーニングが追いついていないことがあり、給与や福利厚生がブラック企業のような案件も見られます。自分で案件検索した際にはしっかり文面で確認できるのですが、エージェントからの電話などの口頭で伝えられた時には注意が必要。
エージェントの認識が間違っていないかを応募の際に再度確認して、相違ある場合は再度問い合わせましょう。こうした確認を怠るとせっかく転職できても失敗に終わってしまいますので、こちらが気をつけるクセをつけておきましょう。
② 30代からの転職には向いていない案件が多い
キャリアアップを目標としたいわゆるハイエンド案件は多くありません。応募要項を見ると経験者採用に見えるのですが、待遇面が新卒に少し上乗せした程度であることも。
30代以降でキャリアアップ転職したいと考えた場合、経験を活かした転職になりますが同時に待遇面も良くならないと意味が無いと考える人は多いと思います。そうした人にはマイナビエージェントは向きません。
③ 地方の案件は少ない
拠点の所在地がある首都圏や関西、名古屋、福岡の案件は豊富ですが、それ以外は手薄感が否めません。地方で転職を考えている人は地域密着型の転職サイトを利用するか、ハローワークに問い合わせをするほうがいいかもしれません。
④ 転職を積極的に進めてくるエージェントではないのでスピード感がない
転職をしっかり丁寧に進めたい人にとってマイナビエージェントはいいかもしれません。しかし、会社の環境や退職日が迫っていて、早期に転職先を決めたい人は対応の遅さが気がかりかもしれません。
転職サイトによっては登録日のうちに電話がかかってきて、そのまま面談日が決まり、すぐに案件紹介をしてもらえますが、マイナビエージェントは登録してからすぐにエージェントと話せる機会がなく、時間が空いてしまうことがあります。会員数も多く、エージェント数も限られているため、対応できる件数に限界があるためそのような形になっています。
マイナビエージェントの利用の流れ
マイナビエージェントの登録方法は1ステップ、5項目の記入で終わります。
まずはマイナビエージェントのサイトに行き、「キャリアアドバイザーに相談する」もしくは「転職支援サービス申し込み」と書かれた緑のボタンをクリック。
その先で転職支援サービス申し込みに必要なプロフィールや職務経歴、希望を記載します。
記載項目は下記の5項目です。
・プロフィール(氏名、住所など)
- 最終学歴(大学名、学部学科、卒業年月)
- 職務経歴(手元の履歴書と職務経歴書をアップロードするか、手入力で記載)
- 希望条件(希望勤務地、希望業種と職種)
- その他(利用のきっかけなど)
これらを記載して申し込みを行うと完了になります。
後ほどエージェントから連絡があります。
キャリアアドバイザーとの面談
面談方法
運営会社であるマイナビの最寄りのオフィスにて個別対応を行います。遠方の場合は電話での面談も可能です。
時間はいつ頃?土日や夜でも大丈夫なの?
基本的に時間は夕方6時ごろまでであれば対応してもらえます。
場所はどんなところで会うの?
運営会社であるマイナビの最寄りオフィスの個室にて行います。
面談時の服装は?
現在の業務後であればそのままの服装で大丈夫です。その他の日にちでもスーツでなければいけないことはないため、私服でも問題ありません。
地方でも面談できるの?
拠点が首都圏、大阪、名古屋、福岡にあるので、交通機関で行ける範囲であれば可能ですが、それ以外の地域では電話での対応となります。
マイナビエージェントの口コミ
良い口コミ
- IT業界の案件が多く、上京の際お世話になった。
- 未経験でも転職できるようサポートしてもらえた。
- 求人情報の詳細から、自分がマッチしている理由も教えてもらえるので自信に繋がる
- 転職活動中から内定後まで面倒を見てもらえる
- 的確に添削や面接アドバイスを貰えて、内定をスムーズにもらえた
悪い口コミ
- 対応が遅く、ちゃんと案件を紹介してもらえるか心配になる
- マイナビ側の都合で自分の希望に沿わない案件までも紹介された。
- 紹介できる案件がないと音信不通になる傾向がある。
- コンサルタントによっては消極的で不愉快。
マイナビエージェントはこんな人におすすめ
第二新卒の年齢にあたる20代前半の方向けの求人案件が多く掲載されているのが大きな特徴です。ポテンシャルなどのやる気次第でチャンスがある求人に応募して、転職を成功したい人向け。
未経験の業界への転職は早ければ早いほど良いので、日々チェックしましょう。今と同じ業界で違う会社に転職したい場合はそれなりの経験が必要ですが、未経験の場合は早く転職して1日でも経験を多く積み直す必要があります。
「想像していた業務内容と全然違うので辞めたい」というような就職直後の悩みは誰でもあります。そんな時に未経験でもすぐに転職できるような求人案件をマイナビエージェントで見つけて応募してみましょう。
転職セミナーでは履歴書の書き方や職務経歴書の書き方を学ぶことができますので積極的に参加しましょう。ネットで調べるよりも生きた情報を入手できるのはこうしたリアルなイベントならでは。履歴書や職務経歴書の書き方も転職に際して、力を入れるべきポイントやコツが変わってきますので、不安な方はこうした基本知識を学ぶ場としても参加してみるのもおすすめです。
会社概要
転職実績 | 非公開 |
公開求人数 | 約5,600件 |
非公開求人数 | 約17,748件 |
対象地域 | 首都圏・関西中心に名古屋、福岡なども掲載 |
会員数 | 約6万人 |
利用料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社 マイナビ |
Q&A
マイナビエージェント側から登録を断られることってあるの?
マイナビエージェント側から登録を断られるケースもあるようです。
実際に私の友人も、マイナビエージェントから登録を断られたと言っていました。マイナビエージェントに限ったことではなく、他のエージェントでもそのようなケースはあります。
実際に転職エージェントに断られる理由としては、以下のような点があげられます。
- 希望している求人が少なかったり、求人がない
- 転職エージェントの求人数がそもそも非常に少ない
- 登録者のキャリアが、転職エージェントが持っていない職種・業種
- 年齢やキャリアから、紹介できる求人がないと判断
このようなケースで断るということは、マイナビエージェントの登録基準はエージェントの中でも高い方ですが、逆に言うとそれだけ質の良い求人を紹介してくれる信頼できるエージェントということです。 cvbn
マイナビエージェントの電話連絡はしつこいの?
マイナビエージェントの電話連絡はしつこくない方です。
口コミなど見てもあまりそういったコメントは見受けられません。やはり大手エージェントだけあって、節度は守ってくれます。
逆に中小規模のエージェントの方が電話連絡はしつこいとよく聞きます。
ただ、マイナビエージェントも担当エージェントが営業ノルマに追われている場合など、しつこくかけてくるケースもあるでしょう。
マイナビエージェントの退会方法は?
マイナビエージェントを退会する場合は、担当のキャリアアドバイザーへ退会希望の旨を電話連絡で伝えてください。
面談をしていない方やキャリアアドバイザーの名前・連絡先が分からないという場合は、下記アドレス宛にメールをすれば退会可能です。
<宛先>
privacy-info@mynavi.jp
なお、退会の場合は、すぐに転職活動が再開できるように登録情報は残りますが、エージェントからの連絡はありません。
在職中でも登録できるの?
登録できます。登録しているほとんどの方が、在職中に登録して情報収集しながら転職活動を進めています。
まとめ
マイナビエージェントは首都圏及び関西で若いうちに転職したい人向けのサービスとなっています。マイナビグループのリサーチ力を活かした豊富な案件と、手厚いサポート体制で転職活動から内定後までしっかり面倒を見てもらえます。
キャリアアップを目標にした30代以降の転職や短期間で内定を獲得したい人にはおすすめできませんが、満足度の高い口コミが多いです。自分の条件と合致している部分が多い人はひとまず登録して、相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。