健康意識の高い方などから支持を集めているマルチミネラルサプリ。
具体的に、どのような成分を含むのでしょうか。
マルチミネラルサプリを利用するメリットなどとあわせて詳しく解説いたします。
利用を検討している方は参考にしてください。
健康意識の高い方などから支持を集めているマルチミネラルサプリ。
具体的に、どのような成分を含むのでしょうか。
マルチミネラルサプリを利用するメリットなどとあわせて詳しく解説いたします。
利用を検討している方は参考にしてください。
最初に、ミネラルの概要を解説します。
ミネラルとは、どのような成分なのでしょうか。
ミネラルとは、タンパク質や炭水化物、脂肪などの主要構成成分を除いた元素のことです。
具体的には、水素、酸素、窒素などを除いた元素をミネラルといいます。
ミネラルという名前は鉱石などを意味するmineに由来します。
ミネラルは、私たちの身体を構成するほか機能を調整・維持する働きなどを担います。
残念ながら体内で作り出すことは出来ないので、必要なミネラルは食事などから摂取しなくてなりません。
ミネラルを摂取するポイントは、特定のものだけを大量に摂るのではなく全体のバランスを考えて摂ることです。
私たちの健康維持に欠かせないミネラルを必須ミネラルといいます。
現在、分かっている必須ミネラルは、「ナトリウム・マグネシウム・リン・塩素・カリウム・硫黄・カルシウム」「鉄・銅・亜鉛・クロム・マンガン・コバルト・セレン・モリブデン・ヨウ素」の16種類です。
必須ミネラルの中で、1日の摂取量が100㎎以上のものを主要ミネラル、100㎎未満のものを美容ミネラルといいます。
以上の中で、「ナトリウム~カルシウム」が主要ミネラル、「鉄~ヨウ素」が美容ミネラルに当たります。
微量ミネラルも、健康維持に欠かせないミネラルです。
ミネラルを含むサプリメントの中にはマルチミネラルと呼ばれるものがあります。
マルチとは「複数の」を表す接頭語なので、マルチミネラルは複数のミネラルという意味になります。
つまり、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛など、数種類のミネラルを含むことをマルチミネラルというのです。
ミネラルには以上の種類があります。
それぞれに期待できる効果・効能などを解説します。
ヒトの身体に最も多く存在するミネラルです。
血液の凝固や筋肉の収縮などに関わります。
不足すると骨粗鬆症を引き起こすため、骨を強くするといわれることがあります。
日本人に不足しがちなミネラルなので積極的の摂りたいと考えられています。
300種類以上の酵素反応に関わるミネラルです。
体内で行われるほぼすべての生合成や代謝に関わっていると考えられています。
骨の健康を維持する働きや筋肉の収縮に関わる働き、生活習慣病を予防する働き、便秘を解消する働きなどを期待できます。
カリウムとバランスを取り合い、体液の浸透圧の調節に関わるミネラルです。
神経伝達や筋肉の収縮などにも関わっています。
また、血糖値のコントロールに役立つという報告などもあります。
高血圧につながるので、摂りすぎには注意が必要です。
ナトリウムとともに浸透圧の調整に関わっています。
ナトリウムの排泄を促進する働きから血圧を下げるといわれています。
また、筋肉の収縮を助ける働きなども期待できます。
高血圧を気にしている方などから支持されています。
カルシウムに次いで身体に多く存在するミネラルです。
体重の約1%を占めるといわれています。
カルシウム・マグネシウムとともに骨を丈夫にする働きや筋肉・神経の機能を維持する働き、エネルギー産生に関わる働きなどがあります。
ヒトの身体では、200種類以上の酵素を構成しています。
DNAの合成やタンパク質の合成に関わることから、成長に欠かせないミネラルといわれています。
また、ホルモンの合成や免疫反応の調整などにも関わります。
不足すると、味覚障害・食欲不振・性欲減退などに陥る恐れがあります。
主に赤血球のヘモグロビンを構成するミネラルです。
また、様々な酵素の構成ミネラルでもあります。
不足すると、赤血球を上手く作り出せなくなるので貧血になります。
生理のある女性で不足しがちといわれています。
ビタミンCを一緒に摂ることで吸収率を高められます。
ヘモグロビンを構成する鉄を、必要な場所まで運ぶ働きがあります。
そのため、鉄を十分に摂取していても銅が不足していると貧血になる恐れがあります。
また、抗酸化に関わる酵素、コラーゲンの生成に関わる酵素などを構成します。
甲状腺ホルモンの原料になるミネラルです。
甲状腺ホルモンには代謝を促進さ焦る働き、肌を美しく保つ働きなどがあります。
また、ヨウ素には、コレステロール値を下げる働き、動脈硬化を予防する働き、体脂肪の燃焼を助ける働きなどがあるといわれています。
身体に10㎎しか存在しないミネラルです。
強力な抗酸化作用により身体の酸化を防ぐ働きがあります。
この働きにより、老化や動脈硬化などの予防に役立つ可能性があるといわれています。
また、タンパク質や酵素の構成にも関わります。
正常な糖代謝や脂質代謝に関わることから、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などを予防する働きを期待できるといわれています。
以上のほかでは、認知機能に関わる働きも注目を集めています。
基本的には、不足しづらいミネラルと考えられています。
ミネラルと関連の深い栄養素としてビタミンを挙げられます。
両者にはどのような関係があるのでしょうか。
ミネラルとビタミンは、ともに身体の機能を維持・調整するために欠かせない栄養素です。
どちらが不足しても身体はうまく働きません。
ミネラルのすべて、ビタミンの多くを、体内で作り出せないこともよく似た点として挙げられます。
ミネラル・ビタミンとも必要量に気をつけながら摂取したい栄養素といえます。
ミネラルとビタミンには異なる点もあります。
例えば、ミネラルとビタミンでは構成する元素が異なります。
ミネラルは水素・酸素・窒素などを除いた元素であるのに対し、ビタミンはこれらからなる炭素元素を基本とします。
また、ミネラルはミネラルそのものが身体の構成成分や生理機能の調整などに関わるのに対し、ビタミンはビタミンそのものが身体を構成することや生理機能の調整などに関わることはありません。
ビタミンは、他の栄養素をサポートすることでこれらの働きに関わります。
ミネラルとビタミンには以上の違いがあります。
よく似た栄養素と思われがちなミネラルとビタミンですが、両者は全くの別物です。
どちらかを摂取すれば、働きを代用できるものではありません。
共に健康維持に欠かせない成分なので、バランスをとりながらしっかり摂取する必要があります。
ミネラルやビタミンを摂取したい方にオススメされているのがマルチサプリです。
マルチサプリとはどのようなサプリなのでしょうか。
また、どのようなメリットがあるのでしょうか。
マルチサプリとは、その名が示す通り複数の成分を含むサプリメントです。
例えば、マルチミネラルサプリであれば複数のミネラル、マルチビタミンサプリであれば複数のビタミンを含みます。
マルチサプリの魅力は、様々な栄養素をまとめて摂れることです。
ほとんどのマルチサプリは、栄養素のバランスにも配慮しています。
マルチサプリを利用すれば、手軽にミネラルやビタミンのバランスを整えることが出来ます。
ミネラル・ビタミンは、単体で摂るよりも複数の成分を一緒に摂ったほうが良いと考えられています。
協力しながら一緒に働くものが多いからです。
相乗効果を期待できるミネラル・ビタミンの組み合わせを紹介します。
カルシウムとマグネシウムは拮抗関係にあります。
「カルシウムは神経の興奮・マグネシウムは神経の鎮静」「カルシウムは血圧の上昇・マグネシウムは血圧の低下」に関わります。
また、健康な骨はカルシウムとリンが沈着することで作られますが、カルシウムの沈着を助けているのがマグネシウムです。
これらなどの関係があるので、カルシウムとマグネシウムは一緒に摂ることが勧められています。
最適なバランスは、「カルシウム:マグネシウム=2:1」です。
鉄はヘモグロビンを構成するミネラルです。
鉄を運ぶ役割を担うのが銅です。
銅が不足していると、体内に十分な鉄があっても貧血になることがあります。
赤血球を上手く作れなくなるからです。貧血が気になる方は銅の不足にも注意が必要です。
ビタミンAには粘膜を強くする働きや免疫細胞を活発にする働きなど、ビタミンCにはコラーゲンの生成を促す働きやインターフェロンの生成を促す働きなど、ビタミンEには身体の酸化を防ぐ働きや血行を良くする働きなどを期待できます。
これらの働きから、一緒に摂ると免疫力がアップする、美容効果があるなどといわれています。
以上の組み合わせなどを見てわかる通り、ミネラルやビタミンは複数を組み合わせて摂ることがお勧めです。
複数のミネラルやビタミンをまとめて摂りたいときに便利なのがマルチサプリです。
健康や美容が気になる方は、マルチサプリを利用すると良いでしょう。
サプリの中には、特定のミネラル、ビタミンだけを配合したものもあります。
これらのサプリが存在する理由は、不足している栄養素をピンポイントで補給したいと考える方がいるからです。
このような目的には、特定の成分に特化したサプリが適していますが、実際に不足している栄養素をピンポイントで把握することは難しいといえます。
ミネラルを摂りたい方は、どのように摂ればよいのでしょうか。
ミネラルの摂り方を解説します。
1日の推奨量・摂取量は、対象となるミネラルにより異なります。
特定のミネラルの摂取量が気になる方は、厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」などを参考にすると良いでしょう。
あるいは、マルチサプリの目安量などを参考にすることもできます。
摂取のタイミングに特別な決まりはありません。
食事から摂りたい方は食事のタイミングで、サプリメントから摂りたい方は好きなタイミングで摂ればよいと考えられます。
一般的に、ミネラルの多くは食事と一緒に摂ると吸収率がアップするといわれています。
ミネラルの種類により付加量が定められているもの、定められていないものがあります。
デリケートな時期なので、どのミネラルをしっかりとるべきか確認してから摂取を心がけましょう。
心配な方は、医師に相談するとよいかもしれません。
ミネラルを摂取したい方は注意点も確認しておきましょう。
過剰摂取と欠乏の影響を解説します。
ミネラルの中には、過剰摂取により健康に悪影響を及ぼすものがあります。
例えば、亜鉛の過剰摂取を続けると、鉄や銅の吸収を妨げて鉄不足、銅不足に陥る恐れ、さらには貧血や免疫障害、下痢などに陥る恐れがあります。
ミネラルを摂るときは摂取量に気をつけましょう。
欠乏による影響もミネラルの種類により異なります。
例えば、マグネシウムが不足すると骨粗鬆症や不整脈、神経疾患、筋肉の痙攣などが起こります。
このほかのミネラルの不足でも様々な影響が現れます。様々なミネラルをバランスよく摂ることが重要です。
ミネラルは、私たちの身体を構成するほか機能を調整・維持する栄養素です。
残念ながら、体内で作り出すことは出来ません。
現在、健康維持に欠かせないとわかっているのはカルシウム、マグネシウムなど16種類のミネラルです。
これらを必須ミネラルといいます。
必須ミネラルは互いに影響しあいながら働きます。
特定のミネラルをまとめて摂るのではなく、全体をバランスよく摂ることが重要です。
この目的に適しているのが、複数のミネラルをバランスよく配合したマルチミネラルサプリです。
健康維持にミネラルを活用したい方は、利用しやすいマルチミネラルサプリを見つけてみてはいかがでしょうか。
人気のマルチミネラルサプリを紹介します。
効率よくミネラルを摂りたい方は、利用すると良いでしょう。
健康維持に欠かせないビタミン・ミネラルにクエン酸・リンゴ酸(果実酸)を加えたサプリメントです。
12種類のビタミンと10種類のミネラルを摂ることができます。
その量は、約1日分のビタミン、1日分の3分の1のミネラルです。
手間をかけず効率よく栄養を補給したい方などにオススメされています。
400μgの葉酸、15㎎の鉄分、250㎎のカルシウムなど、27種類のビタミンとミネラルを含むサプリメントです。
静岡県産マグロから抽出したDHA・EPAも含みます。
保存料・着色料・香料などを一切使用していない点、GMP基準の工場で製造されている点などが特徴です。
内側から美を追求したい方などにオススメされています。
カルシウム・鉄・亜鉛など、相互に協力し合い働く10種類のミネラルを配合したサプリメントです。
現代人に不足しがちなミネラルを、たった3粒で補えます。
1日分17円とお手軽な点も魅力です。
野菜が不足している方や忙しい方などにオススメです。
カルシウム・マグネシウム・鉄・銅など10種類のミネラルを一緒に摂れるサプリメントです。
配合量までこだわっている点とミネラルの吸収を助けるクエン酸を一緒に配合している点が特徴です。
健康の土台作りをしたい方などから支持されています。
マグネシウム・亜鉛・銅の栄養機能成分に4種類のミネラルを加えたサプリメントです。
このサプリだけで、現代人に不足しがちなミネラルを効率よく摂れます。
健康に欠かせない複数のミネラルを配合しているので、食生活が乱れている方などに最適です。
カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄など10種類の必須ミネラルを配合したサプリメントです。
これだけで1日に必要な量の50%をバランスよく摂れます。
ミネラルの吸収を助ける植物性ツイントースを一緒に配合している点も見逃せません。
6粒で350mgのカルシウムと125mgのマグネシウム、7.5mgの鉄、0.6㎎の銅、7㎎の亜鉛、90μgのヨウ素、3.5㎎のマンガンなどを摂れるサプリメントです。
保存料・着色料は使用していないので、年齢にかかわらず安心して利用できます。
健康維持を心がけたい方などにオススメされています。
1日分の目安量に当たる3粒で、250㎎のカルシウム・125㎎のマグネシウム・7.0㎎の亜鉛・7.5㎎の鉄など、10種類のミネラルを一緒に摂れるサプリメントです。
20日分で350円(税抜)と安価なので、継続しやすいはずです。
海藻類や乳製品の不足が気になる方などにオススメされています。