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MSM(メチルサルフォニルメタン)サプリ|関節痛に効果的といわれるMSMサプリの効果とは

MSMは人の軟骨や皮膚、髪、爪などを形成するうえで大切な成分です。

そんなMSMには、関節の炎症・痛みの緩和、アレルギー・花粉症の緩和、頻尿や排尿痛の予防などの効果が期待されます。

特に関節痛に効果的と言われており、近年注目されています。

そんなMSMは牛乳やトマトにも含まれていますが、調理や加熱により失われやすく、食事からの摂取が困難と言われています。

しかし、サプリメントならダイレクトに体に吸収できるため、毎日飲むだけで手軽に関節痛を予防できます。

そこで、今回はおすすめのMSMサプリをご紹介し、効果や副作用についても詳しく解説していきます。

「関節が痛い」、「もっと思い通りに体を動かしたい」といったあなたの悩みを、きっとMSMサプリが解決してくれはずです。

目次

MSMの効果・効能は?

MSMにはどのような効果・効能を期待できるのでしょうか。

関節の炎症・痛みを緩和する抗炎症作用

これまで行われた基礎的な研究で抗炎症作用が示されたといわれています。

特に、関節の炎症・痛みを緩和する働きが期待されているようです。

残念ながら、作用のメカニズムははっきりわかっていません。

アレルギー・花粉症の緩和

臨床試験で、花粉症に伴うアレルギー性鼻炎の緩和に効果があったことも確認されています。

50名の患者を対象に1日あたり2600㎎のMSMを30日間投与したところ呼吸器系の症状が緩和したそうです。

免疫グロブリンのひとつIgEやヒスタミンの値に変化はなかったとされていますが、アレルギーや花粉症の緩和にも役立つ可能性はあると考えられています。

頻尿や排尿痛の予防

中高年の女性に多い間質性膀胱炎の予防にも役立つ可能性が指摘されています。

頻尿や排尿痛を主な症状とする間質膀胱炎は、膀胱粘膜の炎症です。

細菌の感染による急性膀胱炎とは異なり抗生物質は効きません。

DMSOが間質性膀胱炎の改善に効果を示したことから、MSMにも同様の効果が期待されています。

MSMサプリの選び方ポイント

MSMサプリを選ぶうえで、抑えておきたいポイントはこちらの3つです。

  • MSMの品質と配合量
  • グルコサミンも一緒に配合されているか
  • 続けやすい価格か

一番大切なのは、なんといっても丈夫な体づくりや滑らかさをサポートしてくれるMSMの配合量と質です。

MSMのなかでも、純度99.8%の「Opti MSM」というブランドが最高品質として認められています。

次に、MSMとも相性がいいと言われているグルコサミンが配合されているサプリがおすすめです。軟骨の修復や再生をサポートしてくれます。

最後に、サプリメントは継続して飲み続けることが大切なので、続けやすい価格帯のものを選ぶようにしましょう。

おすすめのMSMサプリメント

選び方のポイントを踏まえ、おすすめMSMサプリを比較しました。

久光製薬
MSM+グルコサミン
小林製薬
MSM
DHC
極らくらく
     
MSM
Opti MSM
2520g

2336.3mg

540g

グルコサミン
450mg

0g

1320g
価格
2808円

2430円

1600円
評価 ★★★ ★★

人気の3つのMSMサプリを比較しましたが、久光製薬の「MSM+グルコサミン」が最もオススメです。

高配合の最高品質MSMに加え、グルコサミンも一緒に摂取できます。

それでいて、初回2,808円と気軽に始めやすい価格設定になっています。

小林製薬はMSMサプリは、MSMの配合量は多いですがMSMの品質やグルコサミンが配合されていないことを考えると、久光製薬のMSMサプリには劣ります。

DHC極らくらくは、グルコサミン配合量と価格は評価できますが、肝心のMSMの配合量が少ないのが残念ですね。

それでは、MSMサプリの各商品を詳しくご紹介していきます。

久光製薬 MSM+グルコサミン

久光製薬MSM+グルコサミン|口コミで大人気!効果や副作用についてご紹介

主な成分 MSM:22,50mg
グルコサミン:450mg
通常価格 5,200円(税抜)
初回お試し価格 2,600円(税抜)
容量 300粒(約30日分)
販売元 久光製薬

アメリカやヨーロッパなどで節々の違和感に悩んでいる方などから利用されているMSMにグルコサミンをプラスしたサプリメントです。

配合しているMSMは、最大手メーカー・バークストローム社のものです。

製法特許を取得している蒸留法を用いて製造しているので、純度が高いとされています。

GMP規格に適合した工場で製造している点も魅力です。

1日の目安量に当たる10粒で2250㎎のMSMと450㎎のグルコサミンを摂ることができます。

節々の健康維持に取り組みたい方などにオススメされています。

小林製薬 MSM

小林製薬MSM

主な成分 MSM:2336.3mg
クエン酸:103.3mg
通常価格 2,700円(税込)
初回お試し価格 2,430円(税込)
容量 30袋(約30日分)
販売元 小林製薬

加齢とともに減少する有機硫黄を補えるサプリメントです。

1日の目安量に当たる1袋で2336.3㎎のMSMを摂ることができます。

サッと溶けやすい顆粒タイプなので利用しやすい点も魅力です。

立つとき・座るときが気になる方やキビキビとした毎日を送りたい方などにオススメされています。

DHC 極らくらく

DHC 極らくらく

主な成分 MSM:540mg
グルコサミン:1,320mg
通常価格 1,700円(税抜)
定期購入 1,615円(税抜)
容量 300粒(約30日分)
販売元 DHC

「曲げ伸ばし」と「ズキッ」にアプローチする9つの成分を配合したサプリメントです。

1日の目安量に当たる6粒で、1320㎎のグルコサミン塩酸塩と540㎎のMSM、150㎎のコンドロイチン硫酸、120㎎のコラーゲンペプチド、60㎎の5-ロキシン、36㎎のⅡ型コラーゲン、18㎎のヒアルロン酸、6㎎のエラスチンペプチド、6㎎のCBPを摂ることができます。

歩き始めや階段、正座が怖い方などにオススメされています。

MSMとは何か?

MSMは、幅広い動植物に存在する有機硫黄化合物です。

ヒトの身体にも存在します。

ヒトの体内では、硫黄の供給源として働き、タンパク質・コラーゲン・ケラチンなどの生成に関わります。

DMSO(ジメチル・スルホキシド)を代謝してMSMは作られます。

体内の分布は?

タンパク質などの生成に関わる硫黄は、体内の幅広い場所に存在します。

具体的には、皮膚・爪・髪・関節などに多く存在します。

硫黄は、体内で4番目に多いミネラルです。

幅広い場所に分布する硫黄は重要なミネラルといえるでしょう。

硫黄って体にとって重要なの?

硫黄は、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウムなどと同じく必須ミネラル挙げられています。

必須ミネラルとは、生命の維持に欠かせないミネラルです。

このことからも硫黄が重要なミネラルであることが分かります。

MSMはグルコサミンと一緒に摂取すると関節痛を緩和してくれる?

MSMは関節痛に悩む方などから支持を集めています。

なぜ、これらの方から支持を集めているのでしょうか。

MSMの抗炎症作用

抗炎症作用とは、炎症を抑える作用です。

MSMには起きている炎症を緩和する働きなどが期待されているのです。

グルコサミンとの相性は?

同じく、関節炎に役立つといわれている成分がグルコサミン、コンドロイチンです。

グルコサミンには関節の軟骨の修復や再生をサポートする働き、コンドロイチンには関節の軟骨に水分と栄養を届けスムーズさを保つ働きなどがあるといわれています。

これらの成分とMSMは相性が良いと考えられています。

変形性関節症の患者にMSMとグルコサミンのいずれか、あるいは両方を投与して、併用でより緩和が見られた研究もおこなわれてます。

ただし、信頼に足るだけの臨床試験が行われている段階ではありません。

関節炎の症状を緩和

MSMは、グルコサミンなどと併用することでより効果的に働く可能性が指摘されています。

より効果的に働くことで、関節炎のつらい症状を緩和しやすくなるかもしれません。

この目的でMSMの摂取を検討している方は、グルコサミンなどとの併用を検討してみてはいかがでしょうか。

MSMの摂り方

MSMを利用したい方は、どのように摂ればよいのでしょうか。

MSMの摂り方を解説します。

1日の推奨量・摂取量

厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準(2015年版)」にMSMの推奨量・摂取量は記載されていません。

このことから、公に定められた摂取量はないと考えられます。

何かしらの目的をもって利用する方は、1日1g~3g程度を目安に摂取していることが多いようです。

どれだけとればよいかわからない方は、この量を目安にするとよいかもしれません。

摂取のタイミングは?

摂取のタイミングに関しても特別な決まりはありません。

食事から摂りたい方は食事のタイミング、サプリメントから摂りたい方は好きなタイミングで摂ればよいと考えられます。

注意点は、即効性のある成分ではないので継続的に利用することです。

何かしらの実感を得たい方は、継続して利用しましょう。

MSMの注意点や副作用

MSMの利用を検討している方は、注意点も確認しておきましょう。

MSMを過剰摂取した場合、MSMが欠乏した場合の影響を解説します。

過剰摂取すると?

人を含む幅広い動植物に存在する成分なので、基本的に安全性は高いと考えられています。

水溶性の成分で摂りすぎても体外に排出されると考えられるので、過剰摂取の影響は指摘されていません。

ただし、好きなだけとってよいわけではありません。

サプリメントなどを利用する方は目安量を守りましょう。

また、人によっては、経口摂取で吐き気や下痢、頭痛、疲労感、不眠などの症状が現れる可能性が指摘されています。

これらの症状が現れた方は使用を中止して医師に相談しましょう。

欠乏すると?

MSMの欠乏の影響は確認できませんでした。

ちなみに、硫黄は食事からタンパク質を摂っていれば欠乏することはないと考えられています。

欠乏の影響が心配な方は、規則正しく食事を摂りましょう。

MSMを含んだ食品は?

MSMは食事から摂れます。

食事から摂りたい方は以下の点に注意が必要です。

MSMを含んだ食品はあるにはあるが、その量は極めて少量

MSMな様々な食品に含まれています。

ただし、その量はごくわずかです。

また、水溶性の成分なので調理により大部分が失われるとされています。

食事からMSMを摂りたい方はこれらの特徴を覚えておきましょう。

MSMを含んでいる食品

身近な食品では、牛乳・コーヒー・トマト・卵・ニンニク・キャベツ・白菜・ネギ・豆類などに含まれています。

食事からMSMをとりたい方はこれらの食品を利用するとよいかもしれません。

MSMは食品から十分な量を補えない成分

食品含まれる含有量がごくわずかなうえ、調理で失われるため食品から十分な量のMSMを摂ることは難しいとされています。

食事から1日当たり1g~3gのMSMを摂ることは現実的ではないでしょう。

何かしらの目的をもってMSMを摂りたいと考えている方は、以上の食品とあわせてサプリメントを利用してみてはいかがでしょうか。

サプリメントを利用すれば、効率よくMSMを摂れます。

まとめ

MSMは人を含む動植物に存在する有機硫黄化合物です。

ヒトの身体では硫黄の供給源として働き、タンパク質やコラーゲン・ケラチンなどの生成に関わります。

特に、関節炎に対する効果が期待されています。

食品から摂れる成分ですが、食品に含まれる量はごくわずかです。

MSMを効率よく摂りたい方には、サプリメントの利用がおすすめです。

サプリメントであれば十分な量のMSMを手軽に摂れます。

日本でもMSMを含むサプリメントが登場しつつあるので、利用しやすい製品を探してみてはいかがでしょうか。

参考サイトその他の成分| 一般社団法人 日本サプリメント協会

参考文献:サプリメント事典 平凡社

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