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サポニンを摂取できる食品やその効果・効能とは?人気のサポニンサプリを紹介

 

健康意識の高い方などから注目を集めているサポニン。

名前は知っているものの、その内容は分からない方が多いのではないでしょうか。

ここでは、サポニンの概要を解説するとともに期待されている効果・効能、サポニンを含む食品などを紹介しています。

興味のある方は参考にしてください。

 

目次

サポニンとは何か?

最初に、サポニンの概要を解説します。

サポニンはどのような成分なのでしょうか。

サポニンとは

サポニンは、野菜や果物などに含まれるファイトケミカルの一種です。

これらの苦味、エグ味などのもとになります。

 

具体的には、糖とサポゲニンにより構成される配糖体です。

その構造は、含まれる植物により異なります。

有名な成分ではありませんが、日本では1900年初頭から研究が進められています。

 

また、サポニンを含む植物が生薬として使われてきた歴史もあります。

日本人にとって意外と身近な成分といえるかもしれません。

配糖体とは?

サポニンが含まれる配糖体は、植物界に広く分布する成分です。

糖類と糖以外の化合物が結合したものを配糖体といいます。

サポニンのほかでは、アントシアニン、ジキタリス、ヌクレオシドなどが配糖体に含まれます。

サポニンは泡を出す?

サポニンの名前の由来は、成分の特徴にあると言われています。

サポニンは水に溶けると石鹸のように泡立ちます。

このことから、ラテン語で石鹸を意味する「サポ」がつけられたと考えられています。

 

サポニンには、水と油に溶ける性質があります。

天然の界面活性剤として利用できるので、実際に石鹸として用いられてきたようです。

日本でも、サポニンを含む植物を水と混ぜてシャンプーとして使っていたといわれています。

サポニンの効果・効能は?

サポニンには様々な効果・効能が期待されています。

殺菌・抗菌作用

古くからサポニンには殺菌・抗菌作用があると考えられてきました。

具体的には、サポニンを含む椿油などがこの目的で使用されていたようです。

ダニ除けなどに使用されていたといわれています。

免疫力向上

サポニンには、細胞傷害性リンパ球のひとつであるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化する働きがあるといわれています。

このことから、免疫力を高める働きが期待されています。

ナチュラルキラー細胞は、正常細胞を避けながら癌細胞やウイルス感染細胞などを攻撃します。

コレステロール値低減

サポニンは血液中の脂質を分解することで、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす可能性があると考えられています。

血液中にコレステロールや中性脂肪が多くなると動脈硬化などを起こしやすくなります。

健康を維持したい方にとっては、気になる働きといえるでしょう。

肥満予防

サポニンには脂質の吸収を抑制する働き、脂肪の蓄積を抑制する働きなども期待されています。

これらにより、肥満予防にも役立つ可能性が指摘されています。

過去に行われた試験では、サポニンなどの摂取により体重・内臓脂肪の両方が減少したとされています。

血流促進

サポニンの中には血液が固まることを防ぎ、血流を改善すると考えられているものがあります。

血液の流れが悪くなると血栓ができやすくなるほか、身体の隅々まで酸素や栄養を届けにくくなります。

健康維持に重要な役割を果たす可能性があります。

生活習慣病の予防

これらの働きにより、生活習慣病を予防する働きを期待されています。

生活習慣病は、食生活や運動習慣、喫煙、飲酒などが発病に関与する病気です。

身近なところでは糖尿病や脂質異常症、高血圧などが挙げられます。

複数の生活習慣病が重なると症状が悪化しやすくなります。

毎日の取り組みで予防することが重要と考えられています。

最近注目されているサポニン「ジンセノサイド」

最近になって注目を集めているサポニンがジンセノサイドです。

ジンセノサイドとはどのような成分なのでしょうか。

ジンセノサイドって?

ジンセノサイドは、高麗人参に含まれる特有のサポニン群です。

約40種類ものサポニンから構成されます。ジンセノサイドは、ジオール系・トリオール系・オレアノール系に分類できます。

同じサポニンですがそれぞれ特徴は異なります。

エイジングケア

ジンセノサイドには強力な抗酸化作用が期待できると言われています。

抗酸化作用とは、体内で発生した過剰な活性酸素を除去する働きです。

活性酸素は外敵から身体を守る働きを担いますが、その量が多すぎると細胞や遺伝子を傷つけるなどトラブルを引き起こします。

これらのトラブルは健康・美容の両面で老化の引き金になります。

 

例えば、多過ぎる喝活性酸素は動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などに関連するといわれています。

あるいは、肌のシミの原因になりハリや潤いを奪うともいわれています。

 

他の植物に含まれるサポニンにも抗酸化作用を期待できますが、サポニンの中には毒性があり継続して大量に摂り続けると健康に悪影響を与えるものがあります。

しかし、高麗人参に含まれるジンセノサイドには毒性がありません。

そのため、安心して利用することができます。

ジンセノサイドの相反する効果

ジンセノサイドにはエイジングケア以外にも様々な効果・効能が期待されています。

期待されている効果・効能の中には相反するものがあります。

 

相反する効果・効能が期待されている理由は、ジンセノサイドが高麗人参に含まれるサポニン群だからです。

様々な種類のサポニンが含まれるので、それぞれのサポニンに期待される効果・効能の中には相反するものがあります。

そのため、ジンセノサイドを活用するときはバランスが重要といわれています。

 

例えば、実や葉に多く含まれるトリオール系には中枢神経を興奮させる働きがあります。

根に多く含まれるジオール系には中枢神経を鎮める働きがあります。

根にはトリオール系も適度に含まれているので、バランスが良いとされています。

これらを理解して、ジンセノサイドを利用することが重要かもしれません。

サポニンの摂り方

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」にサポニンの推奨量・摂取量に関する記載はありません。

大豆に含まれるサポニンの一般的な摂取目安量といわれているのが100㎎です。

サポニンを摂取したい方は、サプリメントの目安量などを参考にすると良いでしょう。

摂取のタイミングは?

摂取のタイミングに関しても、特別な決まりはありません。

食事から摂りたい方は食事のタイミングで、サプリメントなどから摂りたい方は都合の良いタイミングで摂ればよいと考えられています。

 

気を付けたいポイントは、ある程度の期間は継続して摂り続けることです。

すぐに効果を実感できるわけではないので、サポニンを利用したい方は、ある程度、継続するようにしましょう。

妊婦さんには付加量が必要?

妊婦さん・授乳婦さんの付加量に関しても特別な決まりはありません。

デリケートな時期なので、サポニンを摂りたい方は念のため医師に相談してください。

サポニンの注意点や副作用

サポニンを利用したい方は注意点も確認しておきましょう。

過剰摂取や欠乏した場合の影響などについて解説します。

過剰摂取すると?

食品に含まれる成分なので、適量を守れば基本的に安全に利用できると考えられます。

ただし、サポニンには様々な種類があり、安全性はサポニンの種類により異なります。

 

サポニンの中には毒性の強いものもあります。

例えば、桔梗などに含まれるサポニンは溶血作用などがあるとされています。

サポニンを摂りたい方は、安全性と過剰摂取に十分に注意する必要があります。

欠乏すると?

欠乏の影響は特に指摘されていません。

とはいえ、健康や美容にうれしい効果・効能を期待できるので、積極的に利用したい成分といえるかもしれません。

サポニンと相性の良いものとあまり良くないもの

サポニンを摂りたい方は、サポニンと相性の良い成分、相性のあまり良くない成分も確認しておきましょう。

サポニンを効率よく利用できるはずです。

相性が良いもの

緑茶

サポニンは野菜などの苦味・エグ味の元になる成分です。

これらが苦手な方は緑茶と一緒に摂ると良いでしょう。

苦味やエグ味を感じにくくなるので摂りやすくなります。

また、サポニンの吸収を助けてくれます。

相性があまり良くないもの

医薬品

一部の医薬品はサポニンと相性があまり良くないといわれています。

何かしらの薬を服用している方で、サポニンの利用を検討している方は、医師に確認してから利用しましょう。

サポニンを多く含んでいる食品

サポニンは毎日の食事から摂ることができます。

食事からサポニンを摂りたい方は、次の食品を利用するとよいでしょう。

田七人参

ウコギ科の植物である田七人参は豊富なサポニンを含みます。

その量は高麗ニンジンを凌ぐといわれています。

サポニンをしっかり摂りたい方は、田七人参を活用するとよいかもしれません。

高麗人参

高麗人参特有のサポニン群であるジンセノサイドを含みます。

ジンセノサイドは40種類ものサポニンから構成されるので、様々な効果・効能を期待できます。

サポニンのバランスが最も良いと言われているのが高麗人参の根の部分です。

ジンセノサイドが気になる方は根の部分を利用してみてはいかがでしょうか。

大豆

サポニンを含む身近な食品が大豆です。

もちろん、豆腐や納豆、みそなどの大豆製品にもサポニンは含まれています。

強力な抗酸化作用で過酸化脂質の増加を抑制する作用などが期待できます。

毎日、食事からサポニンを摂りたい方は、大豆を利用すると良いでしょう。

ごぼう

大豆以外の身近な食品ではごぼうもサポニンを含みます。

皮にサポニンが存在するので、ゴボウからサポニンを摂りたい方は皮ごと食べるといいかもしれません。

サポニンを摂取できるサプリメント

以上の食品からサポニンを摂れますが、高麗人参、田七人参などはあまり身近ではありませんよね。

効率よくサポニンを摂りたい方は、サプリメントを利用すると良いでしょう。

次のサプリメントなどがサポニンを配合しています。

白井田七。

白井田七。

農薬を使用せず育てられた田七人参を使用したサプリメントです。

巡らせる注目の有用成分・サポニンとスッキリをサポートするフラボノイド、身体では作り出せない必須アミノ酸を豊富に含みます。

これらの他、ナトリウム・カロチン・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンE・マグネシウム・カルシウム・鉄・亜鉛・銅・マンガンなどをバランスよく含みます。

特に注目したいのが、一般的な高麗人参の7倍といわれるサポニンの含有量です。

1日の目安量にあたる4粒で摂取できるサポニンの量は95㎎です。

余計なものを加えていない和漢素材なので安心して利用できます。

実感力を重視したい方などにオススメされています。

 
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