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人気のオレイン酸サプリと摂取できる食品を紹介!オレイン酸の効果・効能とは?

 

メディアなどでたびたび特集されているオレイン酸。

具体的に、どのような成分なのでしょうか。

ここでは、オレイン酸の概要、オレイン酸に期待できる効果、オレイン酸を含む食品などを解説しています。

興味のある方は参考にしてください。

目次

オレイン酸とは何か?

最初に、オレイン酸の概要について解説します。

オレイン酸が重要な成分であることが分かるはずです。

オレイン酸とは

オレイン酸は脂肪酸のひとつです。

脂肪酸は脂質を構成する成分で、私たちのエネルギー源になります。

脂肪酸は、炭素の二重結合がない飽和脂肪酸と炭素の二重結合がある不飽和脂肪酸に分かれます。

オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類されます。

オレイン酸は、酸化しにくく、加熱や長期保存に強いため使いやすい脂肪酸と考えられています。

オレイン酸はオメガ9の非必須脂肪酸

不飽和脂肪酸は、炭素の二重結合の数により一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれます。

炭素の二重結合がひとつだけのオレイン酸は、一価不飽和脂肪酸に分類されます。

オレイン酸の二重結合のある場所は、炭素鎖の9番目と10番目の間です。

このことから、オレイン酸はオメガ9系の一価不飽和脂肪酸と呼ばれています。

体内で合成できるオレイン酸は非必須脂肪酸です。

皮脂の41%はオレイン酸?!

オレイン酸が含まれている最も身近な脂が人の皮脂です。

ヒトの皮脂の41%はオレイン酸といわれています。

(残り25%がワックスエステル、16%が皮脂酸、12%がスクワレンなど)

皮脂に含まれるオレイン酸は、乾燥や外敵から肌を守るバリアのような働きをしています。

オレイン酸の効果・効能は?

オレイン酸には、様々な効果・効能を期待できるといわれています。

具体的にどのような効果を期待できるのでしょうか。

生活習慣病の予防

オレイン酸が注目を集めたきっかけの一つが、食生活と健康に関する調査です。

心筋梗塞になったことがある人たちを、オレイン酸を豊富に含む食事を摂るグループと動物性脂肪を豊富に含む食事を摂るグループに分けたところ、前者は心筋梗塞の再発率が明らかに低かったのです。

この調査により、オレイン酸には動脈硬化や心臓病を予防する可能性があると考えられています。

コレステロール値低下する

動脈硬化や高血圧などの危険因子とされているのが、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が異常に多い状態です。

この状態が続くと、動脈硬化や高血圧などになりやすくなります。

古くからオレイン酸には、悪玉コレステロールを減少させて善玉コレステロールを減少させない働きがあると考えられてきました。

最新の研究により、オレイン酸の悪玉コレステロールを減らす働きはそれほど強くないことがわかっています。

現在では、悪玉コレステロールを増やさない脂肪酸と考えられるようになっています。

いずれにせよ、コレステロールが気になる方などにオススメされている成分です。

便秘予防

オレイン酸を豊富に含む油は、ヨーロッパで便秘の民間薬として利用されてきました。

現在でも、オレイン酸を豊富に含む油は便秘の予防に有効と考えられています。

オレイン酸が便秘の予防に役立つ理由は、消化・吸収されず大腸まで届いたオレイン酸が、蠕動運動を促進するからです。

また、滑りの良いオレイン酸は、便のスムーズな排出も促します。

便秘を予防する手軽な方法として、現在でも広く活用されています。

胃酸の分泌を抑制

オレイン酸は、胃に留まる時間が短いとされています。

余分な胃酸の分泌を促さないので、オレイン酸を多く含む食品には胃もたれや胸やけを防ぐ効果を期待できるといわれています。

過酸化脂質の発生を抑制

オレイン酸は、酸化に強い特徴があります。

この特徴から、体内で過酸化脂質を作りにくいとされています。

過酸化脂質には、発がんリスクを高める可能性があると考えられています。

オレイン酸は、身体にやさしい脂肪酸と考えられているのです。

肌がきれいになる

オレイン酸は、皮脂に多く含まれる脂肪酸です。

肌を乾燥や外敵などから守る働きがあります。

皮脂のバランスが乱れると様々な肌トラブルを起こしやすくなります。

オレイン酸は、スキンケアにも活用されている脂肪酸です。

善玉コレステロールと悪玉コレステロール

オレイン酸に期待されているのは、最も注目を集めているコレステロールに対する効果・効能です。

この働きをさらに詳しく見ていきましょう。

コレステロールとオレイン酸との関係

オレイン酸には、悪玉コレステロールを減らす(増加させない)働きがあります。

一方で、善玉コレステロールを減らす働きはありません。

つまり、オレイン酸には、悪玉コレステロールを選択的に減らす働きがあるのです。

この働きは、生活習慣病の予防に役立つと考えられています。

健康的な血液へ

血液中に悪玉コレステロールが増えすぎると、悪玉コレステロールが血管壁に蓄積して動脈硬化が進行してしまいます。

血液中に悪玉コレステロールが多い状態は、血液がドロドロの状態と表現されることがあります。

善玉コレステロールには、動脈硬化が起きている場所からコレステロールを引き抜く働き、血管をしなやかに保つ働き、酸化ストレスから細胞を守る働きなどがあります。

悪玉コレステロールと反対の働きがあるのです。

このことから、善玉コレステロールは健康的な血液を作るといわれることがあります。

生活習慣病の予防に!

動脈硬化が進行しても、基本的に自覚症状は現われません。

しかし、血管がしなやかさを失い硬くなる、血液の通り道が狭くなるので、様々な生活習慣病のリスクが高まります。

具体的には、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まると考えられています。

自覚症状が現れないので、動脈硬化は本人ですら気づかない間に進行します。

悪玉コレステロールが基準値より多すぎる脂質異常症は、動脈硬化の重大な危険因子です。

心配な方は、悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランスに気をつけるとよいかもしれません。

オレイン酸の摂り方

オレイン酸が気になる方はどのように摂ればよいのでしょうか。

続いて、オレイン酸の摂り方を解説します。

1日の推奨量・摂取量

食品から摂取できるとともに体内でも合成できるので、オレイン酸を含む一価不飽和脂肪酸の目安量は定められていません。

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に記載されている脂質の目標量は、総エネルギーの20~30%です。

飽和脂肪酸の目標量は7%以下とされているので、残りをオメガ3系、オメガ6系、オメガ9系脂肪酸で補うとよいかもしれません。

摂取のタイミングは?

摂取のタイミングに関しても特別な決まりはありません。

食事から摂る方は食事のタイミングでオレイン酸を摂ると良いでしょう。

サプリメントなどから摂る方も食事のタイミングに合わせるとよいかもしれません。

食事とサプリメントを一緒に摂ると、吸収率がアップしやすいといわれているからです。

妊婦さんには付加量が必要?

目安量が定められていないので、妊婦さん・授乳婦さんの付加量も定められていません。

体調管理に気を使いたい時期なので、サプリメントなどを利用したい方は主治医に相談しましょう。

オレイン酸の注意点や副作用

オレイン酸を利用したい方は、注意点なども抑えておきましょう。

過剰摂取、欠乏の影響を解説します。

過剰摂取すると?

ほとんどの人で安全に利用できる成分と考えられています。

ただし、継続的に大量に摂り続けると肥満のリスクが高まります。

また、胃のムカつきなどに悩まされる恐れもあるといわれています。

サプリメントなどからオレイン酸を摂る方は、記載されている1日の目安量を守るようにしましょう。

欠乏すると?

身近な食事に含まれているうえ、体内でも合成できるので、規則正しく食事を摂っていれば欠乏する心配はないと考えられています。

オレイン酸と相性の良い成分と相性が良くない人

オレイン酸を利用したい方は、相性の良い成分も抑えておきましょう。

相性が良くない人もいるので参考にしてください。

相性が良い成分

リノール酸

オレイン酸と同じく不飽和脂肪酸に分類される脂肪酸です。

リノール酸は、オメガ6系の多価不飽和脂肪酸です。

オレイン酸とリノール酸を一緒に摂ると悪玉コレステロールに対する効果が高まるといわれています。

リノール酸は、ベニ花油やコーン油、大豆油などに多く含まれています。

相性があまり良くない人とは

胆石のある人

胆石のある人は、オレイン酸を多く含むオリーブオイルを避けたほうが良いといわれています。

胆石がありオリーブオイルの利用を検討している方は、主治医に相談師が方がよいかもしれません。

オレイン酸を多く含んでいる食品

オレイン酸は身近な食品に多く含まれています。

オレイン酸を食事から摂りたい方は、次の食品を利用すると良いでしょう。

オリーブオイル

オリーブの果実から作られるオイルです。

構成脂肪酸の60~80%程度がオレイン酸です。

優れた抗酸化作用を期待できるビタミンEやポリフェノールを含む点も特徴です。

オレイン酸を含む代表的な食品といわれています。

べに花油

紅花の種から作られるオイルです。

サフラワー油と呼ばれることもあります。

構成脂肪酸の70~80%程度がオレイン酸です。べに花油もビタミンEを豊富に含みます。

風味が軽いのでてんぷらなどの和食にもよく合うといわれています。

なたね油

あぶら菜の種から作られるオイルです。

構成脂肪酸の60~65%程度がオレイン酸です。

あっさりした風味なので、揚げ物やドレッシングなどの向いているとされています。

こめ油

米ぬかから作られるオイルです。

日本人に身近なオイルといえるかもしれません。

構成脂肪酸の40%程度がオレイン酸です。

素材の甘味を引き出すので、揚げ物やお菓子などに向いているといわれています。

牛肉

オイルのほかでは、牛肉にオレイン酸は豊富に含まれています。

例えば、リブロース100gには35000㎎ものオレイン酸が含まれています。

オレイン酸を効率よく摂れる食材ですが、牛肉の脂には飽和脂肪酸も豊富です。

飽和脂肪酸はエネルギー源になるとともに生活習慣病のリスクを高めるとされています。

摂りすぎには注意が必要です。

まとめ

オレイン酸は、不飽和脂肪酸の一価脂肪酸に分類される脂肪酸です。

オレイン酸を手軽に摂りたい方は、サプリメントを利用することもできます。

サプリメントであれば、食事から摂るよりもカロリーを気にしなくてよいはずです。

オレイン酸の摂取方法として検討してみてはいかがでしょうか。

オレイン酸が摂れるサプリメント

オレイン酸を効率よく摂りたい方は、サプリメントを利用するとよいかもしれません。

次のサプリメントなどにオレイン酸が含まれています。

オリーブジュースカプセル すこやか工房

スペイン・アンダルシア州コルドバ県北部産のオーガニックオリーブオイルから作られたエキストラバージン・オリーブオイルをソフトカプセルに詰め込んだサプリメントです。

美肌成分であるコラーゲンとビタミンEを配合している点が特徴です。

外食が多くて食生活が乱れている方や元気な毎日を過ごしたい方、生活習慣が気になる方などにオススメされています。

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