美容や健康、目の疲れに効果的だと言われるアスタキサンチン。
そんなアスタキサンチンは
- 最近肌の調子が悪い。
- 生活習慣病が気になる。
- 目の疲れがとれない。
という悩みを持っているあなたにおすすめの成分です。
サプリメントや化粧品に含まれるアスタキサンチンの効果と、おすすめのサプリメントについてこのページでは紹介をしていきます。
美容と健康におすすめのアスタキサンチンの効果
アスタキサンチンは、カニやエビ、イクラなどに多く含まれる天然の色素成分で、
- 抗酸化・抗炎症作用
- 眼精疲労・眼疾患の予防
- 美容・アンチエイジング
- 生活習慣業予防
- 脳の老化予防
- 抗疲労作用
と言った効果が期待されている成分です。
海の生物に多く含まれるアスタキサンチンは、その抗酸化力の高さから、海のカロテノイド(リコピンやルテインなどの抗酸化力の強い天然色素)と呼ばれることもあります。
抗酸化・抗炎症作用
アスタキサンチンの効果・効能の中で、最初に押さえておきたいのが優れた抗酸化力です。
抗酸化力とは、心身にストレスがかかると体内に発生するフリーラジカル(酸化物質)を無害化する力のこと。
アスタキサンチンの抗酸化力は600種類以上あるカロテノイドの中でも優れており、研究報告によっては、ビタミンE(抗酸化力が強いといわれるビタミン)の600倍もの抗酸化力があるとするものもあります。
抗酸化作用に目を向けた美容対策や健康対策を考えているならアスタキサンチンの活用がおすすめです。
また、アスタキサンチンには、一酸化窒素とプロスタグランジンなどの産生を抑制することで、怪我をしたときに起きる異常な炎症を抑える働きがあると考えられています。
もちろん、炎症はヒトの身体を細菌から守るために必要な反応ですが、何かしらの要因で炎症が強くなりすぎると身体に負荷がかかります。
この面からもアスタキサンチンは注目を集めています。
眼精疲労・眼疾患の予防
アスタキサンチンが目を酷使し続けることで眼の症状に加え全身症状が現れ、しっかり休んでも回復しない眼精疲労に効くといわれている理由は、眼精疲労を自覚している方にアスタキサンチンを投与した試験でピントの調節機能が改善されたからです。
この試験では、眼精疲労による不快な症状が改善されたことも確認されています。
眼精疲労の背後に白内障や緑内障が隠れていることもあるので、眼精疲労が続く場合は病院で検査を受けましょう。
また、アスタキサンチンには網膜や脈絡膜、毛様体などが炎症を起こすブドウ膜炎に対して予防効果がある可能性が示されています。
ブドウ膜炎に予防効果があると考えられている理由は、アスタキサンチンに抗炎症作用があるからです。
このほか、眼の中にある活性酸素を除去する働きにより、水晶体のタンパク質・脂質が酸化することで起こると考えられている加齢性の白内障や黄斑が加齢の影響でゆがむ加齢黄斑変性症の予防効果も期待されています。
現時点で、どの程度の予防効果があるかは不明ですが、眼疾患の予防に役立てたい成分と考えられているようです。
美容・アンチエイジング
アスタキサンチンはシワやシミの予防に有効と考えられています。
シミやシワの原因の一つとされているのが、紫外線を浴びること。
紫外線を受けて増えすぎた活性酸素が、肌のハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを傷つけてシワを作り、活性酸素がメラニン色素を生成してシミを作ります。
アスタキサンチンには優れた抗酸化力があるため、紫外線によるシミやシワの発生を予防する働きが期待できるとされています。
また、アスタキサンチンは、運動中の脂質利用を促進する働きもあるので、ダイエットにも役立つと言われています。
生活習慣病の予防
アスタキサンチンの優れた抗酸化力は生活習慣病の予防に役立つ可能性があると考えられています。
動脈硬化は、高血圧をはじめとする他の生活習慣病の危険因子です。
アスタキサンチンは、優れた抗酸化力で活性酸素を除去します。
この働きにより、動脈硬化をはじめとした生活習慣病を予防できる可能性があると考えられているのです。
脳の老化予防
アスタキサンチンは、脳に必要のない物質や有害な物質が届かないようにする検問所「血液脳関門」を通過できる数少ない抗酸化物質です。
この特徴により、脳の老化防止や抗疲労などの作用が期待されています。
脳機能への作用もアスタキサンチンに期待できる効果・効能のひとつです。
抗疲労作用
アスタキサンチンには、運動による疲労を軽減する可能性があるといわれています。
運動強度が中等度以上になると、筋肉を動かすためのエネルギー源として筋肉中に蓄えられたグリコーゲンの筋グリコーゲンを多く使用します。
アスタキサンチンには、筋グリコーゲンの使用量を抑制する働きがあるので、筋肉の疲労を抑制できる可能性があるといわれているのです。
アスタキサンチンの摂り方
アスタキサンチンを利用したい方は、生活にどのように取り入れればよいのでしょうか。
1日の推奨量・摂取量、摂取のタイミングなどを紹介します。
摂取のタイミング
このタイミングでアスタキサンチンをとらなくてはいけないなどのタイミングはありません。
食事から摂る方は食事のタイミングでとるとよいでしょう。
サプリメントから摂る方も、基本的には都合の良いときにとればよいと考えられます。
吸収率をアップしたい方は、夕食後や就寝前に摂るとよいかもしれません。
立っているときより寝ているときの方が栄養素の吸収率が高くなるからです。
参考にしてみてはいかがでしょうか。
アスタキサンチンの1日の推奨量・摂取量は?
厚生労働省などが定める推奨量・摂取量などはありませんが、これまでのところ1日に4~6㎎を目安に摂取すればよいとされています。
アスタキサンチン6㎎は、サケの切り身2切れ程度に相当します。
海の幸を口にする機会が多い日本人にとって、意外と身近な成分といえるかもしれません。
とはいえ、毎日2切れの鮭を食べることは大変です。
口コミで人気のアスタキサンチンサプリ
アスタブライト
現代日本人のライフスタイルから必要と考えられる成分をぎゅっと詰め込んだサプリメントです。
1日分(3粒)のアスタブライトに、アスタキサンチン8.1㎎・マキベリー100㎎・DHA・EPA100㎎
亜鉛12㎎・ビタミンB群7.56㎎・ビタミンE8.02㎎・βカロテン5400μg・ルテインが含まれています。
もちろん、毎日飲むものなので安全性にもこだわっています。
アスタブライトは国内有数のGMP認定工場で作られています。
医薬品レベルの品質なので、誰でも安心して利用することができます。
飲みやすさにこだわり、サプリメントの臭いや形状に気を配っている点もポイントです。
アスタキサンチンが気になる方には魅力的なサプリメントといえるでしょう。
えんきん
えんきんは、ファンケルが販売する日本初の機能性表示食品です。
1日分(2粒)に、アスタキサンチン4㎎・ルテイン10㎎・シアニジン-3-グルコシド2.3mg、DHA50mgを含みます。
ファンケルによると、手元のピント調節機能を助ける働きや目の使い過ぎによる首や肩への負担を和らげる働きが期待できるとされています。
目の疲れなどを自覚している方は、試してみるとよいかもしれませんね。
アスタリール・アスタビータe
アスタビータeは、世界で初めてヘマトコッカス藻から商用のアスタキサンチンを作ったパイオニアメーカーが販売するサプリメントです。
1日分(2粒)に12㎎のアスタキサンチンと20㎎のトコトリエノールを含みます。
トコトリエノールは、アスタキサンチンのパワーを引き出す相性の良い成分です。
最大の特徴は、原料であるヘマトコッカス藻の培養から加工まで自社で行っていることです。
60年以上の歴史を持つ医薬品メーカーなので良質なサプリメントを作り出すことができます。
高品質なアスタキサンチンサプリメントを利用したい方にオススメです。
えがおのアスタキサンチン
えがおのアスタキサンチンは、ヘマトコッカス藻から抽出したアスタキサンチンを配合したサプリメントです。
1日分(1粒)に6㎎のアスタキサンチンを含みます。
このほか、抗酸化作用を期待できるビタミンA・ビタミンC・ビタミンE、コラーゲン・オリーブ果実抽出物・セラミド・ヒアルロン酸を配合しています。
さびない身体づくりをテーマに開発されたサプリメントなので、日々の美容に気をつけている人、健康維持を心がけている人などにオススメされています。
DHCアスタキサンチン
DHCサプリのアスタキサンチンは、ソフトカプセルタイプのサプリメントです。
1日分(1粒)にヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチン9㎎と一緒に働くビタミンE2.7㎎を含みます。
身体の錆などが気になる方にオススメされています。
最大の魅力は、他のサプリメントに比べて安い点かもしれません。
DHCサプリのアスタキサンチンの価格は30日分で1,440円です。
費用を抑えながらアスタキサンチンを利用したい方にオススメです。
アスタキサンチンの注意点や副作用
身近な海の幸に含まれているので、アスタキサンチンの過剰摂取を心配する方がいるかもしれませんね。
アスタキサンチンを摂りすぎても問題ないのでしょうか。
過剰摂取すると?
アスタキサンチンは、自然界に広く存在し古くから私たちの食卓に上ってきた成分です。
食品添加物や飼料添加物としても利用されてきた歴史があります。
これまで重大な健康被害は確認されていないので、基本的に過剰摂取によるトラブルは心配しなくてよいと考えられています。
ただし、常識の範囲を超えて摂りすぎると不調をきたすかもしれません。
サプリメントからアスタキサンチンを摂る方は、用法・用量を守って利用しましょう。
欠乏すると?
反対に、アスタキサンチンが不足した場合、どのような影響が現れるのでしょうか。
現在のところ、アスタキサンチンが不足しても特別な影響はないと考えられています。
もちろん、優れた抗酸化力などは活かせませんが、これによって病気を発症することなどはないと考えられているのです。
健康や美容に活かしたい方が、意識的に摂取したい成分と考えると良いでしょう。
アスタキサンチンって体内蓄積はするの?
アスタキサンチンは、水に溶けにくく油に溶けやすい脂溶性の成分です。
このことから、身体に取り入れたアスタキサンチンが体内に蓄積することを心配する方がいるようです。
幸いなことに、身体に取り入れたアスタキサンチンは、72時間程度で消失します。
継続的に摂取した場合も、体内蓄積はしないので安全に利用できる成分と考えられています。
体内に取り入れたアスタキサンチンは、消化管内で吸収しやすい状態にされ、小腸から吸収されます。
他のカロテノイド同様、2つの過程を経て吸収されるので、吸収率はあまり良くないとされています。
吸収率まで考えたうえで摂取したい成分といえるかもしれません。
アスタキサンチンと相性の良い成分とあまり良くない成分
アスタキサンチンを効率よく利用したい方は、アスタキサンチンと相性の良い成分や食材、悪い成分を確認しておくと良いでしょう。
どのような成分と相性が良く、どのような成分と相性が悪いのでしょうか。
相性が良い成分
ビタミンC
アスタキサンチンは、活性酸素と結びつくとその働きを失います。
しかし、ビタミンCをはじめとした水溶性抗酸化物質の働きで、失った働きを取り戻すことができます。
そのため、ビタミンCなどの水溶性抗酸化物質もアスタキサンチンと相性の良い成分と考えられています。
ビタミンCは、ピーマン・ブロッコリー・ほうれん草・レモンなどに多く含まれています。
油
アスタキサンチンは脂溶性の成分です。油に溶けやすいので、油と一緒に食べると吸収しやすくなります。
このことから考えると、サーモンは刺身よりオリーブオイルやバターで炒めたほうがアスタキサンチンを吸収しやすくなるといえそうです。
これらの他にも油分の多い食品と相性が良いと考えられます。
しっかり吸収したい方は、よく考えて調理するとよいかもしれません。
相性があまり良くない成分
カロテノイド
トマトに含まれるリコピン、緑黄色野菜に含まれるルテイン・βカロテンなど、アスタキサンチン以外のカロテノイドと一緒に摂ると、競合が起きて吸収率が低下する可能性があるといわれています。
そのため、カロテノイドはアスタキサンチンと相性が悪いと考えられています。
アスタキサンチンを摂りたい方は、カロテノイドを豊富に含む他の食品に気をつけたほうが良いかもしれません。
アスタキサンチンを多く含む食品
アスタキサンチンは海の幸を中心に多くの食品に含まれています。
しっかり摂りたい方は、次の食品を利用すると良いでしょう。
赤色の海の幸にはアスタキサンチンを含むものが少なくありません。
ただし、加熱すると白っぽくなるものはアスタキサンチンを含みません。
例えば、マグロの赤身などがその例です。
食材選びの参考にすると良いでしょう。
鮭
サーモンピンクと表現される鮭の身にはアスタキサンチンが含まれています。
同様に、鱒の身やイクラなどにもアスタキサンチンが含まれています。
身近なので鮭やイクラはアスタキサンチンを摂りやすい食品といえそうです。
真鯛
真鯛もアスタキサンチンを含む食品です。
ただし、身ではなく赤色の皮にアスタキサンチンが含まれます。
アスタキサンチンを摂りたい方は、真鯛の身ではなく皮を食べる必要があります。
同じく、キンメダイなど皮の赤い魚の中には、アスタキサンチンを含むものがあります。
エビ
甘エビやサクラエビ、クルマエビなどにもアスタキサンチンが含まれています。
ちなみに、6㎎のアスタキサンチンをとるにはクルマエビ(大)を30尾も食べなければなりません。
カニ
もちろん、カニにもアスタキサンチンは含まれています。
季節商品なので日常的に利用することは難しいかもしれません。
毛ガニであれば2杯程度で6㎎のアスタキサンチンを摂ることができます。
まとめ
アスタキサンチンは、鮭やエビなど海の幸に多く含まれるカロテノイドです。
優れた抗酸化力があり、眼精疲労の予防、シミやシワの予防などに役立つ可能性が示されています。
一方で、古くから日本人の食卓に上ってきた歴史があるので安全に利用できると考えられています。
健康と美容の維持に役立つ可能性があるといわれているので、興味のある方は鮭やエビなどを積極的に取り入れるとよいかもしれません。
ですが、食品から1日6㎎のアスタキサンチンを摂るとなると少し大変です。
美容や健康への効果が注目されているので、現在では多くのサプリメントにアスタキサンチンが使用されています。
食品から十分なスタキサンチンをとれない方はサプリメントを利用するとよいかもしれません。
サプリメントであれば、手間をかけず簡単にアスタキサンチンを摂ることができます。
アスタキサンチンは、数あるカロテノイドの中でも特に強い抗酸化力があると考えられています。
残念ながら、アスタキサンチンをはじめとするカロテノイドをヒトの身体で作り出すことはできません。
つまり、アスタキサンチンを活用したい場合、外から補うほかないのです。
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アスタブライト
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参考サイト眼精疲労 眼の疲労 山田眼科