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頭皮が乾燥すると薄毛・抜け毛が増える?頭皮ケアで保湿してハゲ防止!

 

頭皮の乾燥が気になる方は、薄毛や抜け毛にも注意が必要かもしれませんよ。

頭皮の乾燥がこれらの原因になることがあるといわれているからです。

頭皮の乾燥はどのように防げばよいのでしょうか。詳しく解説いたします。

 

目次

乾燥の原因

頭皮の乾燥が薄毛や抜け毛の原因になることをご存知の方は少ないはずです。

見逃してしまいがちな症状ですが、薄毛や抜け毛が気になる方は適切にケアしましょう。

具体的に、どのような原因で頭皮は乾燥してしまうのでしょうか。

原因

頭皮は様々な原因により乾燥します。

身近な生活習慣が関係していることがあるので、気になる方は原因を把握しましょう。

特に、次の原因が多いといわれています。

間違えたシャンプー

毎日おこなうシャンプーは頭皮に良い影響も悪い影響も与えます。

間違えた方法で行うと頭皮が乾燥してしまうことがあります。

間違えたシャンプーの代表として挙げられるのが洗いすぎです。

1日何度も頭を洗うと、頭皮の保湿に必要な皮脂まで奪ってしまいます。

皮脂を失った頭皮は水分が蒸発しやすくなるため乾燥してしまいます。

同じく、気をつけたいのが洗浄力の強すぎるシャンプーの使用です。

毛穴の汚れなどを気にするばかり洗浄力が強すぎるシャンプーで頭を洗うと、頭皮の保湿に必要な皮脂まで奪う恐れがあります。

以上のほかでは、熱いお湯を使ったシャンプーも頭皮の乾燥の原因になります。

熱いお湯ですすぐと、皮脂が流れ落ちやすくなるからです。

間違えたシャンプーは、本人も気づかない間に行っていることが少なくありません。

頭皮の乾燥が気になる方は、シャンプーについて見直しましょう。

ドライヤーの使い方

雑菌の繁殖を防ぐため、シャンプー後はドライヤーの利用が勧められています。

しかし、使い方を誤ると頭皮を乾燥させてしまいます。

ドライヤーと頭皮の距離が近い、ドライヤーを同じ場所にあてすぎているなどに当てはまる方は、頭皮が乾燥しやすくなります。

紫外線

意識している方は少ないですが、頭皮は身体の中でも特に紫外線を浴びやすい部位です。

強い紫外線を浴びると、肌の機能が衰えて水分を保持する力が低下してしまいます。

これによっても頭皮が乾燥してしまいます。

初夏から初秋にかけて特に気をつけたい頭皮の乾燥の原因です。

空気の乾燥

秋から冬になると紫外線が弱まるので安心と思われがちですが、これらの季節は空気が乾燥するため頭皮も乾燥しやすくなります。

秋から冬にかけては、初夏から初秋までとは異なるケアが必要です。

また、初夏から初秋はエアコンを使用するため、室内の空気が乾燥しがちです。

こちらについても適切なケアが必要です。

食生活の乱れ

栄養バランスの偏った食事を続けていると、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。

ターンオーバーが乱れると、肌の機能が衰えて水分を保持する力が低下します。

睡眠不足

髪の毛の成長や頭皮のターンオーバーを助ける成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。

睡眠不足に陥ると、成長ホルモンの分泌が滞るので肌のターンオーバーが乱れます。

これによっても頭皮が乾燥しやすくなります。

以上の原因などによって頭皮は乾燥します。

頭皮が乾燥すると、なぜ薄毛や抜け毛につながるのでしょうか。

薄毛につながる?

頭皮が乾燥すると、乾燥から肌を守るためターンオーバー周期が短くなります。

ターンオーバー周期が短くなると、成熟していない頭皮が剥がれ落ちます。

正常なターンオーバーで剥がれ落ちる成熟した頭皮は小さく目に見えませんが、ターンオーバー周期が短くなり剥がれ落ちる頭皮は大きいので目に見えます。

これがフケです。

頭皮が乾燥すると、乾燥を防ぐため皮脂の分泌も多くなります。

過剰な皮脂がフケと混ざりあうと、毛穴周辺を塞ぐことがあります。

フケや皮脂で毛穴が詰まると、毛乳頭の働きが悪くなるため髪の毛が上手く育ちにくくなります。

その結果、薄毛や抜け毛につながることがあると考えられています。

また、皮脂の分泌が多すぎると、皮脂をエサにする真菌が異常繁殖することがあります。

この真菌が皮脂を分解して作り出す物質により頭皮が炎症を起こし抜け毛が増えることもあります。

頭皮が乾燥すると肌のバリア機能が低下するため、これらの他にも様々なトラブルを起こしやすくなります。

髪の毛の成長に良い影響を与えるものではないので、頭皮が乾燥すると薄毛や抜け毛を起こしやすくなるのです。

対処法

頭皮の乾燥が気になるときは、どのように対処すればよいのでしょうか。

オススメの対処法を解説いたします。

シャンプー習慣を見直す

頭皮の乾燥が気になる方は、最初にシャンプーを見直しましょう。

清潔を心がけるばかり洗いすぎると頭皮が乾燥してしまいます。

シャンプーは1日1回までにしましょう。

乾燥が気になる方は、2日に1回程度に控えてもかまいません。

汚れが気になるときは、ぬるめのお湯ですすぎだけすると良いでしょう。

使用するシャンプーにも注意が必要です。

洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと保湿に必要な頭皮まで奪ってしまいます。

ドラッグストアやスーパーで市販されている安価なシャンプーは洗浄力が強すぎるといわれています。

頭皮の乾燥が気になる方は、育毛シャンプーやアミノ酸系シャンプーなど、洗浄力がマイルドなシャンプーを選びましょう。

シャンプーで使用するお湯の温度は37度~40度程度が理想です。

42度以上になると頭皮が乾燥しやすくなります。

慣れるまでスッキリしないかもしれませんが、ぬるめのお湯で頭を洗いましょう。

シャンプー後のドライにも注意が必要です。

清潔なタオルで抑えるように水分をふき取り、ドライヤーで乾かします。

ドライヤーは頭皮から15㎝以上離すようにしましょう。

同じ場所に熱風を当て続けないように、動かしながら風を送ることもポイントです。

UVケア

男性にはなじみがないかもしれませんが、薄毛や抜け毛を防ぎたい方は頭皮のUVケアに取り組みましょう。

日傘や帽子などがオススメです。

これらを使用しにくい方は、頭髪用のUVケアスプレーなどを使用すると良いでしょう。

加湿

室内の空気の乾燥を防ぐことも重要です。

空気が乾燥しやすい季節はもちろん、冷房を使用する季節も部屋の湿度には気をつけましょう。

室内の適度な湿度は40~60%程度といわれています。

食生活

頭皮のターンオーバーを正常に保つため、栄養バランスのとれた食事を心がけることも重要です。

具体的には、ビタミンやミネラルを豊富に含む食事が勧められます。

頭皮が乾燥しがちの方は、保湿因子の生成を促し皮膚を正常な状態に保つビタミンA、ターンオーバーを正常に保つビタミンB群、肌の血行を促進するビタミンE、肌の健康を維持する亜鉛などを積極的にとるとよいでしょう。

睡眠

質の高い睡眠を心がけることも重要です。

特に、成長ホルモンが分泌されやすい入眠後数時間の睡眠の質を高めることが重要と考えらえています。

睡眠の質は、朝日をしっかり浴びる、日中に運動する、夕方以降は室内の照明を暗めにするなどで高められます。

頭皮用のローション

以上のケアを続ければ頭皮の乾燥を防ぎやすくなります。

ただし、すでに乾燥している頭皮を改善するには時間がかかります。

応急処置を行いたい方は、頭皮を保湿する頭皮用のローションを使用すると良いでしょう。

お風呂上りなどに頭皮をマッサージしながらなじませると効果的といわれています。

わざわざ購入するのが面倒な方は、化粧水や椿オイルなどを代用しても構いません。

まとめ

シャンプーや頭皮の日焼け、空気の乾燥、食生活の乱れなどにより頭皮が乾燥してしまいます。

頭皮が乾燥すると抜け毛や薄毛につながることがあります。

気になる方は、シャンプーのやり方や生活習慣などを見直しましょう。

適切なケアを続けることで頭皮の乾燥を防ぐことができます。

すでに乾燥が進んでいる方は、頭皮用のローションを使用しながら紹介したケアを続けると良いでしょう。