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アホ毛の原因は切れ毛?ブラッシングやシャンプーでしっかりアホ毛対策

 
毛先はフンワリ内巻きにしたのに、頭のてっぺんからアホ毛がツンツン。
これでは台無しですよね。
ヘアスプレーでおさえても、いつの間にか元に戻ってしまう厄介な髪の毛ですが、対策をしないとアホ毛はどんどん増えてしまいます。
量が多くなるとさらに目立ってしまうし、綺麗に伸ばすのも難しいくなるでしょう。
頭のてっぺんにアホ毛ができる原因と、その対策方法をご紹介しますので、さっそく今日から試してくださいね。

目次

アホ毛の正体は切れ毛だった!

アホ毛の太さはバラバラで、細い毛だとフワッと浮き上がり、太い毛はツンツンと上に立ちます。

髪の太さと毛先を見れば、アホ毛ができてしまう原因がわかりますよ。

そもそもアホ毛って?

アホ毛とは長さが他より短くて、まとめたりスタイリングをしたりした時に、外側にピンピンはねてしまう髪の毛のことを言います。

アホ毛には成長途中の髪の毛、チリチリの髪の毛、傷んでしまって切れた髪の毛の3種類があります。

髪の毛はそれぞれ伸びるスピードが違うので成長途中の短い髪の毛があっても不思議ではありません。成長に伴い馴染んできます。

チリチリになってしまった短い髪の毛は、毛穴の詰まりが主な原因となり、なかなか伸びることができず、まっすぐと生えることができないため波打った形で生えてしまいます。

切れ毛であるアホ毛は、パーマやカラー、普段の間違ったヘアケア等によって髪の毛が傷んでしまい、毛先が弱くはねやすくなっています。

みなさんが悩むてっぺんのアホ毛として飛び出す毛のほとんどがこの切れ毛です。

では具体的になぜ切れ毛ができるのでしょうか?

切れ毛の原因は?

切れ毛の主な原因は、下記の5点になります。

  • パーマやヘアカラーの薬剤によるストレス
  • ドライヤーやコテの熱によるストレス
  • ブラッシングによる引っ張り過ぎ
  • 髪の毛の栄養と水分が足りない
  • 頭皮の毛穴が詰まってまっすぐに生えてこない

それでは詳しく見ていきましょう。

薬剤や熱によるストレス

髪の毛にはキューティクルというウロコ状の層があり、髪内部の水分と脂分を保ち、刺激から守る働きがあります。

しかし、パーマ液やヘアカラー剤にはキューティクルを広げる作用があるため、水分が抜け内部がスカスカになってしまいます。

すると髪の強度がなくなり、切れやすくなるのです。

また、ドライヤーの熱も、キューティクルを剥がす原因となります。

髪とドライヤー本体を、適度に離して使えば良いのですが、利き手ではない側がうまく使えず、一箇所に熱が当たってしまう人もいるでしょう。

キューティクルは一度剥がれたら元に戻らないため、切れ毛の原因となります。

ブラッシングによる摩擦や栄養不足

頭のてっぺんのアホ毛の場合は、ブラッシングで強く引っ張っている可能性が高いです。

ブラシで強くとかすと髪の毛は摩擦され、ストレスに耐え切れず切れてしまうことも。

とくに、分け目は根元部分から左右に引っ張られるので、地肌から数センチのところで切れ毛になりやすいです。

切れた後の毛先は白っぽくなり、見た目にもよくありません。

健康で丈夫な髪の毛を伸ばすには、栄養バランスも大切です。

髪の主成分である、タンパク質とミネラルが不足すると、細く弱い毛が生えてしまうので、注意が必要です。

毛穴のつまり

最後に、意外と知られていない毛穴つまり。

頭皮は脂の分泌が多く、シャンプーで綺麗に洗い流さないでいると、根づまりをおこし髪が縮れたり、育ちきれず弱い状態で生えてきます。

「毎日ちゃんと洗っているのに」と思われるかもしれませんが、シャンプーのやり方を改善するだけで、アホ毛は減るでしょう。

長い毛の途中で切れた場合は、ほかの髪に隠れてそれほど目立たないですが、頭のてっぺんで切れ毛ができると、隠しようがありません。

毛根付近は弾力性が強いですし、ピンピン跳ねてしまいます。

アホ毛に気がついたらすぐに対策をして、これ以上増やさないよう予防をしましょう。

髪の毛は1ヶ月で1センチ程度伸びますから、ケアを数ヶ月続けていけば、目立ちにくくなりますよ。

アホ毛の対策方法ってある?

アホ毛の対策は主に切れ毛の対策になります。

成長途中の髪の毛は隠すことが対策となりますが、切れ毛が原因のアホ毛やチリチリのアホ毛はヘアケア方法を見直すことが重要になってきます。

アホ毛を隠す方法は?

分け目を変える

まずは、分け目の場所を変えるところからスタートしましょう。

おでこから後頭部にかけて髪を流した時、自然に分かれる部分が、あなたが生まれつき持っている分け目です。

ですが、毎日同じ部分で分けているとその部分に負荷がかかりやすく、アホ毛の原因となります。

本来の分け目から数ミリずらすだけでも、切れ毛の量が減ります。

早速今日からやってみてください。

分け目が左右どちらかに偏っている場合は、逆サイドから流すと頭のてっぺんがフワッと持ち上がり、できてしまった切れ毛を隠せるでしょう。

ワックスやスプレーで抑える

できてしまったアホ毛を目立たなくするためには、寝かせて抑えることが必要です。

ワックスやヘアスプレーを使ってふわっとスタイリングすること。

ワックスは頭皮にはつけずに髪の毛の表面につけましょう。

軽く押さえつけるようにつけるのがポイントです。

量が多いとベタつくのはもちろん、頭皮にもついてしまって毛穴を詰まらせる可能性もあり、さらにアホ毛の原因をつくってしまうので注意です!

一日の終わりには、しっかりと落とすことを意識してシャンプーしましょう。

アホ毛をつくりたくない!予防方法は?

毛先からブラッシングする

ブラッシングによる摩擦のせいで、切れ毛ができる人も多いです。

細い髪の毛は絡みやすく、無理やりブラシを通すと引っかかって途中で切れてしまいます。

ブラッシングをするコツは、先に毛先5センチほどの場所から通して、だんだんと上をとかし、絡みが取れてから全体をとかすようにします。

最初から頭皮に当たるようにブラシを使っていませんか?

ゆっくりと毛先からとかす方法に変えると、キューティクルを刺激せずに髪ツヤも良くなるので、アホ毛が気にならなくなりますよ。

ドライヤーを当てすぎない

熱と摩擦のダブルパンチで、切れ毛を作ってしまうのがお風呂上がりです。

ドライヤーの熱で焼けてしまい、タンパク質の多い髪の毛は、熱を加えたことで固くなります。

柔軟性がなくなった髪は、ブラシの摩擦によりブチっと切れる。

これを予防するために、ドライヤーの熱を当てすぎないようにしましょう。

ドライヤーは、髪から30センチ離すように意識して、一箇所だけでなく広い範囲で風を当てます。

濡れている状態は引っかかりやすいので、最初は手ぐしで流し、乾いてきてからブラシを使いましょう。

目の細かいものよりも、目が荒いブラシの方が良いです。

熱風と冷風を交互に使うと、温度差で水分が早く飛び、熱によるダメージを最小限におさえられます。

栄養バランスに気を付ける

強い髪の毛を作るには、栄養バランスにも気を配りましょう。

髪の毛に良い食品は、鶏肉・大豆・卵などのタンパク質と、海藻などミネラルです。

大豆製品である納豆には、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが含まれています。

タンパク質、鉄分、亜鉛といった、髪に欠かせない栄養もたっぷり含んでいますので、育毛効果が期待できますよ。

揚げ物や洋菓子といった高脂肪高カロリーの食べ物は、脂分が過剰分泌する原因となりますので、控えるように心がけましょう。

アミノ酸系シャンプーを使う

洗浄力の高すぎるシャンプーを使うと、必要な脂分まで落としてしまい、頭皮は足りない分を補おうと分泌量を増やします。

その結果、毛穴が詰まったり、汚れが溜まってしまうのです。

また、石油系のシャンプーは髪全体への負担が大きく、洗っている間にダメージを与えてしまうことも。

適度な洗浄力があり、潤いを与えられるのがアミノ酸系シャンプーです。

髪に栄養補給しながら、毛先まで艶やかな仕上がりになります。

オーガニック系シャンプーも頭皮に優しく、敏感肌の方に人気がありますので、ぜひお試しください。

アミノ酸系シャンプーってどんなシャンプーなの?

アミノ酸系シャンプーとは?

アミノ酸系シャンプーとは、その名の通りアミノ酸を含むシャンプーです。

刺激が少なく、頭皮や髪の毛に優しい洗浄成分が使われています。

美容院で使用されているシャンプーのほとんどがアミノ酸系シャンプーで、保湿力が高いのが特徴です。

他のシャンプーとどこが違う?

シャンプーの種類は、高級アルコール系シャンプー、石鹸系シャンプー、アミノ酸系シャンプーの3タイプに大きく分類されます。

一般的にドラッグストア等で購入できる1,000円以下のシャンプーは、高級アルコール系シャンプーに分類されます。

高級アルコール系シャンプーの特徴は、洗浄力が高いこと。

洗浄力が高いと聞くと、優れた性能のシャンプーのように思われがちですが、洗浄力が強いということは、頭皮や髪の毛への刺激が強いということになります。

余分な皮脂まで落してしまい、頭皮トラブルの原因になる可能性もあります。

石鹸系シャンプーも洗浄力が高くなりますが、刺激は抑えめのものが多いので、肌が弱い方でも使えます。

しかしアルカリ性のものが多いため、洗い上がりにごわつきやきしみを感じてしまうことがあります。

高級アルコール系シャンプーと石鹸系シャンプーに比べてアミノ酸系シャンプーは少し高価にはなるものの、その分頭皮や髪の毛にはうれしい成分が配合されているのです。

おすすめのアミノ酸系シャンプーを紹介!

ハーブガーデン

天然由来成分にこだわり、環境にも人にも優しいアミノ酸系シャンプーです。

髪と頭皮のために無添加で、しっとり感と髪のまとまりが心地よい使用感となっています。

潤いと栄養のために7種類のオーガニックハーブ、15種類のオーガニック成分と植物エキスに加え、3つの高保湿成分が配合されています。

ハーブガーデンの公式サイトへ

mogans

20種類のアミノ酸成分を配合しており、ダメージヘアを補修してくれるシャンプーです。

パサついた髪の毛がしっとりとまとまり、指通りがなめらかになります。

シャンプーにはココナッツ由来の洗浄成分、コンディショナーにはバオバブ種子油を使用しているので、頭皮や髪の毛に優しく保湿力が優れています。

mogansの公式サイトへ

守り髪

傷んだ髪の毛のダメージを集中補修することと予防ケアをすることを目的としたノンシリコンのアミノ酸系シャンプーで、洗い心地にこだわってつくられています。

アンティーク・ローズの香りなので、アロマでストレスフルな頭皮と髪の毛をリフレッシュしてくれるのもおすすめポイントです!

守り髪の公式サイトへ

凛恋

凛恋は日本生まれのアミノ酸系シャンプーで、自然、人、日本の農業にも優しいシャンプーとして、こだわってつくられています。

植物そのものの力を大切にしており、日本で育った植物を余すことなく使用しています。

ハリコシには「柚子と生姜」、ツヤ潤いには「薔薇と椿」、スカルプケアには「ミントと檸檬」、春季限定で「桜」が販売されています。

凛恋の公式サイトへ

まとめ

アホ毛できてしまったのは悲しいけれど、気をつければ必ず予防・対策はできます。

複数の原因が合わさっている可能性もあるので、これまでの行動を思い返し、1つ1つ気を付けてください。

分け目を変えて、毛先からブラッシングするだけでも十分なアホ毛予防になりますし、アミノ酸系シャンプーに変えると、空気が乾燥する季節もしっとり美髪を保てます。

切れ毛があまりに多い場合は、カラーとパーマをする前に美容師さんに相談しましょう。

頭皮を薬剤から守るオイルもあるので、髪を守りながらおしゃれを楽しんでくださいね。