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抜け毛のメカニズムを知って健康的で太く強い髪の毛に!

 

太く丈夫な髪の毛に育てたい方は、抜け毛のメカニズムを理解しておくとよいかもしれません。

抜け毛はどのようなメカニズムで起こるのでしょうか。

ここでは、抜け毛のメカニズムと健康的な髪の毛の育て方などについて解説しています。

 

目次

抜け毛のしくみ

抜け毛を見つけると驚くかもしれませんが、たいていの抜け毛は正常なヘアサイクルに従い抜け落ちています。

ヘアサイクルとは、髪の毛が生えかわるサイクルのことです。

毛周期と呼ばれることもあります。

ヘアサイクルはどのように進むのでしょうか。

ヘアサイクルは、成長期・退行期・休止期の3つの期間に分かれます。

それぞれ、次のような期間です。

成長期

毛母細胞内で細胞分裂が起こり、髪の毛が太く・長く成長する期間。

この期に位置する髪の毛は、1日で約0.3~0.5mm、1カ月で約1.2㎝、1年で約15㎝伸びると考えられています。

健康な髪の毛の場合、成長期は約4~6年続きます。

この期間が長いほど、髪の毛は太く長くなります。

退行期

毛母細胞内で起こっていた細胞分裂が弱まり髪の毛の成長が止まる期間。

少しずつ毛根が頭皮の上部に移動します。

退行期は2~3週間程度続きます。

休止期

毛母細胞内で起こっていた細胞分裂が完全に止まり抜け落ちる準備をする期間。

毛根の位置がさらに頭皮の上部に移動します。

休止期は数カ月程度続きます。

休止期に入り毛根の位置が頭皮の上部に移動すると、毛穴の奥で新しい髪の毛が作られて古い髪の毛が押し出されるように抜け落ちます。

古い髪の毛が抜け落ちると新しい髪の毛が生えて、再び成長期に入ります。

このサイクルを繰り返しながら、髪の毛は入れ替わっています。

正常なヘアサイクルに従い発生する抜け毛は特に心配のない抜け毛です。

セルフチェック

ここで気になるのが、抜け毛が正常なヘアサイクルに従い発生しているかどうかではないでしょうか。

一目で、正常な抜け毛と異常な抜け毛を見分けられれば良いですが、素人が簡単に行うことはできません。

ヘアサイクルはストレスや食生活の乱れ、飲酒、喫煙、間違えたヘアケア、睡眠不足などで乱れます。

これらの影響で、毛母細胞に髪の毛の成長に必要な栄養素や酸素を届けられなくなる、ホルモンバランスが乱れるなどの問題が発生するからです。

薄毛が心配な方は、次のポイントをチェックしてみるとよいかもしれません。

  • 抜け毛の中に細くて短い毛が混じっている
  • 抜け毛の先端が細くとがっている
  • 抜け毛の毛根に白い尻尾のような突起がある
  • 1日100本以上の髪の毛が抜ける
  • 髪の毛のハリやボリュームがなくなった
  • 何となく分け目が目立つような気がする
  • 地肌が透けて見えるような気がする
  • シャンプーしているのに髪の毛のべたつきが気になる
  • フケや頭皮のかゆみが気になる
  • 頭皮が石のように硬い
  • 血縁者に薄毛の人がいる

当てはまる点が多い方は、何かしらの原因でヘアサイクルが乱れている可能性があります。

分け目が目立つ、地肌が透けて見えるなどが気になる方は、すでに薄毛が進行し始めているかもしれません。

気になる点がある方は、頭皮環境などを見直したほうが良いでしょう。

健康的な髪の毛

ヘアサイクルが乱れている可能性のある方は、正常なヘアサイクルを取り戻すことが重要です。

健康的な髪の毛は、十分な成長期を確保できる髪の毛、あるいは正常なヘアサイクルに従い入れ替わる髪の毛といえます。

健康的な髪の毛の方でも、古い髪の毛が抜け落ちると新しい髪の毛が生えてくるまで数カ月程度はかかるといわれています。

何かしらの原因でヘアサイクルが乱れていると、髪の毛が入れ替わるまでさらに時間がかかります。

ようやく生えてきた髪の毛もすぐに抜け落ちる可能性があります。

ヘアサイクルはどのように整えればよいのでしょうか。

最初に重要になるのが、ヘアサイクルを乱す習慣を取り除くことです。

過度なストレスや食生活の乱れ、飲酒、喫煙、間違えたヘアケアなどはヘアサイクルを乱す原因になります。

ストレス

ストレスがたまると頭皮の血行が悪くなります。

栄養素や酸素を届けにくくなるので髪の毛の成長が滞ります。

ストレスの発散方法は人により異なりますが、時間のある方はウォーキングなどの運動に取り組むとよいでしょう。

ストレスを発散するとともに血行を促進できるので抜け毛対策に最適と考えられています。

食生活

栄養バランスが乱れると、髪の毛の成長が滞ります。

髪の毛の成長にはタンパク質、亜鉛、鉄分、ビタミンなどが必要です。

様々な食材を活用した栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

飲酒

適度なお酒はストレスを解消して、血行を促進するので抜け毛対策に有益です。

しかし、お酒を飲みすぎると抜け毛の原因になるジヒドロテストステロンが作り出されます。

抜け毛が気になる方は飲み過ぎに注意しましょう。

喫煙

タバコを吸うと血管が収縮するため頭皮の血行が悪くなります。

抜け毛を引き起こす原因になるので出来るだけ禁煙したほうが良いでしょう。

ヘアケア

強い力で頭皮をゴシゴシこするように頭を洗う、刺激の強いシャンプーで頭を洗うなどしていると、頭皮や髪の毛に負担がかかり抜け毛につながります。

髪の毛は、刺激の少ないアミノ酸系シャンプーや育毛シャンプーなどを使い、指の腹で頭皮をマッサージするように優しく洗いましょう。

パーマやヘアカラーなどを頻繁に行うことも頭皮や髪の毛の負担になります。

抜け毛の原因になるので、これらは2カ月に1回までにしましょう。

睡眠

就寝後数時間の間に髪の毛の成長を助ける成長ホルモンが多く分泌されます。

睡眠不足に陥ると、成長ホルモンの分泌が妨げるため髪の毛が育ちにくくなります。

抜け毛が気になる方は就寝後数時間の睡眠の質を高めましょう。

睡眠の質は、寝る前のスマホやPC操作を辞める、夕方以降は部屋の明かりを暗めにする、就寝2時間前ごろにお風呂に入るなどに取り組むことで高まります。

頭皮のマッサージ

髪の毛の成長に必要な栄養素や酸素は、血液に乗って頭皮に届けられます。

頭皮の血流はマッサージにより改善できます。

ヘアサイクルの乱れや抜け毛が気になる方は、指の腹で頭皮を優しくマッサージするとよいかもしれません。

育毛剤

育毛剤には、頭皮環境を改善する成分や頭皮の血行を促進する成分が含まれています。

誰でもお手軽に利用できるスペシャルケアなので、積極的にケアしたい方にオススメです。

以上に取り組めば、ヘアサイクルを正常に戻し健康的な髪の毛を取り戻せるかもしれません。

ただし、乱れたヘアサイクルの改善にはそれなりの時間が必要です。

時間がかかる理由は、ヘアサイクルそのもののリズムがゆっくりしているからです。

乱れたヘアサイクルを正常に戻し健康的な髪の毛を育てるには、最低でも数カ月~1年程度の対策が必要です。

焦らず、育毛に取り組みましょう。

まとめ

髪の毛はヘアサイクルに従い生え変わっています。

抜け毛を見つけると心配になるかもしれませんが、正常なヘアサイクルに従っていれば心配する必要はありません。

ただし、細くて短い抜け毛が混じっているなど薄毛の兆候が現れている方は注意が必要です。

生活習慣を見直す、頭皮のマッサージに取り組むなど、健康的な髪の毛を育てる対策に取り組んだほうが良いでしょう。