つむじ周辺が薄くなるつむじハゲ。
上から見ると目立つため嫌になりますよね。
つむじハゲはどうして起こるのでしょうか。
その原因と対策方法などについて詳しく解説いたします。
つむじ周辺が薄くなるつむじハゲ。
上から見ると目立つため嫌になりますよね。
つむじハゲはどうして起こるのでしょうか。
その原因と対策方法などについて詳しく解説いたします。
つむじが薄くなったように感じるとつむじハゲを疑ってしまいますよね。
すぐにでも対応したくなりますが、まずは落ちついて現状を分析しましょう。
つむじは頭頂部に位置するので本人では確認が難しいはずです。
また、もともと毛の薄い場所なので、見間違えている可能性もあります。
薄くなったように見えているかもしれませんが、本当にハゲているのでしょうか。
つむじハゲはいくつかのポイントに注目することで確認できます。
最初に注目したいポイントが、「つむじ周辺の透け具合」です。
昔に比べてつむじが大きくなっている方、つむじそのものは大きくなっていないもののつむじ周辺の頭皮が透けて見えている方はつむじハゲが進行している可能性があります。
あるいは、つむじ周辺の髪の毛が栄養不足などで細くなっている可能性があります。
「長い毛に混ざって短い産毛が生えている」場合も注意が必要です。
あてはまる方は、ヘアサイクルが乱れて髪の毛を正常に育てられなくなっている可能性があります。
男性型脱毛症(AGA)の症状のひとつと考えられるので注意しましょう。
「頭皮が赤くなっている、日焼けしている」方も要注意です。
赤くなっている方は、頭皮がトラブルを起こしている可能性があります。
日焼けしている方は、薄毛により頭皮が露出しかけているかもしれません。
健康な方の頭皮は青白いといわれています。
自分では確認しづらい部位ですが、つむじがハゲると目立ちます。
気になる点がある方は、つむじの状態を確認しましょう。
つむじハゲは様々な原因で引き起こされます。
具体的に、どのような原因が挙げられるのでしょうか。
つむじハゲに悩まされる男性は少なくありません。
このような方の多くは、AGAが原因と考えられています。
AGAの原因は、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素の働きでジヒドロテストステロンに変換されることです。
ジヒドロテストステロンが毛根の受容体と結びつくことでヘアサイクルの成長期が短縮され、抜け毛が増えて薄毛になります。
AGAでつむじがハゲる理由は、5αリダクターゼが頭頂部に存在するからです。
AGAはつむじハゲの大きな原因ですが、すべてがAGAにより引き起こされるわけではありません。
頭頂部に存在する5αリダクターゼは、生え際に比べると少ないと考えられています。
つまり、頭頂部はAGAの影響を受けにくい部位なのです。
つむじハゲのもうひとつの原因と考えられているのが生活習慣です。
問題のある生活習慣により頭皮が不健康になることでつむじハゲが引き起こされると考えられています。
気を付けたい生活習慣は次の通りです。
強いストレスがかかると血管が収縮して頭皮の血行が悪くなります。
髪の毛の成長に必要な栄養は血液に乗って頭皮に運ばれるため、頭皮の血行が悪くなると薄毛につながる可能性があります。
偏った食生活や無謀な食事制限などを続けていると、髪の毛の成長に必要な栄養が不足します。
これによっても薄毛につながることがあります。
身体に取り入れられた栄養は、生命維持に必要な部位から使われます。
豊かな髪の毛を維持したい方はしっかり栄養を摂る必要があります。
運動不足が続くと頭皮の血行が悪くなります。
食事に気を付けていても、頭皮に栄養を届けにくくなります。
運動不足もつむじハゲの原因と考えられています。
髪の毛は、主に寝ている間に成長します。
この間に成長ホルモンが分泌されるからです。
睡眠不足になると成長ホルモンの分泌量が減ります。
髪の毛をうまく育てられなくなるとつむじハゲに陥る可能性があります。
加齢とともに成長ホルモンの分泌は減るので、つむじハゲが気になる方は質の高い睡眠を心がけましょう。
1日何度もシャンプーをする、頻繁にヘアカラーやパーマをするなどを続けていると頭皮にダメージが加わります。
頭皮環境が荒れるとつむじハゲにつながる可能性があります。
間違えたヘアケアもつむじハゲの原因です。
タバコを吸うと血管が収縮するため血行が悪くなります。
頭皮に栄養を届けにくくなるのでつむじハゲにつながる可能性があります。
基本的に、タバコはやめたほうが良いと考えられています。
お酒を飲みすぎるとAGAの原因であるジヒドロテストステロンが増えます。
この影響でつむじハゲを引き起こすことがあります。
強い紫外線を浴び続けると頭皮が硬くなってしまいます。
頭皮が硬くなると髪の毛の成長が妨げられます。
つむじは髪の毛の量が少ないので、紫外線の影響を受けやすい場所と考えられています。
女性のつむじハゲの主な原因と考えられているのがホルモンバランスの乱れです。
何かしらの原因で女性ホルモンのひとつエストロゲンの分泌が減るとつむじを中心に頭部全体の髪の毛が薄くなります。
エストロゲンが備える髪の毛を育てる働きが失われるからです。
エストロゲンの分泌は加齢の影響や出産、ストレスなどで減少します。
もちろん、先ほど紹介した生活習慣の乱れも女性のつむじハゲの原因になります。
つむじハゲにはどのように対策すればよいのでしょうか。
続いて、おすすめの対策方法を紹介します。
誰でも取り組めるつむじハゲの対策方法が生活習慣の見直しです。
次のポイントに気をつけましょう。
ストレスはつむじハゲの大きな原因です。
物事の考え方を変えるなどストレスをできるだけためない生活を心がけることが重要です。
ストレスフルな生活を送っている方は、自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。
暴飲暴食を避けて、栄養バランスの良い食事を心がけます。
積極的に補いたい栄養素は、髪の毛の材料になるタンパク質、髪の毛の成長をサポートする亜鉛、鉄分などのミネラル、ビタミン類です。
女性ホルモンの減少が気になる方は、女性ホルモン様の働きが期待できる大豆イソフラボンを摂取するとよいかもしれません。
体力に合わせた運動習慣を身に着けます。
ウォーキングやストレッチなど簡単なものでも構いません。
成長ホルモンは就寝後数時間の間に多く分泌されます。
就寝2時間前にお風呂に入る、就寝前はスマホやパソコンを触らないなど、入眠後数時間の睡眠の質を高める取り組みがつむじハゲの対策方法になります。
タバコはできるだけ禁煙します。
お酒は飲み過ぎに気を付ければよいでしょう。
頭皮に負担をかけないシャンプーを心がけます。
つむじハゲが気になる方は、洗浄力の強すぎるシャンプーを控え、スカルプケア用のシャンプー、アミノ酸系シャンプーなどを使ってみてはいかがでしょうか。
シャンプーの回数は1日1回までです。
髪の毛ではなく頭皮を洗うように心がけます。
塗布したシャンプーが頭皮に残らないようにしっかりすすぐことも重要です。
帽子や頭皮用の日焼け止めスプレーで紫外線を防ぎます。
紫外線は季節や天候を問わず降り注いでいるので、油断せずUVケアします。
ストレスや運動不足などでつむじ周辺の血行が悪くなることでつむじハゲが起こります。
そのため、頭皮マッサージで血行を促進することが対策になると考えられています。
マッサージは、つむじを中心に頭皮を押さえて気持ち良い程度に揉むことで行えます。
育毛剤もつむじハゲの対策になります。
中でも、頭皮環境を改善して血行を促進するタイプの育毛剤はつむじハゲの対策になるといわれています。
マッサージと相性が良いので、組み合わせて行うとよいでしょう。
AGAが原因と考えられる場合、病院での治療がおすすめです。
5αリダクターゼの働きを阻害できるフィナステリドや発毛を促進するミノキシジルなどを使って治療できます。
(女性はフィナステリドを使用できません)
つむじハゲの方にオススメの対策です。
つむじハゲは、つむじ周辺の透け具合やつむじ周辺の短い毛をチェックすることで確認できます。
つむじハゲが引き起こされる原因は、AGA、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れなどです。
ある程度はセルフケアで対策ができるので、気になる方は紹介した対策方法を試してみるとよいでしょう。
病院での治療もオススメです。