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栄養不足は髪の毛の敵!その食生活が薄毛を進行させているかも!?

 

薄毛対策に取り組んでいるものの思うように結果が出ない方は、食生活に気を付けると良いかも。

栄養不足も薄毛の原因の一つと考えられています。

具体的に、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

 

目次

栄養不足は薄毛になる

栄養不足が薄毛の原因と聞くとすこし意外かもしれませんね。

ある程度、食生活に気を付けている方、栄養失調とは言えない方などは無関係と思っていませんか。

気持ちはわかりますが、これらの方も無関係とはいえないかもしれません。

特定の栄養が不足していると薄毛につながることがあるからです。

私たちの髪の毛は、食事からとった栄養が届くことで健康に成長します。

髪の毛の成長に必要な栄養が不足すると、切れ毛や抜け毛などにつながる恐れがあります。

この状態がひどくなると薄毛につながる可能性があるのです。

髪の毛と食事の関係は、身体の健康と食事の関係に似ているかもしれません。

食生活が乱れていると病気になりやすいように、食生活が乱れていると薄毛になりやすいと考えられています。

必要な栄養

薄毛を予防するために、どのような栄養をとればよいのでしょうか。

髪の毛の成長に欠かせない栄養を紹介いたします。

タンパク質

髪の毛の成分はほとんどがタンパク質です。

具体的には、18種類のアミノ酸が結合したケラチンというタンパク質から作られます。

タンパク質は髪の毛の主な材料といえるので不足すると髪の毛の成長が滞る恐れがあります。

基本的に、不足しにくい栄養素ですが、ダイエットなどで過度な食事制限を課していると不足することがあります。

薄毛を予防したい方はタンパク質を積極的に摂りましょう。

タンパク質は鶏肉、豚肉、牛肉、白身魚、卵、牛乳、ヨーグルト、大豆食品などから摂ることができます。

主菜と呼ばれるものに多く含まれるので、食事のときにメインのおかずを摂ることが重要です。

亜鉛

積極的にタンパク質を摂っていても、亜鉛が不足すると薄毛につながるかもしれません。

ケラチンの合成に亜鉛が欠かせないからです。

亜鉛には毛母細胞の細胞分裂を促す働きや髪の毛の健康を守る働きなどがあります。

見逃してしまいがちですが、健康な髪の毛を育てるために欠かせない栄養素なのです。

亜鉛は、牡蠣、海苔、レバー、牛モモ肉、ゴマ、カシューナッツ、アーモンド、黄な粉、納豆などに多く含まれています。

ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まるので、牡蠣にレモンを絞るなどして食べるとよいでしょう。

マンガン

マンガンもケラチンの合成に必要な栄養素です。

玉露や煎茶などのお茶、しじみ、シナモンなどに多く含まれています。

鉄分

全身に酸素を届けるヘモグロビンの材料になる栄養素です。

不足すると頭皮に十分な酸素をと置けられなくなるので髪の毛の成長に悪影響が及びます。

生理のある女性は特に積極的に摂りたい栄養素といわれています。

鉄分は、小松菜やほうれん草、ヒジキ、レバー、マグロなどに多く含まれています。

小松菜、ほうれん草、ヒジキなどに含まれる非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率がアップします。

ビタミンB群

ビタミンB群には髪の毛にうれしい働きを期待できるものが多く存在します。

ビタミンB2には多すぎる皮脂の分泌を抑制する働き、頭皮のターンオーバーを促進する働き、ビタミンB6には亜鉛をサポートしてケラチンの合成を助ける働き、ビオチンには血行を促進して髪の毛の成長を助ける働きなどが期待できます。

ビタミンB2は納豆などのレバー、卵、牛乳、ウナギなど、ビタミンB6はニンニク、マグロ、バナナなど、ビオチンはレバー、黄な粉、いわしなどに多く含まれています。

ビタミンE

過酸化脂質の発生を抑えて血行を促進する働き、女性ホルモンの分泌を促す働きなどが期待できます。

頭皮の血行が促進するので、薄毛対策におすすめの栄養素といわれています。

ビタミンEはアボカド、アーモンド、ゴマ、ウナギ、青汁などに多く含まれています。

薄毛を予防したい方は積極的に摂った方が良いでしょう。

髪の毛の成長に必要な栄養は、様々な食材に含まれています。

色々な食材をバランスよく食べることが重要です。

食生活が乱れがちな方は、サプリメントから必要な栄養を補うとよいかもしれません。

食べ方にも注意

薄毛を予防したい方は、食事の食べ方にも注意しましょう。

とにかく栄養を摂ればよいと、めちゃくちゃな食べ方をしていると薄毛につながるかもしれません。

どのようなポイントに気を付けて食事を摂ればよいのでしょうか。

バランスの良い食事

髪の毛の成長に必要な栄養が分かると、特定の栄養ばかり摂ってしまいがちです。

「これで問題なし」と思うかもしれませんが、栄養バランスが偏ると薄毛を改善できないかもしれません。

いうまでもなく、髪の毛も身体の一部です。

栄養バランスが偏って健康状態が悪くなると、その影響が髪の毛にも現れる可能性があるからです。

薄毛が気になる方は栄養バランスの良い食事を心がけ、身体の健康を維持しましょう。

夕食は早い時間に済ませる

髪の毛のことを考えると夕食はできるだけ早い時間に摂った方が良いと考えられています。

就寝間際に摂ると寝ている間に胃に血液が集まってしまうからです。

髪の毛の成長をサポートする成長ホルモンは入眠後数時間の間に多く分泌されます。

胃に血液が集まってしまうと成長ホルモンを有効に活用できません。

そのため、夕食は早い時間に済ませたほうが良いと考えられているのです。

暴飲暴食は避ける

暴飲暴食もおすすめできません。

一度に大量の食べ物や飲み物をとると、内臓に負担をかけてしまいます。

せっかく取り入れた食べ物をうまく消化・吸収できなくなるため、髪の毛に必要な栄養が不足する恐れがあります。

早食いも同様の理由でおすすめできません。

薄毛を改善したい方は、適量の食事をゆっくりよく噛んで食べましょう。

過度な食事制限をしない

反対に、過度な食事制限をすることもおすすめできません。

短期間で痩せるため厳しい食事制限を課すと、髪の毛の成長に必要な栄養が不足してしまいます。

毛母細胞の活動が妨げられるので抜け毛や薄毛につながる恐れがあります。

また、厳しい食事制限をするとホルモンバランスが乱れやすくなります。

男性ホルモンの影響が強くなると、若い女性でも薄毛になることがあります。

ダイエットに取り組むときも栄養バランスには十分注意しましょう。

健康的な食事を心がける

ファストフードや脂っこいものなど不健康な食事を続けていると、血液がドロドロになって頭皮の血行が悪くなってしまいます。

頭皮の血行が悪くなると、栄養素や酸素を届けにくくなるので抜け毛や薄毛につながります。

薄毛が気になる方は出来るだけ健康的な食事を心がけましょう。

何を食べればよいかわからない方には、伝統的な和食がオススメですよ。

お酒はほどほどに

適量のお酒には緊張をときほぐし血行を促進する働きがあります。

そのため、薄毛の改善に効果的といわれています。

しかし、お酒を飲みすぎるとAGAの原因であるジヒドロテストステロンが作り出されます。

お酒の飲みすぎはAGAを進行させる可能性があるのです。

お酒を飲むときはほどほどにとどめる必要があります。

まとめ

髪の毛も身体の一部なので、食事からとった栄養素をもとに作られています。

食生活が乱れて栄養不足に陥ると、髪の毛の成長が邪魔されて薄毛になることがあります。

薄毛が気になる方は、タンパク質や亜鉛、鉄分、ビタミンなどが不足しないように心がけましょう。

暴飲暴食を控えるなど、食事のとり方にも注意が必要です。

薄毛対策にはまず毎日の食生活の改善から|東京ビューティークリニック

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