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首イボの原因と対策が知りたい!首にできたぶつぶつはどう治す?

 

こんにちは、nanairo編集部のannaです。

なんだか最近ネックレスがひっかかって首が痛かったり、首やデコルテ周りがぶつぶつザラザラしていたりと悩んでいませんか?

それ、もしかしたらイボかもしれません。

なんでこんなイボができたの?どうやったら取れるの?など色々な疑問が思い浮かびますよね。

一度気になると、もう止まりませんよね。老けて見えるし、気になって触っちゃうし、人から見られているような気がするし…。

いぼができる原因と、できてしまったらどんな対策をとればいいかを紹介していきます。

 

目次

首にできるイボの種類

首のイボの画像

イボは医学的に「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれます。また、イボは大きく2つに分けると、ウイルス性のイボと加齢によるイボの2種類があります。

首にできやすいイボを紹介していきます。

アクロコルドン・スキンタッグ・軟性繊維腫

この3種類は基本的に同じものです。大きさや突起の仕方により呼ばれ方が異なるぐらいで医学的な違いははっきりとはありません。

皮膚の表面に平ために突起しているイボがアクロコルドンで、皮膚とのつながりは小さくピョコっと突起しているイボがスキンタッグで、軟性繊維腫は両方を指すイメージです。

とにかく、この3種類の呼び方をされるイボが首にできるイボとしては圧倒的に多いです。

他にも胸や脇など柔らかい部分にできやすいです。

懸垂性繊維腫

これもアクロコルドンやスキンタッグと基本的には同じ良性のイボで、大きくなり垂れ下がっている状態のものを指します。

全てのアクロコルドンやスキンタッグが大きくなるわけではなく、1つ2つが懸垂性繊維腫のようになることがあります。

まだはっきりとは分かっていませんが、遺伝や体質が関係しているともいわれています。

老人性疣贅(脂漏性角化症)

紫外線の影響で初めはシミのようなものができ、そこにさらに紫外線の影響が積み重なることで表面がイボ状に盛り上がってきます。

大きなものだと表面が岩のようにデコボコしています。シミと思っている人が多いですが、触ってみると膨らんでいるのがよく分かると思います。

日光に当たりやすい、額や頬骨の部分、手の甲などが多いですが、首にできることもあります。

尋常性(じんじょうせい)疣贅

これはヒトパピローマウイルスというウイルスが小さな傷口から入って、基底層と呼ばれる肌の一番深い層にある細胞に感染し、細胞分裂が活発になり角質層が増殖し角質が盛り上がってイボができます。

ボツボツと表面が貝柱上に盛り上がりますが、痛みやかゆみといった自覚症状はほとんどありません。

手足にできることが圧倒的に多いですが、外傷を受けやすい肘や膝にできることもあります。

つまり首などの角質が厚くない場所で見られることはごく稀です。

でも首には全くできないということもないので載せておきます。

首にイボができる原因

加齢によるイボの場合は、紫外線、老化、摩擦が原因と考えられています。

紫外線

一番大きな要因は紫外線と言えるでしょう。

皮膚が紫外線を浴びるなどの刺激を受けると、肌の基底層にあるメラノサイトという色素細胞が活性化し、黒いメラニン色素を出します。

悪いイメージが多いですが、メラニン色素を出すこと自体は肌の奥を守ろうとする一種の防御システムなのです。

ところが紫外線を浴びすぎると、メラノサイトが傷つきメラニンを作り続けるという暴走を始めてしまいます。こうなるとメラニンが排出しきれず、シミができ、さらに紫外線の影響が積み重なるとイボ状に盛り上がる仕組みです。

老化

肌のターンオーバーが大きく関わってきます。

皮膚の表皮細胞であるケラチノサイトは、通常皮膚を守るために基底層から徐々に上がって、アカとなってはがれていきます。

このターンオーバーの周期が乱れると新陳代謝が滞り、メラニンも滞留しやすくなります。その結果として、色素沈着も進みシミやイボとなります。

ターンオーバーのサイクルは年齢を重ねると共に遅くなります。20代までは28日ぐらいですが、40代に入ると40~50日、60代では100日もかかると言われています。

子供の傷が治るのは早いのに、年を重ねるごとにニキビ痕や傷痕がなかなか消えにくいのもこの影響です。

摩擦

衣服やネックレスなどのアクセサリー類による摩擦もイボができやすい要因と言われています。

首もそうですが、わきの下や股などの肌と肌がすれて摩擦が生じる部分にもイボができやすいです。

イボができるのを予防するには

上記で述べた原因を起こりにくくすることが大切です。

紫外線を浴びないように対策をとる

シミやイボはできてしまうと消えたり、取れたりすることはなかなかありません。つまり、できる前にどれだけ紫外線対策をとるかがとても大切なのです。

紫外線は夏だけではなく春や初秋も意外と強いです。また、晴れた日だけではなく、曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。

だから、年中通して日焼け止めや帽子、日傘、手袋、スカーフなどを活用して紫外線を浴びないようにすることがとても重要となります。

老化

肌のターンオーバーサイクルを正常に保つためには、日頃の生活習慣を整えることが大切です。

日付が変わるまでに寝たり、最低でも6時間以上は寝たり、睡眠時間や質をより良いものにしましょう。

食生活もとても大切です。1日1回は和食を取る、野菜から抗酸化物質などを摂る、肉や魚も毎日摂る、常温か温かい飲み物を飲むなど心がけ次第で大きく変わってきます。

適度な運動も必要ですね。ウォーキング、ヨガ、スイミング、通勤しながらテレビを見ながらできる「ながら体操」など取り入れやすいものから始めましょう。

また、喫煙される方は要注意です。喫煙は美容の面でも百害あって一利なしです。抗酸化作用があるビタミンCの吸収を阻害するので、禁煙を目指しましょう。

美容面からできることは、ピーリングなどの角質ケアでターンオーバーを促すという方法です。

老化とともに角質が厚くなって肌の代謝を妨げるので、ピーリングで適度に除去することで肌代謝が上がりメラニン色素の沈着を予防できます。

摩擦

摩擦が起こるような服やアクセサリーをつけないというのはオシャレをする楽しみも減りますし、難しいですよね。

そこで肝心になるのが摩擦が起こりにくくするために肌を保湿することです。

顔と同じように首やデコルテまでしっかりとケアしているという方は少ないのではないでしょうか?

顔の保湿をする流れで首に化粧水や美容液、乳液を塗るという方もいらっしゃると思います。

首やデコルテは顔に比べて乾燥しにくいので、そこまでケアする必要はありません。化粧水や乳液を塗るよりは美容液を塗る方が、シワやシミ、イボには良いでしょう。

また、後で紹介しますがイボケアクリームというものがあるので、首やデコルテに塗りやすいイボケアクリームを活用するのがおすすめです。

できてしまったイボはどうすればいい?

一般的なイボの治療法をみていきましょう。

病院で治療を受ける

イボ治療のイメージ写真

イボは種類が多く、万が一ウイルス性のイボだった場合は、液体窒素でしっかりと焼き切るという治療が必要です。間違った治療をしたり、無理に自分で処置したりするとウイルスが広がり前よりひどい状態になる可能性もあります。

なので、まずは病院へ行って自分のイボがどういう種類のものでどういった治療法をとっていけばいいのかを、しっかりと相談することが大切になります。

ウイルス性のイボではなく、首にできやすいイボはほとんどが良性のため忙しい皮膚科では健康に害がないから気にせず治療しなくていいよと、なかなか悩みに寄り添ってもらえないこともあります。

美容皮膚科は予約制や患者数を減らしているところも多く、ゆっくりと診察、相談にのってもらいやすいので、首にできたイボで悩まれている場合は美容皮膚科へ行かれる方が良いかもしれません。

首のイボの治療法としては、液体窒素療法、レーザー療法、ハサミで切除するといったところが主となります。

治療によって保険適用の可、不可があるので、費用や痛み、治療期間などについてもしっかりと相談してみて下さい。

市販薬で治療する

イボの市販薬と言えば、皆さんおそらく「イボコロリ」を思い浮かべますよね?

こうした市販薬は主に、サリチル酸を含んでおり、角質を柔らかくし固くなったイボを取り除くという方法です。

ただ市販薬は顔や首のイボには使っていけないものが多く、主に足の裏や手など角質が熱い部分に使われることをおすすめします。

内服薬として、ハトムギの種子から取れるヨクイニンと言う漢方を含んだ医薬品も販売されています。

ヨクイニンは中国で古くから肌に良いとされ、楊貴妃も愛用していたという説もあります。

ただ、ヨクイニン内服だけでイボに効くということはなく、液体窒素療法などと併用することで、治療期間が短くなったり、痕が残りにくかったりという有効性はあるようです。

民間療法を試す

イボに関する民間療法は数多くあります。

「ナスのヘタやイチジクを塗る」「木酢酸・竹酢酸を塗る」「リンゴ酢などのお酢を塗る」などの食品関係を塗るタイプのものもあれば、「カソーダを塗る」「尿素クリームを塗る」「イソジン軟膏を塗る」などのクリーム系を塗るタイプのものもあります。

また、「糸や髪の毛でイボをしばる」「ダクトテープで取る」などの物理的に取ろうとするタイプなどもあります。

もちろんどれも有効性が証明できてるわけではなく、あくまでこうした方法でイボが取れたり、気にならない状態になったりした人がいるというだけです。

首の気になるぶつぶつザラザラにはセルフケアがおすすめ

ぶつぶつザラザラなどイボケアに良いと言われている成分は、主にヨクイニンとあんずエキスです。

ヨクイニンは、内服薬としても有名ですが肌の外側からもイボに働きかけてくれる優秀な成分です。

肌のターンオーバーを促進する働きや、吹き出物などを抑制する働きがあります。

あんずエキスは、あんずの種子を絞って作ったオイルで、杏仁オイルとも呼ばれます。

あんずエキスにはマカダミアナッツオイルやオリーブオイルにも含まれるパルミトレイン酸という不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

これが、脂肪代謝や炎症、老化防止に働くとされ注目されています。

こうしたイボケア成分を配合している商品をいくつか紹介していきます。

クリアポロン

 
 

クリアポロンの商品画像

 

1個 60g(約1ヵ月分)

通常価格

6,800円(税抜)