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イボとほくろの違いって何?それぞれの種類や原因、除去の仕方を紹介

 

こんにちは、nanairo編集部のannaです。

イボとほくろの違いって分かりますか?パッと見ただけでは、それがイボなのかほくろなのか分からないことも多いですよね。

イボやほくろって基本的にいつの間にかできていて、増えていたり大きくなったりして気になり始めるのではないでしょうか?

気になり取りたいと思っても、それがイボなのかほくろなのか分からなければどういう方法を取ればいいのか分からないですよね。

そういったイボとほくろの違いを紹介していきます。是非ご参考にしてみてください。

 

目次

イボの種類と原因

イボの種類

イボは医学的に「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれます。イボには主にウイルス性のイボと加齢によるイボの2種類があります。

ウイルス性のイボは感染の心配があるので注意が必要ですが、加齢によるイボは多くの人に見られ、多くの場合は良性腫瘍なので特に健康に害はありません。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

ヒトパピローマウイルスというウイルスが皮膚の小さな傷口から入り込むことでできるイボ。

手足にできることが圧倒的に多く、外傷を受けやすい肘や膝などの部分にできることもあります。足の裏にできると足底疣贅と呼ばれます。

痛みやかゆみなどがないため、特に自覚症状がありません。

若年性扁平疣贅(じゃくねんせいへんぺいゆうぜい)

10~20代の若い人にできることが多く、尋常性疣贅と同じヒトパピローマウイルスですが型が違います。

平ぺったく、肌色~薄茶色で1~3mm程度のイボがどんどん多発するようにできます。

髭を剃ったり、スクラブでこするなど刺激を与えると増えることがあります。

伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)

これはいわゆる水イボと呼ばれるものです。

ポックスウイルスというウイルスが原因でできるイボで、皮膚の防御機能が弱い10歳以下の子供がかかりやすい感染症です。

イボが出来ている部分を触っての直接感染か、タオルやビート版、浮き輪などの共有からの間接感染が考えられます。

2~5mmの大きさが多く、ピンクや白色でツルツルしており、半球状に隆起した中心に凹みがあるのが特徴です。

老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

脂漏性角化症や老人性イボとも呼ばれます。いわゆる加齢によるイボで、中年期以降に顔や首などにできやすいです。

薄茶色から黒色でザラザラしており、平ぺったいものや盛り上がっているものがあります。

イボの原因

上記で述べたようにイボにはウイルス性のものと加齢によるものとがあります。

ウイルス性のイボは角質層が増殖するため角質が盛り上がるのに比べて、老人性イボは表皮の増殖なので同じイボでも少し異なります。

原因もウイルス性のイボは、小さな傷口からウイルスが感染することで発症します。

老人性イボは主に紫外線の影響が大きいです。初めはシミができ、そこにさらに紫外線の影響が積み重なったり、肌のターンオーバーが遅れたりすることでイボ状に盛り上がってきます。

ほくろの種類と原因

ほくろの種類

ほくろは大きく分けると「単純黒子(たんじゅんこくし)」と「色素性母斑(しきそせいぼはん)」の2種類あります。

一般的にほくろと呼ばれているのは色素性母斑です。別名で母斑細胞性母斑とも呼ばれます。

では、この2種類を詳しく見ていきましょう。

単純黒子

メラニン色素をつくる細胞メラノサイトが皮膚の浅い部分(表皮と真皮の間ぐらい)にあり、メラニンを生成したもの。

薄い茶色のものから黒色のものまで様々ですが、大きさは1~2mmと小さめのものが多いです。

色素性母斑(母斑細胞性母斑)

母斑細胞が幾つもの層で増えることによりできるもので、後に盛り上がってくるほくろ。

でき初めは小さく、単純黒子と見た目で見分けるのは難しいですが、顕微鏡で見ると別物です。色素性母斑は段々と大きくなったり、盛り上がったりしてきます。

肌色のものから茶色のものまで様々で、皮膚の表面近辺にできるものもあれば皮膚の奥へ向かって増えていくものもあります。

他にもほくろの深さによって3つの分類に分けることができます。

「境界型」

表皮と真皮の境界部分などの浅い部分に母斑細胞が増えた状態です。

紫外線の影響を受けやすく、大きくなったり増えたりする可能性があります。

「複合型」

真皮との境界線を越え真皮の奥まで母斑細胞が増えた状態です。

一度できてしまうと消えないので、紫外線対策をしっかりとりメラニン生成を抑えることが重要です。

「真皮内型」

真皮の中だけに母斑細胞がある状態です。境界型や複合型が変化したものと考えられています。

その他に、「老人性血管腫」という1~5mm前後の赤いほくろや、「青色母斑」という色が濃く青っぽいほくろもあります。

ほくろの原因

ほくろは先天性と後天性のものがあります。

ほくろのもとが胎児のときに発生し、発育途中で神経になるべき細胞が皮膚の中に迷い込むことでできます。これが将来的にほくろとなっていきます。

思春期以降にできるもので、紫外線を繰り返し受けた影響でメラニン色素だけでなくメラノサイトが増えてできたほくろは後天性のものです。

先天性と後天性では原因も異なり別物ですが、最終的に区別はできない状態になります。

主に紫外線の影響が大きいですが、皮膚がこすれたり圧迫されたりする外部刺激で細胞に傷がつき、ほくろができることもあります。

また、ストレスが溜まり、ホルモンバランスが崩れてほくろができるということもあります。

癌になるほくろがある?

ほくろから癌になることはあります。悪性黒色腫と呼ばれるもので特徴に下記が挙げられます。

  • 手足や陰部にある
  • 直径5mm以上
  • 形がいびつで丸くない
  • 濃い部分と薄い部分の色むらがある

ほくろが数ヶ月で急に大きくなったり、ほくろから出血したりという場合は悪性化兆候の可能性が考えられます。

ダーモスコープという特殊な拡大鏡で観察し、悪性化しやすいものかを判別できるようになりました。そして、少しでも可能性がある場合は、皮膚を一部切り取り病理組織検査が行われます。

上記特徴にあてはまったり、気になるほくろがあったりする場合は、主に大学病院や市立病院などの大きな病院でこうした検査が行われているので受診してみて下さい。

見分ける方法はある?

さて、今まで記述してきたようにイボとほくろは全く違うものということは分かりました。

ではイボとほくろを見分ける方法はあるのでしょうか?

結論から言いますと、私たち素人が見分ける方法は残念ながらほぼありません。

もちろん、色や大きさ、特徴で明らかにイボと分かるものと、ごく一般的な小さなほくろを見分けることは皆さん出来ると思います。

これはイボなのかな?ほくろなのかな?と迷われているのですから、全く違うものとはいえ素人が見ただけではなかなか区別ができないものなのです。

正しく知りたいという方は、皮膚科や美容皮膚科など医療機関へ受診されることが一番です。お医者さんはその色合いや大きさ、いつ頃出来たかなど話を聞きながら判断されますし、お医者さんでも分かりにくい場合はダーモスコープという特殊な拡大鏡で見て判別してもらえます。

イボとほくろの除去に違いはある?

イボとほくろで除去の仕方に違いはあるのでしょうか?

まず、ウイルス性のイボは基本的に液体窒素療法がとられます。

痛みを伴ったり、回数が多くかかったりとデメリットも多いのですが、再発しにくいというメリットが大きいです。

ウイルス性のイボはウイルスのいる部分までしっかりと焼き切ることで、再発しにくくなります。

老人性イボやほくろは良性なものがほとんどなので、綺麗に除去したいということが目的になりますよね。

小さなイボは先の鋭いハサミで切除していく治療法もありますが、基本的に老人性イボもほくろもレーザー療法や電気凝固法をとられることが多いです。

液体窒素で取ることも可能ですが、9割の方に炎症後色素沈着というシミのようなものが副作用としてできてしまいます。

もちろん炎症後色素沈着も時間がたてば綺麗になることもありますが、綺麗に除去したいという方の場合は気になられる方が多いので、レーザー療法などの方がいいですね。

また、大きなほくろは切除し、縫合するという方法もありますが白い線状の傷跡が残ります。

ただ、イボもほくろも多くが良性で、美容上気になるから取るという場合は、保険適用外となることがあります。そのため数が多いと費用がかさんでしまいます。

老人性イボならイボケア商品がおすすめ

老人性イボで悩まれている方には、自宅でできるイボケア商品がおすすめです。

ピーリングやオイル、オールインワンジェルなどタイプは色々とありますが、基本的に自宅で簡単にできる商品ばかりです。

老人性イボは紫外線による影響や、衣服やアクセサリーなどの摩擦でできやすいものです。

また肌のターンオーバーのサイクルが遅れ、うまく老廃物を排出できないことも要因なのでしっかりとケアしていけば、ザラザラやぷつぷつが気にならないようになるかもしれません。

クリアポロン

クリアポロンの商品画像

イボケア成分としては、脂溶性と水溶性のダブルヨクイニン、あんずエキス、ダーマヴェールというセイヨウシロヤナギのエキスが配合されています。

その他にも皆さんご存知のプラセンタエキス、コラーゲン、セラミドなどの美容成分やアンチエイジング成分として注目されているリンゴ果実培養細胞エキスなど、女性に嬉しい成分がたくさん配合されています。

首や体はもちろん、顔にも使えるオールインワンジェルで、起床後、入浴後の1日2回気になる部分へ塗るだけでイボケアができちゃいます。

艶つや習慣

艶つや習慣⁺の商品画像

あんずエキス、ハトムギエキスがイボケア成分として含まれ、従来品より5倍多く配合されるなどパワーアップした商品です。

プラセンタエキス、アロエベラ、ヒアルロン酸などの美容成分も高配合されています。

こちらも全身に使えるオールインワンジェルで、内容量がたっぷりなので家族で使われている方も多いです。

男性の髭剃り後のアフターケアやお子様の保湿など皆で使えるのは便利で嬉しいですね。

シルキースワン

シルキースワンの商品画像

イボケア成分としてヨクイニンエキス、杏仁オイル、キハダ樹皮エキスが配合されており、角質層へ浸透させ保湿してくれる商品です。

顔からボディまで全身の保湿浸透ケアに使えます。また、ぽろぽろクリアジェルという角質ケアとの併用がオススメです。

ピーリングで角質ケアをした後に、しっかりと角質層まで浸透させる保湿ケアとのダブル使いでイボケアを行います。

ぽろぽろとれる杏ジェル

ぽろぽろとれる杏ジェル

あんずエキス、ヨクイニンエキス、ナス果実エキスがイボケア成分として含まれています。

ピーリングジェルなので、週に2~3回の頻度で洗浄後、肌の水気をしっかりとふき取り、適量で優しくマッサージをします。

古い角質を巻き込んでポロポロという状態になれば洗い流して、お手持ちの化粧品で保湿しましょう。

こちらも初回限定で顔から全身まで使えるオールインワンジェルの潤透ヴェイルプラセンタジェルとの特別セットも販売されています。

アンミオイル

アンミオイルの商品画像

こちらはオイルタイプの商品で、杏仁オイル、月見草オイル、ヨクイニンエキス、ヨモギエキスなど100%自然由来の成分で作られています。

適量で気になる部分をマッサージするように広げ、蒸しタオルで1~2分抑えるとより効果的に使用できます。お手持ちの化粧品で整えた後に、さらにアンミオイルを1,2滴塗ると水分の蒸発を防ぐことも可能です。

初めての方限定の約1週間分のトライアルセットも980円で販売されているので気軽に試せて嬉しいですね。

nanairo編集部おすすめのイボケア商品

クリアポロンは首イボに効果あり?気になる成分や口コミを紹介

クリアポロンがおすすめです。

配合されている成分の種類も質もとても良く、塗り心地もとてもサラッとしていてべたつかないです。

香料・着色料・パラベン・アルコール・鉱物油・紫外線吸収剤が不使用で、においも気になりませんし、低刺激の優しい仕上がりになっています。

敏感肌や乾燥肌の方はもちろん、お子様にも安心して使えるほどです。

定期コースで購入するとお得になりますが、3回の受取りが必須となるので注意が必要です。

しかし、長年の蓄積でできた老人性イボですからそれぐらいの期間は最低でも塗らないと気にならない状態へとはなかなかならないと思います。

肌のターンオーバーのサイクルは正常でも28日かかりますし、レーザー療法などで価格がかさむことを考えれば、自宅で毎日塗るだけの手軽さは本当におすすめです。

ほくろは自分でどうすることもできませんが、老人性イボならまずセルフケアを始められてはいかがでしょうか?

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参考文献

素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典

肌美人になるスキンケアの基本 悩み解消パーフェクトBOOK