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その間違ったヘアケアが切れ毛・枝毛の原因かも!シャンプーから見直して!

 

普段のシャンプーやドライヤー、ヘアアイロンの使い方によって、切れ毛や枝毛などの髪の毛のトラブルを助長したり、抑えたりすることができるんです。

今回の記事では、それぞれのヘアケア用品の使い方の注意点と正しい使い方についてご紹介します!

 

目次

シャンプーで切れ毛?

シャンプーのしかたによって切れ毛ができやすくなるって知っていましたか?

また、ヘアアイロンやドライヤーも、使い方によっては、切れ毛や枝毛を助長してしまうことになるんです。

ここでは、それぞれのヘアケア用品を使う時の注意点について見ていくこととしましょう。

シャンプーの時に気をつけること

髪の毛の内部の成分に水分やたんぱく質があります。

これは、健康な髪を保つために必要な成分です。

そして、この成分が髪の内部にあって、紫外線などの外の刺激からも守っているものがキューティクルです。

このキューティクルは拡大写真などで見るとうろこのようになっているものです。

みなさんもシャンプーの広告などで見たことがあるのではないでしょうか?

シャンプーをする時、気を付けるべきことは、このキューティクルの流れに逆らった洗い方をしないこと。

そして、汚れを落とすためにこするような洗い方をしないことが大切です。

髪の毛の汚れをしっかりと落としたい、という思いがついついこするような洗い方になってしまうこともありますよね。

しかし、しっかり汚れを落としているように見えて、髪にとっては逆効果なのです。

シャンプーの時、髪の毛をこすることによってキューティクルが傷つき、髪が傷んで切れ毛のもととなります。

特に、キューティクルは濡れている時に与える刺激がダメージになってしまう性質があります。

それは、髪の毛が濡れることによってキューティクルが開き、乾くと閉じるためです。

だからこそ、濡れている髪に触れるには慎重さが必要になるんです。

ドライヤーの時に気をつけること

平日の朝のシャンプーなどは、早く髪の毛を乾かしたい一心で、至近距離からドライヤーを当てるような乾かし方になりがちです。

また、髪の毛は熱の熱さを感じないためにドライヤーによってダメージがかかっていることにもなかなか気づきにくいものです。

しかし、実際はドライヤーの吹き出し口からは100度を越える温風が出ているんです。

髪の毛を乾かしながら時々お肌に温風が触れた時、『熱っ!』と思ったこと、あなたにもありませんか?

ドライヤーを使う時は、意識して髪の毛から離した場所から風を当てること、そして、一箇所に集中してあてすぎない事が大切です。

それが、ドライヤーの熱から髪の毛を守る方法になります。

ヘアアイロンやコテを使う時に気をつけること

ヘアアイロンやコテを使って髪の毛が痛んだ!という方は多いように思います。

実際、高い温度を使って、髪の毛の形を変形させていくヘア用品であるため、使い方の注意点を守らずに使ってしまうと大変なダメージを髪の毛に与えてしまうことになります。

ひどい場合は髪の毛が焦げてしまった…というような体験をされた方もおられるのではないでしょうか?

髪の毛の成分と同じ、たんぱく質を主成分とする卵は、煮たり、焼いたりして熱を加えることによってどろっとした黄身と白身に色がついて中身が硬くなるという事が起こりますよね?

これはたんぱく質は熱を加えることによって形を変えるたんぱく質の熱変性という性質によるものです。

ヘアアイロンはこの性質を利用したものですが、髪の毛が乾いておらず、キューティクルが開いた状態の時に熱を加えると大変なダメージとなります。

また、熱すぎる温度で長時間当ててしまう事もダメージの原因となります。

ヘアアイロンの利用にはそのあたりを意識して使うとよいでしょう。

少しの知識を知っているだけで、髪のダメージを抑えることができるならば、知っておいた方が得ですよね。

では、それぞれの項目ごとに、使い方の注意点を見ていくことにしましょう。

正しい方法を

シャンプー

では、ここまで見てきたように、髪の毛が濡れてキューティクルが開き、刺激に敏感になっている時、とのようなところに注意しながらシャンプーをしたらいいのでしょうか?

その点を見ていきましょう。

  1. 洗浄力の強いシャンプーを控える
  2. もつれた髪の毛を無理にブラシでほぐそうとしない
  3. 髪の毛を擦るように洗わない
  4. 爪を立てて洗わず、指の腹を使って洗う
  5. 髪の毛の流れに逆らわないようにして洗う

シャンプーは、大きくは「汚れを落とす力が強いタイプ」と「髪の毛の栄養補給をしてくれるタイプ」に分かれます。

もともとシャンプーとは髪の毛の汚れを落とすことを目的として作られました。

しかし、特に高級アルコールを含んだシャンプーは、その洗浄力の強さから髪の毛に必要な水分や油分まで落としてしまい、キューティクルさえも落とすことにつながってしまいます。

これに対して、切れ毛や枝毛などを抑えるためにはアミノ酸系シャンプーを使うのがよいでしょう。

アミノ酸系シャンプーは髪の毛に栄養を与える目的で作られているため、切れ毛や枝毛などの髪のトラブルを抑えてくれます。

ドライヤー

ドライヤーの使い方はどうでしょうか?

ドライヤーはその吹き出し口から100度を超える熱を出しています。

髪の毛自体は温度を感じないため、早く乾かしたい時などついつい近づけがちです。

しかし、髪の毛が濡れてキューティクルが敏感になっている時に、至近距離で高温を当て続けることは髪の毛のダメージにつながってしまいます。

ドライヤーの利用には以下の事に気をつけると良いでしょう。

  1. シャンプーをしたら早く乾かす
  2. タオルドライではこすらずに。ポンポンと挟みながら水分をとる
  3. 髪の毛とドライヤーの間は15センチから20センチ以上はあける
  4. 一箇所に集中しドライヤーをかけず、細かく動かしながらまんべんなくかける
  5. キューティクルを傷つけないように流れに沿って、頭頂部から毛先に向けてかける
  6. ある程度乾いたら冷風で仕上げる
  7. ドライヤーの前にトリートメントをつける
ヘアアイロン・コテ

ヘアアイロンやコテは熱の力によって、たんぱく質を主成分とする髪の毛の形状を変形させるものです。

これは、「たんぱく質の熱変性」という性質を利用しています。

ヘアアイロンやコテを利用する時に絶対にやってはいけないことは、まだ濡れている髪の毛にアイロンを当てることです。

これをやると、髪の毛の中の水分が一気に蒸発してしまい大変なダメージを髪に与えることになります。

では、ヘアアイロンやコテについてもその他に気をつけるべき点を見ていきましょう。

  1. まだ濡れている髪の毛には使わない
  2. ヘアオイルやスタイリング剤を使う
  3. 120度以下の低温で利用する
  4. 同じところに長時間挟んだままにしない
  5. 一度アイロンを当てたところに何度も当てない
  6. チタンプレート・セラミックなどのキューティクルを傷つけにくい素材のアイロン・コテを選ぶ

このような感じです。

120度の低温でクセをつける時は、「120度で5秒間巻いたあと、手のひらの中に10秒包んで冷ます」ということをやってみると低温でもきれいに巻けます。

まとめ

毎日行うシャンプーやドライヤー、手放せなくなったヘアアイロンなど日々使うものだからこそ、ダメージを受けにくい使い方をしていきたいものです。

特に、切れ毛や枝毛に悩んでいた、という人は、もしかしたら間違った使い方にあった事も考えられるかもしれません。

あなたのヘアケア用品の使い方、もう一度見直してみませんか?