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ヘアケアサプリってホントに薄毛予防になる?ハゲないための飲み方とは

 

若い人や女性にもポピュラーな悩みとなりつつある薄毛や脱毛。

薄毛をウリにする若手芸能人も人気になっていますが、薄毛は年齢が上に見えてぱっとしません。

薄毛は若いうちからケアしておかないと、一度死んでしまった毛母細胞からは髪の毛は二度と生えてきません。

50代になった頃には全く髪の毛がないといったことにもなりかねません。

そこで育毛剤や育毛サプリに頼ることになる人も多いと思いますが、正しい使い方をしないと、意味がなくなってしまうというのです。

目次

サプリの効果

薄毛が気になり始めて最初に取り入れるのは育毛剤ではないでしょうか。

最近では女性をターゲットにした育毛剤もたくさん出ていているようですが、本当に効果があるのかわからないという声も聞きます。

そこで次に挑戦するのが育毛サプリ。

体内から髪の毛の生える環境を整えようとするものです。

副作用も比較的少なく、手軽に始められるのですが、こちらも効果がないと途中でやめてしまう人もいます。

そもそも育毛サプリとはアプローチする作用によって以下のように大別できます。

  1. 頭皮の血行をよくする
  2. 男性ホルモンジヒドロテストステロンを産生する5αリダクターゼという酵素を抑える
  3. 髪の毛そのものの材料を増やす
  4. 治療薬として用いられる成分を含むもの(処方がないと購入できない薬です)

頭皮の血行をよくする

唐辛子などに含まれるカプサイシンや、ヒハツエキスなどの血行をよくするものがあります。

血行をよくして栄養を頭皮や毛母細胞(髪の毛のもとになる細胞)に行き渡らせます。

男性ホルモンジヒドロテストステロンを産生する5αリダクターゼという酵素を抑える

5αリダクターゼは、発毛を阻害する物質を除去して髪の毛が生えるのを促す成分です。

話題のノコギリヤシなどに含まれています。

髪の毛そのものの材料を増やす

シスチンや亜鉛など、髪の毛を作る材料となる成分を直接摂取することにより、発毛を促進させようというものです。

もし、これ以外の成分で効果をうたっている商品があるとすれば、その商品の効果は期待できない確率がかなり高いです。

治療薬として用いられる成分を含むもの(処方がないと購入できない薬です)

治療薬として用いられる成分は医薬品になるので、通常はサプリメントには含まれていません。

一方で1.から3.のタイプに当てはまる製品を使用しているのに、効果が出ないと思う人には、次のようなことが考えられます。

自分の脱毛原因にあった成分とは違う

AGAでない脱毛症の場合、αリダクターゼという酵素を抑える効果のある成分のサプリを使用していても効果がありません。

自分の頭皮の状態やタイプにあう成分が含まれているか確認してみましょう。

ストレスの多い生活習慣が改善されていない

いくら育毛サプリや育毛剤を使っていても、ストレスの多い生活をしていたのでは、実感できるような育毛効果は得られません。

質の良い睡眠、規則正しい生活、バランスのとれた食事をするように心がけましょう。

これらによって、育毛だけでなく、美容やダイエットも実現されていきます。

頭皮の環境がよくない

育毛には頭皮環境が大事です。

無駄な皮脂など汚れのつきすぎた頭皮では、毛穴が詰まって新しい髪の毛は生えにくい状態になります。

また、血行が良くない状態も栄養が行き渡らず、毛が生えてこない原因になります。

正しいシャンプーの仕方を行うことで、適度に皮脂を残しながら清潔な頭皮環境を実現しましょう。

肝機能障害などの持病がある

脱毛には、糖尿病や肝機能障害など、病気からくるものがあります。

これらはその病気を治療しないと育毛サプリを使っても効果がありません。

それどころか副作用が出る可能性もあります。

これらの病気を持つ人は、治療を行うとともに、育毛サプリなどを使いたい場合には、医師と相談しましょう。

使用し始めてからの期間が短い

健康な人で効果を感じない人で最も大きな原因は、使い始めてから期間が短いということ。

発毛にはサイクルがあり、健康な髪の毛が2~6年成長期があるのに、AGAの場合では、数ヶ月~1年くらいしかありません。

逆に言うとそれだけの期間の成長期があるので、育毛サプリを使ってもすぐには結果が現れないのです。

ある業者が行った調査によれば、半年以内に効果が実感できた人は50%に満たないという結果が出ています。

効果を実感したいなら半年以上継続することをおすすめします。

ただし、脱毛以外で身体に異常があった場合はすぐに中止すべきです。

一部には吐き気やアレルギーなどを起こす成分を含むものもあり、注意が必要です。

症状が著しい場合には、医師に相談しましょう。

副作用はない?

育毛サプリは健康食品なので、基本的に重篤になるような副作用はありません。

しかし、いくつもサプリを使用しているなどしている場合は、知らないうちに過剰摂取になっていることもあるので注意しましょう。

吐き気や頭痛、下痢などの症状が現れることがあり、重症になることもあります。

過剰摂取については、用法を守ることが前提だということを忘れないでください。

一部には、プロペシアやミノキシジルを個人輸入などで治療薬として購入できる場合があります。

しかし、これらは医師の処方箋がなければ非常に危険な薬であり、当然副作用もあります。

安易に使用せず、医師の処方をうけてください。

服用方法は?

育毛サプリの使い方や服用方法はどのようなものでしょうか。

タイミング

まずは飲むタイミング。

髪の毛ののびる時間は夜寝ている間です。

そこで髪の毛の成長に必要な成分、シスチンなどの成分が入っているものは寝る前に飲むのがベストです。

ノコギリヤシなどは、男性ホルモンの分泌が正常な状態を維持するため、朝と夜に飲むものが多くなっていると思います。

大切なのは用量や用法は説明書に書かれていると思うので、まずはしっかりと読み、用法と用量を守ることです。

育毛サプリに含まれる成分のうち、ノコギリヤシと亜鉛は、併用するとぐっと効果がアップします。

治療薬であるプロペシアと亜鉛、ノコギリヤシの組み合わせも良いという声もありますが、プロペシアは処方箋の必要な薬なので、医師の指示に従ってください。

育毛剤との併用

育毛剤との併用についてはどうでしょう?

育毛剤にも、サプリと同じ効果を狙った成分が入っています。

頭皮にもその効果は同じように必要なものばかりですので、基本的には併用することで相乗効果が期待できます。

ただし、5αリダクターゼ酵素を抑えるものについては、ホルモンバランスを崩してしまう恐れもあるので、併用は避けた方が良いでしょう。

特に女性は気をつけてください。

育毛サプリは健康食品なので、個々の成分が過剰摂取にならない限り問題はありません。

効果がないと思ったら、自分に合った組み合わせを試してみるのも良い方法です。

まとめ

育毛サプリは身体の中から育毛環境を整えようというものです。

その成分は育毛剤と重なる部分も多くあります。

まずは育毛サプリの三つのタイプのどれが適しているか、検討してみてください。

育毛サプリは過剰摂取すると副作用があるものもあるので、気をつけましょう。

成分の中には、併用によって効果がアップするものもありますが、その際に過剰摂取にならないよう、気をつけましょう。