MENU

ヤバイ!最近、前髪が薄くなってきた…前髪からくる薄毛の原因は?

 

多くの方を悩ませる前髪の薄毛。
前髪からくる薄毛はどのような原因で引き起こされるのでしょうか。

ここでは、前髪の薄毛の原因と対策などを解説しています。
「なんとなく前髪が薄くなってきた」と、感じている方は確認しておきましょう。

 

目次

前髪の薄毛とは

以前より、スタイリングが決まりにくくなった、おでこが広くなったなどと感じている方は、前髪からくる薄毛が始まっているかもしれませんね。

前髪の薄毛とはどのような状態なのでしょうか。

前髪が薄い

頭頂部と同じく悩む方が多い前髪の薄毛。

前髪の薄毛とは、額の生え際が薄くなった状態です。

代表的な前髪の薄毛としてM字ハゲが挙げられます。

正面から見たときに生え際の両サイドが後退してM字に見えるためM字ハゲと呼ばれています。

あるいは、生え際の真ん中から後ろに後退していくU字ハゲも挙げられます。

U字ハゲも前髪の薄毛で多く見られるタイプです。

M字ハゲもU字ハゲも、やがては頭頂部のハゲへとつながることが少なくありません。

前髪の薄毛は、ハゲの入り口と考えられます。

前髪の薄毛は、見た目に与える影響が大きいといわれています。

前髪が薄くなると、何となく老けて見える、不衛生に見えることなどがあります。

もちろん、髪の毛を伸ばして隠すことはできますが、症状が進行すると薄くなった部分が透けて見えるため余計に目立ちます。

性別を問わず、前髪の薄毛は見た目にマイナスの影響を与えるといえるでしょう。

どこからが前髪??

薄毛はできるだけ早期に対策していると進行を遅らせやすいと考えられています。

ここで気になるのが、どこから前髪の薄毛ととらえるべきかという点です。

前髪の薄毛は、おでこが徐々に広くなるように進行していくので気づきにくいといわれています。

そのため、前髪の薄毛と認識した時点でかなり進行していることがあります。

前髪の薄毛を認識するために参考にしたいデータが大手メーカーが行った調査です。

この調査によると、おでこの広さが7㎝以上のときに前髪の薄毛と認識する男性、おでこの広さが6㎝以上のときに前髪の薄毛と認識する女性が多いようです。

おでこの広さには個人差がありますが、前髪が薄くなったかもと感じている方はこちらを参考にするとよいかもしれません。

原因

前髪の薄毛は様々な原因で引き起こされます。

男性の前髪の薄毛で特に多い原因が男性型脱毛症(AGA)です。

男性型脱毛症(AGA)

前髪の薄毛に多いM字ハゲ、U字ハゲは、いずれもAGAの典型的な症状です。

AGAの多くが前髪から始まるといわれているので、気になる点がある方は気をつけましょう。

AGAの原因は、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素の働きでジヒドロテストステロンに変換されることです。

変換されたジヒドロテストステロンが毛根のレセプターと結びつくことでヘアサイクルが乱れて薄毛になります。

AGAの症状が前髪に現れやすい理由は、生え際に5αリダクターゼが多く存在するからです。

5αリダクターゼの影響を受けやすいため、前髪が薄毛になりやすいのです。

5αリダクターゼは、前頭部から頭頂部にかけて多く存在します。

そのため、AGAでは、前髪から始まった薄毛が頭頂部へ進行します。

前髪の薄毛には十分な注意が必要です。

牽引性脱毛症

女性に多い前髪の薄毛の原因が牽引性脱毛症です。

牽引性脱毛症は、長期間にわたり髪の毛が引っ張られ続けることで起こる脱毛症です。

ポニーテールやアップスタイルなど、前髪をきつく縛る髪形を続けていると牽引性脱毛により生え際が薄くなります。

いつも同じヘアスタイルの方は注意しましょう。

ホルモンバランスの乱れ

同じく、女性に多い前髪の薄毛の原因がホルモンバランスの乱れです。

女性ホルモンのエストロゲンには髪の毛を育てる働きがあるので、このホルモンの分泌が減ると男性ホルモンの影響が強くなり薄毛になることがあります。

ただし、女性の場合は男性のように生え際が明らかに後退するほど薄くなることは少ないと考えられています。

たいていの場合は、地肌が透けて見えるなど前髪が薄くなる程度です。

男性ほど激しい症状が現れない理由は、分泌が減ってもある程度は女性ホルモンが分泌されているからです。

ホルモンバランスの乱れは、加齢や出産、ストレス、生活習慣の乱れ、ピルの服用などで起こります。

対策

前髪の薄毛が気になるときはどのように対策すればよいのでしょうか。

お悩みの方は、次の対策を参考にしましょう。

AGA治療

前髪の薄毛の原因がAGAと考えられる方には、病院で行うAGA治療がオススメです。

AGAの原因である5αリダクターゼの働きを抑えるフィナステリドを用いた治療などが受けられます。

これにより、抜け毛を防ぐことが期待できます。

また、わずかながら発毛を促すことも期待できるといわれています。

残念ながら、血行を促進して発毛を促すミノキシジルは、前髪の薄毛にあまり作用しないとされています。

育毛剤

育毛剤には、頭皮の血行を促進することや頭皮に栄養を届けること、頭皮環境を整えることなどが期待できます。

手軽に利用できるので、前髪の薄毛が気になりだした方は試してみるとよいでしょう。

ヘアスタイルを変える

牽引性脱毛症が疑われる方は、ヘアスタイルを定期的に変えましょう。

髪の毛をきつく縛るヘアスタイルなどが前髪の薄毛に関係していると考えられます。

いつも髪の毛をきつく縛っている方は、たまにおろしてみるなどすれば前髪の薄毛の進行を遅らせるかもしれません。

規則正しい生活を心がける

生活習慣の乱れは、ホルモンバランスの乱れや薄毛の原因になります。

前外の薄毛が気になる方は規則正しい生活を心がけましょう。

具体的には、食生活、運動、睡眠、飲酒、喫煙・ストレスなどに気を付けることが重要です。

食生活

食生活が乱れると髪の毛の成長に必要な栄養が不足します。

髪の毛の成長が滞ると前髪の薄毛につながる恐れがあります。

前髪の薄毛が気になる方は、様々な食材からタンパク質、亜鉛、鉄分、ビタミンなどを摂取しましょう。

また、決まった時間に1日3回の食事を摂ることでホルモンバランスが整いやすくなります。

運動

運動不足が続くと血行が悪くなるので、頭皮に髪の毛の成長に必要な栄養を届けにくくなります。

運動により血行を促進することは、前髪の薄毛対策になります。

ストレッチやウォーキングなど簡単な運動で良いので、運動習慣を身に付けましょう。

睡眠

睡眠中に成長ホルモンが分泌されるため、髪の毛は寝ている間に育ちます。

睡眠不足が続くと髪の毛の成長が滞る恐れがあります。

前髪の薄毛が気になる方は、十分な睡眠時間を確保しましょう。

特に、多くの成長ホルモンが分泌されるといわれる、入眠後数時間の睡眠の質を高めることが重要です。

飲酒

お酒を飲みすぎるとAGAの原因であるジヒドロテストステロンが増えます。

AGAを促進してしまう可能性があるので、前髪の薄毛が気になる方は節酒を心がけましょう。

喫煙

タバコを吸うと血管が収縮するため頭皮の血行が悪くなります。

栄養が届けられなくなると薄毛につながる可能性があります。

前髪の薄毛が気になる方は、出来るだけ禁煙したほうが良いでしょう。

ストレス

過度なストレスがかかると、血管が収縮して血行が悪くなるほか、髪の毛の成長に必要な栄養が消費される、ホルモンバランスが乱れるなどの影響が現れます。

ストレスは薄毛の大きな誘因のひとつと考えられています。

ストレスが溜まっている方は、自分なりのストレス発散方法を見つけることが重要です。

生活習慣の乱れはAGAにも悪影響を与えます。

前髪の薄毛が気になる方は、生活習慣を見直しましょう。

まとめ

前髪の薄毛は様々な原因で引き起こされます。

中でも多いと考えられているのが、男性のAGA、女性の牽引性脱毛症、ホルモンバランスの乱れです。

気になる点がある方は、AGA治療や生活習慣の見直しなどを検討してみるとよいでしょう。

前髪の薄毛を防止できるかもしれません。