首イボが気になる!レーザー療法の費用や痛み、治療経過を紹介
こんにちは、nanairo編集部のannaです。
顔や首にできた老人性のイボ、老けて見えるし、ネックレスをつけると痛いし、できることなら取りたいですよね。
液体窒素療法は安いけど痛みや痕が残りやすいし、綺麗に治すならレーザー療法がおすすめです。
でも一般的に美容目的でイボを取る場合は保険が適用されません。レーザー療法を受けたいけど、1つ取るごとに費用がかかると一体いくらかかるの?
気になる価格や治療の経過、治療期間などを紹介します。
そこまでお金をかけられないという方には自宅でできる簡単イボケアもご紹介。
目次
老人性イボの種類
老人性疣贅(脂漏性角化症)
イボは医学的に「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれます。
初めはシミのようで徐々にイボ状に盛り上がってきます。
大きさは数mm~数cmと様々で、大きめのものになると表面が岩のようにデコボコしています。
日光のあたりやすい、頬骨の部分や額、手の甲にもよくできます。老人性という名前ですが20代でもできることがあります。
アクロコルドン
アクロコルドンは上記、脂漏性角化症の一種です。
大きさ1~2mm大のニワトリのとさかのような突起物です。
首やわきの下など皮膚の柔らかい部分にできやすいです。
肌色もしくは黒いものもあり、30代以上の人に多く見られます。
スキンタッグ
スキンタッグはアクロコルドンが少し大きく、盛り上がったものをさします。
大きさは1~3mmほどが目安です。別名として軟性繊維腫(なんせいせいんいしゅ)とも呼ばれます。
懸垂性繊維腫
懸垂性繊維腫も最初は小さな突起物ですが、どんどん大きくなったものをさします。
大きさが1cm前後で、皮膚の表面から垂れ下がるような状態です。
首やわきの下、お尻などにできる場合もあります。
中高年の女性に多く、はっきりと分かってはいませんが体質や遺伝も関係あると考えられています。
老人性イボはなぜできる?
こうした老人性イボができる要因としては、紫外線、老化、摩擦と考えられます。
紫外線
皮膚が紫外線を浴びるなどの刺激を受けると、肌の基底層にあるメラノサイトという色素細胞が活性化します。
黒いメラニン色素を出して紫外線から肌の奥を守ろうとする一種の防御システムなのです。
ところが紫外線を浴びすぎると、メラノサイトが傷つき、メラニンを作り続けるという暴走を始めてしまいます。
こうしてメラニンが排出しきれず、シミができます。そこにさらに紫外線を浴びることで、どんどんイボ状に盛り上がってきてしまいます。
老化
通常、皮膚の表皮細胞であるケラチノサイトは、皮膚を守るために基底層から徐々に上がってアカとなってはがれていきます。
ターンオーバーの周期が乱れると新陳代謝が滞り、メラニンも滞留しやすくなります。その結果、色素沈着も進みシミやイボとなっていきます。
20代までは表皮のターンオーバー日数は28日ぐらいですが、次第に遅くなり40代に入ると40~50日、60代では100日もかかるといわれます。
睡眠時間や質、バランスの良い食事など生活習慣を整えることが大切ですが、ピーリングなどの角質ケアを行うことがターンオーバーを低下させないために良いと言われています。
摩擦
衣服やネックレスなどアクセサリー類などの摩擦もイボができやすい要因と言えます。
首にできることが多いですが、わきの下や股などの肌と肌がすれる部分にもできることがあります。
首イボのレーザー療法とは?
レーザー療法と言いますが、そのレーザーにもたくさんの種類があります。
それぞれの機械毎にどうしても向き不向きがあるため、症状に合わせて使い分ける必要があります。
レーザーには大きく分けて2タイプあります。
色選択式のレーザー
このタイプのレーザーは黒色に反応するものや赤色に反応するものなどがあり、脱毛・シミ・アザ・血管腫などの治療が可能です。
色に反応して働くので、正常な皮膚にあたってもほぼ反応がありません。皮膚の表面に傷跡を作らず治療ができ、広範囲の症状にも対応しやすいです。
私たちが一般的によく耳にするレーザー療法の多くがこちらに該当します。ルビーレーザー、ヤグレーザー、アレキサントライトレーザーなど。
何でも削るレーザー
こちらのタイプは照射したところを全て削ってしまうレーザーです。通常の皮膚でも当たったところは削られてしまいます。
ニキビ跡・傷跡・イボ・老人性イボのように主に肌の凹凸がある症状に使用されます。
首イボには主に炭酸ガスレーザーというものが使われます。
炭酸ガスレーザーは二酸化炭素を発信源として用いたレーザーで、組織を焼いて蒸発させることができます。
また、表面から薄く削ったり、深さや広さを調整しやすかったり、とても便利な機械です。
レーザー療法で治療できるイボの種類は?
老人性疣贅、アクロコルドン、スキンタッグなどは大体レーザー療法で治療できます。
ですが、アクロコルドンやスキンタッグなどの首イボは傷痕が残る可能性もあります。
施術する医師の技術力にも大きく左右されますが、どんなに気を付けて施術しても肌の体質によっては傷が残りやすい人もいます。
顔のイボに関しては1回で綺麗に取れて、傷痕も残りにくくおすすめですが、アクロコルドンやスキンタッグなどはハサミで切除する方法もありますので、医師としっかり相談しましょう。
また、ウイルス性のイボに関しては、レーザー療法を行うと、その傷口の周りや奥深くにウイルスが広がって再発して前よりひどい状態にと言うことも考えられます。
ウイルス性のイボに関しては、有効性が証明されている液体窒素療法で取るのがいいです。
レーザー療法の治療経過
まず、レーザー療法を受けた日は洗顔することができないため、素肌で洗顔してから受診しましょう。クリニックで洗顔をさせてくれるところも多いですが、念のため確認しておくといいですね。
治療の際には注射による局所麻酔や貼る麻酔剤などを利用します。
炭酸ガスレーザーで削った後、軟膏を塗ってテープを貼ってもらいます。
治療日はそのまま洗ったり、触ったりすることなく過ごしましょう。
炭酸ガスレーザーは肌を削っているので、傷口があります。
治療日の翌日からは、削ったところも洗って清潔に保つ必要があります。洗わずに最近がついている状態では、治りが遅かったり、細菌に感染して傷跡が残ったりもします。
また、傷口を乾かさないように軟膏を塗り、テープを貼ります。
テープを貼った上からであれば、メイクも可能です。
こうした処置を1週間ほど続けると、少しずつ傷跡が残ることなく綺麗に治っていきます。
治療後の注意点
1週間はテープを貼ることが必要なので、大事なイベントなどが控えてる前は治療は止めましょう。
傷が乾いてしまうとかさぶたができ、傷痕が残りやすくなります。傷口が乾かないようにしっかりと軟膏を塗り、テープを貼りましょう。
キズパワーパッドと同じ原理ですね。最近はかさぶたを作らない方が綺麗に治ると考えられています。
レーザー療法は痕が残りにくい治療法として知られていますが、まれにうっすらとしたシミが残ることもあります。
美白化粧品などで気にならなくなることもあるので、シミが出来てしまった場合は有効成分が配合された美白化粧品などを塗るのがおすすめです。
レーザー療法にかかる費用は?
レーザー療法は基本的に保険が適用されず、自費負担となります。
費用は医療機関によってバラバラですが、大体イボ1つ取るのに5,000円というところが多いです。大きくなると1つでも10,000円と価格設定されているでしょう。
また、首イボなどは結構な数がある人も多いので、10万円を超えれば半額になったり、治療費に上限を定めていたりというクリニックもあります。
保険適用の治療に比べると高額になりやすいので、治療前にしっかりと費用面についても相談しておくことが大切です。
レーザー療法のメリットとデメリット
メリット
- 1回の治療で綺麗に取ることができる
- 痕が残りにくい
- 麻酔を使うので痛みに弱い人も可能
デメリット
- 費用が高くかかる
- 複数の場合、時間もかかる
- 麻酔の注射をするときに痛みがある
どの治療法にもそれぞれのメリット・デメリットがあるので、「痕が残る」「費用」「痛み」などの妥協点や優先順位を自分の中でしっかりと考えて治療を受けることが大切です。
自宅でできる簡単イボケアって?
レーザー療法は主に顔のイボにおすすめの治療法です。
首イボに悩まれている方はまず自宅で簡単にできるイボケアから始められてはいかがでしょうか?
もちろん、顔にも使える商品ばかりなので、痛みや費用などの面から病院で治療するのはちょっとという方にもおすすめです。
クリアポロン
1個60g(約1ヵ月分)で通常価格は6,800円(税抜)です。
定期購入だと初回1,800円(税抜)で購入でき、2回目以降は5,440円(税抜)になります。
クリアポロンにはイボケア成分として、脂溶性と水溶性のダブルヨクイニン、あんずエキス、ダーマヴェールというセイヨウシロヤナギのエキスが含まれています。
他にもプラセンタエキスやコラーゲン、セラミドなどの嬉しい美容成分もたくさん入っており、アンチエイジングの成分として注目を浴びているリンゴ果実培養細胞エキスも配合されています。
オールインワンジェルなので、首や体以外に顔にも使えてしっかりと保湿してくれます。
起床後と入浴後の1日2回、2度塗りがおすすめです。
艶つや習慣
1個120g(約1ヵ月分)で通常価格は4,104円(税込)です。
定期購入だと初回2,052円(税込)で購入でき、2回目以降は3,283円(税込)になります。
艶つや習慣⁺は、あんずエキス、ハトムギエキスが従来品の5倍配合にパワーアップした商品です。
他にもプラセンタエキスやアロエベラ、ヒアルロン酸などの美容成分がギュギュっと高配合されています。
洗顔後や入浴後にやさしくマッサージするように塗るだけでイボケアができます。角質ケアとスキンケアができるオールインワンジェルです。
シルキースワン
2個20g×2(約1~1ヵ月半分)で通常価格は9,800円(税抜)です。
定期購入だと初回は2,980円(税抜)で購入でき、2回目以降は5,400円(税抜)になります。
シルキースワンは保湿浸透ケアをしてくれる商品で、角質ケアをしてくれるポロポロクリアジェルとの併用がおすすめです。
シルキースワンにはヨクイニンエキス、杏仁オイルが、ぽろぽろクリアジェルにはハトムギオイル、杏子エキスがイボケア成分として配合されています。
角質ケアと保湿浸透の2ステップでイボにアプローチします。
セット販売もありますが、初めての方はシルキースワンを毎月つるるんコースから購入するとぽろぽろクリアジェル(40ml)が毎月100名限定で無料で貰えます。
ぽろぽろとれる杏ジェル
1個100g(約1ヵ月分)で通常価格は3,000円(税抜)です。
定期購入だと2,500円(税抜)になります。
ぽろぽろとれる杏ジェルは名前からも分かる通り、あんずエキスはもちろん、ヨクイニンエキス、ナス果実エキスがイボケア成分です。
この商品はピーリングジェルなので角質ケアとしてお使いいただけます。
ぽろぽろとれる杏ジェルを使用後、お手持ちの化粧品で保湿が必要ですが、初回限定で顔から全身に使えるオールインワンジェルの潤透ヴェイルプラセンタジェルとの特別セットも購入できます。
アンミオイル
1個30ml(約1ヵ月分)で通常価格は7,560円(税込)です。
定期購入だと6,800円(税込)で購入できます。
また、初回限定トライアルセットは980円(税込)になります。
アンミオイルは杏仁オイル、月見草オイル、ヨクイニンエキス、ヨモギエキスなどの100%自然由来の成分で作られています。
また、防腐剤、界面活性剤、香料、着色料は不使用なので安心してお使いいただけます。
こちらはオイルタイプの商品なので、マッサージするように気になる部分へ広げ、蒸しタオルで1~2分抑えるとより効果的です。
また、お手持ちの化粧品で保湿した後に、1,2滴塗ると水分の蒸発を防いでくれます。
初めての方限定で約1週間分のトライアルセットも980円で販売されているので一度お試しになられてから購入されるのがおすすめです。
nanairo編集部おすすめのイボケア商品
nanairo編集部がおすすめするイボケア商品は「クリアポロン」です。
クリアポロンはイボケア成分はもちろんながら、その他に配合されている美容成分の種類がとても豊富で魅力的です。
また、香料・着色料・パラベン・アルコール・鉱物油・紫外線吸収剤が使われていないので、肌が弱い方やお子様でも安心して使える優しい仕上がりになっています。
今まで特に首やデコルテをケアしたことがない方にとって、べたべたするクリームは不快になりかねません。クリアポロンはとても伸びが良くサラッとした使用感なので気にならずにお使いいただけます。
レーザー療法で治療を受けるか悩まれている方も是非一度「クリアポロン」を試されてみてはいかがでしょうか?
今後イボができるのを防ぐ意味でも首元やデコルテのスキンケアも大切にしていかないとですね。
詳細はこちら
クリアポロンは首イボに効果あり?気になる成分や口コミを紹介
参考文献
素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典
肌美人になるスキンケアの基本 悩み解消パーフェクトBOOK