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ビタミンEサプリの効果|海外で人気のスーパービタミンEを摂るならこれがおすすめ!

 

健康や美容を気にする方などから支持されているビタミンE。

どのような効果・効能を期待されているのでしょうか。

気になる方に向けて、ビタミンEに期待できる効果・効能、ビタミンEを効率よく摂れる食品などを解説します。

健康維持の参考にしてください。

 

目次

ビタミンEとは何か?

最初に、ビタミンEの概要を解説します。

どのような成分なのでしょうか。

ビタミンE(トコフェロールとトコトリエノール)とは

ビタミンEは、脂に溶けやすい脂溶性のビタミンです。

抗酸化ビタミンの代表ということもできます。

ビタミンEの種類

ビタミンEは、大きくトコフェロールとトコトリエノールに分かれます。

天然にはそれぞれ「α-、β-、γ-、δ-」があり、全部で8種類が存在します。

これらをまとめてビタミンEといいます。

食べ物に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールとγトコトリエノールがほとんどを占めます。

スーパービタミンE「トコトリエノール」って?

ビタミンEの代表的な働きとされるのが抗酸化作用です。

特に、強い抗酸化作用を持っているとされているのがトコトリエノールです。

その作用は、トコフェロールの40~60倍といわれています。

ビタミンEの中で強力な抗酸化作用を持つトコトリエノールを、アメリカでは「スーパービタミンE」と呼んでいます。

トコトリエノールを配合したサプリメントや化粧品などが登場しています。

栄養補助食品に仲間入りしたトコトリエノール

トコトリエノールは、1999年1月に厚生省(現・厚生労働省)から栄養補助食品として認められました。

栄養補助食品は、平成16年以前によく使用されていた名称です。

当時は、「栄養成分を補給し、または特別の保健の用途に資するものとして販売の用に供する食品のうち、錠剤、カプセル等通常の食品の形態でないもの」と定義されていました。

つまり、この目的に使用する素材としてトコトリエノールが認められたのです。

ビタミンEの効果・効能は?

ビタミンEには、様々な効果・効能が期待されています。

肌の美容効果

ビタミンEには、血管の収縮を促す物質の生成を抑えて血管の拡張を促す働きと活性酸素から細胞を守る働きがあります。

血流を維持することで細胞の新陳代謝が活発になり、活性酸素から細胞を守ることでシミやシワの予防を期待できるからです。

ビタミンEは肌にうれしい栄養素と考えられています。

老化防止

ビタミンEは、別名「若返りのビタミン」と呼ばれています。

このように呼ばれる理由は、ビタミンEに強力な抗酸化作用があるからです。

身体の酸化は老化に深く関わっているといわれています。

ビタミンEは、それ自体が酸化されることにより活性酸素から細胞を守ります。

生活習慣病を予防

ビタミンEの抗酸化作用は、生活習慣病の予防にも役立つと考えられています。

高血圧や脳梗塞、心筋梗塞などの引き金になるといわれている動脈硬化は、酸化・変性した脂質が血管壁にこびりつくことなどで引き起こされます。

ビタミンEは脂質の酸化を防ぐことで動脈硬化を予防すると考えられています。

この働きから、生活習慣病の予防にも役立つといわれています。

血行促進

ビタミンEには、血管の拡張を促す働きと血液を固まりにくくする働きがあります。

これらの働きにより、血行を促進すると考えられています。

血液の流れが良くなると、身体の隅々まで栄養などを届けやすくなります。

この働きを期待して、こりや冷えなどに悩む方などからもビタミンEは利用されることがあります。

生殖機能をサポート

ビタミンEは、女性ホルモンと男性ホルモンの代謝に深く関わっています。

女性においては、排卵誘発剤と併用することで妊娠率がアップするという報告があります。

男性においては、ビタミンEを投与することで精子の数が増える、精力減退の予防につながるといわれています。

トコトリエノールの効果・効能

抗酸化作用

スーパービタミンEと呼ばれるトコトリエノールは、強力な抗酸化作用を発揮することで知られています。

抗酸化作用とは、活性酸素を取り除き身体の酸化を抑える働きです。

大量の活性酸素が発生すると、身体がさび付いて正常な働きができなくなります。

つまり、生活習慣病や老化などの引き金になるのです。

トコトリエノールは、それ自体が酸化されることで身体の酸化を防いでくれます。

コレステロール値を低減

トコトリエノールは、コレステロールの生成に関わる酵素に働きかけて、過剰なコレステロールの生成を防ぐ可能性があるといわれています。

この働きから、一部ではコレステロール値を低減するといわれています。

この働きは、同じビタミンEの仲間であるトコフェロールに期待できないとされています。

米国で注目されている「トコトリエノール」は美肌と健康を作る!

スーパービタミンE「トコトリエノール」は米国でも注目を集めるビタミンEです。

どのような働きを期待されているのでしょうか。

トコトリエノールの強力な抗酸化作用

トコトリエノールに期待されている働きの根拠となっているのが、強力な抗酸化作用です。

トコトリエノールは、ビタミンEの仲間の中でも特に強力な抗酸化作用を持っていると考えられています。

その作用は、トコフェロールの40~60倍といわれることがあるほどです。

ビタミンEは細胞膜や脂質に多く存在し、ビタミンEが酸化されることで多価不飽和脂肪酸の酸化を防ぎます。

トコトリエノールは、この働きが特に強いビタミンEといえるでしょう。

トコトリエノールは肌をきれいにしてくれる

多くの女性を悩ませる肌のトラブルがシミとシワです。

これらの原因のひとつとされているのが活性酸素です。

シミのメカニズム

有害な物質を含む紫外線を浴びると、肌を守るため活性酸素が発生します。

この量が多すぎると、活性酸素のダメージを緩和するためメラニン色素が作り出されます。

作り出されたメラニン色素は肌の新陳代謝で押し出されますが、新陳代謝が滞っている、あるいはメラニン色素の量が多すぎると肌に留まってしまいます。

こうしてできるのがシミです。

シワのメカニズム

活性酸素は、真皮層に存在するエラスチンやコラーゲンも酸化します。

エラスチンやコラーゲンは、肌のハリや弾力を支えています。

酸化によりこれらの性質が変わると、肌のハリや弾力を保てなくなります。

その結果、肌がたるんで深いシワができてしまいます。

トコトリエノールと活性酸素

本来、活性酸素は肌を守る働きを担いますが、働きが強すぎるのでその量が多くなると肌を傷つけてしまいます。

シミやシワは、大量に発生した活性酸素により引き起こされることがあるのです。

トコトリエノールは、活性酸素を取り除くことでシミ・シワを予防すると考えられています。

ビタミンEの中での特有の効果!コレステロール値を下げる

トコトリエノールに期待されている効果・効能の中で、特に注目を集めているのがコレステロール値を下げる働きです。

ビタミンEの仲間にこの働きは期待できないので、トコトリエノール特有の働きといえるかもしれません。

トコトリエノールは、コレステロールの生成に関わる酵素に働きかけて、過剰なコレステロールの生成を防ぐ可能性があるといわれています。

コレステロール値が高いときだけ、働きかけるとされている点がポイントです。

ビタミンEの摂り方

ビタミンEを利用したい方は、どのように摂ればよいのでしょうか。

ビタミンEの摂り方を解説します。

1日の推奨量・摂取量

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、ビタミンEの目安量は次のように定められています。

ビタミンEの推奨量

男性(mg/日)

女性(mg/日)

目安量

耐容上限量

目安量

耐容上限量

1~2歳

3.5

150.0

3.5

150.0

3~5歳

4.5

200.0

4.5

200.0

6~7歳

5.0

300.0

5.0

300.0

8~9歳

5.5

350.0

5.5

350.0

10~11歳

5.5

450.0

5.5

450.0

12~14歳

7.5

650.0

6.0

600.0

15~17歳

7.5

750.0

6.0

650.0

18~29歳

6.5

800.0

6.0

650.0

30~49歳

6.5

900.0

6.0

700.0

50~69歳

6.5

850.0

6.0

700.0

70歳以上

6.5

750.0

6.0

650.0

摂取のタイミングは?

摂取のタイミングに特別な決まりはありません。

食事から摂る方は食事のタイミングで、サプリメントなどから摂る方は好きなタイミングで摂ればよいと考えられます。

一般的には、食事と一緒に摂ることで吸収率が高まりやすいとされています。

吸収率までこだわりたい方は、食事と一緒に摂るとよいかもしれません。

妊婦さんには付加量が必要?

妊婦さん・授乳婦さんとも、普段よりビタミンEを多く摂ったほうが良いと考えられています。

「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、妊婦さんの1日当たりの目安量は6.5㎎、授乳婦さんの1日当たりの目安量は7.0mgです。

この量を目安にビタミンEを摂ると良いでしょう。

ビタミンEの注意点や副作用

ビタミンEを摂りたい方は、注意点も確認しておきましょう。

過剰摂取と欠乏の影響を解説します。

過剰摂取すると?

基本的には、安全に利用できると考えられています。

ただし、摂りすぎると出血、アザ、悪心、胃痙攣、頭痛、下痢、湿疹などが現れる恐れがあります。

また、大量にとり続けることで心臓病や眼の障害などが現れやすくなる可能性も指摘されています。

サプリメントを利用する方はビタミンEの摂りすぎに注意しましょう。

一般的な食事でビタミンEを摂りすぎることはほとんどありません。

欠乏すると?

ビタミンEの欠乏は、脂肪を消化・吸収できない病気を患う方に多いとされています。

健康な方でビタミンEが欠乏することはほとんどありません。

ビタミンEが欠乏すると、神経や筋肉がダメージを受けて、視覚障害、運動機能の低下、四肢の感覚喪失などが起こります。

また、免疫機能も低下します。

頻度が高いわけではありませんが、ビタミンEの欠乏には注意したほうが良いでしょう。

ビタミンEと相性の良いものとあまり良くないもの

ビタミンEを利用したい方は、相性の良いものと相性のあまり良くないものも抑えておきましょう。

ビタミンEを効率よく利用できるはずです。

相性が良い成分

ビタミンA・ビタミンC

ビタミンE相性の良い成分としてビタミンA・ビタミンCが挙げられます。

これら3つのビタミンをまとめてビタミンACEと呼んでいます。

3つに共通する特徴は抗酸化作用に優れることです。

脂溶性のビタミンであるビタミンEとビタミンAは細胞膜、水溶性のビタミンであるビタミンCは体液中に存在して抗酸化作用を発揮します。

3つを組み合わせることで強力な抗酸化作用が得られるといわれています。

脂溶性のビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収しやすくなるといわれています。

ビタミンEを多く含む食品を利用するときは、この点を踏まえて調理法を決めるとよいかもしれません。

相性があまり良くないもの

医薬品

血液を固まりにくくする医薬品や肝臓で代謝されやすい医薬品などと相性があまり良くないとされています。

このほかにも、相性があまり良くないとされる医薬品はあるので、何かしらの医薬品を服用している方はサプリメントなどからビタミンEを摂る前に医師に相談しましょう。

ビタミンEを多く含んでいる食品

ビタミンEは、食事から摂ることができます。

食事から摂りたい方は、次の食品などを利用すると良いでしょう。

アーモンド

効率よくビタミンEを摂れる食品のひとつがアーモンドです。

100gあたり31.0㎎のα-トコフェロール、0.4㎎のβ-トコフェロール、0.7㎎のγ-トコフェロールを含みます。

おやつやおつまみなどに利用すれば、手軽にビタミンEを摂れます。

玄米

100gあたり1.2㎎のα-トコフェロールと0.1㎎のβ-トコフェロール、0.1㎎のγトコフェロールを含みます。

主食に利用できるので、ビタミンEを摂りやすい食品ということができます。

ビタミンEを摂りたい方は、白米に玄米を混ぜて炊くとよいかもしれません。

ほうれん草

身近な野菜ではほうれん草がビタミンEを含みます。

100gあたり2.1㎎のα-トコフェロールと0.2㎎のγ-トコフェロールを含みます。

油炒めなどにすれば、しっかりとビタミンEを摂れるはずです。

サンマ

魚ではサンマがおすすめです。

100gあたり1.3㎎のα-トコフェロールを含みます。

身近な食品なので、ビタミンEを摂りやすいといえるでしょう。

マーガリン

以上のほかでは、マーガリンがビタミンEをたっぷり含みます。

100gあたり15.1㎎のα-トコフェロール、0.7㎎のβ-トコフェロール、36.2㎎のγ-トコフェロール、6.1㎎のδ-トコフェロールを含みます。

ビタミンEの不足が気になる方は、食パンなどに塗って食べるとよいかもしれません。

まとめ

ビタミンEは、油に溶けやすい脂溶性のビタミンです。

大きく、トコフェロールとトコトリエノールに分かれます。

ビタミンEの中でも優れた働きを示すトコトリエノールはスーパービタミンEと呼ばれています。

サプリメントの中には、スーパービタミンEを配合しているものがあります。

優れた働きを示すといわれているので、ビタミンEが気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

ビタミンEが摂れるサプリメント

忙しい方や食生活が乱れがちな方などでは、食事の内容まで気を配れないはずです。

ビタミンEが不足していると感じている方はサプリメントを利用するとよいでしょう。

サプリメントを利用すれば、手軽にビタミンEを摂ることができます。

ビタミンEは次のサプリメントなどに配合されています。

薬日堂トコフェロンEナチュール

トコフェロンEナチュールは、肩こり、首筋のコリ、冷え、しびれに効く第三類医薬品(天然ビタミンE製剤)です。

成人の1日服用量に当たる3粒で、生体内で利用効率の高いα型天然ビタミンEを300㎎も摂ることができます。

隅々まで栄養と酸素を届けることで末梢血行障害による肩こりなどに作用します。

自律神経を安定させるγ-オリザノールを配合している点もポイントです。

肩こりなどにお悩みの方にオススメできる医薬品といえるでしょう。

サントリーセサミンEX

若さを維持しづらくなる40代以降の身体のために作られたサプリメントです。

ゴマの希少成分・セサミン、体調を整える玄米由来の成分・オリザプラスに年齢美容に役立つ天然ビタミンE、スーパービタミン・トコトリエノールを配合しています。

独自のシナジーパワーで気になる年齢に働きかけます。体力や体調が気になる方、美容が気になる方、若々しさを維持したい方などにオススメされています。

DHC ビタミンE

ビタミンEの中で最も活性の高い天然d-α-トコフェロールを配合したサプリメントです。

1日の目安量に当たる1粒で301.5㎎のd-α-トコフェロールを摂ることができます。

若さを保ちたい方やドロドロ対策を始めたい方、冷えやカサツキが気になる方などにオススメされています。

小林製薬ビタミンE

美容と健康にうれしいビタミンEを配合した小林製薬のサプリメントです。

1日の目安量に当たる2粒で284.0㎎のビタミンEと316.0㎎のサフラワー油を摂ることができます。

1カ月分で594円(税込)と安価な点も魅力です。

手軽にビタミンEを取り入れたい方などにオススメです。

ディアナチュラビタミンE

抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り細胞の健康維持を助けるビタミンEを配合した栄養機能食品です。

1日の目安量に当たる1粒で140.0㎎のビタミンEを摂ることができます。

若々しい毎日を過ごしたい方や毎日を元気に過ごしたい方、食生活が乱れがちな方などにオススメされています。

ネイチャーメイドビタミンE

抗酸化作用があるビタミンEを、1日の目安量に当たる1粒に268㎎も詰め込んだサプリメントです。

大塚製薬が販売するネイチャーメイドのシリーズなので利用しやすいといえるかもしれません。

日差しが気になる方や美容に気を遣う方、脂肪の摂りすぎが気になる方、タバコを吸う方などにオススメされています。

DHC トコトリエノール

多くのサプリメントなどで用いられているd-α-トコフェロールに比べ、40~60倍の活性があるといわれるトコトリエノールを配合したサプリメントです。

1日分の目安量に当たる1粒で105㎎のトコトリエノールを摂ることができます。

生活習慣が気になる方や健康値が気になる方、若々しさを維持したい方などにオススメされています。

小林製薬トコトリエノール

その働きからスーパービタミンEと呼ばれるトコトリエノールを配合したサプリメントです。

1日の目安量に当たる2粒で150.0㎎のトコトリエノール含有パーム油と150.0㎎のサフラワー油を摂ることができます。

若々しく健康でい続けたい方や活き活きと美しくい続けたい女性などにオススメされています。

 

参考サイト

ビタミンEとは| 一般社団法人 日本サプリメント協会
ビタミンE| 海外の情報 | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省