WiMAXを解約することを考えている方はどのくらいいるでしょうか。
解約の際に気をつけるべきことの一つに「プロバイダによって解約方法が違う」ということがあります。
あるプロバイダは電話、またあるプロバイダはWebサイトからということが実際にあります。
今回は、大手プロバイダの一つであるDTI WiMAXについて、解約方法や注意点を見ていきましょう。
高額な違約金は更新月であれば支払う必要がないものです。
できる限り解約は契約更新月に行なって、不必要な違約金を支払わなくて済むようにしましょう。
このようにDTI WiMAXに限らないことですが、解約をしようとする場合は「違約金」に注意し、更新月をしっかりと確認して支払いを避けるようにしましょう。
次の章では、DTI WiMAXの特徴である「解約」と「退会」という2つの解約方法について見ていきます。
別記事で取り上げたSo-netもそうですが、DTIの解約方法にも「解約」と「退会」の2種類があります。
つまり、WiMAXのような特定のサービスだけ止めてしまう「解約」と、DTIのすべてのサービスを解約して会員であることをやめてしまう「退会」の2種類です。
WiMAX2+やADSLといったDTIが提供している特定のサービスだけ解約するものです。
ここで解約したからといって、DTIの会員自体の契約は残ったままです。
解約とは違い、こちらはDTIのサービスをすべて解約し、DTIの会員ではなくなってしまうという手続きです。
DTI WiMAXでは締め日が毎月25日となっています。
そして25日を過ぎてしまうと翌月扱いとなり、契約更新月で解約しようとしても違約金が発生するといったことにもなりかねません。
この点は注意しましょう。
上記で説明した通り、「WiMAXの解約」と「DTIの退会」はまったく別です。
仮にWiMAXを解約したとしても、DTIを退会したことにはならないので注意が必要です。
BIGLOBE WiMAX2+の利用を止める場合、「解約」と「退会」の2種類の方法がありますが、どちらを選べば良いかは、利用の仕方等によっても異なってきます。
つまり、どちらを選ぶかはケースバイケースということです。
具体的に「解約」と「退会」について、どちらを選べば良いか考えてみると、以下のようになります。
<解約のみにした方が良いケース>
上記のような場合は、DTIの他のサービスを利用しているので、解約のみにしてDTI会員であり続ける必要があります。
<退会した方が良いケース>
上記のような場合は、現在も今後もDTIのサービスを使う予定がないので、会員であり続ける必要がありません。
したがって、解約をするのがオススメです。
ただ、いずれのケースでも注意すべきことは、WiMAXの解約を行うことでキャンペーンの対象外となってしまうということです。
あくまでキャンペーンはWiMAXの契約を一定期間続けていることが条件となりますので、このことには注意しましょう。
この章では、DTI WiMAXの利用を止める場合の2つの方法である「解約」と「退会」について、どういったものか、また選択の目安について説明しました。
次の章では、DTI WiMAX2+の解約の方法を説明します。
ここまではDTI WiMAXを解約するにあたって、注意すべき点(特に違約金の内容)について見てきました。
本章では、これを踏まえて実際に解約する方法を見てみましょう。
DTI WiMAX2+の解約方法はWebサイト上で解約を行う「オンライン解約」と、解約手続きを書面で提出する「書面解約」があります。
それぞれの流れは以下のようになります。
オンライン解約では25日までに手続きが行われた分が当月処理分となり、26日以降分は翌月扱いとなります。
書面解約の場合は、25日までにDTIに届いた分が当月処理分となり、それ以降についた分は翌月扱いとなります。
次に、DTIの会員自体をやめてしまう「退会」について見ていきましょう。
退会は解約とは違い、DTIで契約しているすべてのサービスを停止して会員で無くなってしまうものです。
DTI WiMAXの退会を行う場合の方法はどうなっているのでしょうか。
退会は電話かメールフォームの2種類の方法があります。
DTIのカスタマーサービスに電話して手続きを行います。
会員サイトMy DTI内の問い合わせ用のメールフォームから解約を申し込みます。
このように退会の場合は2種類の方法がありますので、どちらかを選んで手続きを行うようにしましょう。
次の章では、WiMAX解約時に必要になる機器の返却について説明します。
解約の際は、他のプロバイダでもそうですが、返却するものがあるケースがあります。
一般的に返却が必要となるものは以下のようなものがありますが、DTI WiMAXの場合はどうなのでしょうか。
詳細については、以下のサポートページの記載があるので、そちらを確認してください。
解約の場合、端末機器の返却は不要ですが、20日以内にSIMカードを返却する必要があるので注意が必要です。
次の章ではDTI WiMAXを解約する際の注意点をあらためて整理し、まとめました。
最後に、DTI WiMAXを解約する際の注意点について見ておきましょう。
解約がスムーズに行えるためには、事前に確認していた方が良いことや注意すべき点があります。
下記にまとめました。
上記でも説明していますが、WiMAXは一定期間の契約を行うことを前提に割引などのサービスを行っています。
そのため、その期間を満たさない解約については、「契約違反」ということになり、違約金として高額な「解除手数料」を支払う必要があります。
キャッシュバックなどのキャンペーンは24ヶ月などの継続利用を受け取りの条件にしています。
そのため、この条件を満たさないままに解約すると、恩恵を受け取れないことになります。
DTI WiMAXは月末締めではなく、25日締めです。
解約月に手続きをしようと思っていても26日以降は翌月扱いになるので注意しましょう。
DTI WiMAXにはWiMAXなどのサービスのみ解約してDTIの会員は継続する「解約」と、すべてのサービスを解約し、DTI会員ではなくなってしまう「退会」があります。
解約や退会は会員ページであるMy DTIから行いますが、何らかの理由でMy DTIにログインできない場合は問い合わせ用のメールフォームから手続きを行うこともできます。
このようにDTI WiMAXを解約する際はいろいろと注意しておくことがあります。あらかじめ注意しておくと見落とすことがなくなりますので、しっかりと認識しておきましょう。
本記事では、大手プロバイダであるDTI WiMAXのサービスを解約する方法、そして解約の際に気をつけるべきさまざまな事柄について見てきました。
解約の際にもっとも気をつけるべきことは「違約金」です。
何度も説明していますが、WiMAXは一定期間の契約を単位としているので、それを満たさない解約をしようとすると高額な違約金が発生します。この違約金を回避するためには、「契約更新月」に解約する必要があると説明しました。
他にも以下のような注意点があります。
こういった様々な注意点を踏まえて、解約する際には出来る限り契約更新月を利用して不要な出費を行うことがないようにしましょう。