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「銀のスプーン」のキャットフードの評判や価格について。成分は安全なの?

 

ラグドールが出演するテレビCMでもお馴染みの「銀のスプーン」は、ベビーケア商品やヘルスケア商品でもお馴染みのユニ・チャームが開発・販売しているキャットフードブランドです。

スーパーやホームセンターなどでも店頭に並んでいることは多いので、猫を飼っていなくとも名前は知っているという人は多いかもしれませんね。

ここでは、そんな知名度も高い「銀のスプーン」について、特徴や原材料、成分、評判などを紹介していきたいと思います。

目次

銀のスプーンとは?

「ずっと食事の喜びがある幸せな生活が送れますように」という願いを込めて、欧州では赤ちゃんに銀のスプーンを送る風習があるそうです。

そこで我が子のようにかわいい愛猫にも「毎日おいしいものを食べて幸せに暮らしてほしい」という思いから「銀のスプーン」というキャットフードが誕生したとか。

まずはそんな「銀のスプーン」がどんなキャットフードなのか、その特徴を見ていきましょう。

お魚のうまみがたっぷり

「銀のスプーン」には「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」の2種類の形状のフードが展開されていますが、どちらも猫ちゃんが大好きな良質のお魚をふんだんに使用したものになっているようです。

例えばドライタイプの場合はフードの一粒一粒にお魚の旨みエキスをたっぷり配合させているほか、かつお節で仕上げることで香りや味わいが楽しめるフードになっているとか。

一方で、ウェットタイプのフードはお魚の身や旨みをふんだんに取り入れることで、お魚の味を活かしたおいしいフードに仕上がっているそうです。

豊富なラインナップ

「銀のスプーン」は他社のキャットフードと比べて、商品ラインナップが豊富に展開されているようです。

実際に現段階(2017年5月)でドライタイプフードが16種類、缶詰めのウェットタイプフードが18種類、パウチ状のフードが12種類、さらにトッピングタイプのフードが2種類販売されています。

猫ちゃんのライフステージや健康状態からフードを選ぶことができるほか、味付けもいろいろなものがあるのでグルメな猫ちゃんにも喜んでもらえるかもしれませんね。

銀のスプーンの原材料・成分は?

「銀のスプーン」は公式サイトによると、「お魚たっぷりのおいしさ」と「毎日の食事に必要な栄養バランス」を兼ねそろえたキャットフードであるようです。

そこで続いては、「銀のスプーン」で使用されている原材料や成分を見ながら実際のフードの特徴を解析していきたいと思います。

今回は銀のスプーンでも人気のある「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て お魚づくし」についてみていきましょう。

こちらは全成長段階用の総合栄養食として販売されています。

実際に使用されている具体的な原材料、成分の内訳は以下の通りです。

【原材料】

穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス)、油脂類、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、鰹節、煮干パウダー、マグロミール、カツオミール、白身魚ミール、乾燥シラス)、ビール酵母、酵母エキス、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号)、調味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)

【成分表】

タンパク質 30%以上

脂質 16%以上

水分 10%以下

粗灰分 7%以下

粗繊維 3%以下

出典 ユニ・チャーム

穀物がメイン

原材料を見てみると、第一主原料に「穀物」が使用されていることから、穀物メインのフードであることが分かります。

穀物は人間である私たちからはヘルシーで身体に良さそうに見えるかもしれませんが、肉食動物である猫にとってはうれしい食材とは言えません。

特にトウモロコシや小麦粉は猫にとって消化しにくいうえ、アレルギーを引き起こす可能性もある食材と考えられています。

さらにこちらではトウモロコシの副産物である「コーングルテンミール」も使用されていることから、穀物の中でも安価なものをふんだんに配合しているように見受けられます。

ミール類を使用

第二主原料を見てみると、「肉類」という記載がされていますが、その内実は「チキンミール」「ポークミール」「ビーフミール」といったミール状のものであることが分かります。

これらは新鮮なお肉ではなく加工したものであるうえ、副産物が混ざっている可能性も高いため、お肉類とは言っても栄養価は低く、安全性も心配な素材であると言えます。

合成着色料を使用

「銀のスプーン」では酸化防止剤として天然由来成分であるミックストコフェノールやハーブ類を使用している点は高く評価できますが、その反面「赤色102号」「黄色4号」など合成着色料を使用している点は気になるポイントです。

そもそも猫は見た目でフードの美味しさを判断する習慣はないと考えられていることからも、合成着色料はキャットフードには不要なものなのです。

さらに二酸化チタンなどは発がん性も危険視されている添加物でもあるので、配合されている成分として好ましいものとは言えません。

銀のスプーンの種類と価格は?

「銀のスプーン」は先ほども紹介したように、現在豊富な商品ラインナップで展開されています。

また、販売場所もスーパーやホームセンター、各通販サイトなど多彩ですが、販売場所によって商品ごとの価格は異なるようです。

そこでここでは、「銀のスプーン」のドライタイプフードの具体的な商品とAmazon、楽天でのそれぞれの販売価格をまとめてみました。

 
「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て お魚づくし(1.6kg)」

Amazon 823円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て お魚・お肉・野菜入り(1.6kg)」

Amazon 801円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 健康に育つ子ねこ用 お魚づくしミルク入り(1.5kg)」

Amazon 830円 楽天 830円

 

「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 7歳頃から始める 腎臓の健康維持用 お魚づくし(1.5kg)」

Amazon 1,135円 楽天 918円

 

「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 10歳が近づくころから 腎臓の健康維持用 お魚づくし(1.4kg)」

Amazon 995円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 13歳が近づくころから 腎臓の健康維持用 お魚づくし(1.4kg)」

Amazon 830円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 15歳が近づくころから 腎臓の健康維持用 お魚づくし(1.4kg)」

Amazon 830円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 20歳を過ぎてもすこやかに 腎臓の健康維持用 お魚づくし(1.4kg)」

Amazon 830円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 毛玉ケア お魚づくし(1.5kg)」

Amazon 793円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 1歳~10歳頃まで 下部尿路の健康維持用 お魚づくし(1.4kg)」

Amazon 799円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て おいしいカロリーコントロール お魚づくし(1.1kg)」

Amazon 967円 楽天 830円

 

「銀のスプーン 海の贅沢素材 まぐろ・かつお・白身魚に天然小魚・かつお節添え(1.3kg)」

Amazon 830円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 海の贅沢素材 まぐろ・かつお・ささみ・野菜に天然小魚・かにかま添え(1.3kg)」

Amazon 830円 楽天 860円

 

「銀のスプーン 海の贅沢素材 15歳が近づくころから 腎臓の健康維持用 まぐろ・かつお・白身魚に乾燥天然しらす・かつお節添え(1.3kg)」

Amazon 830円 楽天

 

「銀のスプーン 海の贅沢素材 毛玉ケア まぐろ・かつお・白身魚に天然小魚・かつお節添え(1.3kg)」

Amazon 830円 楽天 798円

 

「銀のスプーン 海の贅沢素材 2種のアソート(1.1kg)」

Amazon 1,382円 楽天 1,080円

銀のスプーンの口コミは?

「銀のスプーン」を調べてみると、いろいろな口コミが寄せられていることが分かりました。

実際に良い意見としては「好き嫌いが多い子だけど喜んで食べる」「これしか食べない」といった口コミのほか、「価格がリーズナブルなところが嬉しい」という飼い主さんも多く見受けられました。

一方で、「全く食べない」「便の状態が悪くなった」といった低評価の口コミも寄せられているほか、「毛玉ケアのフードを食べて症状が悪化した」といった意見も見受けられました。

まとめ

いかがでしたか?「銀のスプーン」はリーズナブルな値段と猫の食いつきが良いことで高く評価されているようですが、原材料や成分を見てみると多少心配が残るフードのようです。ぜひ参考にしてください。