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アボカドから生まれたキャットフード「アボ・ダーム」の成分と評判は?

 最近はホームセンターやスーパー、コンビニでもキャットフードが数多く店頭に並んでいますよね。
なかには余りに多くの種類のキャットフードが販売されているので、どれが一番良いのか決めきれないという飼い主さん多いのではないでしょうか。
そこで今回は、数あるキャットフードの中でも老舗メーカーが手掛ける「アボ・ダーム」の特徴や原材料を紹介していきますので、ぜひフード選びに役立ててください。

 

最近はホームセンターやスーパー、コンビニでもキャットフードが数多く店頭に並んでいますよね。

なかには余りに多くの種類のキャットフードが販売されているので、どれが一番良いのか決めきれないという飼い主さん多いのではないでしょうか。

そこで今回は、数あるキャットフードの中でも老舗メーカーが手掛ける「アボ・ダーム」の特徴や原材料を紹介していきますので、ぜひフード選びに役立ててください。

目次

アボ・ダームとは?

「アボ・ダーム」はアメリカのペットフードメーカーの中でも、30年以上の販売実績という歴史を持つ老舗ブランドと称されています。

キャットフードのほかにドッグフードも多種展開しているほか、ペット用のシャンプーやローション、おやつ、さらにはリサイクル新聞紙を主原料とした猫用のトイレとして使用できる紙砂なども販売しています。

まずはそんな「アボ・ダーム」が開発・販売しているキャットフードの主な特徴を2点紹介していきましょう。

アボカドを原材料に使用

「アボ・ダーム」は原材料にアボカドを使用しているという珍しいキャットフードです。

そもそもアボガドは猫や犬には有毒なものであることから、生では与えない方が良いと言われてきました。しかしそれはあくまでアボカドの皮や種、枝といった食用できない部分や、毒性を持っている品種に限ったことであるとか。

実際に「アボ・ダーム」では安全性が高い果肉部分やオイルのみをキャットフードに配合しているそうです。

それどころか、アボカドはもともと「森のバター」と称されているほど栄養価が高い食材です。

例えばアボカドの果肉部分に含まれている豊富な不飽和脂肪酸は、猫の被毛や皮膚の健康、免疫力向上、肥満防止などに効果があると考えられています。

猫の健康的な皮膚や被毛の維持

「アボ・ダーム」ではアボガドのほかにも高品質な原材料を使用していることから、猫の健康的な皮膚や被毛を維持する効果があるそうです。

また、AAFCO(米国飼料検査官委員会)の基準を満たしていることから安心安全な総合栄養食として使用できることが窺えます。

さらに、「アボ・ダーム」ではキャットフード特有のにおいや油浮きを抑えるために動物性脂肪分の使用を過度に使用していないため、他のキャットフードと比べてさらっとした粒に仕上がっているそうです。

アボ・ダーム「キャットアダルトチキン」の原材料と成分は?

「アボ・ダーム」では現在さまざまな種類のキャットフードを展開しています。

すべてアボガドや厳選された高品質な食材を原材料として使用している点は共通しているようですが、実際にはどんな食材が使用されているのか気になりますよね。

そこでここでは、数あるラインナップの中から「キャットアダルトチキン」という商品について、使用している原材料や成分からフードの特徴を解析していきたいと思います。

「キャットアダルトチキン」は活動猫や成猫に対応した植物性総合栄養食であるようです。エネルギー量は100gあたり375kcalで、愛猫の体重によって給餌量を調整していくことが推奨されています。

実際に記載されている原材料の一覧や成分の内訳は以下の通りです。

【原材料】

チキンミール、玄米粉、米粉、鶏脂肪、乾燥トマト繊維、ニシン粉、アボカドミール、ナチュラルフレーバー、乾燥全卵、乾燥チコリー根、塩、ホエー、塩化カリウム、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ナイアシン、ビタミンA、ビタミンB1、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、メナジオン二亜硫酸ナトリウムキレート、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンD3、ビタミンB12、葉酸、ビオチン)、ミネラル(硫酸亜鉛、アミノ酸亜鉛キレート、アミノ酸鉄キレート、硫酸鉄、硫酸銅、アミノ酸マンガンキレート、アミノ酸銅キレート、酸化マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アボカドオイル、タウリン、炭酸カルシウム、パセリ、海草、メチオニン、ユッカエキス、イノシトール

【保証成分】

粗たんぱく質 32%以上

粗脂肪 20%以上

水分 10%以下

粗灰分 6%以下

粗繊維 3.5%以下

タウリン 0.15%以上

マグネシウム 0.11%以下

出典 Biペットランド

チキンミールメイン

「アボ・ダームキャットアダルトチキン」では第一主原料にチキンミールを使用しているようです。

本来肉食動物である猫のために、動物性タンパク質源であるチキンをメインに使用していることは高く評価できる点ですが、配合しているのが新鮮なチキンではなく、加工処理されたチキンミールであることは気になるポイントとなります。

と言いますのも、チキンミールは一般的にチキンを加熱して粉末状にしたもののことを指すことから、お肉のどの部位を使用しているのか明確ではないので安全性に疑問が残るとされているのです。

その点、アボダームはAAFCO基準に適合しているキャットフードなので、肉の副産物は使用しておらず、安全な部位だけを使用しているといえるでしょう。

玄米粉、米粉の使用

「アボ・ダームキャットアダルトチキン」には玄米粉や米粉といった穀物が使用されているようです。

そもそも肉食動物である猫にとって、穀物は消化しにくい食材であるほか種類によってはアレルギーを引き起こす危険性もあるとされていることからも、玄米粉や米粉を第二主原料、第三主原料として使用している点はやや残念と言えるでしょう。

一方で、穀物の中でも低アレルゲンであるほか、消化吸収に優れている玄米を使用していることは評価できるポイントです。

実際に猫に適していないと考えられているトウモロコシや小麦などを使用しているキャットフードよりは、猫のことを考えて作られたフードであるという印象を受けます。

合成保存料、着色料など不使用

「アボ・ダーム」のキャットフードには合成保存料や酸化防止剤、着色料といった添加物は一切使用されていません。

その代わりに酸化防止目的でビタミンCやビタミンEが使用されているようなので、安全性は高いと言えるでしょう。

アボ・ダームの種類と価格は?

「アボ・ダーム」のキャットフードは基本的にはペット専門店での取り扱いとなりますが、Amazonや楽天といった各通販サイトからも購入することができます。

以下にそれぞれの商品の特徴とAmazon、楽天それぞれの販売価格をまとめてみましたので参考にしてください。

 
「アボ・ダームキャットキトン(400g)」
子猫、妊娠・授乳期の猫用の植物性総合栄養食
Amazon 1,010円 楽天 1,184円

「アボ・ダームキャットアダルトチキン(400g)」
活動猫、成猫用の植物性総合栄養食、主原料にチキンを使用。
Amazon 1,015円 楽天 906円

「アボ・ダームキャットアダルトサーモン(1.2kg)」
活動猫、成猫用の植物性総合栄養食、主原料にサーモンを使用
Amazon 2,340円 楽天 2,808円

「アボ・ダームキャットヘアボールケア(400g)」
成猫のヘアボール対策におすすめの植物性総合栄養食
Amazon 1,015円 楽天 906円

「アボ・ダームキャットライトシニア(1.4kg)」
肥満猫やシニアの猫におすすめの低カロリー設計の植物性総合栄養食
Amazon 2,460円 楽天 2,808円

「アボ・ダームキャットGFオーシャンフィッシュ&チキン(400g)」
グレインフリー・低GIフードに仕上げた成猫用総合栄養食、原材料にフィッシュ、チキンを使用
Amazon 960円 楽天 1,268円

「アボ・ダームキャットGFターキー(400g)」
グレインフリー、低GIフードに仕上げた成猫用総合栄養食、主原料にターキーを使用
Amazon 960円 楽天 1,268円

アボ・ダームの口コミは?

「アボ・ダーム」のキャットフードには良い評価と悪い評価の口コミの両方が寄せられていました。

例えば良い評価の口コミとしては、「食いつきが良い」「毛艶が良くなった」「便秘が改善した」といった意見が見受けられました。

一方で、「全く食べてくれない」「おなかの調子が悪くなった」といった悪い評価の口コミも複数寄せられています。

まとめ

いかがでしたか?

「アボカドを使用している」と言われると愛猫家の皆さんにとっては心配が付きまとうかもしれませんが、「アボ・ダーム」が原因でアボカド中毒を起こした猫ちゃんは今のところ見られないようです。

フード選びに難航している方は特に、ぜひ一度「アボ・ダーム」のキャットフードを検討してみてください。