最近はキャットフードの中でも特に高品質で安全性も高いとされる「プレミアムフード」が数多く販売されています。
実際に国内メーカー、海外メーカーに関わらずさまざまな特徴を持つプレミアムフードが世に出ていますが、中でもアメリカ産の「アーテミス」は世界各国から高い評価を得ているようです。
そこで今回は、キャットフード「アーテミス」についてその特徴や成分、価格、評判などを詳しく解析していきたいと思います。
アーテミスとは?
「アーテミス」は世界25か国以上で愛用されているプレミアムフードメーカーです。
「アーテミス」が製造しているフードはアメリカで権威ある「ホールドッグジャーナル」という犬の専門雑誌では最高級品質と称され続けているそうで、現在日本ではドッグフードとキャットフードの2タイプの商品が販売されているようです。
まずはそんな「アーテミス」のキャットフードが持つ特徴を詳しく見ていきましょう。
ヒューマングレードの原材料を使用
「アーテミス」のキャットフードにはヒューマングレードの原材料が使われています。
「ヒューマングレード」とは人間が食しても問題ないくらい高品質なレベルのことで、実際に「アーテミス」では人間の食品基準で原材料を厳選しペットフードに使用しているそうです。
また、使用しているお肉類はUSDA(米国農務省)が認可した食材工場から入手しているとあるので、高品質なものであることが分かります。
厳選されたフレッシュ野菜と果物
「アーテミス」のキャットフードには、ニンジン、リンゴ、トマト、ホウレンソウなど厳選されたフレッシュ野菜やフレッシュ果物が使用されています。
野菜や果物に至っても、お肉と同じくヒューマングレードのものが使用されているので、品質上の問題はないと言えるでしょう。
独自の製造方法
「アーテミス」では従来のキャットフードとは一線を画すような独自の製造方法を実践しています。
と言いますのも、そもそもキャットフードを製造する際、基本的には高温加熱する必要があるため熱に弱い成分は失われてしまっていたそうです。
しかし、それでは十分な栄養素をキャットフードに含ませることができませんよね。
そこで「アーテミス」では、熱に弱い成分をペレット調理後にいったん冷却させた後に浸透させるという独自の製造方法を採用することで、弱熱成分を失うことなくフードに配合させることに成功しているようです。
アーテミス「フレッシュミックス フィーライン」の原材料は?
品質の面でも最高級と称されている「アーテミス」のペットフードですが、実際にどんな素材が使用されているのか気になりますよね。
そこで続いては、「アーテミス」のキャットフードの中でも「フレッシュミックス フィーライン」という商品について、使用されている原材料や成分からフードの特徴を解析していきましょう。
まず、「フレッシュミックス フィーライン」で使用されている原材料や成分の内訳は以下の通りとなります。
【原材料】
フレッシュチキン、ドライチキン、えんどう豆、大麦、米糠、鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理済)、チキンスープ、ドライ魚肉、フラックスシード、硫酸水素ナトリウム、塩化コリン、タウリン、乾燥チコリ根、ケルプ、人参、リンゴ、トマト、ブルーベリー、ほうれんそう、クランベリー、ローズマリーエキス、パセリフレーク、グリーンティエキス、大麦エキス、L‐カルニチン、エンテロコッカスフェシウム、ラクトバチルスカゼイ、ラクトバチルスアシドフィルス、サッカロミセス発酵溶解物、乾燥麹菌発酵エキス、亜鉛タンパク質、ビタミンE、ナイアシン、マンガンタンパク質、銅タンパク質、硫酸亜鉛、硫酸マンガン、硫酸銅、チアミン硝酸塩、ビタミンA、ビオチン、ヨウ化カリウム、パントテン酸カルシウム、リボフラビン、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、酸化マンガン、亜セレン酸塩ナトリウム、ビタミンD、葉酸
【成分表】
粗たんぱく質 30%以上
粗脂肪 20%以上
水分 10%以上
粗繊維 3%以下
カルシウム 1%
オメガ3脂肪酸 0.6%以上
オメガ6脂肪酸 3.4%以上
リン 0.9%
ナトリウム 3.7%
マグネシウム 0.09%
出典:ケイエムテイ
鶏肉メイン
「フレッシュミックス フィーライン」は第一主原料にフレッシュチキンを、第二主原料にはドライチキンを使用していることからも、鶏肉メインのフードであることが窺えます。
そもそも猫は完全な肉食動物なので、動物性たんぱく質を多く摂取する必要があることからも、動物性タンパク質源である鶏肉をメインに使用しているフードは猫にとって理想的な食事と評価できるでしょう。
さらに「アーテミス」ではヒューマングレードのお肉類を使用していると公言しているので、高品質で新鮮な鶏肉が原材料として使われていることが分かります。
また、第二主原料までお肉類を使用している点も、動物性たんぱく質を豊富に含むフードとして高く評価できるでしょう。
大麦や豆類を使用
原材料を見てみると、炭水化物源として大麦やえんどう豆が使用されいていることが分かります。
キャットフードの炭水化物源としては小麦粉やトウモロコシ、大豆などが使用されることが多いのですが、これらは穀物アレルギーを引き起こしたり消化率が低かったりと猫にとってうれしくない食材であると言われています。
その点大麦やえんどう豆は穀物の中でも猫にとって低アレルギー食材であり、消化率も高いと考えられていることからキャットフードに適した素材であると言えるでしょう。
合成保存料、着色料不使用
「アーテミス」のキャットフードには合成保存料や着色料といった添加物は一切使用されていません。
代わりに鶏脂肪の保存料として天然由来成分である「混合トコフェノール」が使用されているほか、抗酸化作用があるローズマリーエキスが配合されているので、安全性も高いと評価できます。
アーテミスの種類と価格は?
「アーテミス」のキャットフードは現在「オソピュア グレインフリー」と「フレッシュミックス」という2つのシリーズで展開されています。
まず「オソピュア グレインフリー」についてですが、こちらはドライフード1種とウェットフード5種のラインナップで販売されています。
一方で「フレッシュミックス」シリーズは先ほど紹介した「フラッシュミックスフィーライン」のみがキャットフードとして展開されているようです。
これらは「アーテミス」の正規販売店のほか、Amazonや楽天などの各通販サイトで購入することが可能ですが、Amazon、楽天ともに正規価格で取引されています。参考までにドライフード商品2種の正規料金をまとめてみましたので参考にして下さい。
「アーテミス オソピュアグレインフリー フィーライン サーモン&ガルバンゾー(1.8kg)」
正規価格 4,158円
「アーテミス フレッシュミックス フィーライン(2kg)」
正規価格 3,740円