海外メーカー、国産メーカー問わず現在はさまざまな種類のキャットフードが世に出ていますよね。
あまりに色々なものがあるので、目移りしてしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな数あるキャットフードの中でも「アカナキャットフード」をピックアップし、その種類や原材料、成分のほか、価格や評判なども紹介していきたいと思います。
アカナキャットフードとは?
「アカナキャットフード」は、カナダでペットフードに関する数々の賞を受賞しているチャンピオンペットフーズ社によって開発・製造されています。
新鮮な地元産の素材をカナダのアルバータ州にある自社キッチンでのみ製造しているそうで、特に原材料には強いこだわりがあるとか。
まずはそんな「アカナキャットフード」の特徴を詳しく見ていきましょう。
高品質なベストキャットフーズ
「アカナキャットフード」は猫本来の特性を重視した、生物学的に適正なフードの開発・製造に取り組んでいるそうです。
と言いますのも、猫はもともと完全な肉食動物であるので、動物の身の部分だけでなくレバーやハチノスと言った内臓なども野生の時には口にしていました。
その一方で、植物性タンパク質は猫にとっての自然な食事には必要ないものと考えられています。
「アカナキャットフード」では、そういった猫の自然な食事を再現するために、他社のキャットフードとは一線を画すような高タンパクなフードを製造しているそうです。
さらに使用する動物性タンパク質源はすべて人間が食用できるほど高品質な鶏肉や白身魚、全卵を用いています。
実際に「アカナキャットフード」は給与時のフードに含まれる動物性タンパク質の量が成分中の70%を占めているとあります。
さらにビタミンBやミネラル、酵素といった、免疫力の向上や健康維持をサポートする成分を、新鮮な果物や野菜を使用することで配合に成功しているとあります。
こういった果物や野菜ももちろんカナダで栽培された新鮮なものを丸ごと使用しているそうです。
グレインフリー、グルテンフリー
「アカナキャットフード」には小麦やトウモロコシといったグルテンは一切使用されていません。
そもそも小麦やトウモロコシは、猫にとって消化率が低いほか、アレルギーを引き起こす原因になる恐れがある食材であると考えられています。
また、実際に猫が口にすると消化機能の不調や皮膚炎を引き起こすこともあるそうです。こういった病気とまでは行かなくても、毛並が悪くなったり肉球を嚙むようになったりする猫も多いと言われています。
その点「アカナキャットフード」はグルテンフリーに仕上げているうえ、炭水化物源として専用に栽培された蒸しオーツを使用しているそうです。
オーツは低アレルゲンであるほか、血中コレステロール値を下げる作用があるβグルカンを豊富に含有しているため猫の健康を阻害する心配はないと言えるでしょう。
さらに炭水化物の含有量も最小限に抑え、消化しやすいもののみを使用することで猫本来の食事に近いフードを実現しているそうです。
アカナキャットフードの種類
「アカナキャットフード」は現在、「ワイルド・プレイリーキャット」、「パシフィカキャット」、「グラスランドキャット」の3種類のラインナップで展開されています。
これらはすべて全猫種、全年齢対応のキャットフードとなっていますが、使用している原材料に違いがあるようです。
- 「ワイルド・プレイリーキャット」 地元カナダの草原農場で放し飼いされた鶏肉や七面鳥など
- 「パシフィカキャット」 ノースバンクーバー産の太平洋サーモンやニシンなど
- 「グラスランドキャット」 地元牧場育ちの羊肉や鴨肉など
このように原材料に違いを出すことによって、猫の好みに対応できるようになっております。
アカナの原材料・成分は?
続いては、「アカナキャットフード」の原材料や成分について詳しく見ていきましょう。ここでは、3つのラインナップのうち「ワイルド・プレイリーキャット」について紹介していきます。
「ワイルド・プレイリーキャット」のエネルギー量は100gあたり200kcalとなっていますが、猫の年齢や体重によって推奨されている給与量は異なります。
公式サイトでは1日に2回、新鮮なお水と共に猫に与えることが勧められています。
また、使用されている具体的な原材料、成分の内訳は以下の通りです。
原材料
新鮮骨なし鶏肉(18%)、乾燥鶏肉(17%)、乾燥七面鳥肉(9%)、新鮮骨なし七面鳥肉(6%)、鶏肉脂肪(5%)、ヒヨコ豆、赤レンズ豆、鶏レバー(5%)、新鮮骨なしイエローパーチ(4%)、グリンピース、緑レンズ豆、新鮮全卵(3%)、イエローピース、ニシン油(3%)、アルファルファ、乾燥昆布、カボチャ、バターナッツスクワッシュ、ホウレン草、ニンジン、リンゴ、梨、クランベリー、チコリー根、タンポポ根、カモミール、ペパーミントリーフ、ジンジャールート、キャラウェイシード、ターメリック、ローズヒップ、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、フリーズドライ鶏肉、フリーズドライ七面鳥肉
保証成分
タンパク質 35%以上
脂肪 20%以上
繊維 3%以下
水分 10%以下
カルシウム 1.2%以上
リン 1%以上
オメガ6 3%以上
オメガ3 0.5%以上
マグネシウム 0.1%
鶏肉メインで高タンパク質
「ワイルド・プレイリーキャット」の原材料を見ると、一番最初に「新鮮骨なし鶏肉」とされています。
これは新鮮な鶏肉が主原料として使われており、高品質で高タンパクなキャットフードであることが分かります。
さらに穀物を使用していないことから、アレルギーの心配がある猫にも安心して食べさせることができるフードと言えるでしょう。
人工着色料や人工添加物は一切不使用
人工着色料や人工香料、危険な酸化防止剤なども一切使用していないことも安全性で高く評価できると思います。
ちなみにそういった人工添加物の代わりには、マリーゴールドや野菜といった天然由来の成分が、天然酸化防止剤として配合されているようです。
アカナの口コミは?
最後に「アカナキャットフード」に寄せられている口コミの傾向をまとめて紹介していきたいと思います。
まず、良い評価の口コミとしては「食いつきが良い」「毛艶が良くなった」といった意見が多く寄せられていました。
また、グレインフリーのおかげか体調が良くなった猫ちゃんもいたようです。
一方で、「全く食べない」という口コミもいくつか寄せられています。
また、値段の高さやフードの匂いに抵抗があるという口コミも見受けられました。
アカナの価格や購入方法は?
「アカナキャットフード」は、ペットショップや各通販サイトでのみ購入可能なキャットフードとなっています。
ここでは、ラインナップ別にAmazonと楽天での販売価格をまとめてみましたのでぜひ参考にして下さい。
Amazon 1,350円(税込) 楽天 1,184円(税込)
「パシフィカキャット(340g)」
Amazon 1,680円(税込) 楽天 1,050円(税込)
「グラスランドキャット(340g)」
Amazon 818円(税込) 楽天 1,184円(税込)
アカナキャットフードがおすすめな人
最後に、アカナキャットフードがおすすめな人をまとめてみたので、購入時の参考にしてみてください。
- 新鮮で安全な原材料を使ったキャットフードをお探しの方
- グレインフリーのキャットフードをお探しの方
- 猫の好き嫌いが激しく、色んな種類の味を試してみたい方
- 通販サイトで購入をしたい方
まとめ
いかがでしたか?
「アカナキャットフード」は総合的に安全性が高く、高品質なフードと高く評価されているようです。
お肉系とお魚系両方の商品が販売されているので、猫ちゃんの好みに合わせて使い分けてみても良いかもしれませんね。
一方で、サンプルなどの配布はないので、最初は340gの少量パックから試してみることをおすすめします。