男性といえばオイリー肌という印象が強いですが、中には乾燥肌で悩んでいる人もいます。乾燥肌になってしまう原因を追求して保湿を丁寧に行うことが大切とされています。そこで、ここでは保湿ケアとして化粧水と乳液に焦点を当てて説明をしていきます。
男性といえばオイリー肌という印象が強いですが、中には乾燥肌で悩んでいる人もいます。乾燥肌になってしまう原因を追求して保湿を丁寧に行うことが大切とされています。そこで、ここでは保湿ケアとして化粧水と乳液に焦点を当てて説明をしていきます。
乾燥肌という言葉をよく耳にしますが、これはお肌に必要な水分が不足している状態を示します。
水分量が通常よりもかなり少なくなっており、それによって皮脂やセラミドによって保湿ができなくなっています。乾燥肌にもタイプがあり、原因もさまざまです。
乾燥肌になる原因は1つに留まらず、たくさんあります。
知らないうちに乾燥肌を招いていることもあります。ここでは、乾燥肌の原因として考えられるものを紹介します。
食生活はお肌の状態に直結するので正しく行わないといけません。
健康的なお肌には天然保湿因子が多く存在していますが、この状態を維持するにはさまざまな栄養素をバランスよく摂取する必要があります。
お肌のターンオーバーを促進してくれるタンパク質や必須脂肪酸、お肌を健康に保つ亜鉛、ビタミン類が欠かせません。
過度なダイエットや暴飲暴食をしていると栄養バランスには偏りが生じて、お肌がカサカサと乾燥してきます。
特にビタミン類が不足すると乾燥を招くと言われているので、ビタミンAやビタミンE、ビタミンC、ビタミンB群を食事からしっかり摂取するようにしましょう。
不規則な生活も乾燥肌の原因として考えられます。中でも睡眠不足は大きな問題と言えます。
お肌のターンオーバーを正常にしておくことで保湿機能が維持されるのですが、睡眠不足になるとターンオーバーのリズムが乱れます。
成長ホルモンの分泌も少なくなるので、ターンオーバーが遅れがちにもなります。
また、間違った入浴方法でも乾燥を招いていることがあります。
熱いお湯に浸かるのは天然保湿因子などを洗い流してしまうので、42℃以上のお湯はやめましょう。
体を洗う際にも化学繊維のタオルでゴシゴシとこするようなことをすると、角質層が剥がれてしまうので天然保湿因子などもなくなってしまい乾燥します。
これは洗顔を行う上でも当てはまることです。
ゴシゴシこすりながら洗うと皮脂までも落としてしまうので洗い上がったお肌はツッパリ感が出やすく乾燥を招きます。
普段着ている衣服や使っている布団などの素材にも注意したいです。
化学繊維からできているものを身につけていると、お肌の水分が奪われてしまいます。
また、かゆみなどの刺激によって角質層が傷つくこともあるので衣服選びにも慎重になりたいです。できれば、綿や麻素材の衣服がお肌に優しくておすすめです。肌触りも良いので快適です。
インナードライとは見た目ではテカリがわかるほど皮脂が分泌されているのに、体の中は乾燥している状態です。
最近では女性の約8割以上がこのインナードライ肌であるとも言われているので、男性においても注意しておきたいです。
インナードライの原因は、ずばりお肌の乾燥です。肌が乾燥することでますます防衛機能が働き皮脂を分泌するようになります。
これを自分はオイリー肌だと思って過剰にケアしてしまうことで、状態を悪化させてしまいます。
外からの紫外線や空気の乾燥、間違ったスキンケア以外にも、不規則な生活やストレス、喫煙、睡眠不足などによってお肌の水分が失われていき乾燥した状態へとなってしまいます。
インナードライになると、洗顔などのスキンケアを一生懸命行っていても逆に皮脂が目立ってくるように感じます。テカリだけでなく、ニキビができて悩むこともあります。
これはインナードライ肌の特徴と言われており、その他にもかさつきを感じたり毛穴が目立つといった症状も見られます。
お肌の内部は水分が不足してカラカラ状態というのがインナードライなので、水分不足によってお肌にはシミやシワなどもできやすくなります。
ストレスを抱え込んでいると、お肌の乾燥に直結します。これはお肌を美しく保ってくれる女性ホルモンであるエストロゲンが減ってしまうこととも関係しています。
また、ストレスを抱えていると体の代謝機能が衰えるので冷えを感じやすくなり、ターンオーバーの乱れを生じさせます。
ストレスは目に見えないものでコントロールするのが難しいですが、疲れたなと感じたら無理をせずにゆっくり休むこと、気分転換をすることが大切です。
偏った食事によってお肌は乾燥します。そこで、食事は栄養バランスの取れたものを食べるようにしましょう。
特に野菜はたっぷりと食べたいです。ビタミン類が豊富なので、自然とお肌の乾燥の改善につながります。
また、タンパク質を含む大豆製品や魚も積極的に食べましょう。
私たちのお肌は眠っている時に修復をしています。よって、成長ホルモンが活発に分泌されると言われている夜10時~2時の間にはきちんと眠っておきたいです。
この成長ホルモンがターンオーバーを促進してくれるので、しっかり睡眠をとっているとお肌は次々と生まれ変わることができます。
夜できるだけ十分な睡眠をとるために早めに夜の用事を済ませて布団に入るようにしましょう。
そして、布団に入ってからのスマホはやめて真っ暗な部屋で眠りにつきましょう。
紫外線によってコラーゲンが破壊されお肌にはハリがなくなったり、乾燥が気になるようになります。そこで、日頃から紫外線予防を行いましょう。
紫外線予防に有効なのは、やはり日焼け止めです。ただし、日焼け止めを選ぶ際にもお肌に刺激の強いものには注意しましょう。
紫外線吸収剤などはお肌に負担をかけることとなるので、よくありません。
また、SPFやPAの数値は高いほど紫外線をブロックしてくれますが、それだけお肌にも負担がかかるので、適度な数値のものを選びましょう。
その他には紫外線対策として帽子をかぶる、長袖を着るようにするなどがあるでしょう。
男性にとって毎日の髭剃りも欠かせません。この髭剃りによってお肌の乾燥を招いているケースもあるので、慎重に行いましょう。
まず、お肌への負担を減らすためにひげ剃りの際には必ずシェービングフォームやローションを使いましょう。
そして、ひげ剃り後はしっかりと化粧水などで保湿をしたいです。
毎日の作業なので、それだけお肌も傷つきやすいです。
間違った洗顔を行っていると乾燥肌を悪化させるだけになるので、正しく洗顔を行いましょう。
擦り過ぎないようにして、泡で優しく洗いましょう。洗い流す時に熱いお湯だと刺激が強いので、ぬるま湯で洗うのも大事です。
タオルで顔を拭くときにもこするのはNGです。こすることでお肌の角質層が傷んでしまうので、余計に乾燥を招きます。優しく押すようにして、タオルで拭くのがポイントです。
洗顔後のお肌は汚れが取れてすっきりしますが、その後のスキンケアも丁寧に行いましょう。
まずは、化粧水で保湿成分を浸透させていきましょう。
化粧水で終わりではなく、乳液をつけるのもおすすめです。
特に保湿成分が豊富に含まれている商品を選ぶと、乾燥肌対策ができます。
洗顔後のケアで保湿を徹底することを忘れないようにしましょう。
乾燥肌には化粧水だけでなく、乳液もセットで使うようにしましょう。
乾燥肌対策には保湿が何よりも大事なので、化粧水にもどんな保湿成分が含まれているのかチェックしましょう。
化粧水の役割は、水溶性の美容成分を届けることにあると言われています。
単に水分を補っているだけではないんです。
そして、保湿成分についてはヒアルロン酸やコラーゲン、グリセリンなどに注目して化粧水を選んでみましょう。
乳液の役割は油性の美容成分をお肌に届けることです。
そして、人のお肌と一番近い成分でできているものを使用すると、化粧水の有効成分もしっかり閉じ込めてくれるので、ヒト型セラミドという成分に注目してみましょう。
化粧水に保湿成分がしっかり入っているなら、乳液ではその有効成分を閉じ込めるための成分が入っていればよいです。
そのためにセラミドに注意して乳液を選ぶと、乾燥肌を効率よくケアできるでしょう。
多くの男性は洗顔後の化粧水だけでスキンケアは完了と思っているでしょう。
しかし、理想的なのは化粧水と乳液をセットで使用することです。
そこで、今まで化粧水でしかケアをしていなかった男性は今後乳液も用意して、化粧水の後に必ず乳液をつけるようにしましょう。
最近は男性のスキンケアラインにおいて化粧水と乳液がセットになっているものもあります。
乳液をつける習慣にするだけでも、お肌の乾燥に変化が現れるでしょう。
化粧水の後に乳液をつけたらいいのはわかるけれど、ボトルも増えるし手間がかかるから面倒と感じる人もいるかもしれません。
そんな時には簡単にスキンケアができるオールインワン化粧水がおすすめです。化粧水と乳液のよいところが詰まっているので、たった1つでケアが完了します。
スキンケアに時間をかけずにできるので、オールインワン化粧水は人気を集めています。
男性は乾燥肌やインナードライ肌で悩んでいる人も多いです。
原因を知って、生活習慣を改善することも大事ですが、スキンケアを見直すのも忘れないようにしましょう。
さらに、化粧水と乳液の選び方やセットで使用すること、最近は便利なオールインワン化粧水も登場していることを踏まえて、自分に合ったスキンケアを行いましょう。