メイクを落とす時に使うのがクレンジングですが、普段メイクをしない男性でも毛穴ケアやちょっとしたメイクを落とす時に活用できるんです。そのクレンジングコスメにもいろんな種類がありますが、目的別に選んでみましょう。
メイクを落とす時に使うのがクレンジングですが、普段メイクをしない男性でも毛穴ケアやちょっとしたメイクを落とす時に活用できるんです。そのクレンジングコスメにもいろんな種類がありますが、目的別に選んでみましょう。
メンズにクレンジング?と思ってしまいますが、毛穴ケアやメイクを落とす時には必要です。
男性の角栓は女性よりも頑固で通常の洗顔ではきれいに汚れが落ちていないこともあります。
そんな時にクレンジングを使ってマッサージすると、きれいに汚れを落としてくれます。
また、男性でもシミやそばかすを消すためにコンシーラーやファンデーションを使用する場合がありますが、これを落とすときにもクレンジングは必須です。
クレンジングできちんと汚れを落としてから、さらに洗顔できれいに洗うのが基本の流れとなります。
普段メイクをしていなくて毛穴ケアをするためにクレンジングを使用するのなら、使う頻度を週に1度くらいにしてみましょう。
クレンジングにはどんな役割と特徴があるのでしょうか?
クレンジングは主にメイクを落とすために利用されますが、メイクは油でできています。
そのため、水やお湯では落ちないので同じ油を使って落とす方が効率的です。
よって、油をもって脂を制すると言えます。
この油分には界面活性剤を使用しています。界面活性剤は化学物質で体に良くないとされていますが、メイクの油分を落とすのには欠かせない存在です。
洗顔では水性の汚れしか落ちないため、頑固な毛穴の汚れやコンシーラーなどのメイクは油で落とすしかありません。
クレンジングは油によって作られているため、メイクがきれいに落ちるという特徴があります。
この油分の主成分となっているのが、界面活性剤です。
シャンプーやボディソープなどの日用品にも欠かせない成分となっています。
しかし、この界面活性剤はお肌への負担が大きいことも問題とされています。
この界面活性剤は強力なので汚れはしっかり落としてくれますが、お肌に必要な油分までも落としてしまう可能性があります。
よって、お肌に乾燥が生じて逆効果な状態になってしまうこともあるのです。
クレンジングは油分でしっかり落とすことが大切と言われる中、お肌への負担が大きいという事実も忘れてはいけません。
クレンジングには種類も何通りかあるので、タイプ別に分けて洗浄力を比較してみましょう。
上から順に洗浄力が強くなっており、それだけ界面活性剤が多く含まれているということを示しています。
シートタイプはさっと拭き取るだけでメイクが落ちるという点から旅行などの際には支持されていますが、簡単にメイクや汚れが落ちる分洗浄力は強いです。
それだけ多く界面活性剤が多く入っているので、お肌への負担は大きいです。
拭き取る際に摩擦も生じるので、シミができる原因になるとも言われています。
女性のみなさんにとってはこのオイルタイプのクレンジングが浸透しており、男性においても毛穴ケアをしたい時にはオイルタイプかなと考える人が多いでしょう。
お風呂の中で水に濡れていても使用できるものが多いので、毎日使用するのに便利にもなっています。
このオイルタイプは油分も界面活性剤もたっぷり入っているので、汚れはしっかり落としてくれるもののお肌に必要な皮脂や水分までも奪ってしまう恐れがあるので注意が必要です。
ゲルタイプは半透明でプルンとした触感になっており、ものによっては乳白色もあります。
ゲルタイプはオイルやシートタイプのクレンジングに比べると、界面活性剤の量は少ないです。
そのため、お肌に優しく汚れを落とすことができます。
ただし、濡れるといけないものが多いので、使い勝手がちょっと不便と感じるかもしれません。
クリームタイプのクレンジングは油分と界面活性剤のバランスが良いので、お肌への負担が少なくて済みます。
男性の毛穴ケアとしてお肌にやさしいクレンジングを使いたいという時には、このミルクタイプがよいでしょう。
ミルクタイプのクレンジングは乳液のようなテクスチャーになっており、水分が多く含まれているので、洗浄力は弱くなります。
そのため、ついこすってしまいがちになるのでお肌に負担を与えてしまうことがあります。
クレンジングで毛穴ケアをしたい時におすすめとなっているのは、オイルタイプとなっています。
オリーブオイルで毛穴のケアをする方法もある事を考えると、クレンジングにおいてもオイルタイプが選ばれるのに納得できるでしょう。
毛穴ケアをするときには蒸しタオルを作って汚れを落としたいところに数分当てて毛穴を開きます。
毛穴が開いた段階でクレンジングオイルを適量取ってマッサージをします。
マッサージのあとはきれいに洗い流して完了です。
毛穴ケアにクレンジングを使うのなら、オイルタイプがおすすめです。
週に1度といった頻度のケアで十分なので、1本持っておくとしばらくは使えそうですね。
男性でも日焼け止めを塗る人が増えてきました。
そんな日焼け止めも一日の終わりにはしっかり落としてから寝ないとお肌に悪影響です。
しかし、すべての日焼け止めをクレンジングで落とさないといけないということはありません。
基本的にはSPEが40以上とUVカットの数字が大きくなっていくにつれて、しっかり落とす必要が出てきます。
日焼け止めを落とすのにおすすめのクレンジングはミルクタイプやクリームタイプとなっています。
お肌に無駄な負担をかけずに日焼け止めだけを落とすことができます。
男性でもコンシーラーやファンデーションを使うことが増えてきましたが、これらのコスメには油分が多く含まれているので、オイルタイプのクレンジングでしっかりメイクを落とすようにしたいです。
シーチタイプだとお肌に残ってしまう成分もあるので、しっかり落とすためにはクレンジングでマッサージをしてから、シャワーで流すことです。
最後に正しいクレンジング方法を紹介しましょう。
まず、クレンジングを行う際に手が清潔であるかどうかチェックしましょう。
手が汚れていると、肝心の顔の汚れを落とすことができないので手は清潔にしておきましょう。
そして、主に汚れが気になる部分からクレンジングをつけて落としていきます。
おでこや鼻、頬などと、気になる部分には個人差があると思いますが、優しくマッサージをしながら汚れを落とすのが大切です。
マッサージをしながら汚れを落としていくわけですが、長時間ずっとマッサージをしているのは今度はお肌によくありません。
クレンジングはお肌にすごく良いものではないので、少量を使ってお肌になじませて汚れが取れたなと感じたら、早めにあらいながしましょう。
クレンジングで汚れが落ちたなと感じたら、今度はしっかり洗い流します。
熱いお湯ではお肌の乾燥を招くので、ぬるま湯でこすらないようにあらいながしましょう。
この基本の流れを把握しておくと、クレンジングは無事にできます。
お肌に刺激を与えないように優しくすること、クレンジングに時間をかけすぎないことを意識して、やってみましょう。
メンズでも使えるクレンジングは登場しています。
メイクを落とすだけでなく、クレンジングは毛穴のケアもしてくれて、お肌の悩みにも答えてくれます。
クレンジングにもいろんなタイプがあるので、自分が何のためにクレンジングを使うのかといった目的を明らかにしてより自分に合ったものを選ぶと、お肌に刺激を与えることなくクレンジングができるでしょう。