男性の肌質の特徴として言われるのが、オイリー肌です。オイリー肌といえば時間が経つとともにテカリが気になってきます。
このテカリで悩んでいる時には、化粧品を利用してオイルコントロールを始めてみましょう。
男性の肌質の特徴として言われるのが、オイリー肌です。オイリー肌といえば時間が経つとともにテカリが気になってきます。
このテカリで悩んでいる時には、化粧品を利用してオイルコントロールを始めてみましょう。
オイリー肌とよく言いますが、オイリー肌の特徴はどんなものがあるのでしょうか?
オイリー肌と呼ばれる場合、特にTゾーンに皮脂が多くなっています。
そして、このTゾーンを中心にその他の部位も通常の肌質の人よりも皮脂が過剰に分泌されます。
この皮脂の過剰分泌によって毛穴が開いてきて目立ちやすくなったり、ニキビができる原因にもなります。
皮脂が多いことから、さまざまな肌トラブルを招くことになるのです。
オイリー肌である場合、その原因を追求することも大切です。オイリー肌の原因としては、以下のような点が挙げられます。
洗顔の際にこすっていたり、自分に合っていないスキンケアを行っているなどするとお肌のターンオーバーが乱れるのでオイリー肌を招くことになります。
皮脂の分泌をコントロールしてくれる栄養素が不足していたり、反対に皮脂の分泌を促進するような食べ物を食べているとオイリー肌になります。
脂っこい食事が好き、野菜はあまり食べずに肉ばかり食べているとオイリー肌は進行します。
オイリー肌は日頃の生活習慣とも関係があります。
睡眠不足やストレス、喫煙などをしていると、オイリー肌を促進することになりニキビなどの肌荒れにも悩むようになります。
オイリー肌は女性よりも男性の方に多い気がしますが、これに理由はあるのでしょうか?
男性は元々女性よりも皮脂の分泌が活発です。これは、男性ホルモンの影響とされています。
男性は男性ホルモンの方が優位に働いている状態で、この男性ホルモンが皮脂の分泌を活発にしています。男性は元々オイリー肌になりやすいのです。
オイリー肌がいやだからスキンケアを始めているという男性も多いです。
しかし、スキンケアを行う前にオイリー肌でテカる原因も知っておきましょう。
まず、原因としてあげられるのが洗顔のし過ぎです。
皮脂を取るためにゴシゴシと洗顔をしてしまっている人もいるかもしれませんが、これはNGです。
お肌を強くこすりながら洗うことでお肌を守ってくれる角質層が剥がれて、お肌に必要な皮脂までも取ってしまいます。
お肌に必要な皮脂がなくなってしまうとさらに皮脂を分泌しようとするので、洗顔のしすぎによってうっかりオイリー肌を促進していることになっている場合もあります。
顔がテカリ始めると出先でもすぐに対策をしなければという思いになります。
そこで、便利なアイテムとして洗顔シートがあります。1枚でテカリを抑えてくれるので持っている人も多いでしょう。
しかし、オイリー肌でテカリが気になるあまり、この洗顔シートなどで皮脂を落とすのに必死になっているとまたしても皮脂の取りすぎになってしまいます。
特にゴシゴシこすりながら拭くとお肌を傷つけながら必要な皮脂までも取ってしまうことになるので危険です。
男性が行っているスキンケアといえば洗顔と化粧水くらいでしょう。
洗顔で必死に皮脂を落とした後に何もつけずにいるとお肌の乾燥を招きます。
特に男性の場合は女性のように美容液や乳液などをこまめにつけている人は少ないと思うので、お肌は乾燥しがちです。
お肌が乾燥すると、さらに皮脂を分泌しようとし始めるので皮脂を増やすことになります。
皮脂と聞くとお肌によくないものというイメージがありますが、皮脂=悪者と結びつけるのはよくありません。
皮脂は私たちのお肌に本来備わっている天然の保湿クリームとも呼ばれており、どんな保湿クリームよりもお肌に合っていると言えます。
よって、皮脂は悪者ではありません。
皮脂は外部刺激からお肌を守るバリア機能を持っており、皮脂が作る薄い皮膜によってお肌は健康に保つことができます。
皮脂は皮膚の中から水分が蒸発するのを防いでくれています。
また、皮脂の主成分となっているトリグリセリドはお肌を弱酸性に保つ働きもあるので大事なのです。
オイリー肌で皮脂のコントロールをする際に保湿ケアが欠かせないといいます。
これは、保湿をしていないとお肌が乾燥するので余計に皮脂が分泌されてしまうからです。
そのため、正しく保湿ケアを行っていると皮脂を味方につけてコントロールすることができます。
化粧水に保湿成分が入っているものを選び、洗顔後につけることで保湿ができるので余分に皮脂を分泌しなくて済みます。
テカリが気になる時は保湿ケアで皮脂の分泌をコントロールしましょう。
オイリー肌には洗顔後の化粧水で保湿をしっかり行うことが大切です。
そこで、たくさんある化粧水の中からよりぴったりなものを選ぶために、以下のポイントを抑えてみましょう。
化粧水は適当に選ぶのではなく、有効成分にも注目して選ぶとオイリー肌に良いと言われています。
特にビタミンC誘導体や保湿成分が含まれているものを選ぶと良いです。
ビタミンC誘導体は皮脂の分泌を抑えて毛穴の開きを防ぎます。
ニキビの予防にもつながるので、ビタミンC誘導体が入っている化粧水を選ぶとオイリー肌は改善できるでしょう。
また、どんな保湿成分が含まれているかという点にも注目しましょう。
皮脂の分泌をコントロールするには、保湿ケアが欠かせません。
そこで、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドといった保湿成分が化粧水に含まれているかどうかも確認してみましょう。
化粧水にも使用感にタイプがあります。しっとりタイプには多少の油分が含まれているので、オイリー肌にはさっぱりタイプがよいでしょう。
さっぱりタイプやオイルフリーと書かれている化粧水を選ぶと、使用感も満足できるでしょう。
オイリー肌からニキビもできやすくて困っているのなら、医薬部外品という文字をキーワードにして化粧水を探してみましょう。
化粧品に分類される化粧水よりも医薬部外品に含まれる化粧水の方が、お肌のトラブルを効率よく改善してくれると言われています。
医薬品ほどまでの効果は期待できませんが、お肌の状態をコントロールしてくれる点ではおすすめです。
オイリー肌さんで化粧水をどんなふうに選べばよいかわからないという時は、上の3つの点を抑えながらぴったりの商品を探してみましょう。
男性の特徴的な肌質でもあるオイリー肌は悩んでいる人は多いです。
カサカサ乾燥しているというよりもギトギトと脂ぎっていると感じている男性の方が多いのも現実です。
そこで、オイリー肌になっている原因を知って、日頃のスキンケアで皮脂の分泌を促進してしまっていないか振り返ってみましょう。
その上で、オイリー肌に向いている化粧水を上手に選びましょう。
皮脂はお肌にとって必要な存在でもあり、適度にあることが大切です。
これが過剰分泌にならないように上手にケアをしていく必要があります。