50代、60代と年齢を重ねてくると急にシミやシワが増えてきます。長年のお肌へのダメージが積み重なったものが、この時に目立ってくるともいいます。
気にはなっていたものの、50代以降はどんな対策をしていいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな50代、60代のシミやシワ、たるみなどへのスキンケア対策をご紹介。また、最後にはおすすめのエイジングケア化粧品もご紹介します。
肌の見た目が年齢に直結してしまう、50代と60代
見た目の年齢を左右する大きな要因のひとつとして、お肌の清潔さがあります。
お肌の中でも、特に顔はなかなか隠すことができません。
シミやシワがたくさんあると老けて見えますし、たるみがあったり、毛穴が目立つようになると、実年齢よりも年上に見られてしまいます。
実はその原因として、日々の紫外線の影響も受けてきていることも関係しています。
そのため、お肌のスキンケアをしないままずっと過ごしていると見た目の年齢にも大きく影響してしまうのです。最近、
- 肌のハリがなくなってきた
- シワが目立つようにはっきりしてきた
- シミが気になる
- 肌が乾燥して、粉をふく
- ほっぺや顔がたるんできた気がする
こういった悩みを持つのも、50代、60代の方で多い悩みだと思います。
なぜ、50代以降はお肌が老化していくの?
ではなぜ、50代以降の男性肌はますます老化していくのでしょうか?まず初めに、その原因と男性の肌の特徴についても知っておきましょう。
【原因①】皮脂量と水分量が減って乾燥してくる
50代以降となると若い頃よりは皮脂量はかなり減っていますし、同時に水分量も減っていくので乾燥肌に悩まされている男性も少なくありません。
これら皮脂量不足と水分不足のどちらもが顕著になってくるのが、50代以降の男性肌の特徴と言えます。
男性の肌はもともと女性の肌と比べ30~40%も水分量が少なく、実は女性の肌以上にデリケートなのです。
【原因②】男性はお肌のお手入れをしていない人が多い
男性肌は上で述べたようにデリケートな上に、紫外線や髭剃りなどで日々ダメージを受け続けています。
にもかかわらず、忙しくてお手入れをしない、関心がない、さらには年齢を重ねて水分量と皮脂量がどんどん減っていくという悪循環で、肌は乾燥しやすくなりますます深刻な問題へと発展していきます。
乾燥肌は肌荒れやシミ・シワ、毛穴が目立つ要因にもなりますので決して軽視できることではないのです。
男性の中にも関心はあるけれど、仕事が忙しくて対策できていないという方も多いです。
そういった方も転職・退職のタイミングで心機一転、いつまでも素敵でいられるようスキンケアを始めましょう。
シミ・シワ・たるみをどうにかしたい!50~60代からのエイジングケア
エイジングケアとは、エイジング(加齢)をケア(お手入れ)するという意味です。50代、60代に突入すると特にエイジングケアが重要になってきます。
50代以降になると、保湿を中心としたケアに加え、洗顔など今までのスキンケア方法を見直すことも大切になってきます。スキンケア対策としての手順は、
- ①正しい洗顔
- ②保湿によるスキンケア
単純にこの2つだけです。50代以降は、何か特別なことをしなければいけないのかと思いがちですが、大切なことはこの正しい洗顔と保湿を行うことなのです。
これは、60代になったからといって特別変わることでもありません。
①「正しい洗顔」が基本
まずは、基本の洗顔を正しく行いましょう。ゴシゴシとこするように洗うのではなく、しっかり泡立てた泡で優しく包むようにして洗うのがポイントです。
皮脂をすべて落とすような勢いで強い洗顔を行っている人が多いですが、お肌に必要な皮脂までも流してしまうと、ますます乾燥を招きます。
泡で優しく洗った後は、ぬるま湯で洗顔料を洗い流します。
熱いお湯で洗うとお肌が乾燥してしまうので、ここはぬるま湯で流しましょう。
また、洗顔料がお肌に残っていると肌荒れの原因になるので、しっかりすすぐことが大切です。
②「保湿」を中心としたスキンケア
保湿とは正しい洗顔方法で洗顔を行った後、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなど保湿成分が入った化粧品(化粧水や乳液)でケアを行うことです。
また、化粧品を選ぶ際にも自分の肌タイプに適した化粧品を選ぶことは、保湿ケアを行う上で重要ポイントになってきますが、その点は下の項目で解説します。
オイリー肌の人
しっかり洗顔を行った後、保湿用化粧水や乳液で保湿を行います。
乾燥肌の人
乾燥肌の人は上でも述べたように、皮脂量が足りていません。そのため、ゴシゴシ洗い流すというよりは、マイルドな洗浄効果のある石鹸などで洗顔しましょう。
混合肌の人
混合肌の人とは、上で触れたようにオイリー肌と乾燥肌が顔の部分で異なる人です。
スキンケアとしては顔の中で脂っぽい部分は入念に洗顔し、乾燥している部分は上で触れたように、優しく皮脂を落とし過ぎないよう気をつけましょう。
その後、化粧水や乳液で保湿を行ってください。
普通肌の人
特に上に挙げたような肌質ではない普通肌の人は、オイリー肌の人や乾燥肌の人のように特に注意すべき点はありません。
しかし、優しく泡立てて洗うということだけは意識しておいてくださいね。
スキンケアだけじゃない!食事からもエイジングケアをしよう
食生活でも取り入れたい栄養素
大切なのは、何も保湿によるスキンケアだけではありません。普段の食生活からもエイジングケアを行うことは大切です。
エイジングケア対策として、以下のような栄養素を積極的に摂取しましょう。
- セラミド
- ビタミンC
- ビタミンE
- コラーゲン
- レチノール
- クエン酸
- βーカロテン
- Lシステイン
セラミド
セラミドは有名な成分なので一度は耳にした方もいらっしゃるかもしれません。
また、保湿力のカギを握る成分と言われていますが、50歳代では20歳代の約半分にまで減少すると言われています。
食品としては、セラミドを多く含んでいるのが以下のような「黒」の食品になります。
摂取できる食品
- こんにゃく
- しらたき
- 黒豆
- 小豆 など
ビタミンC
お肌に欠かせない栄養素とも言われているのが、このビタミンCです。
抗酸化作用に優れておりメラニン色素の生成を抑制するので、シミやそばかすを予防できます。
摂取できる食品
- いちご
- みかん
- ブロッコリー
- トマト など
ビタミンE
ビタミンEはメラニンを排出する役割があります。お肌の新陳代謝も高めてくれるので、シミやシワ予防につながります。
食品としては以下のようなものを食べるようにしましょう。
摂取できる食品
- キウイ
- かぼちゃ
- アーモンド
- ゴマ など
ビタミンEはナッツ類に多く含まれるので、間食にナッツを食べるだけでもお肌には変化があらわれます。
コラーゲン
コラーゲンは年齢とともに失われていき、不足することでお肌にハリや弾力がなくなりお肌のたるみへとつながっていきます。
コラーゲンをしっかり摂取することは、お肌には弾力を出すうえでも大切なことなので、実年齢より若く見えるよう以下のような食品を摂取しましょう。
摂取できる食品
- うなぎ
- 鶏の皮
- エビ
- 鮭
- 軟骨 など
レチノール
レチノールはお肌のターンオーバーを促進します。ターンオーバーとは、肌が新しく生まれ変わるサイクルのことを言います。
さらにコラーゲンを生成する働きもあるので、シワやたるみ予防ができます。
また、ピーリング効果もあると言われているので、古い角質を除去してくれる点からシミが薄くなっていきます。
以下の食品にレチノインは豊富に含まれます。
摂取できる食品
- 牛乳
- 卵
- バター など
クエン酸
酸っぱいものに多く含まれるクエン酸は血行をよくしてくれるので、新陳代謝が活発になります。
さらに過酸化脂肪が減少するので、コラーゲンを吸収しやすくなると言われています。
シワだけでなくシミにも効果的な栄養素と言われ、クエン酸は下記の食品に多く含まれています。
摂取できる食品
- 梅干し
- レモン
- みかん
- グレープフルーツ など
βーカロテン
βーカロテンには紫外線で影響を受けたお肌を修復する働きがあります。
メラニン色素ができないようにしてくれるので、シミ予防に効果的とも言われています。
また、以下のような緑黄色野菜に多く含まれる栄養素なので、野菜をしっかり食べることが大切です。
摂取できる食品
- ほうれん草
- パセリ
- モロヘイヤ
- 人参 など
Lシステイン
ターンオーバーを促進する働きがあるので、シミの原因をしっかり排出してくれます。
こうしてみると、シミやシワ予防には野菜を中心に肉類や魚類、大豆食品をバランスよく食べる大切さがわかります。
摂取できる食品
- 鮭
- 卵
- 玉ねぎ
- ブロッコリー
- 芽キャベツ など
これだけの栄養素を食品から摂取するのは大変ですが、スキンケアだけでなく普段の食生活を心掛けることもより効果のあるエイジングケアを目指すには、大切なポイントになってくるでしょう。
男性化粧品の選び方のポイント
より「悩み」に特化した通販化粧品を選ぶ
50代、60代の男性化粧品の選び方ですが、特に30代や40代で使用するような化粧品を使用してはいけないということではありません。
ただ、上でも述べたように50代以降は皮脂量と水分量の両方が不足してきますので、より保湿に特化した商品、エイジングケアに特化した商品を選びましょう。
また、大手メーカーが市販している化粧品もドラッグストアなどで安価で手に入りやすい分、「大衆」に向けてバランスよく作られた商品が多いです。
まったく効果がないとは言いませんが、通販化粧品のように、より悩みに特化した商品は少ないということは頭の隅に置いておいてください。
その点、下記でご紹介しているような通販での化粧品は、より悩みに特化した商品が多いので、人によっては自分の肌に合っていると実感する人が多いのです。
自分の肌質にあっているか確認する
- 自分の肌の悩みに合った成分が入っている
- 肌に優しい成分が入っている
化粧品を選ぶ上で、万人に有効で効果がある男性化粧品などありえません。
大事なことは、まずは自分が何で悩んでいるのかを知ることです。
乾燥しやすかったり、先のことを考えて今からお手入れをしておきたいというのであれば保湿成分がしっかり入ったものが必要になってくるでしょうし、敏感肌なら成分で刺激の少ないものや肌に優しい成分が入っているものを選ぶべきでしょう。
また、メーカーごとに得意とする化粧品や人気商品は異なっているので、例えば洗顔料はA社、化粧水はB社、クリームはC社といったように、必要に応じてメーカーを分けて選んでみるのもよいでしょう。
含まれている成分にも注目する
自分の肌質に合っているかどうかだけではなく、成分にも注目して化粧品を選んでみましょう。
それぞれの悩みに適した成分は例えば以下のようなものがあります。
しわ、たるみにおすすめの成分
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- ビタミンC誘導体
- レチノール など
シミにおすすめの成分
- プラセンタエキス
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- アルブチン など
化粧品選びの際には、自分に適した商品だけでなくそれぞれの悩みに適した成分が含まれていることも大切です。
50~60代におすすめなエイジングケア化粧品
ZIGEN
ZIGENは通販のみで販売されているオールインワンタイプの化粧品で、これ1本で、化粧水、乳液、美容液、保湿クリームの4役全てをカバーできる人気商品です。
成分としても、三大保湿成分コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドが含まれており、他にもプラセンタエキス、クエン酸、アミノ酸など老け顔対策に心強い成分も豊富に配合されています。
ここまで、贅沢な成分が含まれているので値段としては当然ドラッグストアなどの化粧品より値段は上がりますが、コストパフォーマンスは非常に高いです。
母の滴 シルバーエッセンス
母の滴 シルバーエッセンスは、脂性肌や乾燥肌による皮脂の過剰分泌で悩むユーザーに支持されている化粧品です。
最高級のプラセンタエキスを使用しており、他にも上でご紹介したようなヒアルロン酸、コラーゲンなどが含まています。
また、エイジングケアには嬉しい「シルバー 銀」や敏感肌の人でも使用できるシルバーナノコロイドも豊富に配合されているのも大きな特徴と言えます。
値段も比較的リーズナブルなのでコストパフォーマンスが良いという評価もあり、洗顔料とのお得なセットもご用意されていますので一度参考にしてみてください。
アンドジーノ アクアモイス
70以上もの成分を凝縮し、セラミドと同じくらいの効果があるとされているスフィンゴ脂質が含まれています。
また、ヒアルロン酸やコラーゲンもしっかり入っているので、乾燥肌には嬉しい成分が浸透していきます。
乾燥肌やシミ、シワで悩んでいる時にこのアクアモイス1本で保湿が完了するのは便利です。
配合した濃密美容液となっているので、これ1本でシミやシワ、たるみといった中高年男性が悩みがちなお肌のケアをトータルサポートしてくれます。
容器自体は小さくてコンパクトにまとまるので、出張が多い時や仕事の際にも持ち運ぶことが可能です。保湿成分は豊富に含まれているものの、べたつかない使用感も人気のポイントです。
nanairo編集部おすすめのエイジングケア化粧品
上で挙げた商品はすべてエイジングケアにも活用できるスキンケア化粧品なので正直迷いましたが、含まれている成分から考えてZIGENとさせてもらいました。
ZIGENには上で述べたように含まれている成分が贅沢過ぎる点に加え、国内産ということで安心できるポイントもあります。
また、1本で化粧水、乳液、美容液、保湿クリームの4役を担ってくれるので余分な手間なく続けやすい上に、コスパの面でも優れています。
調べれば分かりますが、ネット上の評価もとても高い化粧品です。
今なら洗顔料と2点セットのお得なコースも用意されているので、気になった方は下記公式サイトより詳細をチェックしてみてくださいね。
まとめ
50代、60代になっても少しでも若々しく過ごしたい、見られたいという男性は多いです。
年齢によってお肌の状態が異なるので、その点も考慮しながら自分の肌と向き合ってケアができるとよいでしょう。
50代以降は急にシミやシワが目立つようになるので、食生活にも気を付けながら、シミやシワの予防と対策につながるスキンケアを行ってみましょう。
参考サイト:ゴリラクリニック
参考サイト:ZIGEN公式サイト
参考サイト:アンドジーノ公式サイト