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乾燥肌にもコラーゲンやセラミド!男性化粧品で必要な保湿成分とは?

 

男性の中には今乾燥肌で悩んでいる人もいるでしょう。年齢とともにお肌から保湿成分は失われていくので、化粧品でうまく補給することが大切です。
今回はそんな保湿の必要性、また保湿成分には具体的にどんなものがあり重要なのかについて触れていきます。
保湿成分を理解し、化粧品を選べるようになりましょう。

目次

男性肌にも保湿が必要か?

保湿といえば女性が一生懸命行っているケアのように感じますが、男性にも必要です。

では、なぜ保湿は必要なのでしょうか?

そもそも保湿とは

保湿とは水分をお肌の中に貯めておくことです。

お肌には本来コラーゲンやセラミドといった保湿成分が含まれているのですが、これらの成分は年齢とともに減少していきます。

そして、ただお肌に水分を与えるのが保湿ではなく、どれだけ保湿成分をお肌の内部に貯めておくことができるかが重要となってくるのです。

化粧水と乳液はセットで使う!

保湿成分をしっかりお肌の中に留めておくためには、洗顔後に化粧水だけで済ませていてはいけません。

特に30代以降の男性肌には化粧水と乳液をセットで使いましょう。

皮脂が多いと思っていたら、今度は乾燥に悩まされることになります。化粧水の後には必ず乳液をセットでつけてください。

保湿ケアが必要な理由

保湿ケアがきちんとできていないと、お肌は乾燥していくばかりです。

お肌が乾燥するとシミやたるみ、シワといった悩みが出てきます。

私たちの体は多くが水分でできており、お肌にもたっぷりと水分が必要です。

それでもきちんとケアができていないと、お肌の表面から水分がどんどん蒸発していってしまいます。

その結果、乾燥によってつっぱったりかゆみが出る、お肌の老化を感じ始めるといった流れになることが多いです。

乾燥することでさまざまな悩みが生じるので、乾燥を防ぐために保湿ケアは必要なのです。

保湿成分ってなに?

保湿成分が入っている化粧品を選ぶようにすると良いと言いますが、保湿成分って一体何なのでしょうか?

保湿成分とは

保湿成分とは外側から成分を補給するだけではなく、体の中から出てくる水分をお肌の中で保つものとされています。

これをしっかり行ってくれるのが保湿成分であると言えます。

体の中の水分と結びついて蒸発しないように守ってくれる物質が保湿成分となっています。

代表的な三大保湿成分とは?

お肌の水分量を維持するために欠かせない保湿成分ですが、代表的なものは以下になります。

①セラミド

セラミドは保湿成分の中でも最も効果があると言われている成分です。

体内にある水分をしっかり抱えて蒸発していかないようにしてくれます。

また、外からの刺激にも強いお肌になるので肌荒れも起こしにくくなります。

セラミドが人のお肌からなくなってしまうと肌の水分量は80%も減ると言われているので、それほどセラミドは私たちのお肌にとって欠かせない存在となっています。

②コラーゲン

コラーゲンはお肌の真皮の部分にあり、弾力を保つためにも活躍してくれています。

セラミドに比べると、コラーゲンはお肌の表面上で保湿をキープしている状態になります。

真皮に存在するコラーゲン自体を増やそうと思ったら、ピーリングやビタミンC誘導体配合の化粧品を使う必要があります。

③ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はセラミドと同じくらい水分量を保つ力がありますが、肌なじみがセラミドほど良くないのが欠点となります。

セラミド配合よりもヒアルロン酸配合と書かれている化粧品の方が安いというメリットはあります。真皮にたっぷり水分を貯める働きはしますが、セラミドほどは優れていないという位置づけになります。

その他の保湿成分

上に紹介した保湿成分は有名どころですが、その他にも化粧品に利用される保湿成分はあります。

①スフィンゴ脂質

スフィンゴ脂質にはさまざまな種類があり、その中にセラミドも含まれます。

お肌の水分を抱え込んで維持して、水分が蒸発していくのを防いでくれます。

キメを整えたりお肌のバリア機能を高める役割も持っています。

私たちのお肌にも元々存在しているものなので、化粧品に使用されていても安心です。

②水素添加大豆レシチン

水素添加大豆レシチンは大豆や卵から作られている成分で、細胞間脂質の部分まで浸透していくことが可能です。

ここから、水分をしっかり保持する保湿効果が期待できます。

③ステアリン酸コレステロール

ステアリン酸コレステロールは肌となじみやすいという特徴を持っているため、化粧品で利用するとお肌の潤いを維持してくれます。

数多くある保湿成分の中でも水分保持力はトップレベルと言われているので、乾燥肌で悩んでいる時にはこの名前を探してみるとよいでしょう。

④天然保湿因子(NMF)

天然保湿因子はただの保湿成分ではなく人の体に本来存在する保湿成分のことを指しており、水と馴染みがよく水分をしっかり蓄えることが可能な成分となっています。

天然保湿因子は空気中の水分を吸収してお肌に潤いを与えてくれます。

天然保湿因子がないと私たちのお肌は水分を保つことができないと言われているので、大切な存在です。

セラミドの中でもさらに重要な3種類

セラミドが私たちのお肌に一番近い保湿成分であるわけですが、このセラミドの中にも種類があります。そこで、セラミドの中でも重要されている3種類を紹介します。

①セラミド1

セラミド1は外の刺激からお肌を守る役割を持っています。そして、角質層の細胞間脂質をつなぎ止めるという働きも持っています。

アトピーの症状を持っている人は、このセラミド1が不足していることが関係しているとも言われています。

②セラミド2

セラミド2はお肌の中に一番たくさん存在するセラミドとなっています。

そして、保湿力が高いので、化粧品にも使用されていることが多いです。

しかし、年齢とともにセラミド2は不足していくのでハリのないお肌や乾燥に悩むようになるのです。

③セラミド3

セラミド3も保湿力には優れています。しかし年齢を重ねる中で減っていくので、乾燥が目立ってきます。

お肌のバリア機能を高めて水分量を調整してくれる大切な存在です。

乾燥肌の人は保湿成分も参考に化粧品を選んでみよう

保湿成分にはさまざまな種類があり、私たちのお肌の中にも本来備わっています。

しかし、30代40代と年齢を重ねるにつれて不足している成分でもあるので、乾燥肌に悩むようになったらここで紹介した保湿成分に注目して化粧品を選んでみましょう。

できるなら、人のお肌により近い保湿成分を選ぶと肌トラブルもなくケアが続けられます。

男性のスキンケアにおいても保湿成分をしっかり浸透させるために、化粧水の後に乳液をつけるという流れを抑えておきましょう。

まとめ

乾燥肌で悩むようになったら、お肌に水分が不足しており老化が始まっているサインです。

保湿成分にはどんな種類があって、それぞれにどのような特徴があるのかという知識を持ってスキンケアでは保湿成分に優れたものを選ぶようにしましょう。

保湿成分には定番の成分もあれば、初めて耳にする成分もあると思います。

より人のお肌に近い保湿成分を選ぶことで、乾燥肌のケアができるでしょう。

男性も女性と同じようなお肌の悩みを抱えるようになります。

保湿はスキンケアにおいては永遠のテーマとも言えるので、成分に詳しくなっておくと正しいケアができます。

ぜひ、化粧品にどんな保湿成分が含まれているのか確認しながら選んでみてください。