老犬(シニア)のドッグフードを選ぶポイントは??

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ワンちゃんの寿命は人間と比べて非常に短いと言われています。

だからこそ、生活を共にした愛犬には長く健康でいてほしいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そこで今回提案したいのが、老犬(シニア)になった時に食事、つまりはドッグフードを適切に切り替えるということです。

逆にシニア犬に与えるべきではないドッグフードについても見ていきますので、ぜひ参考にして下さい。

シニア犬のドッグフードの選び方

シニア犬とはいっても、犬の場合は人間に比べると見た目で年齢はわかりにくいようです。

しかし以前よりも寝ている時間が長くなったり、なんとなく元気が無かったりと、シニアに突入すると犬にも変化が現れると言われています。

そこでまずは、シニア犬についてその時期やドッグフードの与え方などを見ていきましょう。

いつからシニアなの?

基本的に小型犬なら12歳、中型犬なら11歳、大型犬なら10歳頃からシニア犬に分類されます。

ちなみに犬は人間とは比べようがないくらい成長が早いことはご存知の方も多いかと思いますが、実は生後1年経つともう成犬になるそうです。

このように、瞬く間に犬は年齢を重ねていくので、飼い主さんはその都度ライフステージに合わせたドッグフードを選ぶ必要があるとされています。

シニア用に切り替えるタイミングは?

犬の場合、7歳頃から老化が始まると言われています。

そのため、7歳前後で今までのドッグフードからシニア用のものに切り替えることが推奨されているようです。

先ほど述べた通り見た目ではワンちゃんの変化は見られないかもしれませんが、機能面では確実に衰え始めていくので、飼い主さん側でしっかりと愛犬の体調管理をする必要があります。

また、高齢になるにつれて消化機能が衰え、食も細くなっていくので、今までのドッグフードを食べてくれなくなるワンちゃんも多いようです。

それにも関わらず今まで通りのドッグフードを与えていると、ワンちゃんの食欲不振に拍車をかけることになってしまうでしょう。

シニアのワンちゃんの健康をサポートするためにも、ワンちゃんが出すサインを見逃さずに、しっかりとシニア用のドッグフードに切り替え、最適なものを与えるようにしましょう。

ちなみにシニアに突入したからと言って、急にシニア用のドッグフードへすべて変えてしまうのは避けましょう。

最初は今までのドッグフードに少しずつ混ぜていって、ワンちゃんに慣れてもらうようにしたほうが良いと思います。

シニア用ドックフードを選ぶ条件とは?

犬の場合、シニアの時と成犬の時では必要とする栄養素は多少異なるようです。

ではシニア期にはどんなドッグフードを選べばよいのか、その特徴や条件を詳しく見ていきましょう。

良質タンパクを多く含むもの

犬はもともと上質な動物性タンパク質を多く必要とするそうです。

その量は成犬の場合人間のおよそ4倍以上と言われていますが、シニアになるとさらに多量のタンパク質を摂取する必要があると考えられています。

といいますのも、シニア犬の筋肉量を保ち足腰の健康を維持するためには、良質タンパクは欠かせない栄養素でもあるからです。

また、食事の摂取量が減ってきても、十分な栄養分を得るためには良質なタンパク質を選び必要があると言えます。

低カロリー、低脂質

シニア犬用のドッグフードは低カロリーに設定しているものも多く見られます。

これはシニア犬が成犬の時と同じエネルギー量を摂取してしまうと、肥満になりやすいことが理由として考えられているようです。

たしかにシニア犬になると散歩を嫌がったり、寝ている時間が長くなったりと消費カロリー量も減ってくる傾向にあるので、高カロリーな食事は危険かもしれません。

しかし一方で、カロリーを抑えるためにタンパク質を減らし、穀物を中心に配合しているドッグフードも多くあるようです。

これはタンパク質を主食とする犬にとっては本末転倒であり、さらにこのようなドッグフードを食べ続けていると栄養不足を招くこともあり得ます。

そのため、低カロリーのドッグフードの中でも「タンパク質」ではなく「脂質」を抑えているものを選ぶようにしましょう。

低脂質なうえ、消化しやすいドッグフードであればさらに良いと言えます。

穀物不使用(グレインフリー)

もともと肉食動物である犬は穀物の消化には適していないと考えられています。

というのも、犬の唾液には人間にあるような「アミラーゼ」と呼ばれる炭水化物を分解する酵素が含まれていないので、炭水化物を完全には消化できないそうです。

特にシニア犬の場合、消化器官も衰えているワンちゃんも多いので、穀物を多く含んでいるドッグフードだとさらに胃腸の働きにダメージを与える恐れもあると言われています。

有害な添加物、保存料不使用

シニア犬のみならずすべてのライフステージの犬に共通していることですが、有害な添加物や保存料が混入されているドッグフードは健康の妨げとなる可能性があるようです。

これらの中には人間用の食べ物には認可されていなかったり、発がん性が確認されていたりと危険性が高い成分も多くあります。

また、シニア犬の場合は特に体力も免疫力も落ちていく傾向にあるので、有害な成分が原因で病気になってしまう可能性も捨てきれないようです。

シニア犬に有効な成分を含むもの

シニアになるにつれ、成犬の時よりもいろいろな機能の衰えが見られるようになると考えられています。

そこで、シニア犬の食事として、健康維持を目的とした成分を含むドッグフードを選んでみてはいかがでしょうか。

例えば免疫力向上効果があるオメガ3脂肪酸や、骨関節に良いとされるグルコサミンやコンドロイチンを含むドッグフードはシニア犬の健康維持に有効だと言えます。

与え方のポイント

基本的には成犬の場合1日2回の食事が推奨されていますが、シニア犬には1日分の食事量を少しずつ、何回かに分けて与えるようにしても良いでしょう。

また、ずっと与え続けてしまうと胃腸に負担をかけてしまうこともあるので、1日の中で食休みの時間をとることも大切です。

こんなドッグフードは与えないで!

シニア犬に適したドッグフードの条件がある一方で、シニア犬に与えるべきではないドッグフードというものもあるようです。

シニアには良くない原材料

シニア犬に与えるべきではないドッグフードの特徴としては、まず有害な添加物や保存料を使用しているものが挙げられます。

添加物は原材料欄の最後に記載されていることがほとんどなので、危険な成分が配合されていないかしっかりチェックしましょう。

一例ですが、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)、青色〇号、赤色〇号、黄色〇号などの添加物は危険性が高いと示唆されています。

また、主原料として穀物を使用しているドッグフードも避けるようにしましょう。

主原料は原材料欄の最初の1~3つとなります。ここに「小麦」「トウモロコシ」「大豆」といった穀物が記載されているものは、シニア犬にとって良いドッグフードとは言えません。

また、「〇〇ミール」といったお肉の副産物を使用しているドッグフードもあまりおすすめできません。

これらにはお肉以外に蹄や被毛など、不純なものが紛れ込んでいる可能性もあるからです。

食べてくれないときの対処法は?

ワンちゃんがドッグフードを食べなくなってしまったら、白湯でふやかしてあげると良いでしょう。

こうすることでドッグフードの香りが強くなるので食いつきも良くなりますし、同時に水分補給もできるので脱水予防にもなります。

また、ドッグフードが噛み切れないようなら、少しつぶしてあげたりペースト状にしてあげたりしても良いと思います。

一方で、ワンちゃんの食事皿の高さも、シニア犬にとって食事のしやすさの基準となります。

もし低い位置にお皿を置いているのなら、台の上など少し高い位置に置きなおしてあげてください。

頭を下げて食べることはシニア犬にとって負担になりますし、飲み込みにくくもなるようです。

したがって、できるだけ頭を下げずに食べることができる位置にお皿を置いてあげるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

シニアになったからこそ、健康維持のために何かしてあげたいという飼い主さんも少なくはないと思います。

愛犬のことを十分に考慮したうえで、慎重にドッグフードを吟味するようにしましょう。

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