ダイエット中でもアイスが食べたい人、必見!正しく選べば我慢しなくてOK♡
今や暑い夏の季節だけでなく、1年中楽しめるようになったアイスクリーム。
暑い日に食べるアイスクリームも美味しいですが、炬燵で温もりながら食べるアイスも最高ですよね。
とはいえ、アイスクリームには「ダイエット中には食べてはいけないスイーツ」というイメージがありませんか?
特にダイエット中には「アイスクリーム食べたいけれどダイエット中だし…」と我慢をしたり、「ダイエット中なのにアイス食べちゃった…」と食べた後に罪悪感を抱いたり。
しかし、アイスクリームの中には、ダイエット中にも美味しく楽しめるものもあるのです。
しかも、食べ方を工夫すればアイスクリームからダイエット効果をゲットすることも可能!
そんな「アイス好きだけどダイエットもしたい」という、夢のような願いを叶えてくれる情報をご紹介します。
「ダイエット中もアイスクリームを我慢したくない!」アイスクリーム好きの人は是非参考にしてくださいね。
目次
アイスの種類
まずアイスクリームは、含まれている成分に応じて食品衛生法に基づいた規定によって「アイスクリーム」「ミルクアイス」「ラクトアイス」「氷菓」の4種類に分類されています。
そのためパッケージに記載されている「種類別」、そして栄養成分表の「脂質」の成分によって低カロリーか高カロリーかを見極めることが可能です。
ダイエット中もアイスクリームを我慢せずに楽しむためには、これらの表記に注意してアイスクリームを選ぶことが大切です。
では、アイスの種類を市販の商品を例に挙げて見ていきましょう。
アイスクリーム
「乳固形分15%、乳脂肪分8%以上」に当てはまるものが、パッケージに「アイスクリーム」と記載されています。乳成分が4種類の中で最も多く含まれているので、濃厚なミルクの風味を楽しめます。
商品例:ハーゲンダッツ、レディーボーデン、MOW、クランキーアイスバー、ピノ、PARM、牧場しぼりなど
アイスミルク
「乳固形分10%、乳脂肪分3%以上」と含まれている乳成分がアイスクリームよりも少ない商品には、アイスミルクと記載されています。
乳成分がアイスクリームよりも少ないため、アイスミルクの方がカロリーは低いように思われます。
しかし、少ない乳脂肪分を補うために植物性脂肪が使用されていることもあります。
そのため、必ずしもアイスクリームより低カロリーというわけではありませんから注意が必要です。
商品例:チョコモナカジャンボ、ジャイアントコーン、雪見だいふくなど
ラクトアイス
「乳固形分3%以上」と乳由来の成分が少ないものがラクトアイスに分類されます。
しかし、ミルクアイスと同様に乳脂肪分の代わりに植物性脂肪が多く使用されていることがあるので、必ずしもアイスクリームより低カロリーというわけではありません。
商品例:爽、スーパーカップ、パナップ、パピコ、クーリッシュなど
氷菓
氷菓は、「乳固形分3.0%未満」のものに当てはまります。
アイスキャンディーやシャーベットなど果汁などを凍らせたものが「氷菓」に分類されます。
そのため、以上3種類のアイスクリームとは別のものとなります。
乳固形分をはじめとした乳成分がほとんど含まれていないため、比較的低カロリーなものが多いです。
商品例:スイカバー、ガリガリくん、ICE BOX、あずきバー、メロンボール、シャビィなど
ダイエット中でも食べていいのは「アイスクリーム」
含まれている成分によって4種類に分類されるアイスクリームですが、その4種類の中でもダイエット中に口にしても大丈夫なものはバニラ味の「アイスクリーム」になります。
乳脂肪分や乳固形分など4種の中でも最も乳由来成分を多く含む「アイスクリーム」が、どうしてダイエット中でも食べられるのかというと下記の5つの理由があるからなのです。
1.血糖値の上昇が緩やかだから太りにくい
味が濃厚で甘いアイスクリームは、食べると太ってしまうイメージがありますよね。
しかし、小麦粉をたくさん使用したケーキやクッキーなどのスイーツに比べると、アイスクリームに含まれている炭水化物は圧倒的に少ないです。
炭水化物を多く摂取すればするほど血糖値が急激に上昇します。
そして、血糖値の上昇が急であればあるほど、脂肪がつきやすくなってしまうのです。
一方、乳脂肪と糖分が成分のほとんどで炭水化物を含まないアイスクリームでは、血糖値の上昇が緩やかで脂肪が付きにくいのです。
つまり、炭水化物を多く使用したスイーツよりも、意外にもアイスクリームのほうが脂肪となりにくいためダイエットに適しているのですね。
2.栄養価が高い高脂肪アイスは空腹を感じにくい
ダイエット中には避けがちな脂肪分ですが、実は1日55gの摂取が理想とされています。
そのため、脂肪分の摂取が極端に少なくなってしまうと、私たちの体内では他の栄養分で補おうとしたり不足した脂肪を体に溜め込んだりといった働きにシフトします。
また、脂肪分の不足は空腹の原因にも!ダイエット中の空腹はストレスになりますし、リバウンドにも繋がりますよね。
そして、高脂肪のアイスクリームにはカルシウム・タンパク質・脂質そしてビタミン類が含まれており、意外にも栄養バランスに優れている食品になります。
栄養バランスが良くさらに適度に脂肪分を含む高脂肪アイスは、ダイエット中の敵とも言える空腹感を満たしてくれるのです。
ですから、炭水化物が少ない一方で適度に脂肪分を摂取できる「アイスクリーム」は、ダイエットの成功に繋げてくれますよ!
3.アイスクリームに含まれる乳脂肪分は脂肪になりにくい
そうはいっても、「高脂肪のアイスクリームってダイエットには向いていないんじゃないの?」と思いますよね。
しかし、アイスクリームに含まれる乳脂肪分は、摂取してもすぐにエネルギーとして消費されるため太りにくいという性質があります。
乳脂肪といっても、脂肪として体に蓄積されるものとすぐにエネルギーとして消費されるものの2種類が存在します。
アイスクリームに含まれる乳脂肪分は、この後者に当てはまるため嫌な脂肪には変わらないのです。
4.バニラには脂肪の増加を抑える作用が!
「アイスクリーム」に該当するものの中でも「バニラ」が特にダイエットに向いている理由としては、バニラから得られる効能にあります。
バニリンというバニラに含まれる成分には、なんと肥満を抑制する効果が!
さらに、アイスクリームに含まれる乳糖には、皮下脂肪や内臓脂肪といった嫌な脂肪を抑える効果もあるのです。
つまり、美味しいアイスクリームを楽しみながら脂肪へアプローチできる嬉しい効果が得られるのですね。
5.アイスによって冷えた体を温めようと脂肪が燃える
冷たいアイスクリームを食べると、一時的に体温が低下しますよね。
すると、下がった体温をもとの体温に戻そうと本能的に作用します。
そのときに体の中では熱を発するために脂肪を燃焼させます。
できる限り多くの脂肪を燃焼させたいダイエット中には、まさにピッタリのおやつこそがアイスクリーム!
買うときと、食べるときのポイント
ダイエットに嬉しい効果がたくさんあるバニラ味のアイスクリームですが、選び方や食べ方に注意しなければ本来の効果が得られません。
美味しくアイスクリームを楽しみながらダイエットを成功させるには、下記のポイントに気をつけてくださいね。
量より質で選ぶことが大切
「高脂肪で栄養価が高い」という条件を満たすアイスクリームは、濃厚なプレミアムタイプのものになります。
そのため、高カロリーとなっているので小さめのサイズを選んで食べるようにしましょう。
どんなにダイエットに適しているとはいえ、高カロリーのものをたくさん食べてしまえば当然太ってしまう原因になります。
つまり、たくさんの量ではなく、そのアイスクリームに含まれている成分を優先した「量より質」で選ぶことが大切なのです。
種類別が「アイスクリーム」、そして乳脂肪分が12%以上のものがオススメです。
特にダイエット中のおやつとして摂取する場合には、1日の必要カロリーの10%が目安です。
ハーゲンダッツのマルチパック(1個75ml)は、160(kcal/個)とまさにダイエット中にピッタリのサイズですよ。
実は高カロリー!アイスクリームコーンは避けよう
アイスクリームショップで購入する場合には、カップかコーンかを選べますよね。
このときに気を付けたいのが、アイスクリームコーンが意外にも高カロリーだということ。
普通のコーンで50kcal、ワッフルコーンでは100kcalにもなります。
ですから、アイスクリームショップで注文する場合には、コーンではなくカップで購入するようにしましょう。
体温が高く基礎代謝が最も活発な時間帯に食べる
体温が高いほど比例して代謝も活発になり、食べたものがエネルギーとして燃焼され脂肪となりにくくなります。
1日で最も体温が高く代謝が活発な時間帯は、15時とまさにおやつの時間帯!
3時のおやつがアイスクリームを食べるベストタイミングとなります。
15時にアイスクリームを食べられない場合には、18時までであれば問題ありません。
逆にアイスクリームを食べるタイミングとして最悪なのは、代謝が低くなり脂肪が付きやすい22時以降の時間帯です。
お風呂あがりや寝る前のアイスクリームは美味しいですが、ダイエットを考えるのであれば絶対に避けるべき時間帯ですよ。
食事代わりにアイスクリームだけを食べるのはNG
ダイエット中にはカロリーの数字ばかりに気を取られ、中には「アイスクリームがダイエットに適しているのなら、食事代わりにアイスクリームを食べよう」と考える人もいます。
そのように食事代わりとしてアイスクリームを食べるのはNG行為です!
摂取するカロリー量が少なくなれば、当然体重も減ることでしょう。
しかし、あくまでもその減量は一時的なもの。
むしろ、体が必要とする栄養素が不足し、本来得られるはずの基礎代謝からの脂肪燃焼効果が得られなくなり、結果として痩せにくくなってしまいます。
カロリー量ではなく栄養バランスの良い食生活こそが、ダイエットを成功させるための基本です。
バランスの取れた食生活があってはじめて、アイスクリームから得られるダイエット効果も発揮されるのです。
アイスクリームにプラスで効果アップ!
アイスクリームに少し工夫するだけで、得られるダイエット効果をさらに高めることが可能となります。
「ちょい足し」することで満足感もUP!
アイスクリームを十分に楽しみながらストレスなく痩せたい人にオススメの「ちょい足し」食材をご紹介します。
ドライフルーツ
食物繊維が豊富なドライフルーツをプラスすれば、便秘の解消に繋がり代謝アップに!
ドライフルーツに含まれる栄養素も一緒に摂取できるので、アイスクリームの栄養価を高めることも可能となります。
シナモンパウダー
体をポカポカと温めるシナモンパウダーには、発汗作用や利尿作用といったデトックス効果がたくさん!
その他にもコレステロール値を下げたり整腸効果があったり、さらにはアンチエイジング効果もありますから、美しくなりたい人の強い味方となります。
しょうがパウダー
シナモンパウダーと同様に体を温める働きのあるしょうがパウダーは、脂肪燃焼の促進効果が得られます。
冷えた体を温める際にしょうがの成分が効果を発揮してくれますよ。
オリーブオイル
オリーブオイルをプラスすれば加熱せずそのまま摂取できるので、ビタミンEの高いアンチエイジング効果を余すことなく得られます。
脂肪燃焼効果や美髪・美肌効果そしてコレステロール値を下げる効果など、オリーブオイルの嬉しい効果を効率良く得られるアレンジ方法ですよ。
クルミ、アーモンド
クルミやアーモンドは、オリーブオイルと同様にビタミンEを豊富に含む食材になります。
オリーブオイルと異なり、硬い食感を楽しみながら噛むことで満足感を高められるという魅力もあります。
塩麹
塩麹に多く含まれる乳酸菌から、整腸作用やデトックス効果、そしてアンチエイジング効果や美肌効果を得られます。
疲労回復効果も期待できるので、疲れた日にはアイスクリームにちょい足ししたい食材になります。
甘酒
美白効果・便秘解消・脂質の代謝促進など、優れた効果に富むコウジ酸がたくさん含まれる甘酒。
甘酒は別名「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高いので、アイスクリームにプラスして甘酒を摂取する習慣を身につけたいですね。
まとめ
太るイメージのあるアイスクリームも、含まれる成分や量に気をつけて選び、食べるタイミングやプラスする食材を工夫すれば、ダイエットの味方にできます。
甘いものを我慢しなければならないダイエット中には、ストレスが溜まりがちですよね。
しかし、甘くて美味しいアイスクリームをダイエットに活用すれば、ストレスなくダイエットを続けられ痩せられることも可能に!
まさに、甘いものが好きな人やアイスクリームが好きな人にピッタリな活用法です。
アイスクリームで太らない、そしてダイエット効果を得るためには、ご紹介しました選び方や食べ方をきちんと守ってくださいね。
アイスクリームで美味しく賢く痩せましょう!