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汗はかくだけじゃNG!「良い汗=痩せる汗」と「悪い汗=太る汗」

 

暑い日や、スポーツをしたときなどはたくさん汗をかきますよね。なかには、汗をかいただけで痩せた気がする、なんて人も多いのではないでしょうか。しかし人によっては、その汗はもしかしたら痩せるどころか「太る汗」である可能性も高いことはご存知でしょうか?ここでは、「痩せる汗」と「太る汗」について、その違いを説明しながら、汗の質を改善するためのトレーニング方法も紹介していきたいと思います。

目次

二種類の汗~あなたが流しているのは?いい汗?悪い汗?

汗をかきやすい人もいれば、かきにくい人もいますよね。これにはどんな違いがあるのでしょうか。まずは、汗についてその概要を説明しながら、ダイエットの関係について見ていきましょう。

「汗をかく=痩せる」というわけではない?

「気づいたら汗をかきにくい体になっていた」、このような悩みを抱えている人は少なくはありません。そもそも汗は「汗腺」という場所から分泌され、体温を調節する役割を果たしています。「汗をかくことでダイエットでできる」と思っている人も多いかもしれませんが、これは大きな間違いで、汗をかくことは大幅なカロリー消費につながるわけではありません。汗はあくまで体温調節のための分泌物であるため、実は汗をかきにくい体であっても、ダイエットは成功します。

一方で、「汗をかくことはダイエットと全く関係していないか」といわれると、それもまた違います。汗をかくことで私たちの体は熱を下げることができますが、この時汗が分泌されないと、体を守るために代謝が下がるようになります。代謝が下がってしまうと、せっかく運動しても効率よくダイエット効果を得ることが難しくなるので、ダイエットをするならできるだけ汗をかいた方が良いと言えます。

汗をかけない理由

先述したように、汗は「汗腺」という場所から分泌されています。「汗をかきにくい」という人は、もともと汗腺の数が少ない、もしくは汗腺の数が減少し、機能も低下してしまっていることが理由として考えられます。そのほか、新陳代謝が悪かったり、甲状腺機能が低下していたりと、人によって原因はさまざまですが、実は日常生活が原因となることもあります。

たとえば過度のストレス、睡眠不足などによる自律神経の乱れは、体内の機能低下を促します。これにより汗をかくにくくなる人も多いのです。また、水分の摂取量が少ないことも原因として挙げられます。体内に水分が少なければ、当然汗も形成されません。汗をしっかり出すためには、1日1.5リットルの水分摂取が必要と言われています。そのほか、夏場のエアコン依存症は、汗腺を怠けさせる原因となり、結果として汗の分泌を阻害します。もしこれらの原因に心当たりがあるのなら、ぜひ日常生活の中で対策を練ってみてください。

汗は2種類存在する!

一概に「汗」と言っても、すべて同じというわけではなく、2種類に分類することができます。それが、「痩せる汗」といわれる「良い汗」と、「太る汗」といわれる「悪い汗」です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

「良い汗」の特徴

そもそも汗をかくことで、人体に必要なミネラルや塩分は水分と一緒に体外へ排出されそうになります。しかし全身の汗腺がしっかりと機能していると、塩分やミネラルは体内に残しながら、不要な水分や老廃物のみを排出することが可能になります。この時分泌されるのが良い汗です。良い汗の特徴は以下の通りです。

  • 汗がさらさらしている
  • なめても味がしない
  • 臭くない
  • すぐに蒸発する
「悪い汗」の特徴

良い汗とは逆に、汗腺の機能が低下することで分泌されるのが悪い汗です。悪い汗は人体に必要なミネラルや塩分を含んでいるので、代謝を上げにくくします。特徴は以下の通りです。

  • 汗がべとべとしている
  • なめるとしょっぱい
  • 臭い
  • 蒸発しにくい

また、悪い汗は体の一部分、特に顔や首から出やすいことも特徴として挙げられます。悪い汗は体温調節もうまくできないので、暑い日は特に熱中症にかかりやすくなります。

デトックス汗をかこう!

人体には2つの汗腺が存在します。それが「エクリン腺」と「アポクリン腺」です。汗をかくときはほとんどエクリン腺から分泌されており、その汗は99パーセントが水分となります。一方で、アポルクリン腺から分泌される汗はドロドロとしており、「デトックス汗」と呼ばれています。これは中性脂肪や脂質、タンパク質、アンモニアなどの老廃物を含んでいるのですが、これらは体内にため込むことで肥満や病気の原因となります。したがって、ダイエットとしても、健康的な観点からも、まずは「デトックス汗」をかいて老廃物を排出することが必要です。「デトックス汗」をかくことは、基礎代謝のアップにもつながります。

「良い汗」と「悪い汗」の見分け方

良い汗と悪い汗は上記にあげた特徴を見極めるほかにも、見分け方が存在します。方法は簡単で、500円玉を額にくっつけるだけです。500円玉がすぐに取れてしまえばよい汗ですが、くっついてしまうと悪い汗が分泌されていることになります。

悪い汗を良い汗に!!汗腺トレーニング

ダイエットのためにも健康のためにも、何とか悪い汗を良い汗へ変えたいですよね。そこでおすすめしたいのが汗腺トレーニングです。日常生活の中で衰えた汗腺をトレーニングすることで、汗腺を活発化するほか、数を増やす効果が期待できます。早速その方法を紹介していきましょう。

手足の高温浴

手足の高温浴は、自宅でも簡単にできる汗腺トレーニングの一つです。特に汗腺が集まっている手足を高温のお湯につけることで、汗腺を鍛える効果が期待できます。具体的な方法は以下の通りです。

  1. 浴槽に42~43度のお湯を浅く張る
  2. 浴槽内に浴室で使う椅子(バスチェア)を入れ、その上に腰かける
  3. 膝下(両足)と肘下(両手)を湯船につける
  4. そのまま10~15分浸かる
  5. バスチェアを取り出し、湯船の温度を36~38度まで下げる(微温浴)
  6. 15分ほど全身で湯船に入る

湯船の温度を下げる際は、ぬるめのお湯や水を足して、お湯の量も増やしましょう。また、湯船にコップ一杯ほどのお酢を入れておくと、より発汗作用が期待できます。

自宅でできる洗面器足湯

40度以上のお湯を洗面器に貯め、足湯をすることも汗腺トレーニングとして有効です。早い人は2週間で効果が実感できます。

定期的にどっさり汗をかく

毎日ではないにせよ、定期的にどっさりと汗をかくことで、汗トラブルの解消にもなります。例えばホットヨガや岩盤浴などは、気分転換にもなりますし、ジョギングなどの激しい運動で汗をかくことで発汗を促すこともおすすめです。

いかがでしたか?「最近汗をかいてない」という人は特に、汗腺が衰えている可能性があります。ぜひ日常的に汗腺トレーニングを行い、「良い汗」を分泌するくせをつけましょう。

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