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半身浴ダイエットで心も体もリフレッシュ

 

半身浴といえばダイエットだけでなくデトックス効果がある方法としても人気があります。これを読まれている方の中にも、好んで行っているという人も多いのではないでしょうか?ただ、半身浴しているのに痩せないという方も中にはいるかもしれません。実は半身浴は、正しい方法で行うことによって、初めて効果が得られることがあるんです!

 

目次

痩せる効果はちゃんとある?

半身浴はデトックス効果をはじめとした、さまざまな良い効果があります。もちろん痩せる効果もしっかりあります。なぜ半身浴でやせられるのか、その理由について見ていきましょう。

消費カロリーは約100kcal程度

半身浴を1時間ほど行って消費するカロリーは、100~200kcal程度と言われています。あまり多くない、と思われるかもしれません。確かに数字だけみるとそうですね。ただしこれに加えて他の効果も重なることにより、ダイエット効果が高まるのが半身浴なんです。

血行促進で代謝アップ!やせやすい体質に

半身浴は全身の血行を促進する効果があります。血流がよくなると、代謝もアップします。代謝が高まるとその分脂肪が燃焼しやすくなり、太りにくい体質へと改善することができます。また、血行がよくなると疲労回復にも効果的です。それにより、睡眠の質が上がることもあります。

脂肪燃焼を早める

半身浴で代謝が上がることで脂肪が燃焼しやすくなりますが、体の内側から温まることもその助けとなります。熱いお湯につかるとすぐ温まるような気がしますが、実は外側しか温まっていないことがあります。半身浴なら内側からじっくりと温まるので、より脂肪が燃焼しやすい状態になるのです。

冷え性改善

体の冷えは血流が滞り、代謝を下げる要因です。半身浴はじっくりと体を温めるので、末端まで血流がよくなり、冷え性の改善に効果的です。冷えが解消されれば、血行促進から代謝があがり、脂肪燃焼へとスムーズに働くようになります。

むくみを解消してデトックス

体を太って見えさせるむくみは、リンパの流れが悪くなり、余分な水分や老廃物が排出されずに体内にたまってしまうことが原因です。半身浴を行うと、リンパの流れがよくなると同時に発汗作用もあり、体内の不要な水分や老廃物を流してくれる効果があります。これによって肌もつるつるになる、美肌効果も生まれます。

知っておこう半身浴ダイエットのやり方と時間

半身浴ダイエットの具体的な方法は次の通りです。自分の体調に合わせて行いましょう。

  1. お湯の温度は夏場は36~38℃、冬場など寒い時期は38~40℃に設定し、少し少なめにお湯を張ります。
  2. 室温は25℃前後が望ましく、お風呂の窓は開けないほうが調整しやすいです。
  3. お風呂に入る15~30分前にコップ一杯程度の水分を補給しておきましょう。お水でもいいですし、体が温まるようハーブ系の飲み物をとったり、ミネラルが入ったスポーツ飲料でも構いません。ただし糖分を含んだジュースや炭酸飲料は避けましょう。
  4. かけ湯か軽いシャワーを浴びてから湯船に入ります。胸の下から下半身がつかるようにしましょう。両手は湯船の外に出しておきます。手までつけてしまうと、お風呂から上がったときに体の熱を奪いやすいからです。
  5. 自分の体調に合わせ20~30分ほど半身浴をします。この間は読書をしたり、テレビを見たりマッサージ、瞑想など自分の好きなように過ごしましょう。もし途中で気分が悪くなったり体調がおかしいなと思ったら、無理せず早めに切り上げましょう。
  6. 30分以上行う場合は、水分を適宜摂取します。
  7. 体が温まったら、ゆっくりを湯船から出ます。一気にあがると貧血を起こしたり、フラッとすることがあるので注意してください。
  8. もう一度シャワーを浴びたり、体を洗ったりしてお風呂からあがります。
  9. 体を冷やさないよう、すぐに着替えて十分に水分を摂取します。肌も水分が失われていることが多いので、しっかりと保湿するようにしてください。

半身浴ダイエットの注意点

半身浴の効果を得るためには、正しい方法で行うことがポイントです。特に次の点には注意しましょう。

ぬるすぎず、熱すぎずの温度をキープ

お湯の温度は高すぎてものぼせやすくなったり、心臓などに負担をかけることになります。反対にぬるすぎては汗を十分にかけない可能性があります。だから季節に合わせ、38℃前後の適切な温度で入浴するようにしましょう。

また、お風呂の温度を保ちやすくするために、できるだけお湯につかっている間は胸から下の部分にかけて、お風呂のフタをしておくと効果的です。もしそれでもお湯が冷めてきたら、足し湯をして調整してみてください。

半身浴中は正しい姿勢をキープ

半身浴の最中、お湯から出ているのは頭から胸の下、両手という状態にして、首や頭を湯船にもたれかけないよう姿勢を正しておくこともポイントです。もたれかかると一見リラックスできそうに思いますが、血流を悪くする原因になります。

適宜水分補給を

30分以上半身浴を行う場合はもちろん、それ以外のときでも脱水症状を防ぐために無理せず水分補給を行いましょう。

寒いときはタオルなどで調整を

半身浴は胸から上の部分は湯船から出た状態で、冬場などは体が温まらないうちは寒く感じることがあります。そういうときは乾いたタオルを肩にかけたり、Tシャツや半身浴ケープを使って温まるまでしのぎましょう。

一日に何度も入るのはNG

半身浴は血行がよくなるので、気持ちよくなって何度も入りたくなるかもしれませんが、これはNGです。一日に何度も行うと、皮膚の水分が失われ肌がカサカサになる原因となります。

1回の時間は1時間前後が目安

半身浴は汗が出るくらいがベストです。そのためぬるすぎる温度で汗をかけずに1時間以上入っても、いい効果を得られる可能性は低いです。また、ある程度長い時間をかけて入浴することで効果が生まれるので、熱すぎてすぐ出てしまうのもNGです。

半身浴をする時間帯は就寝の2~3時間前がベスト

半身浴で体を温め、ちょうどいい体温となって眠ると質のいい睡眠をとることができます。そのために半身浴は眠る直前より、2~3時間前に行うことが効果的といわれています。

まとめ

半身浴ダイエットをする場合は、正しいお湯の温度と、入り方や時間を守ることが効果を得るポイントと考えられます。また、体調に合わせて入浴する時間は調整し、無理のない範囲で行うことが大切です。水分補給も十分に摂るようにしましょう。

短期間で効果が表れることは少ないですが、継続することで確実に体質を改善し、代謝が上がって脂肪の燃焼しやすい体へと変化しやすくなります。ダイエット!とそればかりに固執せず、ゆっくり湯船につかっている時間を自分だけのリラックスタイムと位置付けて、楽しく半身浴の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。