雑誌やテレビでもたびたび取り上げられ、話題を集めているピラティスとヨガ。やったことはなくても、名前を聞いたことはあるという人は多いのではないでしょうか。しかし一方で、ピラティスとヨガ、その違いやそれぞれの特色などはよくわからないという声も多いかと思います。そこで今回は、そんなピラティスとヨガについて、その違いや効果を紹介していきましょう。
雑誌やテレビでもたびたび取り上げられ、話題を集めているピラティスとヨガ。やったことはなくても、名前を聞いたことはあるという人は多いのではないでしょうか。しかし一方で、ピラティスとヨガ、その違いやそれぞれの特色などはよくわからないという声も多いかと思います。そこで今回は、そんなピラティスとヨガについて、その違いや効果を紹介していきましょう。
ピラティスとは、ヨガの技法を取り入れて確立されたエクササイズのことをいいます。ヨガによるストレッチ効果と筋肉を使ったウェイトトレーニングを融合させたピラティスは、精神的・肉体的に健康へと導いてくれると言われています。ハリウッド女優や、タイガーウッズなどの世界的に有名なスポーツ選手もピラティスを実践しており、美しい体作りやトレーニングの一環として取り組んでいるそうです。
ピラティスについて理解したうえで、ヨガと比べてどんな違いがあるのか紹介していきましょう。
ヨガはインドの地で、4000年以上も前から存在している考え方です。ポーズをして体を動かすことで心を鍛え、精神の健康を目指すヨガは、精神病の治療法としても活用されています。
一方で、ピラティスはヨガに影響を受けていますが、もともとはリハビリのメニューとして確立されたトレーニング方法です。狭いスペースでも行うことができ、インナーマッスルを鍛えることもできるとあって、注目を集めてきたエクササイズとなります。
一見似ているように見えるピラティスとヨガですが、違うところもたくさんあります。そもそも先述したように、ピラティスはヨガの影響を強く受けて確立されたエクササイズであり、精神をリラックスさせ、ストレスをなくす目的があるという点は類似点と言えます。
しかし、ヨガが精神面に重きを置くことで、心の充足を最終目標としているのに対し、ピラティスはあくまでエクササイズとして、肉体に重きを置き、インナーマッスルを鍛えることを目標としています。
実際に、ピラティスとヨガでは呼吸法にも違いがあります。ヨガの場合、副交感神経を活発にし、リラックス状態を作り出すための腹式呼吸をしながら行うのに対して、ピラティスの場合は胸式呼吸をしながら体を動かしていきます。
胸式呼吸は、腹式呼吸とは真逆で、交感神経を活発にさせながら筋肉を緊張させる効果があり、これにより筋肉に負荷がかかるので効率の良いエクササイズを行うことが可能です。
また、ピラティスとヨガではポーズや体の動かし方も異なります。ヨガの場合は、リラックスしながらストレッチを行うポーズが多くありますが、ピラティスの場合は筋肉を使うポーズが多く、ボールやマットを使いながらさらに負荷をかけていくものもあります。実はピラティスの方が、ヨガに比べて運動量が多く、難しいポーズが多いのです。
ピラティスとヨガ、その違いは理解できても、どちらが自分に合っているかわからないという人は多いかと思います。そこで今一度考えてほしいのが、「どうしてピラティス・ヨガをしたいのか」ということです。
例えばダイエット目的だとしても、上半身、下半身のどちらが気になるのか、人によって違いますよね。もし上半身をシェイプアップしたいのなら、上半身をリラックスさせることができるヨガがおすすめですし、下半身ならば、お腹やお尻、足の引き締めに効果があるピラティスがおすすめです。
また、太っている原因が、筋肉なのかむくみなのかも判断材料となります。むくみが原因ならば、自律神経やホルモンバランスを整えてくれる効果があるヨガがおすすめです。自律神経やホルモンバランスを整えることで、内臓や腎臓の働きを正常化してくれるほか、体内の水分代謝を整えてくれます。
一方で、若いときにスポーツをしていた、もしくは姿勢が悪い、歩き方が悪いことで一部の筋肉が盛り上がってしまっている人は、この筋肉によって太っているように見えてしまいます。これは普段よく使っているアウターマッスルが鍛えられてしまっていることが原因なのですが、ピラティスならばアウターマッスルをリラックスさせ、インナーマッスルを鍛えることができるので、筋肉太りを解消することが可能です。
また、ストレスが溜まっている人は、リラックス効果の高いヨガがおすすめです。やけ食いやドカ食いをしてしまう傾向にあるのなら、ヨガで心身ともにリラックスすることで解消できますよ。
最後に、ピラティスの効果をいくつか紹介していきましょう。ピラティスは胸式呼吸をしながら行うため、1回1回の動きは普通の運動よりもきつく感じる人も多いですが、その分効果が高く、さまざまな効能が期待できるのです。
ピラティスはインナーマッスルを鍛え、骨盤のゆがみを整える効果が高いエクササイズです。特にお腹周りのインナーマッスルを鍛えることで、下がり気味だった内臓をぐっと上げることができるので、お腹がぺったんこになります。手足も同様に、インナーマッスルを鍛えることですらっとした美しいものになることが期待できます。また、骨盤をはじめとする体のゆがみを解消することで、体が本来の代謝機能を取り戻し、ダイエット効果も高まります。
アメリカでは、腰痛を治すためにピラティスを行うことは当たり前になっています。ピラティスによってインナーマッスルを鍛えることで、痛みの原因となる背骨の周りに、筋肉でコルセットを巻いているような状態を作り出すことができるので、加齢によって起こる腰痛も解消できます。そのほか、ピラティスを行うことで、歳をとると固定されがちな24本の脊髄を動かすことが可能になり、腰痛も改善されると言われています。
ピラティスでは、アライメントと呼ばれる左右のバランスを確認するという動作を行います。これにより、左右の筋肉をバランスよく強化できるので、正しい姿勢を持続することができます。加えて、背骨を意識することで、背骨を正しい位置に置く力を高め、きれいな姿勢を作り出すことが可能です。また、姿勢を整えることで、肩こり解消も期待できます。
ピラティスを行うことで、体の硬い部分がほぐれていき、その部分の血流の改善も期待できます。血流が良くなることで、体の隅々まで血液が行き届くようになり、冷え性や肩こりも解消できるのです。
ピラティスの際、胸式呼吸を行うことで、頭と体が活性化されます。胸式呼吸は自律神経を整える効果もあるので、ストレスから派生する自律神経の乱れを改善することも可能です。また、レッスン中自分の体と向き合うことで無心状態になり、悩みが頭から消えていくのが分かります。終わった後は、やる気と爽快感に溢れている状態になる人も多いそうです。
そんな方におすすめなのがオンラインエクササイズの「フィット・リブ」
フィット・リブとは
月額約700円から150本以上のフィットネット動画が見放題!!
ジムやヨガ・ピラティス教室に通っていたけど、育児で忙しくていけなくなった方も多いのではないでしょうか。行きたいのに行けないをフィット・リブなら解決できます。
パソコン、TV、スマートフォン一つでプロのレッスンが受けられ、ピラティスやヨガだけではなく、筋トレやボクササイズ、ストレッチなどなど各分野の人気インストラクターが教えてくれるんです。
友達や恋人、家族で一緒にできるのでより楽しんで運動ができると思います。
何より好きな時に好きな場所でレッスンができるのが最大の魅力ではないでしょうか。