「痩せたいけれど、食事制限も運動も続かない……」そんな悩みを抱えている人は多いと思います。もしあなたがダイエットに挫折した経験をお持ちなら、キムチダイエットを試してみてはいかがでしょうか?キムチダイエットは、まず続けやすさで成功率が上がります。さらに「他のダイエット法が体質のせいでうまくいかない人でも、痩せられる」可能性を秘めたダイエット法なのです。
苦手な人でも大丈夫◎食べ方は無限大、キムチダイエット!
「痩せたいけれど、食事制限も運動も続かない……」そんな悩みを抱えている人は多いと思います。もしあなたがダイエットに挫折した経験をお持ちなら、キムチダイエットを試してみてはいかがでしょうか?
キムチダイエットは、まず続けやすさで成功率が上がります。さらに「他のダイエット法が体質のせいでうまくいかない人でも、痩せられる」可能性を秘めたダイエット法なのです。
キムチダイエットとは?
キムチダイエットはその名のとおり、キムチを使ったダイエット法です。食事の内容にキムチを取り入れるという方法なので、実行しやすいのが魅力。偏見かもしれませんが、キムチの本場韓国には痩せた人が多いような気がしませんか? 毎日キムチを食べるダイエット効果が知らずに現れているのかもしれませんね。
キムチの辛さが苦手な人でも、そのまま食べるのではなくアレンジメニューを使えば大丈夫!
キムチは日本風に言えばお漬物のようなもの。野菜がメインですからとってもヘルシーで、カロリーは控えめです。食べ過ぎても問題がないうえに痩せることができるのですから、今日にでも食卓へキムチを取り入れ始めてはいかがでしょうか?
キムチダイエットの3つのやり方
1 食事にキムチを取り入れるだけ
キムチダイエットの基本は、毎日通常の食事のメニューにキムチを追加するだけでOKです。食べ方は、食事とともにお漬物代わりに食べるのが最も一般的かもしれませんね。毎日同じキムチでは飽きてしまうかもしれないので、キムチを使ったアレンジメニューを取り入れてみるのも良いでしょう。
2 食後にシメのキムチ
ダイエットの効果をより高く得ようと思うのなら、食べ方を少し工夫してみましょう。
まず、キムチを食べるタイミングについて。先に触れたように「お漬物代わりとして」キムチを食べても良いのですが、効果を高めるには「食後のシメ」としてキムチを食べてみてください。気を付けたいのが、おなかがいっぱいの状態へ最後にキムチを追加するのではなく「最後のキムチで食事が終了」となるように食べる量を調整することです。
3 キムチで置き換え
さらに劇的なダイエット効果を得られる食べ方があります。それは、置き換えダイエットをキムチで行う方法です。1日3食のうち1食を、キムチオンリーの食事に変更してみましょう。短い期間で確実に体重を減らすことができるはず!
ただし置き換えダイエットは、通常の食事に戻せばリバウンドをするリスクと背中合わせ。さらにキムチは刺激の強い食品なので、1食をキムチのみにした生活を続けると、胃腸に負担がかかる可能性があります。おなかがあまり強くない人にはオススメできません。
キムチダイエットの効果は?
血糖値の上昇を抑える
キムチには、血糖値の上昇を抑える効果があります。食事を取ると、どうしても血糖値が上昇してしまうものですが…… 上昇が大きかったり急激だったりすると、肥満の原因になることをご存じですか?
そのため、なるべく血糖値の上昇が少ない食品を選んで食べるダイエット法が流行した時期もありました。しかし「血糖値が上がりやすいのはどの食品なのか?」「上がりにくいのはどれか?」などなど…… 覚えることが多すぎて、長続きしなかった人も多かったのではないでしょうか?
キムチダイエットなら、普段の食事メニューには好きなものを食べて、キムチの効果で血糖値の上昇を抑えるだけ。覚えることも少なく、長続きしそうですよね。
体内からの温め効果
「キムチを食べてなぜダイエットになるのか?」その秘密は、キムチに辛い味をつけている唐辛子にあります。唐辛子に含まれる「カプサイシン」という成分が秘密のカギ。これには、体を内側から温める効果があります。唐辛子が寒い季節のメニューによく使われたり、冷え性の人にオススメされたりと活躍する姿に覚えはありませんか?
体が温まると、さまざまなダイエット効果がさらに広がります。例えば、血液の流れが促進されること。これにより老廃物の排出が活発になり、むくみを改善してセルライトの発生を防ぐのです。また、代謝が活発になるため脂肪が燃焼しやすくなります。太りにくく痩せやすい体質へと変化していくのです。
便秘の解消に役立つ2つの要素
キムチはさまざまな野菜を使って作られます。日本で販売される一般的なキムチは、白菜を使ったものが多いですね。どんな野菜にも食物繊維が多く含まれているものですが、白菜は特に繊維の多い食材。この食物繊維が、便秘の解消に役立ちます。便秘も肥満の原因のひとつなので、これを解消できることもまたダイエットに良い影響を与えるのです。
さらに、先に触れたようにキムチダイエットには発酵させて作る熟成キムチがオススメですが、これは発酵させることでキムチに乳酸菌が含まれるため。乳酸菌も便秘の解消に役立つことは、もちろんご存じですよね。キムチが持つ食物繊維と乳酸菌のダブル効果で、腸の働きを活性化させ、便秘からくる肥満とはサヨナラしましょう。
諦めかていた人にも
代謝を高めることで、太りにくい体質へと変化させることは可能です。しかし、もっと根深い生まれつきの体質で「太りやすい人」は存在します。そんな人は今までさまざまなダイエットを試して効果が得られず、挫折を繰り返してきたかもしれませんね。キムチダイエットは、生まれつき太りやすい体質であっても、ダイエット効果を得られたケースが多く報告されているようです。
「今までどんなダイエットをしてもダメだった」という人は、諦める前に最後にキムチダイエットを試してみてはいかがでしょうか?
どんなキムチがおすすめ?
キムチは韓国の家庭料理で、家の数だけキムチのバリエーションがあるといっても過言ではありません。といっても、キムチダイエットは自家製である必要はないので、日本では市販のキムチを使いましょう。
キムチを選ぶときにチェックしたいのが「熟成タイプ」であるかどうか。海産物が原材料に含まれていれば、海産物の成分で発酵させて熟成キムチになっています。しかし発酵させたキムチは少しクセが強く、日本では製品としてウケが弱いため、発酵させていないタイプの浅漬けキムチも販売されているのです。その場合は原材料は野菜のみ。
熟成ではないキムチはクセがなく人気の高い製品ではありますが、ダイエットにはあまり向いていません。キムチダイエットをするのなら、熟成キムチを選びましょう。
オススメの食べ方は、相乗効果が狙える「納豆」をプラス!
キムチダイエットはキムチを食べて痩せるダイエット法ですが、キムチと一緒に特定の食品を取ることでさらに効果を高めることができます。
キムチのダイエット効果を高める食品とは、納豆です。納豆には「納豆キナーゼ」という成分が含まれていて、血液のドロドロ感を改善する効果があります。キムチに使われているニンニクにもまた、血液をサラサラにする効果があるため、ふたつの相乗効果が期待できるのです。
血液がサラサラになれば、血管内で流れやすくなり血行が良くなります。血行が良くなると老廃物の排出がスムーズに行われるようになり、むくみを予防できるのです。むくみは、放置すると脂肪と結合してセルライト化することもあるため、軽視できません。納豆とキムチを一緒に食べて、しっかり対策しておきましょう!
食べ方は、1パックの納豆に、キムチを40g前後混ぜます。キムチの辛さを納豆が緩和してくれるので、辛いものが苦手な人にもピッタリ! 食べるタイミングは、おかずとして食べたり食後に食べるよりも、食前に食べるのがオススメです。
納豆以外にも、一緒に食べるとキムチのダイエット効果をさらに高めてくれる食品があります。組み合わせを変えると、同じキムチを食べ続けていてもバリエーションが広がり、飽きにくくなるのでオススメ! 以下の食品をキムチと合わせて食べてみましょう。
1.豚肉
2.オリーブオイル
3.大根おろし
4.豆腐
3つの注意点
1 食欲が増してしまう
キムチの味付けに使われている唐辛子…… これに含まれるカプサイシンには、食欲を増す効果があります。ダイエットのために食事にキムチを取り入れているのに、食べる量が増えてしまっては本末転倒ですよね。健康のためにも、食欲に負けずに腹八分目を意識しましょう。
2 においが気になる
キムチにはニンニクが使われているので、口臭や体臭のケアには気を使わなければいけません。キムチダイエット実行中は毎日キムチを食べるのですから、学校や職場で「あの人いつもキムチ臭い……」なんて思われたくないですよね!?
ニンニク臭は口だけではなく内臓からもじわじわと発生するものです。歯磨きはもちろん、市販のブレスケア製品も活用して、しっかりとニオイ対策をしましょう。
3 胃に優しくない
唐辛子は刺激が強い食品です。そのため、たっぷりの唐辛子で味付けをされたキムチを毎日食べるとなると、胃に負担がかかってしまうでしょう。キムチダイエットは、キムチ以外の食事内容にあまり制限がないのが特徴です。他のメニューでなるべく消化が良いものを選ぶなど、胃腸への負担を軽くする工夫をしてみてください。
まとめ
キムチダイエットについてご紹介いたしました。「なぜキムチを食べると痩せられるのか?」がお分かりいただけたかと思います。キムチの食べ方にはさまざまな工夫ができるので、あなたなりの楽しい食べ方を見つけてみてください!