「うどん」というと「ダイエットどころかむしろ太りそう!」というイメージを抱いている人が多いかもしれませんね。しかし、食べるタイミングや乗せるトッピングなどの注意点さえ守れば、うどんでダイエットをすることが可能なのです。つらい食事制限をする必要はなし! おいしいうどんでダイエットを始めてみませんか?
「うどん」というと「ダイエットどころかむしろ太りそう!」というイメージを抱いている人が多いかもしれませんね。しかし、食べるタイミングや乗せるトッピングなどの注意点さえ守れば、うどんでダイエットをすることが可能なのです。つらい食事制限をする必要はなし! おいしいうどんでダイエットを始めてみませんか?
うどんダイエットとは、主食をお米からうどんに変更することで行うダイエット法です。といっても、よくある単品ダイエットのように、うどんしか食べられないわけではありません。置き換えも1日3食のうち1食だけでOKです。
「こんなユルい制限のみで本当に痩せるの?」と思いましたか? 確かに、うどんダイエットに即効性はありません。しかし、ダイエットはもともと長期計画でじっくりと取り組むべきものです。急激なダイエットは健康にも良くないので、オススメできません。
1日3食のうち1食の主食を、お米からうどんに置き換えましょう。残りの2食はいつもどおりに食べてください。普段からガッツリご飯を食べるタイミングを、うどんに置き換えると効果的です。例えば、普段は朝食を軽めにしか食べない人が、うどんでシッカリ朝食を食べるようになるのは逆効果なので注意!
うどんは血糖値が上がりやすい食品です。昔、流行した「低インシュリンダイエット」では、血糖値が上がりやすいうどんはNG食品とされてきました。しかし、食前に牛乳を飲んだり主食の前に野菜を食べることで、その問題は解決します。うどんダイエットでは血糖値はあまり重視しませんが、気になる人は牛乳や野菜で対策をしてみましょう。
「普段、朝食や昼食が軽め」という人は、最もシッカリ食べる夕飯をうどんに置き換えてみてください。ただし、生活習慣に個人差はありますが…… 夕飯を食べた後はくつろいで寝るだけという人が多いですよね。
昼食を食べた後の午後の活動量と比べると、カロリー消費量は微々たるものになってしまいます。そのため、昼食をうどんに置き換えるときと比較して、トッピングのカロリーにもいっそう気を遣わなければいけません。例えば、トッピングに天ぷらはカロリーが高くなりすぎるのでNG!
りんごダイエット、パイナップルダイエット、などなど…… 特定の食品のみを食べ続けるタイプのダイエット法が、流行したことを覚えていますか? しかし、このタイプのダイエット法の多くは、健康面で疑問が残ります。目標体重を達成後は、制限をやめて好きなものを食べ始め、とたんにリバウンドしてしまう……! 食事制限をして痩せたとしても、そんなリスクが伴うのです。
うどんダイエットは「ダイエット期間中うどんしか食べてはいけない」という制限のあるダイエット法ではありません。健康面で影響のないよう必要な栄養はしっかりと摂取しつつ、痩せられるのです。
うどんダイエットの秘密は、お米とうどんの違いにあります。カロリーや炭水化物、ともにお米よりもうどんのほうが少ないのです。お米もうどんも炭水化物ですから「炭水化物抜きダイエット」を考えるとどちらも制限の対象。しかし、このダイエット法も前述の単品ダイエットのように、きつい食事制限によるリバウンドリスクが高いのです。
同じ炭水化物でもよりカロリーが低いうどんを主食とし、お米を避けながらも通常の食事を続けて栄養を摂取していくのが、うどんダイエット! きついガマンをする必要がないので、リバウンドの可能性は低くなり継続もしやすいのです。
カロリー面だけではなく、うどんはお米よりも消化しにくい食品である点も見逃せないポイントです。消化しにくいということは、消化活動のために使われるカロリーも高いということ。摂取するカロリーはお米より低く消費するカロリーはお米より高いのですから、主食をうどんに切り替えるだけで痩せるのも当然ですね。
コシの強いうどんを食べるときには、無意識によくかんでいることでしょう。これもダイエットには良い傾向です。あごを動かすと満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎを抑制します。さらにあごの筋肉が鍛えられ、フェイスラインがシャープになる可能性も!
どんなダイエットでも、継続できなければ意味がありません。目標を達成できるまで継続するには、モチベーションの維持はもちろん大切ですが、金銭面で無理がないことも重要な要素のひとつ。うどんは高級な食材ではなく、スーパーでは安売りされやすい食品です。普段の食費と比較して、ダイエット中の食費が大幅に変動することはないでしょう。
うどんはコシが強いものを選びましょう。あまり煮込み過ぎないこと、また、のびないようにできあがったらすぐに食べてしまうことも大切です。消化の悪さがダイエットに役立つとはいえ、胃にやさしくないことは確かですから、よくかんで食べましょう。先に触れたように、あごを動かすことで満腹中枢を刺激したりフェイスラインをスッキリさせる効果が期待できます。
他にも、かむ動きは脳にも刺激を与え、集中力が増す点にも注目したいところ! うどんに置き換える食事を昼食にした場合は、午後の仕事や授業への姿勢も変わるかもしれませんね。
主食が白いご飯だと、おかずが欲しいですよね。うどんに具を乗せて食べれば、別途おかずを用意しなくても満足感が得られるのも、うどんのメリット。また、うどんに乗せる具を工夫することで、さらにダイエット効果を高めることもできます。
食事の内容をうどんオンリーに制限するのは、健康面からオススメできません。必ず具材を乗せて、栄養をバランス良く摂取できるように気を付けましょう。
まず野菜や山菜、海藻、キノコ類などで繊維を取りましょう。カロリーが低いのに食べごたえはバツグン!栄養の偏りが気になるときには、卵がオススメです。卵は、ヒヨコという命を構成するために必要な栄養素のすべてが詰まった、小宇宙のようなもの。不足しがちな栄養を補ってくれます。
また、畑のお肉と呼ばれる大豆も良いですね。大豆製品は、納豆、油揚げ、豆腐などバリエーションも豊富!
「1日3食のうち1食を置き換えるだけでダイエットになる」と聞いて「もっと早く大きな効果が出てほしいから、3食すべてうどんに置き換えよう」と思ってしまった人はいませんか? これは絶対にやってはいけません。
3食すべてうどんに置き換えると栄養が偏り、体が飢餓状態と勘違いしてしまいます。すると、体が「入ってくる食物からできるだけカロリーを絞り取り、脂肪を蓄えるモード」に切り替えられてしまうのです。こうなってしまうと、リバウンドまでは時間の問題。運が悪ければ、ダイエットを始める前よりも太ってしまうなんてことも……!
栄養の偏りがないように、またモチベーション維持のため飽きがこないように、トッピングでバリエーションを広げることをオススメしてきました。しかし、ここでカロリーの高いトッピングをえらんでしまっては本末転倒です。あくまでも、自分がダイエット中であることを忘れないようにしましょう。
うどんダイエットの方法をご紹介いたしました。どちらかといえば太りそうなイメージの強いうどんでダイエットができるなんて、驚いた人も多いのではないでしょうか? とはいえ、やり方を間違えては逆に太ってしまうリスクがあることも確かです。ご紹介した注意点をしっかりと理解し、うどんダイエットでキレイになりましょう!