バランスボールエクササイズで、美BODYを手に入れよう!
ダイエット用のグッズはさまざまなものが登場していて、目移りしてしまいますよね。雑誌の通販広告やテレビショッピングなどでも、よく目に付きます。最近では、ホームセンターでもダイエットグッズコーナーが設置されていたり……。
なかでもバランスボールは取扱店が多く、手に入れやすいダイエットグッズのひとつ。もしかすると「流行した時期に購入したけれど、使い方がわからずしまい込んでいる」なんて人も、いるかもしれませんね。
そこで今回は、バランスボールを使ったエクササイズをご紹介いたします。気軽に始められるのに、ダイエット効果はバツグン! 押し入れでホコリをかぶっているバランスボールを取り出して、早速始めてみましょう!
目次
バランスボールとは?
スポーツジムでも、バランスボールを使ったトレーニングメニューがあります。しかし、ボールさえ購入してしまえば、ジムに通うのと同等の成果を自宅で得られるのが、バランスボールの魅力です。
先に触れたように、スポーツショップやホームセンターでの取り扱いも多いので、購入しやすいのもうれしいポイント。バランスボールに乗る基本的なトレーニングなら、集中する必要がなくテレビを見ながらでも可能です。このように、日常生活のくつろぎタイムをトレーニングに当てられる点も魅力のひとつ!
バランスボールの効果
インナーマッスルを鍛えよう
バランスボールに期待できるのは、インナーマッスルを鍛える効果。
筋肉には大きく分けて「アウターマッスル」「インナーマッスル」の2種類があります。その名のとおり、インナーマッスルとは体の内側深くにある「深層筋」のこと。関節を固定したり内臓を支えたりしている筋肉です。
これが発達していないと、重力に負けて内臓の位置が下がってしまったり、内臓の働きが悪くなったりします。さらに、内臓の周りに脂肪がつきやすくなるので、さまざまな面からぽっこりおなかの原因ができてしまうのです。
インナーマッスルを鍛えるためには?
インナーマッスルは、スポーツで体を動かしたり筋トレをしたりといったトレーニングでは鍛えられません。これらのトレーニングで鍛えられるのは、アウターマッスルなのです。インナーマッスルを鍛えるには、通常の筋トレとは違うトレーニングをしなければいけません。
そこで役立つのが、バランスボールなのです。バランスボールに乗って、転げ落ちないように姿勢を保ちバランスをとるために必要な筋肉が、インナーマッスル。ただバランスを取り続けるだけで、無意識にトレーニングができてしまうのです。
基礎代謝や骨盤に良いことばかり!
インナーマッスルを鍛えるメリットは、ひとつに基礎代謝の向上があります。基礎代謝は、日常生活や生命活動で消費されるカロリーに影響するもの。つまり基礎代謝が上がれば、運動をしなくても普通に生活しているだけで、ある程度のカロリーを消費できて太りにくいのです。
骨盤のゆがみが改善されるのも、バランスボールのメリットのひとつ。例えば、骨盤がゆがんで開いていると、インナーマッスルの衰えにより下がってきた内臓を受け止められません。より下のほうまで内臓が下がり、おなかがぽっこりするばかりか健康にも影響が出てしまいます。
また、骨盤のゆがみは血行が悪くなったり、老廃物の排出がうまくできなくなったりする原因でもあります。これらはむくみの原因となり、そこから肥満へつながる第一歩になりかねません。
バランスボールダイエットの限界
バランスボールを使えば、太りやすくなるさまざまな原因を取り除けます。ただし「バランスボールにただ乗るだけ」のエクササイズが効果的なのは、骨盤にゆがみがあったりインナーマッスルが衰えている人。既にシッカリしている人がそれ以上のダイエット効果を望むのならば「バランスボールに乗る」だけでは不足かもしれません。
後にご紹介するやり方を参考に、一歩進んだエクササイズに挑戦してみましょう!
バランスボールの選び方
バランスボールにはいくつかの種類があり、小さいものではバレーボールサイズやハンドボールサイズもあります。今回ご紹介するエクササイズは、上に乗って全身の体重を委ねるタイプの大きめサイズを使うものばかり。
さらに、このタイプのボールにも細かいサイズの違いがあります。体に合った椅子をえらんだり身長に合わせて椅子の高さを調節するように、バランスボールも自分の身長に合ったサイズを選ばなければいけません。以下を参考にして、ちょうど良いボールを選んでください。
身長155cm以下 55cmボール
身長155cm~175cm 65cmボール
身長175cm以上 →75cmボール
バランスボールの効果で痩せる!!エクササイズ方法
では、バランスボールを使ったエクササイズ方法をご紹介していきます。
体の気になる部位によって、効果的なやり方を選んでチャレンジしてください!
背中
四つんばいになって右手と左足、または左手と右足をまっすぐ伸ばして上げるという、体幹トレーニングがあります。効果は高いのですが、慣れなければ難しいトレーニングです。不安定なうえに体重を支えるのが片手片足のみになるため、体重が重い人は負担が大きいというデメリットも。
そこで役立つのが、バランスボールです! バランスボールを体の下に置いて行うことで、手足の負担を軽くできます。
STEP1
バランスボールの上にうつぶせになります。
STEP2
手のひらと膝を床について、四つんばいのポーズをとります。
STEP3
右手と左足をあげ、手の先から腰を経由して足のつま先までが一直線になるように伸ばします。
STEP4
手足を伸ばしきったら静止します。
STEP5
上げた手足をゆっくりと戻して、元のポーズへ戻りましょう。
3から5を12回繰り返して1セットとし、左右を入れ替えてもう1セット行ってください。
二の腕
STEP1
ボールを壁につけて置き、背もたれにするように床に座ります。
STEP2
足は前に出し、ひざを軽く曲げて立てます。
STEP3
腕を後ろ側に回し、ボールをはさむように乗せて押さえつけます。
STEP4
ボールに乗せた腕と床につけた足の裏のみで体重を支えるように、腰を持ち上げましょう。
STEP5
上がるところまで腰を上げたら静止し、ゆっくりと元に戻ります。
4から5を10回前後繰り返して1セットとし、1日2セット行ってください。
ヒップアップ
![](https://nanairo.jp/wp-content/uploads/2016/09/9bf87a064b40584a87a400b135815bb7-1.jpg)
STEP1
床に仰向けに寝転がり、脚の下にバランスボールをセット。
STEP2
ひざを伸ばし、ふくらはぎをボールの上に乗せます。
STEP3
両腕を左右に広げて床を押さえ、体を安定させます。
STEP4
片脚をボールに乗せたまま、もう片方の脚を上に上げます。
STEP5
ひざは伸ばしたまま、太ももの付け根から上げましょう。
STEP6
上がる限界まで上げたら静止し、ゆっくり戻します。
STEP7
もう片方の脚も同じように上げ、戻します。
4から7までを1回とし、30回繰り返して1セットとします。これを1日3セット行ってください。
腹筋
![](https://nanairo.jp/wp-content/uploads/2016/09/fc79e801eb0194d2a981c0e20c742899.jpg)
STEP1
床に仰向けに寝転がり、バンザイのポーズでバランスボールを両手で持ちます。
STEP2
ひざを伸ばしたまま、太ももから足を上げます。
STEP3
上半身を起こしてボールを持ち上げましょう。
STEP4
手に持っているボールを足に渡します。床に接しているのはお尻だけの状態。
STEP5
足でボールをはさんで受け取り、床へ下ろします。
STEP6
上半身を元の「バンザイポーズで仰向け」に戻します。
STEP7
同じように、今度は逆に足から手へボールを渡しましょう。
2から7までを1回とし、6回~10回行います。
まとめ
バランスボールを使ったエクササイズをご紹介いたしました。
「過去にバランスボールを購入したことがあっても、イマイチ活用しきれていなかった」という人はもちろん、これから購入するという人にも! 新たにバランスボールを購入する場合の選び方についても触れておりますので、ぜひ参考にしてください。
バランスボールエクササイズで、美BODYを手に入れましょう♡