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再ブーム!ルイボスティーをダイエットサポートに!

 

ノンカフェインで妊婦にも優しいハーブティーで、ダイエットを実践している人も多いかと思いますが、中でもルイボスティーは人気のあるハーブティーの1つです。ルイボスティーはダイエットや健康にいいといわれていますが、効果的にダイエットするには、飲む工夫が必要です。

目次

ルイボスティーって?

外食業界で有名なゼンショー系のファミレス、株式会社ココスジャパンでも、ルイボスティーがドリンクメニューになっているくらい、ルイボスティーは一般的になってきました。

しかし、そもそもルイボスとはどんな植物なのでしょう。その名前の響きからトロピカルなイメージがありますが、原産地でもあり、唯一の生産地は、南アフリカ共和国です。ルイボスは、ケープタウンから北に200 kmほど離れたセダルバーグ山脈に囲まれた地域でしか生産されていない貴重な植物です。

植物自体は、いわゆるブッシュ系の植物を想像してもらえれば一番わかりやすいと思います。ルイボスは、現地の「赤い茂み」を指す呼称で、学名はアスパラサス・リネアリスといいます。

20世紀になって、この地域を植民地として支配していたイギリスやオランダで普及し、広くヨーロッパ各国に広まっていきました。ルイボスティー自体は南アフリカの現地で愛用されていたのですが、日本に入ってきてからはまだ25年ほどで、世界的に飲まれる嗜好品としては、比較的新しいお茶といえるでしょう。

ルイボスティーが健康に良いらしい(飲むと長生きする)というのは昔から何となくわかっていたようなのですが、近年、活性酸素を抑えるSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)様酵素が含まれていることが判明し、科学的にも効果のある「ハーブティー」として注目するに至っています。

ルイボスティーの栄養は?

芸能人も愛用し、その効果も雑誌などで紹介されて再び話題になっているルイボスティー。

ルイボスティーの栄養成分としては先ほど紹介したSOD様酵素に加え、タンニン(ポリフェノール)やカルシウムなどが豊富な飲み物です。

マグネシウムは、糖をエネルギーに変換する時に必要な栄養素であり、体内の水分を腸に集める作用によって便秘を改善し、いわゆるデトックス効果があります。さらに、ストレスを軽減する効果もあるので、ストレスによるリバウンドも防ぐことができます。

ルイボスティーが再びブームになった理由は?

ルイボスティーはダイエットに悩む人だけでなく、健康維持のためにも良い飲み物として期待されています。

  • 活性酸素を抑制し、肌の老化を予防する
  • 疲労回復
  • ストレスの軽減
  • 便秘の解消
  • 肝臓の解毒作用を助け、負担を軽減する

人に悪影響を及ぼす活性酸素。様々なところで過剰に存在すると健康被害をもたらす厄介者です。お肌には、肌の細胞を老化させ、かさかさ肌や肌荒れの原因になります。

ルイボスティーで注目されているSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)様酵素は、その活性酸素を除去する役割を果たしてくれます。SODは活性酸素を除去する酵素のことですが、これと同じ働きをする酵素がルイボスティーにも含まれているのです。これにポリフェノールなどの抗酸化物質がともに働いて、活性酸素を効率よく除去してくれるのです。

活性酸素はある程度必要ですが、現代の生活では、精神的ストレスや体に悪い環境物質の増加に伴い、過剰に生産されてしまう環境にあり、SODを外から摂取する必要があります。その対策としてポリフェノールも豊富なルイボスティーは理にかなった飲み物です。

ルイボスティーの良いところは、便秘を解消することにより、内からダイエット効果を期待できることにあります。無理に食事制限することなく痩せていくので、他のダイエット法の一部にあるようなリバウンドや、かえって体が弱くなる心配もありません。

おいしく飲むためには?

ルイボスティーを初めての人は、「湿布みたいなニオイ」が苦手という声も聞きます。苦みはないのですが、慣れるのに時間がかかるかもしれません。

香りが苦手な人は以下のような工夫をしてみるのもおすすめです。/p>

  • ミルクティーにしてみる
  • 他のお茶とブレンドする
  • 水出しで飲む
  • 余り濃くしない
  • ペットボトルのものを活用する

他にはテレビで紹介もされたようですが、水600ccに対して、ティーバッグ1袋を入れて沸騰させ、カップに好みの果物を入れて熱々のルイボスティーを注いだフルーツティーも飲みやすくなります。ハチミツを入れるとさらにおいしくいただけます。

ダイエットに用いるには朝が適していますが、夜寝る前に飲めば安眠ができ、スッとレスが減って太りにくい体質になります。

副作用と注意点

ノンカフェインでポリフェノールも多く、ダイエットにも効果があるルイボスティー。しかし大量に飲むのは禁物です。

重大な副作用はないとされるルイボスティーですが、たくさん飲み過ぎると下痢をする人もあります。これは、腸に水分を集める効果が、元々軟便の人には強すぎるために起きる現象です。日頃から下痢気味の人は少しずつ量を加減しながら試していきましょう。また、リラックス効果が効き過ぎて中には眠くなるような場合もあるようです。運転が危ないというほどではありませんが、念のため、集中力が必要な仕事や運転前は避けた方が良いかもしれません。

1日の目安としては、1日コップに2杯から3杯、1リットルを1日で飲む位を目安に考えましょう。

ルイボスティーダイエットでは、「飲むだけで痩せる」というキャッチフレーズをウリにしているサイトもあるようですが、サポートをしてくれるだけで痩せることはありません。運動や食事、生活の改善を並行して行いましょう。

ダイエットのサポートに!

ルイボスティーは、ダイエットサポートに用いる素材としては最適な飲み物の1つです。

ノンカフェインで便秘の改善、SOD酵素による活性酸素の除去が期待でき、健康的にダイエットができます。

ネット通販の他、一般的なスーパーでも見かけるようになり、手軽に始められるハーブティーとなりました。副作用はほとんどないのですが、場合によっては下痢を引き起こしたり、香りが苦手な場合もあるので、ペットボトル飲料から始め、1日2~3杯を目標に徐々に増やしていきましょう。