ダイエットに対して「好きなものが食べられない食事制限」「きつい運動」など、つらいイメージを持っていませんか? 楽をして痩せたいと思うのなら「ダイエット器具やサプリメントを購入」「ジムに入会」など、お金がかかるイメージもあるかもしれません。しかし、つらい思いもせずお金もかけずに、痩せられる方法はあるのです。
まずは、すぐに始められるウォーキングを試してみませんか?
ダイエットに対して「好きなものが食べられない食事制限」「きつい運動」など、つらいイメージを持っていませんか? 楽をして痩せたいと思うのなら「ダイエット器具やサプリメントを購入」「ジムに入会」など、お金がかかるイメージもあるかもしれません。しかし、つらい思いもせずお金もかけずに、痩せられる方法はあるのです。
まずは、すぐに始められるウォーキングを試してみませんか?
簡単に言えば「歩くことで痩せるダイエット法」が、ウォーキングダイエットです。難しいテクニックは必要なく、特別な器具も使いません。誰でもすぐに始められて、高いダイエット効果が期待できる…… それが、ウォーキングダイエットの魅力です。
ォーキングは有酸素運動です。有酸素運動とは、呼吸により酸素を体内に取り込みながら行う運動のこと。逆に、息を止めて行う運動を無酸素運動といいます。ふたつのうち、体内の脂肪を燃焼するのに効果的なのは、有酸素運動のほうです。
有酸素運動を行うときには、酸素を取り込むことを意識しなければいけません。しかし、力を入れるとき、つい呼吸を止めてしまう人も多いのではないでしょうか? 歩くだけで息を止める人はいませんから、ウォーキングなら難しく考えることなく有酸素運動ができるのです。
前述のように、ウォーキングは難しいテクニックが必要なスポーツではありません。道具をそろえる必要もないので、誰でも気軽にすぐ始められます。移動時間をそのままウォーキングダイエットに置き換えても良いのです。ですから、忙しくてダイエットのために時間を割くことができない人にもオススメ!
ウォーキングはジョギングと違って、関節への負担があまりありません。スポーツの経験がまったくなくても、体力に自信がなくても、体重が重すぎてヒザの負担が心配でも……! 安心して始められるダイエットです。さらに、無理な食事制限と違って体調を崩す心配もなく、健康的に痩せられます。
ウォーキングダイエットとは「ただ歩けば良い」かというと、そうではありません。猫背でダラダラと歩き続けても、ほとんどダイエットとしての効果は得られないのです。まず、正しいフォームで歩くことが大切。歩くことが「移動の手段」だけではなく「ダイエットのための運動」でもあることを忘れないようにしましょう。
他にも、ウォーキングが高いダイエット効果を発揮するために大切なポイントがいくつかあります。順を追ってご説明いたしますので、ぜひ参考にしてみてください!
ウォーキングダイエットは、歩くフォームが大切です。
背筋をぴんと伸ばし、視線はまっすぐ前へ。膝は、力を入れ過ぎないように軽く伸ばします。腰を高い位置に保つように意識して、歩いてください。前に出した足はかかとから着地し、やや外側から重心をかけて徐々に足の裏全体を接地させるようにします。後ろ足は、地面を後方に押し出すようにしましょう。
強く勢いをつけて蹴り出すと、走るフォームになってしまうので、ご注意ください。
歩くスピードは、少し速足を意識します。歩幅を広く取って歩きましょう。ただしスピードばかりを重視すると、小走りになってしまったり、フォームが崩れてしまったりといった可能性も出てきます。まずは正しい歩き方をしっかりと体で覚えるように、それからだんだんとスピードを上げていってください。
過去には「有酸素運動は、20分以上連続して行わなければ脂肪が燃焼しない」と言われてきました。しかし、最近になって「必ずしもそうではない」ことがわかってきています。古い知識から「20分以上のウォーキング時間を確保できなければ、少しの時間だけ歩いても無駄」と思い込んでしまった人もいたかもしれませんね。
20分以下のウォーキングでも、まったくの無駄にはならないのです。もっと気軽に短い時間からでも、ウォーキングに挑戦してみてください!
歩く時間帯は、自分が歩きやすい時間をえらびましょう。例えば「早朝の出勤・登校前」と決めてしまったら、だんだん早起きが苦痛になってしまうかも!? 夏は涼しい時間に歩いたり、冬は日が短いので明るい時間帯を選んだりと、臨機応変に自由に変更したってかまいません。
ただし、ウォーキングは激しくないとはいえ「運動」です。食事の直後や空腹時・体調の悪いときなどは避けましょう。
ウォーキングのときには、季節に合った服装で動きやすさを重視しましょう。
「汗をかくほど効果的」と思って必要以上に厚着をしたり「歩いているうちに汗ばんでくるから」と気候に合わない涼しめの格好はNG! 確かに歩いているうち脂肪が燃焼し始め、ポカポカしてくるものです。しかし、それまでの間は寒い思いをするハメになり、さらに汗をかいた後は気化熱で体温を奪われることになります。
極端に厚い格好も、極端に寒い格好も、ウォーキングには適切ではありません。
夏場はもちろん寒い冬であっても、歩いているうちに脂肪が燃焼し始めると体の内側からポカポカして汗ばんできます。汗をかいて失ったぶんの水分は、こまめにミネラルウォーターやスポーツドリンクで補給するように気を付けましょう。
ウォーキングの効果を高めてくれる飲み物があります。まず、ウォーキング前にカフェインを摂取すること。脂肪が効率良く分解されるようになります。ただし、カフェインを含む代表的な飲料、緑茶・紅茶・コーヒーなどは利尿作用もあるため、歩き始める前にトイレを済ませておくことも大切です。
ウォーキングが終わった後には、牛乳をオススメします。たんぱく質の摂取は、筋トレの世界では常識なのです。筋肉を鍛えることで、基礎代謝のアップも期待できます。ウォーキングはきつい筋トレとは違いますから、太ももやふくらはぎが陸上選手のようにムキムキになる心配はありません。
後のダイエット効果が高まるだけではなく、日常生活でも脂肪が燃焼するようになるので、ますます効率的に痩せられます。
有酸素運動には、自律神経を整える効果があります。なにかとストレスがたまりがちなダイエット中ですが、ウォーキングダイエットを取り入れることでストレス解消だって可能! さらに、歩くと脳が活性化するため、考え事には良い解決策が浮かぶかもしれません。小説家や漫画家などの間では「アイデアに詰まったら、散歩をすると良い」といわれているそうです。
自宅でできるダイエット法も良いですが、たまには外に出ることも良いものですよ。ステキな出会いが待っているかも!?
どんなダイエット法も、たった1回で成果が出ることはありません。まず何より、継続することが大切なのです。長く継続するために必要なことが、モチベーションの維持。
マジメな人ほど、計画どおりにできなかっただけで一気にモチベーションを失ってしまう可能性があります。たった1回継続が途切れたら、そこですべてが終わってしまうわけではありません。それまでの努力がすべて無駄になってしまうのは、成果が出る前にくじけてやる気を失ってしまったときだけ。
体調や天気が悪くてウォーキングを休む日があっても、また気持ちを切り替えて次の日からがんばれば良いのです。重く考えすぎず、楽しくダイエットを続けていきましょう♡