目元の黒ずみ(色素沈着)は、加齢による肌の代謝の低下や紫外線によるダメージが蓄積が原因で起こります。
特に目元の皮膚は他の部位とは異なり、ダメージを受けやすく、蓄積しやすい部位となっていますので、頬や口元と同じケアをしていては改善されていきません。
ここでは、目の周りの色素沈着を治すための方法と、どうして目の周りが黒くなってしまうのか、目元の色素沈着の原因について紹介していきます。
目の周りの色素沈着を治す方法
後で詳しく紹介していきますが、目の周りの色素沈着を治すには、目元に溜まったメラニン色素をなくしてあげることが大切です。
メラニン色素をなくす方法には
- ピーリング
- クリームでのケア
- レーザー治療
など様々な方法がありますが、特におすすめなのはコストも低く、目元に刺激を与えないクリームでのケア。
ピーリングは効果的ですが誤って目の周りの皮膚にダメージを与えてしまう可能性もありますし、レーザー治療はコストがかかりすぎてしまいます。
美白成分を含んだ目元専用のアイクリームを使用することで、目元のハリを取り戻しつつ、目の周りの色素沈着をなくすことが期待できるのです。
アイクリームなら、肌に潤いを与えながら黒ずみをなくしていけます
目元専用のアイクリームは、目元の皮膚に潤いを取り戻しつつ溜まったメラニン色素をなくすことが期待できます。
特に美白成分として有名なビタミンC誘導体などを含んだものを使用することで、効果的に目元を明るくしていくことができるでしょう。
そんな目元の明るさを取り戻す為に活用したいのがこれらのアイクリームです。
アイキララ
出典:https://www.kaitekikobo.jp/eyekirara/
美白成分であるビタミンC誘導体を含み、目の周りを明るしてくれることが期待できるアイキララ。
痩せた肌をふっくら生まれ変わらせるために、目元のコラーゲンにしっかり働いてくれるアイクリームです。
目の下をスポットライトを当てたように明るくすることを目的として作られたアイクリームなので、効果の大きさも期待できちゃいます。
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ホワイトニングリフトケアジェル
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ディセンシアサエル
アイクリームではないですが、サエルは敏感肌・乾燥肌専用の美白クリームです。
肌の弱い方の為に作られた美白クリームで、目の周りにも安心して使用することができます。
美白を目的として作られた化粧品ですので、目の周りの色素沈着にもアプローチできます。
トライアルセットがありますので、まずは試してみるのがおすすめです。
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WHITE’stプラセンタエキス原液
こちらもアイクリームではなく美容液になりますが、厚生労働省認可の美白成分であるプラセンタを使用した美容液となっています。
プラセンタは美白成分として有名で、そんなプラセンタを原液のまま使用していることで肌を明るくする効果が期待できます。
目元のケアにプラスアルファとして使用することで、暗い印象の目の周りを明るく演出してくれることが期待できます。
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目の周りの色素沈着とは
目の周りがどんよりと黒ずんで色素沈着を起こしているのは、メイクの色移りではありません。
肌の表面で起こっていることではなく、肌内部で「メラニン」が多く作られて堆積しているためなのです。
色素沈着の仕組み
皮膚は「表皮」と「真皮」で構成されています。
表皮は外側から順に「角層」「顆粒層」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層」に分けられます。
表皮と真皮の間には0.1㎛と非常に薄い「基底膜」があります。
私たちは生活していると沢山の日光を浴び、紫外線ダメージにさらされています。
紫外線などの外的刺激によって基底層にあるメラノサイトからメラニン色素が生成されます。
通常のサイクルではメラニン色素を含んだ細胞はターンオーバーによって段々と表皮の方に押し上げられて、最後に剥がれ落ちます。
ちなみに「メラニン」と聞くとどうしても私たちの天敵と思い、悪いイメージしかありませんが、実は皮膚癌の発症を防ぐなど大切な役割を担っています。
年齢を重ねることによってターンオーバーが遅れたり、メラニン色素の生成が続いたりするとメラニン色素を含んだ細胞が積み重なって「色素沈着」となるのです。
メラノサイトによってつくられたメラニン色素がターンオーバーによって外側に排出されれば良いのですが、基底膜が壊れているとメラニンが真皮層に落ちていきます。
メラニンが真皮層に落ちてしまっても通常は「マクロファージ」が作用して排出してくれます。
白血球の一種で、直径約15~20μmと一番大きいタイプの白血球が血液から組織内に入り込み、マクロファージに変化します。
“掃除屋さん”とも呼ばれるマクロファージは、入ってきた細菌やウイルスなどと戦い、異物を食べるようにして自分の中に取り込み無害化してくれる役割を担っています。
しかし、あまりにも真皮層に落ちてくるメラニンが多かったり、「マクロファージ」が作用しなかったりすると堆積してしまい「色素沈着」となるのです。
表皮においては、基底層から新しい細胞が作られてターンオーバーで古い細胞はどんどん捨てられます。
正常なターンオーバーは約28日と言われています。
年齢を重ねるとターンオーバーのサイクルが遅くなります。
50代では約55日かかるそうです。
ちなみに真皮においてはターンオーバーが行われず、通常の細胞分裂が行われ真皮芽細胞からコラーゲンなどの産生は行われます。そのサイクルは約2~5年ほどかかると言われています。
真皮にメラニン色素が落ちてしまうとケアを行うのは非常に困難です。
目の周りの色素沈着の原因とは
ニキビ・傷・火傷・虫刺され・摩擦など肌に炎症を起こすものが出来て、「色素沈着」が起こります。
目の周りの色素沈着は摩擦が原因です
瞬きも1日に約1万5000回行っており、目の周りの皮膚は頬などの部位に比べると約1/4程度の薄さしかありません。
デリケートで乾燥しやすいので、ダメージが現れやすい箇所です。
目の周りに限ると、「こする」・「アイメイク・アイメイクオフ」・「アイケア」など沢山の負荷がかかっています。
摩擦などの外的刺激によってメラニン生成を増やし、全体的にくすんだように見えたり、黒ずんで見えたりします。
こする
意識的に目を擦ることなんてないと思っていても、ドライアイ、眼精疲労、異物感、アトピー性皮膚炎などが原因で目を擦ることがあります。
擦るなどの日常的に無意識に行っている行為も、日々の積み重ねで刺激となって、肌を守ろうとメラニンが生成されます。
私も長時間コンタクトを使用するので、慢性的なドライアイ持ちです。
コンタクトを外し、就寝前によく目を擦る癖があります。
またコンタクトを入れる時も目を大きく開くために上下の瞼を抑えていることにも気付きました。
何気ない動作が肌に刺激を与えています。
アイメイク、アイメイクオフ
目の周りのメイクは、化粧水・乳液・日焼け止め・下地・ファンデーション・コンシーラー・アイシャドウ・アイライン・マスカラなど挙げるとキリがないくらいのメイクのオンパレードです。
目が人に与える印象が強いので、ついついアイメイクにはこだわってしまいますよね。
メイクにこだわればこだわるほど目の周りの皮膚に負担を掛けてしまっているのです。
そしてバッチリアイメイクをすると、落とすときにも相当な力が掛かってしまいます。
メイクを落とす時にコットンで拭き取る、ゴシゴシ肌を擦って洗顔するなどの習慣がある人は慢性的な炎症を起こしています。
炎症は、結果メラニン生成を増やしてしまいます。
アイケア
目の周りの黒ずみや、シミ、シワ、たるみなどを解消しようとすると、どうしても過剰なケアをしてしまいがちです。
ケアをしようとして摩擦などの刺激がメラニン色素を生成させてしまうのです。
解消したいとの思い、ケアを行ったのに結果黒ずんでしまったら本末転倒です。
紫外線ダメージも色素沈着の原因に
肌が紫外線を感知すると細胞のDNAを守るため、情報伝達物質によりメラノサイトにメラニンを作るように指令が届きます。
指令が届くとまず初めにチロシンが作られますが、色合いは黒ではありません。
メラノサイトにあるチロシナーゼという酵素の働きによって化学変化を起こし黒色のメラニンに変化していきます。
肌代謝の遅れによってメラニン色素が堆積することで色素沈着に繋がるのです。
肌老化で一番恐れるべきは「紫外線」なのです。
肌老化の65%は紫外線によるもので、「光老化」とも言われています。
こする、アイメイク、アイケアなどの摩擦も色素沈着の要因ではありますが、紫外線によるダメージも大きく関係しています。
私たちが考えている以上に紫外線は肌内部にダメージを起こしています。
黒ずみなど色素沈着に悩む方にとって大敵です。
目の周りの色素沈着の治し方やカバー方法は
目の周りの色素沈着を治すにはピーリングが効果的
ピーリングを行うことで、古くなった角質を除去し表皮のターンオーバーを正常に近づけることが出来ます。
表皮に根付いてしまったメラニン色素を除去するにはピーリングが効果的です。
現在色々なタイプのピーリング化粧品が販売されていますが、クリームやジェル、ミルクなどの塗って洗い流すタイプが肌に優しく刺激を与えないためお勧めです。
ゴマージュやスクラブ、拭き取るタイプのピーリング剤は肌に刺激が強く、石鹸タイプはピーリング力が弱めです。
- ピーリング化粧品をTゾーンなどの皮膚の厚いところから乗せる。
- 肌の弱いUゾーンになじませる。
- 目元の皮膚は薄いので最後に乗せる。
- ぬるま湯でよくすすぐ
- タオルで水分を拭き取る。(摩擦が起こらないように注意する)
- しっかり保湿する。(ピーリング後は乾燥しやすいため、セラミド配合の保湿美容液をたっぷり使用する)
ピーリングを行うとターンオーバーのサイクルを高めるだけではなく、化粧品の浸透性も高まり、よりメラニン色素やメラノサイトへのアプローチが効果的になります。
目の周りの色素沈着にはクリームでケアを
メラノサイトからメラニンの過剰な産生を防ぐために、メラニンの排出を促し美白成分が配合されたアイクリームをケアに取り入れましょう。
ビタミンC誘導体
そのままでは肌に浸透しないビタミンCを吸収しやすい形に変えたものです。
抗酸化作用があり様々な炎症を抑え、エイジングケアに効果的とされています。
現在医薬部外品に使用されている美白成分です。
※医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間に位置するもの指します。ある種の効能を持つ成分を配合するなどの基準を満たしたものが医薬部外品として認定されます。
ハイドロキノン
欧米では美白と言えばハイドロキノンと認知されているほど有名な成分です。
日本では肌への刺激が強いということで使用が禁じられていましたが、2001年の規制緩和により化粧品への配合が可能になりました。
チロシナーゼ抑制効果がありますが、濃度が高いと肌への刺激が強いため使用には注意が必要です。
皮膚科で処方してもらうことも可能です。
ポイント
これらメラニンに作用する美白成分配合のアイクリームを使用してマッサージを行う際も刺激が強くなりすぎにように、優しく伸ばすようにしてください。
手のひらにクリームを取り、温めるようにして親指の付け根あたりの膨らみを利用して押し当てるように塗るのがオススメの方法です。
オススメのアイクリーム
MGAというビタミンC誘導体が配合されていて、着色料・保存料無添加のオススメのアイクリームはコチラ↓↓
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目の周りの色素沈着にはコンシーラーでカバーを
色素沈着を治そうとケアを始めてもすぐには効果が現れません。
一刻も早くなんとかしたいという方は、ケアを行いつつコンシーラーでカバーすることも必要です。
目の周りの色素沈着は摩擦によるものなので、茶色に近い色合いです。
コンシーラーはイエロー系のものを使用することをお勧めします。
イエロー系は肌のくすみやムラを解消してくれます。
ご自身の肌の色、明るさとかけ離れずに色素沈着の色と肌の色の中間くらいの色合いを選ぶようにしてください。
目の周りの色素沈着を治すには美容皮膚科での施術も
目の周りの色素沈着には根強いものもあります。
ホームケアでの効果に限界を感じられた方には、美容皮膚科での施術も手段の一つです。
レーザー
真皮層に落ちてしまったメラニン色素にアプローチすることは非常に困難ですが、特殊なレーザーを使用してメラニンの産生を抑制することが出来ます。
ピーリング
ピーリング剤という一種の酸を塗ることで、古くなった角質を除去し、ターンオーバーを高め、肌全体の若返りを目指す治療方法のことです。
また真皮のコラーゲンを増やす作用があります。
ピーリング剤にはAHAとBHA(サリチル酸)の2種類があります。
日本ではAHAを使用されることが多いのですが、数日間カサつくことがあります。
BHAの方がカサつきにくく続けやすいようです。
価格 | 1回1万円前後 |
治療期間 | 2~4週間おきに5~10回程度 |
注意点 | 施術後に多少赤くなったり、カサついたりすることがある |
ビタミンCイオン導入
微弱な電流を使用して、皮膚にビタミンCを浸透させる治療方法です。
メラニン産生を抑えて、コラーゲンの生成を助ける作用があります。
ピーリングで角質を除去した後に行うと吸収率が高まり、より効果的です。
家庭用のイオン導入器よりもクリニックでの施術の方がビタミンCの濃度も高いので効果を実感しやすいです。
価格 | 1回2000円~5000円程度 |
治療期間 | 2~4週間に1回のペースで継続すると効果的 |
注意点 | 電流の刺激が気になる、肌に赤みが出たりすることがある |
目の周りの色素沈着は蒸しタオルでは治せない
蒸しタオルを利用することで目の周りの疲れを取ることや、血行不良を改善することには効果的です。
目の周りの色素沈着は摩擦による刺激で、メラニンが生成され堆積することが原因です。
以前ご紹介しました「青クマ」を改善することに役立っても、皮膚の内部に起こっている色素沈着の改善に効果は残念ながらありません。
まとめ
目の周りの色素沈着を治すにはピーリングで肌代謝を高めて、メラニン産生を抑制する美白成分入りのクリームでケアを行うことをご紹介しました。
なかなか効果が表れるのに時間がかかるので、ケアを行っていく忍耐と継続が必要です。
私も悩んでいる目の下の色素沈着を薄く出来るように、よく3日坊主になりがちですが継続的なケアを行いたいと思います。
目の周りを刺激しないように優しくケアを施しましょう。
皆さんもぜひ取り組んでみて下さい。
目の下の色素沈着はクマであり、分類すると「茶クマ」です。
「茶クマ」に関する記事を書いていますので是非ご参照ください。