最近は「オーガニック」のお野菜を使ったフードやドリンクなどを多く見かけるようになりましたね。
オーガニックのほか、添加物を使用していない無添加の食品も注目されているようですが、これらは人間の食べ物に関わらずワンちゃんのためのドッグフードにもみられる傾向と言えます。
そこで今回は、ドッグフードの安全性という面から添加物の役割、危険性のほか、おすすめのドッグフードを厳選して3つ紹介していきたいと思います。
最近は「オーガニック」のお野菜を使ったフードやドリンクなどを多く見かけるようになりましたね。
オーガニックのほか、添加物を使用していない無添加の食品も注目されているようですが、これらは人間の食べ物に関わらずワンちゃんのためのドッグフードにもみられる傾向と言えます。
そこで今回は、ドッグフードの安全性という面から添加物の役割、危険性のほか、おすすめのドッグフードを厳選して3つ紹介していきたいと思います。
「添加物」と言われると、どんなイメージを抱きますか?
今に至るまで私たちの食べ物には添加物が使用されているものも多くありますし、ドッグフードにも同じように添加物を含んでいるものは少なくはないようです。
一方で、最近は安全性を重視する声も多いことからか、特にドッグフードに含まれている添加物の危険性を喚起する人も多く見られます。
これには、人間用の食べ物とドッグフードで使用している添加物に違いがあることが関係しているようです。
そこでまずは、ドッグフードに使われている添加物について、その詳細を見ていきましょう。
ドッグフードに添加物が含まれているのには、それぞれ理由があるようです。
例えば酸化防止剤や保存料はドッグフードがすぐ腐ってしまうのを防ぐために使用されています。
また、着色料や発色剤は見た目を新鮮そうに、鮮やかに演出するために含ませているほか、着香料はワンちゃんの食いつきを良くするために匂いを強める目的で使われていると言えます。
このうち着色料や発色剤はドッグフードの中でも水分が多く含まれているウェットタイプといった半生の状態で製造されているものに使用される傾向が強く、鮮やかで、まるで生肉のような色を付け、販売されているようです。
ドッグフードに含まれている具体的な添加物をいくつか紹介していきましょう。
酸化防止剤の中でも、「エトキシキン」「BHA(ブチルヒドロキシアニソール)」「BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)」といった成分は安全性が疑われているようです。
まずエトキシキンは枯葉剤として使用されていたこともあり、食品への使用が危険と言われている有害な物質と考えられています。
次にBHAですが、こちらは人間用の食べ物、とりわけバターやガムなどにも使用されていますが、化粧品に使われていることもありますし、毒性がある成分とも言われています。
また、BHTは石油の抗酸化剤としても使用されており、ルーマニアやスウェーデンなどでは食品への添加は禁止されていることからも危険性が示唆されていると言えます。
これらは総じて発がん性があると考えられている添加物ですが、ドッグフードには多く使用されていることは珍しくはないようです。
ドッグフードに含まれている保存料のひとつに、「ソルビン酸」「ソルビン酸ナトリウム」があります。
これらは「亜硝酸ナトリウム」という発色剤と合わさると発がん物質を作り出すことが分かっているほか、発育障害や肝臓障害などを引き起こす危険性もあると考えられています。
また、「パラオキシ安息香料」といった保存料もドッグフードに使用されることがありますが、こちらも発がん性を持っているほか、肝炎を引き起こす可能性があると言われていることから、安全性が高いとは言えないようです。
見た目を良くするために使用されている「赤色2号、3号、40号、102号104号、105号、106号」「青色1号、2号」「緑色3号」「黄色4号、5号」といった色素はすべてタール色素であり、原料が石油です。
これらはアメリカなどでは禁止されているものが多く、発がん性や染色体異常を引き起こすとして危険視されているようです。
先述したように発色剤はドッグフードをより鮮やかに発色させ、色を保つために用いられています。
具体的には「亜硝酸ナトリウム」「硝酸カリウム」が使用されていますが、これらは発がん性やアレルギー性が認められている添加物であると言われています。
「ミルク系フレーバー」「ミート系フレーバー」といった着香料は、原料にそういったものを使用しているわけではなく、いわゆる化学物質で匂いを作り上げた香料のようです。
ここまで具体的な添加物をいくつか紹介してきましたが、そのほとんどに危険が付きまとうものが多いことが分かると思います。
その点、無添加のドッグフードならば添加物を一切使用していないので、安全性も高く、添加物によって起こされる健康被害の心配もいりません。
また、原材料に使用されているお野菜は無農薬、もしくは減農薬のものであり、お肉の加工にあたっても製造過程に添加物を使用していないことから、安心してワンちゃんに与えることができるという人が多いようです。
一方で、「無添加と記載されているすべてのドッグフードが良いもの」というわけではありません。
無添加のドッグフードと一概に言ってもいろいろなものがあり、ひとつひとつで原材料も製造過程も異なります。
また、たとえば無添加のドッグフードでも、小麦や大豆といった穀物を多く使用しているドッグフードは、ワンちゃんにとって最適なものとは言えません。
というのも、犬はもともと肉食動物なので、動物性タンパク質の吸収・消化には優れていても、穀物類といった炭水化物を完全に消化することができないそうです。
また、穀物以外でも牛肉や豚肉は犬にとってアレルギー性が高いことからドッグフードの主原料には適していないとされています。
最後に、無添加またはオーガニックのドッグフードの中から、特におすすめなものを3つ紹介していきたいと思います。
それぞれ人気も定評もあるものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
「ナチュラルドッグフード」は100パーセント無添加のイギリス産ドッグフードです。
原材料に生ラム肉を55パーセント以上、そのほか玄米や全粒オーツ麦使用しており、これらのすべてが人間も食べることができるものとなっているそうです。
また、ワンちゃんに必要な栄養素をすべて天然の素材で満たしているほか、アレルギー源となる成分も一切使用していないとか。
2キロ当たり3,960円(税込)での販売のほか、公式サイトでは定期購入のコースも展開されています。
ドッグフード「アランズNATURAL DOG FOOD(ナチュラルドッグフード)」ってどうなの?価格は?評価は??
100パーセント無添加なうえ、グレインフリー(穀物不使用)である人気のドッグフードです。
人間でも食べることができる高品質な原材料を使用しており、特に生肉の上質なチキンを使用していることから嗜好性の高さもうかがえます。
実際にいままでドライフードに見向きもしなかったワンちゃんも、「カナガン」ならば夢中になって食べるという飼い主さんの声も多いようです。
2キロ当たり3,960円(税込)の販売となっていますが、優待がきく定期コースも展開されています。
ドッグフード「CANAGAN(カナガン)」ってどうなの?価格は?評価は??
新鮮な生チキンと生サーモンを50パーセント以上使用している、高たんぱくなドッグフードとなっています。
また、ワンちゃんが消化しにくい穀物は一切使用していないほか、すべての原材料は人間も食べることができる高品質なものだそうです。
お家のてづくりご飯のレシピを元にしており、飼い主さん側で自由にトッピングしても良いシンプルなものに仕上がっているとか。
1.8キロ当たり3,960円(税抜き)でのご案内となっています。
ドッグフード「mog wan(モグワン)」ってどうなの?価格は?評価は??
いかがでしたか?
ワンちゃんの健康を考えれば、できるだけ安全性が高く健康を維持できるようなドッグフードを選びたいという飼い主さんがほとんどだと思います。
ぜひそのためのひとつのポイントとして、無添加やオーガニックであるということも視野に入れながら愛犬に適したドッグフードを選んでみてください。