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あなたは乾燥肌?オイリー肌?男性肌の特徴と化粧品の選び方を紹介!

 

男性にとっても女性と同じようにスキンケアは重要です。丁寧にケアをしているかどうかによって、年齢を重ねていく中でのお肌の状態が異なってきます。
そこで、肌タイプによって化粧品を選んでみましょう。

目次

男性化粧品はどのように選んだらいいの?

男性化粧品を選ぶ際には、以下の点を抑えながら選んでいくとより自分に合ったものと出会うことができます。

まずは自分の肌質を知る

一番大切なのが、自分の肌質を知ることです。男性においては10代や20代はオイリー肌ですが、30代40代になっていくにつれて徐々に乾燥肌に傾いていくケースが多いです。

ここから、今自分の肌質はどのようになっているかチェックしてみましょう。

肌質にはオイリー肌、乾燥肌、混合肌と大きく3つに分けることができます。この肌質を簡単に調べる方法もあります。

洗顔後何もつけずに30分ほど放置しましょう。そして、お肌にベタつきを感じられたらオイリー肌、つっぱり感があったら乾燥肌、ベタつきもツッパリ感も両方感じる場合には混合肌ということになります。

これを目安に自分の肌質を一度チェックしてみましょう。

その上で肌の悩みを知る

自分の肌質がわかったら、今度はお肌に関する悩みにどんなものがあるか考えてみましょう。

ニキビができやすいな、シミが目立ってきた気がする、シワが目元にできてきたなどと人それぞれ感じるお肌の悩みは違います。

そこで、ニキビができるのならニキビ対策ができる化粧品を、シミが目立つのなら美白効果のある化粧品を選ぶといったように目的に応じて化粧品を選ぶのも大切です。

自分の肌質と悩みを知って正しい化粧品を選ぶことができたら、それを使い続けることによってお肌の状態が改善されるでしょう。

ブランド名だけで選ばない

男性用に販売されている化粧品もブランドが数多くあります。

雑誌に話題の化粧品と掲載されていたり、有名ブランド化粧品が紹介されていることもあります。

しかし、このブランド名だけで化粧品を選ぶのは危険です。成分にどんなものが含まれているのか、どんな肌質の人にぴったりな化粧品なのかをよく確認しましょう。

有名ブランドは価格も高価で効果を感じられるように思いますが、見た目やブランド名だけで選ばずにきちんと中身を見るようにしましょう。

肌への刺激も考える

化粧品はお肌に優しい仕様になっているものもあれば、品質を維持するために添加物が使用されているものもあります。

そこで、できるだけお肌に刺激を与えないような優しい成分で作られているものを選びましょう。

添加物の1つで化粧品に多く使用されているものにパラベンがあります。このパラベンはいわゆる防腐剤のことであり、抗菌性が高いので長期保存が可能です。

パラベンにもいくつか種類があるとされており、化粧品に関してはきちんと規定内の量で抑えられていることから安心ではという意見もありますが、できるならパラベンフリーと書かれている化粧品の方がより安心でしょう。

また、パラベンと同じようによく目にするものに鉱物油があります。鉱物油は石油やプラスチックなどを作った後に出る廃油のことです。

鉱物油はお肌に浸透していくことはないとされています。そして、外部の刺激からお肌を守ってくれる役割もあると言われていますが、お肌を保護しすぎることで毛穴が詰まりやすくなるといいます。

このように化粧品を選ぶ際に添加物にはどんなものが入っているのか、その1つ1つにどんな影響があるのかも調べておきたいです。

男性肌の特徴

ここでは、男性肌の特徴を肌質ごとに分けてまとめていきたいと思います。

普通肌

普通肌は皮脂量と水分量が適度にバランスよく保たれている状態のお肌になります。

最も健康的なお肌の状態ともいえます。普通肌であると洗顔後に特別お肌がつっぱる感じもなく、その反対に皮脂が気になることもありません。

理想的なのは、この普通肌になることですね。

脂性肌(オイリー肌)

脂性肌は男性ホルモンが活発に分泌されることでなりやすいです。

そのため、思春期の男子に脂性肌が多くなっています。

この脂性肌の特徴としては、べたつくのに乾いているという状態になります。

皮脂膜が刺激から守ってくれているのですが、角質層と呼ばれる皮膚の一番外側にある部分は角質細胞の面積が小さいために乾燥を起こしやすいです。

脂性肌であるにも関わらず特にケアをしていないと、肌荒れしてザラザラになったりくすんで見えるようになります。

男性の皮脂量は年齢を重ねてもそこまで大きな差はないと言われているので、きちんとケアをしないと肌荒れで悩むことになります。

乾燥肌

男性の多くがオイリー肌という印象がありますが、実は乾燥肌で悩んでいる人も多いです。

男性は女性に比べるとお肌の水分量が40%ほど少ないといいます。

特に頬からあごにかけてが乾燥しやすい部位となっています。目元や口元には水分が不足することでシワができやすくなります。

乾燥肌の人はべたつきはないけれどツッパリ感はあるといった特徴を感じます。

混合肌

混合肌になるとツッパリを感じる部位もあればベタつきを感じるところもあるといったように、両方の特徴が混じっています。

混合肌の場合はTゾーンがオイリー肌に、口元や目元は乾燥肌といった感じになりやすいです。

部位によって感じるお肌の状態が異なるので、このような特徴があったら混合肌と思ってよいでしょう。

敏感肌

敏感肌の人は使用する化粧品などによってお肌に赤みが出てヒリヒリしたりかゆみが出るなどの異変を感じやすいお肌となっています。

敏感肌は乾燥肌より症状が進んだ状態となっており、お肌のバリア機能が弱くなって外からの刺激を受けやすくなっています。

花粉やアレルギーも影響していると言われているので、何をすることによってお肌が反応するのかを見極める必要があります。

そして、使用する化粧品にも注意して選んでいくようにしたいです。

肌タイプ別に観る化粧品の選び方

男性肌の特徴を知った上で、今度はどんなふうに化粧品を選べば良いのかについても書いていきましょう。

普通肌の人

普通肌の人は一番お肌の状態が良好であるので、これを維持するような化粧品を選びたいです。

若い頃は何もしなくても状態の良いお肌を維持できていましたが、30代以降は注意が必要です。

大丈夫と思って何もしないでいると、お肌の悩みを抱えるようになります。

ちょっとでも乾燥しているなと感じたら、保湿を始めましょう。化粧水や美容液に保湿成分が含まれているものを使うようにすると、お肌の状態を維持できるでしょう。

大きな肌トラブルは起こりにくい肌質になりますが、年齢に応じて保湿はしていくようにしましょう。

脂性肌(オイリー肌)の人

脂性肌の場合には、皮脂を多く分泌しすぎないようにケアすることが第一となります。

そして、皮脂を抑えてくれるのに有効なのがビタミンCです。

ビタミンCは皮脂を抑える効果があり、コラーゲンは増やすというメリットがあります。

中でもビタミンC誘導体が入っている化粧品を使用すると、より脂性肌のケアができるでしょう。

リン酸アスコルビン酸やパルチミン酸アスコルビン酸3Naといった成分が入っている化粧品を選ぶと、脂性肌の皮脂量をうまくコントロールしてくれるでしょう。

そして、使用感はさっぱりとしたものを選ぶとよいでしょう。医薬部外品と書かれている化粧品を選ぶと、脂性肌によって起こりやすいお肌の悩みを改善してくれます。

乾燥肌の人

乾燥肌において大事になってくるのが保湿です。保湿成分であるセラミドが不足して乾燥状態になっているので、しっかり保湿してくれる化粧品を選ぶのがポイントになります。

そこで、保湿成分がたっぷり入っているものを選ぶと乾燥肌対策ができます。

保湿成分にはコラーゲンやヒアルロン酸、グリセリン、ビタミンC誘導体などが挙げられるので、こういった成分が入っているかチェックしてみましょう。

保湿成分を多く含んでいるものを選んで毎日使用することで、乾燥肌の対策ができます。

混合肌の人

混合肌はオイリーな部分と乾燥している部分の両方をケアしないといけません。

そこで、2つのステップを踏んで、化粧品を選ぶとよいでしょう。

まずは、全体を保湿成分入りの化粧水でケアします。その次に目元や口元など乾燥が気になる部位にはピンポイントで乳液などをつけましょう。

化粧水を選ぶ際にはさっぱりよりもしっとりタイプを選びましょう。全体を保湿するためにしっとりタイプの方が良いです。

もしも保湿成分が豊富な化粧水を使っていてニキビができたら、ニキビケアができるさっぱりタイプの化粧水に変えるなどの対策も必要になります。

部分ごとにケアが異なってくるのが混合肌の特徴です。

敏感肌の人

敏感肌の人はお肌に極力ストレスを与えないことが大切です。

そこで、低刺激で無添加仕様になっているものを選んでみましょう。

無着色、無鉱物油、アルコールフリー、パラベンフリーなどといった言葉が化粧品には書かれています。

そこで、肌ストレスの少ない化粧品が見つかったら、保湿をメインにケアするようにしましょう。

乾燥肌やオイリー肌が進行した状態が敏感肌と言われているので、保湿を丁寧に行いながら、配合されている成分には刺激がないか確認することが大切です。

まとめ

男性肌の特徴にはいくつかのタイプに分けることができます。

乾燥肌、オイリー肌、混合肌に普通肌、敏感肌に分けられて、肌質によって特徴や化粧品の選び方が異なります。

化粧品を選ぶ際には、肌質以外に化粧品に配合されている成分や自分のお肌の悩み、ブランド名にこだわらないなどの点も意識してみましょう。