自分の頭皮の状態って確認したことはありますか?頭皮もお肌と同じように年齢を重ねるごとに変化しています。この頭皮の環境によっては抜け毛や薄毛で悩むことにもなります。
そこで、30代に差し掛かったら早めの頭皮ケアを始めてみましょう。まずは、自分の頭皮年齢をチェックして、髪の毛と女性ホルモンの関係も見ていきましょう。さらに、日頃の習慣から頭皮に危険信号が出ていないかも確認したいです。
最後に頭皮のアンチエイジングの方法も紹介していきたいと思います。
自分の頭皮の状態って確認したことはありますか?頭皮もお肌と同じように年齢を重ねるごとに変化しています。この頭皮の環境によっては抜け毛や薄毛で悩むことにもなります。
そこで、30代に差し掛かったら早めの頭皮ケアを始めてみましょう。まずは、自分の頭皮年齢をチェックして、髪の毛と女性ホルモンの関係も見ていきましょう。さらに、日頃の習慣から頭皮に危険信号が出ていないかも確認したいです。
最後に頭皮のアンチエイジングの方法も紹介していきたいと思います。
頭皮のアンチエイジングを始める前に、自分の頭皮年齢がどれぐらいかチェックしてみましょう。自宅で簡単に頭皮チェックができる項目となっているので、さっそく試してみてください。
□ 髪にコシがなくなり、ボリュームが減ってきた
□ シャンプーしたときや枕に髪の毛が多くつくようになった
□ 頭皮が硬いと感じる(特に頭頂部が動きにくい)
□ 髪の毛がべたつきやすい
□ フケやかゆみを感じる
□ 生え際には産毛が生えている
□ 顔や首にたるみが出てきた
□ 髪にくせが出るようになった
□ 肩こりや目の疲れを感じやすい
□ 白髪染めやカラー、パーマなどを頻繁に行う
□ 睡眠時間が不足しがちでストレスも感じる
ここまで11個の項目を挙げましたが、1つや2つに当てはまるという人は頭皮はまだ大丈夫な域です。
しかし、半分以上の項目に当てはまる人は頭皮の老化はかなり進行していると考えて良いでしょう。さっそく頭皮のアンチエイジングを始めるべきです。早く始めるとその分効果が期待できるので、頭皮年齢のチェックをまずは行いましょう。
髪の毛といえば女性ホルモンと関係があるということを聞いたことはありませんか?女性ホルモンは女性が女性らしくいるために体内で分泌されているホルモンです。では、このエストロゲンと髪の毛にはどんな関係があるのでしょうか?
女性ホルモンの中にはエストロゲンと呼ばれるものがあり、エストロゲンには髪のコラーゲンを増やしたり髪の毛の成長を促す役割があります。
しかし、エストロゲンは疲れやストレスによって分泌量が減ってしまうことがあります。このエストロゲンが不足している状態に陥ると、髪の毛が健康に育たなくなり抜け毛などの悩みを感じるようになります。
髪の毛にはハリやコシがなくなり、ぱさついた元気のない髪の毛になってしまいます。このような髪の毛は老けて見えるので、エストロゲンをしっかり分泌できるような生活を送っていくことが髪の毛の成長を促すには必要なのです。
エストロゲンを分泌できると髪の毛も若々しく元気になっていきます。では、エストロゲンを増やすにはどんな方法があるのでしょうか?
エストロゲンを増やすポイントとしては、ストレスを溜めない生活を送ること、バランスの良い食事を心がけるといった基本的なことを見直すことが大切です。
中でもエストロゲンを増やすのに効果的とされているのが、イソフラボンやプラセンタ、ローヤルゼリーなどです。イソフラボンは大豆製品に多く含まれるので、私たち日本人にとっては普段から摂取しやすい栄養素となっているでしょう。
特別なことをするよりも生活を見直して健康を意識することが大切です。特に食事で栄養をしっかり摂取していると、エストロゲンも分泌できるようになります。
今の生活の中で習慣になっていることがある中で、それが頭皮の老化を招いている恐れもあります。そこで、あなたの生活習慣は頭皮に悪影響となっていないか確認してみましょう。
まずは髪に良い習慣を紹介します。以下の項目にたくさん当てはまるように改善していくのがポイントです。
□ しっかりと睡眠をとってリラックスをする
□ 亜鉛や鉄といったミネラルを摂取する
□ ビタミンB群が豊富な食べ物を摂取する
□ タンパク質は良質なものを摂取する
□ 適度にブラッシングをして頭皮に刺激を与える
□ 髪の毛や頭皮にもUVケアを忘れない
□ 適度な運動を行う
□ オイルで頭皮マッサージを行う
1つでも多くの項目に当てはまることができるように生活習慣を見直しましょう。
続いて、髪に悪い習慣にはどのようなものがあるのでしょうか?髪に良い習慣とは反対の内容が多くなります。
□ 睡眠不足(5時間以下)
□ タバコを吸う
□ お酒をよく飲む
□ 頭皮が乾燥している
□ スナック菓子やインスタント食品をよく食べる
□ カフェインの入ったものが好き
□ ストレスや緊張を感じることが多い
□ 帽子などを被る機会が多い
□ 肉類や脂っこいものが好き
□ 夜12時以降と遅い時間に就寝している
□ 辛いものが好き
□ 外食が多い
髪に悪い習慣を見てみると、特に食事内容が偏っています。あとは睡眠時間とストレスも髪に悪影響を及ぼすので注意したいです。
髪に良い習慣と悪い習慣を紹介したところで、次は間違ったヘアケアについても触れておきましょう。今まで髪に良いと思ってしていたことが、実は頭皮や髪には逆効果だったということもあるかもしれません。
□ シャンプーの際には強い力でゴシゴシと洗っている
□ ドライヤーを使わずに自然乾燥
□ シャンプーをまめにした方がよいと思っている
□ トリートメントの成分が残るようにすすぎは軽くしている
□ トリートメントをつけたあとしばらく放置している
□ 髪の毛の分け目はずっと一緒
□ 熱いお湯で髪を洗っている
□ ヘアカラーやパーマを頻繁にしている
この項目の中の1つでも当てはまる点があったら、今日からヘアケアを見直すべきです。いつまでも続けていると髪や頭皮の老化を進めてしまうだけです。間違ったヘアケアを紹介したので、上のようなことはしないようにするのがポイントです。
頭皮年齢のチェックや髪と女性ホルモンの関係、髪に良い習慣と悪い習慣から間違ったヘアケアまで紹介してきましたが、頭皮を若返らせると髪の毛も健康的に変わっていきます。
そこで、最後に頭皮エイジングケアの方法を紹介したいと思います。
頭皮のアンチエイジングにはやはり頭皮マッサージが一番です。そこで、正しい頭皮マッサージの方法を知って毎日のヘアケアに活用しましょう。
1 両手の手のひらを耳に当てて人差し指から小指までの4本を使い、耳の上あたりを円を描くようにくるくるとマッサージをする。揉みほぐすようなイメージで気持ち良いと感じる強さでマッサージを行う。
2 髪の生え際から頭頂部に向かって徐々にマッサージする箇所をずらしていく。下から上へ少しずつ進みながら揉みほぐすイメージで。
3 頭頂部には百会というツボもあります。美髪のツボとも言われているので、頭皮マッサージの仕上げにこのツボを刺激するとより効果的です。息を吐きながらゆっくりと押してみましょう。百会は左右の耳の穴を結んでいったラインの一番上にあたる場所になります。
この頭皮マッサージはお風呂に入っているときやお風呂上がりのタイミングでやってみましょう。
頭皮マッサージは髪や頭皮にはメリットがたくさんありますが、いくつか注意点もあります。
頭皮マッサージは長くやればその分良いというものではありません。長時間のマッサージは逆に頭皮にダメージを与えることになります。1日5分で十分なので、それ以上の時間はマッサージをしないようにしましょう。
頭皮マッサージは揉みほぐすためのものです。よって、こすることはしないようにしましょう。摩擦は頭皮にはよくないので、こするのではなく揉むという方法で頭皮マッサージを行いましょう。
頭皮マッサージは指の腹で行うものです。うっかり爪でマッサージをすると、頭皮を傷つけることになります。頭皮が傷つくと傷が回復するまでにも時間がかかりますし、シャンプーなどの成分が刺激となって良くないので爪を立ててマッサージを行うのはやめましょう。
1 くすみ予防
頭皮マッサージを行うとくすみ予防にもつながります。肩こりや眼精疲労が蓄積していくとくすみを招きます。そんな時に頭皮マッサージをするとこっている肩や目をほぐすことができるので、くすみが解消されます。
2 顔のたるみ予防
年齢と共に顔にはたるみが出てきます。そこで頭皮マッサージを毎日しておくと顔のたるみを防いでくれます。
顔と頭皮はつながっているので頭皮マッサージで柔らかくしておくと、顔のたるみが予防できます。硬い頭皮は下がり気味になるので、これが顔のたるみとなってしまいます。
さらに、頭皮マッサージをすると血行も良くなります。ここから顔のリフトアップも期待できると言われています。頭皮マッサージは顔のたるみにも効果を発揮してくれるので、年齢を感じさせないお肌になるでしょう。
頭皮のエイジングケアはまずは頭皮年齢から確認する必要があります。自分の頭皮の状態を知ることから始めましょう。
そして、髪の毛と女性ホルモンの関係を知ってエストロゲンを分泌できるように生活習慣を改善していきましょう。
また、髪に良い習慣、悪い習慣、間違ったヘアケアの項目をチェックして、自分に当てはまっている点がないか確認してみましょう。
その上で正しい頭皮マッサージを1日5分続けるようにすると顔のくすみやたるみ予防にもつながるので実践しましょう。