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むくみ予防に効果あり!いつでも買える、もやしが侮れない!

 

もやしと言うと「安物食材」「水っぽくて、栄養も味気もない」など、あまり良くないイメージが流布しています。確かに、もやしは安価な食材ですし、水分がほとんどの淡白な野菜です。

しかし、もやしは細くて小さな体に多様な栄養素を秘めており、その中にはダイエットを妨げる美容と健康の障壁である『むくみ』を解消する効果さえあるのです。そこで本項では、あまり知られていないもやしの効能と、美味しく食べるレシピを紹介していきます。

目次

もやしでむくみ知らずになれるのはカリウムのおかげ!

もやしは、そのほとんどが水分で出来ているので、栄養価は低いと思われがちですが、様々な栄養が含まれています。

特にカリウムと言う栄養分が豊富で、このカリウムは余分な塩分や水分を、排尿で除去してくれる働きがあり、むくみ状態を解消してくれるのです。

このカリウムが不足すると、倦怠感や痙攣など身体に悪影響が出ます。

その他にも嬉しいもやしの栄養

ダイエット効果

もやしには、ビタミンB2と言う栄養素があります。これは、脂肪の代謝を促進する効果が期待できるため、痩せる手助けをしてくれるのです。また、もやしの食物繊維はコレステロール値を下げるので、お腹周りが気になる人にも嬉しい効果があります。

当然、もやし自体も低カロリーなので、摂取したカロリーよりも消費するカロリーの方が増えて、より一層痩せやすくなるのです。

便秘の解消

もやしには食物繊維も豊富で、この栄養素は整腸作用を発揮してお腹の中を掃除してくれる嬉しい効果があるのです。腸内が掃除されればお通じも良くなり、ダイエットの大敵である便秘も解決されます。

食欲の増進

食欲がわかずにお困りの場合は、内臓が弱体化している可能性があります。そんな時は、もやしに含有されるアミラーゼと言う消化酵素が有効です。このアミラーゼは、内臓の中で調子を整えてくれます。

胃腸の調子が回復すれば、減退していた食欲も復活し、日々の食事をしっかりと摂取することができるのです。

美肌効果疲労回復

もやしには、ポリフェノールや良質なたんぱく質が多く含まれており、ポリフェノールで肌のアンチエイジング、タンパク質はきれいなお肌に欠かせません。

これらの栄養を含むもやしを食べることで、美肌効果が期待できるのです。

また、もやしに含まれるビタミンB1とB2、アスパラギン酸と言う栄養素は、エネルギーを作ったり、疲労回復をする手助けをしてくれます。

そのため、疲れがたまって動くのもおっくうな時は、もやしを食べて疲れを癒しましょう。夏場に嬉しいスタミナ料理にも、もやしが多く使われているため、効果は大きいのです。

骨の強化

実は、もやしにはカルシウムも多く含まれています。そのため、もやしを食べるのは骨や歯を丈夫にすることにつながり、それによる健康効果も見逃せません。ダイエットの成功も、丈夫な体で無くてはいけないのでもやしによる骨の強化は欠かせません。

生活習慣病の予防

もやしに含まれるカリウムは、体内の塩分を排泄させることで塩分過多を防いでくれます。

外食やインスタントなどで塩分の多い食事をますます摂りがちな、現代日本人には欠かせない栄養素です。

また、食物繊維は体内のコレステロール値を下げる効果を持つので、肥満から発生する病気も予防できます。もやしの栄養は、これら厄介な生活習慣病を防いでくれるのです。

ストレス緩和

もやしには、脳に働きかけてストレスを緩和する『GABA』と言う栄養素が豊富です。この成分が入ったチョコレートがストレスに効果があると話題になったこともあり、イライラを緩和してくれます。イラッと感じることがあった方は、ストレス対策としてもやしを食べるのをおススメします。

もやしの種類と栄養成分(100g当たり)

もやしは大きく分けて3種類があり、緑豆と黒豆、大豆のもやしがあります。

一番ポピュラーな緑豆のもやしは、低価格で低カロリーとお手軽ですが、水分が100g中95.0gで、他の栄養素が低く、全体の他のもやしに比べると少なめです。

戦後から1980年代まで主流だった黒豆もやし(ブラックマッペ)は、緑豆もやしと比較すると100g当たりの栄養価が高く、その分水分が少なめです。

葉酸は同程度ですが、マグネシウムは2倍近くあります。

韓国料理にも多く使われる大豆もやしは、歯ごたえがしっかりしているだけでなく、栄養素は3種類の中で断トツです。

エネルギーやタンパク質も多く、カリウムに至っては100g当たりにつき250mgもあるため、むくみや塩分過多には大豆もやしをおススメします。

体にも、家計にも嬉しい、もやしのレシピ5選

ここでは、もやしを使った色々な料理を紹介します。味気ないとされがちなもやしですが、それは様々な味付けで食べられることも意味しています。お手軽レシピも多いので、チャレンジしてみてください。

【給料日前シリーズ】ニラともやしの炒め物

 

低価格食品の代表であるもやしに、お手頃価格の豚肉と安くて栄養満点のニラを合わせた中華風炒めです。オイスターソースとゴマ油、鷹の爪が食欲を増進させてくれるので、ご飯が進みます。材料費は安いので、給料日前にうってつけです。

めちゃ旨!豚もやしスープ

 

もやしと豚コマ切れをメインにし、醤油と合わせ味噌で味を整えた、ラーメンのようにコクのあるスープです。ネギやラー油、胡麻、生姜とニンニクのおろしと言った薬味が健康と食欲を増進させてくれます。

家計に嬉しい!もやしときゅうりの中華風

 

もやしときゅうり、ちくわと言った安価ながらも栄養たっぷりの食材を、胡麻油と砂糖、酢で香ばしさと甘酸っぱさを利かせたタレで和えました。淡白なもやしも、この味付けならばドンドン食べられること間違いなしです。

ささみときゅうりともやしの中華風サラダ

 

こちらのサラダは、もやし&きゅうりのコンビに鶏ささみとしめじを加えたものです。棒棒鶏にも近い風味で、食欲がない時にも美味しく食べられます。もやしやきゅうりと並んで、しめじと鶏ささみもローカロリーなのでダイエット時でも安心です。

豚バラともやしの豚しゃぶ

 

もやしを、大葉と豚バラ肉で巻き、蒸し上げるアツアツ料理です。もやしと大葉に肉の旨味が合わさって風味が良くなるうえ、脂肪分が落ちます。ダイエット中でもお肉を食べられますし、淡白なもやしが御馳走に早変わりする素敵メニューです。

まとめ

いかがでしたか?ひ弱な様子を「もやし」と揶揄することがありますが、もやしはひ弱どころか、強靭なまでのパワーを私達に供給してくれる、侮れない存在です。

しかも、淡白な味わいが幸いして、色々な調理法が可能なので食べ飽きません。

そのもやしは、むくみを解決するカリウムをはじめ、ストレス解消のGABA、便秘改善の食物繊維と、現代日本人の抱える疾病を改善してくれる栄養素を人体にもたらします。

給料日前、ダイエット中と言わず、日々の食卓にもやしを取り入れ、健康な心身を手に入れましょう。