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味噌汁ダイエット!?飲むだけでスッキリボディに!

 

日本食の朝には欠かせない味噌汁。

季節の野菜や豆腐などを入れると、アレンジがいくらでもできるので飽きることがありません。

汁に溶けた栄養までしっかり補給できるため、様々なダイエットに良い成分をあますことなく摂取できます。

そこで、ダイエット食という視点から味噌汁を見直してみましょう。

目次

味噌汁ダイエットとは

味噌汁をダイエットに使う基本は、具だくさんの味噌汁を食事に取り入れること。

毎食のメニューに味噌汁を入れ、ほかの脂っこい副菜やご飯を減らすことでカロリーを制限するのです。

また、毎日の食事の中で一食だけを置き換えダイエットにして味噌汁一杯で済ます方法もあります。

具だくさんにすることで満腹感も得られ、置き換えダイエットの十分な食材になります。

味噌汁ダイエットの良いところは一品でいろんな栄養を摂取できること。

食物繊維の多い海藻やキャベツなどの野菜を多く入れることで便秘を解消できますし、脂身の少ない豚肉を入れて豚汁にすれば良質なタンパクを摂取することも可能です。

自分が不足しがちな栄養素を味噌汁で補うようにしていくと、さらに健康で優しいダイエット法になります。

味噌汁ダイエットのポイント!

味噌汁ダイエットのメリットは、栄誉バランスをとりながらダイエットができる点です。

置き換えダイエットの中には、極端に悪い栄養バランスとなり、ほかの食事でカバーしないといけない場合が多く、メニューを考える手間が必要です。

その点、置き換えダイエットであっても栄養バランスがとれる味噌汁なら、ほかの食事での補填を考えなくてすみ、比較的ストレスのない生活ができます。

ダイエットしたい女性は、美しく痩せたいと思う人が大多数のはずです。

その点でも大豆を原料にした味噌汁は最適の素材です。

特にイソフラボンは女性ホルモンとよく似た働きをするため、ダイエット中に出がちな生理不順や精神的な不安定さなどを緩和してくれます。もちろん、肌荒れにも効果があります。

味噌の種類で違いはあるの?

味噌汁に使う味噌はどれが適しているのでしょうか。

結論からいえば大豆パワーを得られる豆味噌が良いとされています。

味噌は各地域で材料や熟成期間などが違い、その地域独特の調味料として発展してきました。

小さい頃から慣れ親しんできた味噌の味が好みとなり、ほかの地域の味噌は飲めないという人もいます。

そこまでいかなくても、おいしいと感じる味噌の味は決まっている人が多いのは事実です。

味噌の原料としては、大豆、麦、米の三つがあります。愛知県を中心に名古屋や岡崎で有名な赤味噌(八丁味噌)は、大豆だけを原料としており、信州などでよく使われている白味噌(米味噌)は、米と大豆を原料にしており、まろやかな味が特長です。

中国や四国、九州で多く使われるのが麦味噌で、独特の香りがします。

また、それぞれに発酵させるのに使う麹菌が違っており、豆味噌は豆麹、米味噌は米麹、麦味噌は麦麹を使います。

味噌の成分は、主に大豆からくる栄養です。

さらに、木桶で今でも熟成させているところでは、その桶に住みついている乳酸菌や酵母菌といったものが含まれ、味噌屋さんの味の特長にもなってきます。

もちろん、これらの菌は体内では善玉菌として活躍する成分です。

大豆に含まれるタンパク質の一部は、発酵の過程でアミノ酸に分解され、吸収されやすい形で摂取されます。

また、ビタミンEやミネラル等も豊富に含んでいる栄養の高い食品になっています。

さらに大豆の特徴的な栄養成分であるイソフラボン、サポニンなど健康に良いとされる成分も残っています。

種類別に見てみると、赤味噌では発酵の過程でできるメラノイジンという物質が強い抗酸化作用を持っており、コレステロール値の低下や糖尿病の予防に役立ちます。白味噌では、脳に直接働きかけ、空腹感を抑制するダイエット成分であるGABAのほか、ビタミンEや葉酸も豊富に含んでおり、美容にも効果があります。

結局のところ、ダイエットにはどんな味噌でも効果があるのですが、レシチンや大豆サポニンなど大豆由来のダイエット成分の多い豆味噌がより効果が大きいといえます。

具材で効果をアップさせるには、何を入れたらいいの?

味噌汁ダイエットは具材を多くすることで、食事のカロリーを減らすこととバランスの良い栄養を摂取できます。

味噌汁ダイエットで是非入れてほしい具材を挙げます。

  • 豆腐
  • わかめ
  • ほうれん草
  • しじみ
  • なめこ
  • タマネギ
  • 長ネギ
  • キャベツ

どれも味噌汁の具としておなじみなものばかりです。

これをできるだけ多く具材に入れることでダイエット効果も増します。

わかめやキャベツは食物繊維が多く、便秘の解消に役立ち、デトックス効果により肌荒れなどを緩和してくれます。

ほうれん草のカリウムは塩分であるナトリウムと拮抗作用があり、体の余分な塩分を排出してくれます。

しじみにはCMでおなじみの「オルニチン」が含まれ、脂肪を燃焼しやすくしてくれる効果があります。

タマネギに含まれる「硫化アリル」や、長ネギの「アリシン」もダイエット効果にはよく知られた成分です。

味噌汁のカロリーは?

味噌汁は中に入れる具材によってカロリーは変わってきますので、一概にいえませんが、豆腐やわかめ、キャベツなどを入れることでカロリーを抑えることができます。

一般的なわかめや豆腐を使った味噌汁一杯は40~60キロカロリーといったところです。

豚肉や油揚げを入れる場合は少しカロリーが高くなりますが、油抜きなど一工夫することで、カロリーを低くすることができます。

一方で、コーンスープやポタージュなどは、炭水化物の多いカボチャやコーン、ジャガイモなどを主原料として使うため、カロリーが高くなります。

味噌汁といえば塩分も気になるところですが、具を多く入れることやわかめなどカリウムの多い食材を入れることで吸収される塩分を少なくできます。

だしをきかして減塩するのも良い方法です。

飲むタイミングは朝がおすすめ!

味噌汁ダイエットを置き換えダイエットに使うには、朝が一番適しています。朝は忙しい時間なのでついつい急いで食事をしがちです。一方である程度のエネルギーが必要なので、カロリーゼロというのは避けなければいけません。スムーズなカロリー吸収ができてエネルギーを消費できることが必要なのです。

ご飯を急いで食べると、食事の血糖値が急激に上がり、余分な脂肪や糖質を蓄えてしまうことになりますが、味噌汁には血糖値の上昇を抑える効果があります。具材を多く入れてゆっくり食べるとより効果がアップします。

注意点

味噌汁ダイエットで気をつけたいのは、やはり塩分の取り過ぎ。

だしをきかせることでおいしい減塩の味噌汁ができますが、市販のだしの素には塩分が含まれるので注意が必要です。

だしを取るには鰹節や煮干しを使って本格的にだしを取るのがベストですが、最近は手軽なだしパックがあります。

これなら塩分を増やさずにおいしい味噌汁ができます。

味噌汁の具にジャガイモもおいしいですが、これは炭水化物が多いので、芋類はあまりたくさん入れるとカロリーが高くなるので、できるだけ少なくしましょう。

里芋も季節感が出て良いのですが、ほんのちょっとにしましょう。

まとめ

味噌汁ダイエットは、ほかの置き換えダイエットに比べて、栄養バランスを崩さずにダイエットができる方法の一つです。

塩分が気になる人も具材を多くすることで塩分の摂取を減らすことができます。

味噌汁ダイエットは置き換えダイエットでなく、3食の食事に入れるだけでも効果が期待できます。

美容にも良い大豆パワーを活用した味噌汁ダイエットでストレスのないダイエットに挑戦してみましょう。