MENU

自宅でできる「下半身に効く」ピラティス10選

 

気になる下半身、ダイエットしたいけど運動は苦手・・・そんな人にはピラティスがおすすめ!激しい動きも難しい動きもありません。それでいて代謝アップやインナーマッスルを鍛える効果が期待できます。今回はピラティスの中から特に、下半身に効くエクササイズをご紹介します。

 

目次

Let’s get started

ピラティスで大切なことは、「呼吸」です。息を吸って吐く、という動作を続けることで、運動しているのと同じ効果が得られます。慣れないうちは呼吸が止まりがちですが、なるべくリラックスして、ゆったりと行うよう心がけてみてください。

サイド・シングル・レッグアダクター・リフト

このエクササイズでは太ももの内側を引き締める効果があります。また、O脚改善・予防をしたい人にもおすすめです。

STEP1

マットの上に右を下にして横向きになり、背骨を真っ直ぐ伸ばします。

STEP2

右足は真っ直ぐに伸ばし、足の甲とヒザを正面に向けます。左足は右足の前に置きます。

STEP3

左手に胸の前に、手のひらを下にして置きます。右手は真っ直ぐ伸ばし、手の平を上向きにします。顔が右上にのせておいて構いません。この状態で準備OKです。鼻から息を吸います。

STEP4

口から息を吐きつつ、右足を少し天井の方に持ち上げます。

STEP5

そのまま吐き続けながら、おろします。

STEP6

この一呼吸での上げ下ろしを1セットにして10セット行います。終わったら足を入れ替え、同じように10セット行ってください。

動きを行う際、内ももを意識して行うと、より効果的です。

シザーズ

シザーズは、「ハサミ」という意味があり、その名の通り両足をハサミのように動かします。太ももやヒザの裏の血流改善に効果的です。また、この方法は、横を向いてする方法と、仰向けになる方法とがあります。まずは横向き(サイド)の方からご紹介します。

STEP1

マットに左を下にして横向きになり、背骨を真っ直ぐに伸ばします。両足を揃え、足の甲、ヒザ、お腹から胸にかけて正面を向くようセットしましょう。右手は胸の前に、左手は真っ直ぐに伸ばして手のひらを上に向けます。顔は左腕にのせたら鼻から息を吸います。

STEP2

口から息を吐き出しながら、両足を骨盤の高さに持ち上げます。

STEP3

吐ききったら再び鼻から息を吸います。そして口から息を吐きながら両足を前後に開脚します。

STEP4

また鼻から息を吸い、次に吐き始めるときに両足を入れ替えます。これを1セットとして、10セットを目安に行ってください。

次に、仰向けになった状態(オープン)の場合の方法です。

STEP1

マットの上に仰向けになり、両足を天井に向かって上げます。

STEP2

ゆっくり上半身を起こせるところまで起こしていき、おでことヒザとを近づけます。

STEP3

息を吐きだしながら、両手で左足を持って引き寄せます。このとき、伸ばせる人は膝を伸ばしてください。

STEP4

次に、鼻から息を吸いながら左右の足を入れ替えます。そして再び息を吐きながら、今度は右足を引き寄せます。オープンの場合も左右交互を1セットとして、10セットを目安に行います。

 

★横向き(サイド)で行う場合は、骨盤は動かさず両足を床と平行に動かすよう意識することが大切です。また、内股やがに股にならないよう注意しましょう。

★仰向け(オープン)の場合、上体を起こすときや膝を伸ばすところでは、無理せずできるところまでで問題ありません。どちらの場合も、シャカシャカ動かすのではなく、ゆっくり呼吸をしながら動かすことがポイントです。

ブリッジ・ニュートラル・ペルヴィス~バリエーション~

太ももの裏側と、内ももに効果的なエクササイズです。この動きでは、首や肩に力を入れず、できるだけリラックスした状態で行うよう意識しましょう。

STEP1

マットの上に仰向けになり、両膝を立てます。背骨は真っ直ぐの状態で、両足の内もも、ヒザ、くるぶしをピタッとくっつけるよう意識します。両腕は伸ばした状態で手のひらを下にして床につけます。

STEP2

肩や首の力を抜き、リラックスしてから鼻から息を吸い準備します。

STEP3

口から息を吐きつつ、太ももの裏の筋肉を使って腰を持ち上げていきます。この時、内ももやヒザはくっつけたまま動かしましょう。

STEP4

腰を上げた状態で30秒キープします。その間は自然呼吸でOKです。

STEP5

再び鼻から息を吸い、口から吐きながら腰をおろしていきます。この動きを2セットを目安に行います。

 

この動きのコツは、太ももの裏を使うよう意識することです。そして、内ももや膝が左右に離れないようキープしながら、肩から膝が一直線になるようなイメージで腰をあげることがポイントです。慣れてきたらキープ時間を1分に引き伸ばしてもOKです。

骨盤を安定させたまま腰を上げ下げすることで、O脚改善や予防にも効果が生まれます。