天然水に、ももやりんごなどの味付けがしてあるフレーバーウォーター。一見、色も普通の水と変化がなく、水と同じようにダイエットに効果があると思ってしまいがちです。しかし、実はダイエットにはおすすめできない成分が含まれているんです!
天然水に、ももやりんごなどの味付けがしてあるフレーバーウォーター。一見、色も普通の水と変化がなく、水と同じようにダイエットに効果があると思ってしまいがちです。しかし、実はダイエットにはおすすめできない成分が含まれているんです!
天然水とフレーバーウォーターの違いはどこにあるのでしょうか…?
フレーバーウォーターとは水にももやりんごなどのフルーツの味付けがされているものです。『サントリー天然水』では、朝積みオレンジ・ヨーグリーナ、コカコーラの『いろはす』では、りんご・もも・スパークリングレモンといった感じです。
水はダイエットにも良いとされ、安心してゴクゴク飲んでしまいそうですが、よくラベルを見ると、フレーバーウォーターのラベルにはあまり良くない成分が入っているものが多くあります。
良くない成分とはどんな成分でしょうか?たとえば、コンビニなどに並んでいる売れ筋のフレーバーウォーターにも砂糖・果糖ブドウ糖液・酸味料・香料などが入ってます。ちなみに果糖ブドウ糖液は血糖値を上げるとされています。
このように市販のフレーバーウォーターは、人間の舌がおいしいと感じる味付けにするために様々な良くない成分が含まれています。しかし、このフレーバーウォーター、実は手作りすることができるんです!この章では、手作りのフレーバーウォーターについて見ていきましょう!
「デトックスウォーター」と言われる手作りのフレーバーウォーター。この名前の由来は、水を体内に入れることによって、老廃物を汗や尿として外に排出することができるところにあります。また、このデトックスウォーターはむくみ解消にも効果的です。
有名モデルの実践者の間でも一つ目安とされている水の量は1日2リットルです。しかし、水を2リットルも飲むのはなかなか大変ですよね。そこで飲みやすいようにフルーツを入れた状態で寝かせて作るのがデトックスウォーターと言われています。
フルーツに含まれる栄養素も吸収することができ、美容面にも効果的です!
デトックスウォーター…いったいどのように作るのか気になりますよね。さっそく、作り方を見てゆきましょう!
用意するもの
作り方
美肌成分として有効なクエン酸の含有量に優れています。
主な有効成分
クエン酸・ビタミンC・フラボノイド・カリウムなど
期待できる効果
美肌効果・アンチエイジング・疲労回復・リラックス効果・むくみ防止・消化促進など
相性のいい組み合わせ例
レモンはビタミンCによる美肌効果のほか様々な効果があります。ワックスが塗られてないものか国産のものを使用しましょう。
主な有効成分
ビタミンC・ボリフェノール・ペクチン・リモネン・クエン酸
期待できる効果
便秘解消・リラックス・アンチエイジング・美肌効果・冷え性対策・喉の痛みの改善
相性のいい組み合わせ例
ラズベリーにはダイエットにうれしい脂肪燃焼効果が期待できるんです。
主な有効成分
ポリフェノール・ビタミンE・アントシアニン・食物繊維・ラズベリーケトンなど
期待できる効果
脂肪燃焼効果・アンチエイジング・高血圧や糖尿病の予防・便秘改善・眼病予防など
相性のいい組み合わせ例
オレンジはビタミンCの美肌成分に優れています。
主な有効成分
リモネン・クエン酸・ヘスペリジン・ペクチン
期待できる効果
ストレス解消・美肌効果・抗酸化作用・代謝アップ・便秘解消
相性のいい組み合わせ例
とっても身近なフルーツであるリンゴ。実は、栄養素も優れているんです。
主な有効成分
リンゴポリフェノール・ペクチン・アップルフェロン
期待できる効果
抗酸化作用・抗アレルギー・抗ガン作用・便秘解消・むくみ改善・疲労回復・ダイエット効果・美肌効果・虫歯改善
相性のいい組み合わせ例
キュウリ
野菜の代表とも言えるキュウリ。夏にキュウリの丸かじりなどもしたりしますが、それは夏バテ防止の効果がある成分が含まれていることとも関係しているんです。
主な有効成分
ククルビタシン・イソクエルシトリン・ホスホリパーゼ・シリカ・ピラジン
期待できる効果
むくみ解消・美容効果・生活習慣病改善・夏バテ防止・デトックス効果
相性のいい組み合わせ
デトックスウォーターを手作りする時の注意点はあるのでしょうか?
手作りデトックスウォーターの賞味期限は冷蔵庫に入れてから24時間以内となっています。また、容器は清潔なものを使用することが大切です。できれば、煮沸消毒をするのがのぞましいでしょう。もし24時間を過ぎた場合は、もったいないですが鮮度が落ちますので飲むのはやめましょう。
また、ミントなどを利用することもできますが、葉物は特に水の中では痛みやすい性質があります。茶色っぽく変色していないか気をつけて見守るのがいいでしょう。
フルーツは、2~3回使用することができます。しかし、新鮮さが徐々に失われていきますので、再利用する場合も、はじめに漬け始めた時から24時間以内に飲むようにしましょう。
おすすめの食材のレモンのところでもお伝えしましたが、果物の皮や野菜の皮には、育てる時に使われた農薬が付着していることもあります。レモンのように皮の部分も使う場合は、無農薬のものを選ぶか、しっかりと洗うようにしましょう。できれば、皮を剥いてしまうのが良いです。
市販のものだと、ダイエットには不向きだったフレーバーウォーターも、手作りをして新鮮なうちに飲むことによって美容効果を得られるものに変わりましたね。フルーツを細かく切って水につけて寝かすだけなので、どなたでも実践ができそうです。ダイエット中のあなたは、このような方法で水分を取るのはいかがでしょうか?